北朝鮮と対話開始を=トランプ氏に書簡−元米国防長官ら
2017/06/30 14:58(北朝鮮)
【6月30日 時事通信社】米クリントン政権で北朝鮮に対する軍事行動などを実際に検討したペリー元国防長官ら6人は29日までにトランプ大統領に連名の書簡を送り、北朝鮮核問題の解決に向けて同国と対話を始めるよう求めた。ペリー氏らは「(対話は)北朝鮮の核開発や核兵器の使用を阻止する唯一の現実的な選択肢だ」と訴えた。

 トランプ政権は圧力強化を重視し、北朝鮮が核開発放棄を決断しない限り交渉には応じない姿勢を示している。これに対し書簡は、前提条件なしに非公式の米朝協議を行い、公式の交渉の可能性を探るべきだと提言した。

 その方法として、米国が高官級の大統領特使を北朝鮮に派遣し、平和的解決を望んでいる意思を明確にする代わりに、北朝鮮が核実験と弾道ミサイル発射の凍結を宣言することを提案した。(c)時事通信社

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