文部科学省は11日、全国の公立小中学校や高校、幼稚園で2016年度、

断熱材として使われたアスベスト(石綿)が飛散する恐れのある煙突が、
14都道県の227校で275本あるとする調査結果を公表した。

同省は自治体に対し、専門業者に相談するなど速やかに対策を講じるよう求めている。

調査は2回目(前回は14年度)で、公立学校のほか国私立学校や公民館、体育館などの教育施設12万7827カ所を対象に実施。

昨年10月1日時点で、アスベストを使った煙突の有無や損傷、劣化状況を調べた。

それによると、全施設の0.3%に当たる370カ所の482本で、アスベスト飛散の恐れがあった。

2017-07-11 17:04
http://sp.m.jiji.com/generalnews/article/genre/politics/id/1855539