最後の1議席にあと一歩届かなかった。
中野区の自民現職で都議会議長を務める川井重勇氏(69)は午後11時半ごろ、「落選確実」が伝えられると事務所に姿を見せ、支持者やスタッフらに「私が至らなくて、すみません」と深々と頭を下げた。

昨年8月、小池百合子知事が初登庁した際のあいさつ回りで、報道陣から求められた小池氏との写真撮影を拒否し批判を浴びた。
「(自民に対して)逆風は間違いなくあったが勝ち抜いた方はいる。
私の負けについては、私の至らなさ。努力が足りなかった」と沈痛な表情で語った。

大苦戦の原因となった都民ファーストの会との戦いについては「毎回、選挙は厳しい。そういう意味では特に意識なく戦った」と淡々と語った。
今後については「次の人をしっかり育てたいという思いがある。若い人を育てて、もう一度、自民党再生を誓って頑張ってもらいたい」と述べ、政界引退を示唆した。

産経新聞 7/3(月) 2:19
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