「1強」安倍首相、初の大敗 改憲・総裁選、影響必至  2017年7月3日01時06分
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 安倍首相は2日夜、都内で麻生太郎副総理や菅義偉官房長官らと会食。
都議選について、

 首相の責任問題にはならない、

との認識で一致したという。2012年衆院選での政権復帰以降、
大型選挙で勝利を続けることで「1強」を築いた首相にとって初めてとなる大敗で、
自民党内にも衝撃が広がっている。

 小池氏との対決に加え、連立を組む公明党も敵に回り、もともと苦戦は予想されていたが、
都議選は首相の政権運営そのものが直接問われた。「共謀罪」法の採決強行、
加計学園をめぐる疑惑への対応など政権の強硬姿勢が批判を受け、内閣支持率が下落。
衆院2回生の不祥事、首相に近い稲田朋美防衛相の問題発言や
下村博文・党都連会長の献金問題などが追い打ちをかけた。

首相自身も都議選の応援演説で「おわび」に言及せざるを得なかった。
下村氏は3日未明、都連会長の辞任を表明。官房副長官の萩生田光一・都連総務会長ら都連5役も辞任する。