日本の排他的経済水域(EEZ)内にある日本海で、北朝鮮漁船が違法操業している問題で、第9管区海上保安本部(新潟市)などが、好漁場として知られる日本海中部の「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる海域周辺に巡視船を派遣し、警戒していることが13日、政府関係者への取材で分かった。

 
 海保は水産庁と情報共有しながら、北朝鮮の違法操業船を排除しているとみられる。

 大和堆海域では多数の北朝鮮船が集まり、日本の漁船が操業するのが困難になっている。周辺にある北大和堆(きたやまとたい)西側の日本のEEZ内では今月7日午後4時55分ごろ、水産庁の漁業取締船が北朝鮮船籍とみられる船舶から約50分間にわたり追尾され、小銃の銃口を向けられた。被害は発生しなかったが、政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮側に抗議した。 

7/13(木) 19:00配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170713-00000129-jij-pol