8日午後、川崎市の住民らが、いわゆるヘイトスピーチのデモに反対する集会を開きました。

 「ヘイトスピーチを許さない、そういうチラシの配布を行っています。市民一人一人とつながりながら、差別のない町づくりを実現したいというふうに考えております」(参加者)

 川崎市は、公園など公共施設でヘイトスピーチが行われると予想される場合、申請した個人や団体に利用を許可しないなど、全国初の事前規制ガイドラインを先月、公表しています。

 しかし、ヘイトスピーチを繰り返してきた男性が再びデモを予告していて、川崎市で暮らす在日韓国・朝鮮人や住民らが改めてヘイトスピーチデモに反対する呼びかけを行いました。住民らは、「ヘイトスピーチをなくすために、それぞれの立場から思いを伝えてほしい」などと呼びかけました。ガイドラインは、来年3月に施行される予定です。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3099942.html