2日に行われた東京都議選(42選挙区。定数127)で、公明党が国政選挙と同様に自民党と協力を行った場合、自民党が実際の結果より12議席増やす可能性があったことが、読売新聞社の試算でわかった。

 小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」に次ぐ、単独第2党になる計算だ。「公明票」の行方が自民党の議席数を大きく左右することが、改めて浮き彫りになった。

 公明党は定数1と2の22選挙区のうち、同党が候補を立てた荒川区(定数2)を除く21選挙区で、都民ファーストの公認候補22人全員を推薦した。都民ファーストが推薦する無所属候補のうち2人についても推薦を出した。試算は、この21選挙区を対象とした。

読売新聞2017年7月9日13時50分
https://news.infoseek.co.jp/article/20170709_yol_oyt1t50020/