民進党の松原仁東京都連会長は3日の記者会見で、東京都議選の獲得議席が告示前から2減の5議席になったことについて「政権奪還を目指す政党として敗北だ。公認候補予定者の離党ドミノが多数起こった責めを担う」と述べ、都連会長を辞任する意向を表明した。後任は4日にも長妻昭会長代行らが協議する。

 松原氏は、蓮舫代表の敗北責任について「特定の個人に責任をおよぼすことではない」と明言を避けた。ただ「立場によって出処進退を考える人は必要かもしれない。分裂や内部抗争をせずに、国民から『民進党に任せよう』という政党になれるか自問自答して行動すべきだ」とも述べた。

http://www.sankei.com/politics/news/170703/plt1707030077-n1.html