米艦載機移駐、村岡山口県知事も容認=福田岩国市長に続き
6/30(金) 10:39配信 時事通信
 山口県の村岡嗣政知事は30日午前の県議会で、米軍空母艦載機の厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県岩国市
)への移駐について「容認したいと考えている」と表明した。

 岩国市の福田良彦市長は23日に受け入れを表明済み。地元自治体の同意を受け、米軍は7月以降、移駐に着手する見
通しだ。

 村岡知事は「極めて難しい課題だった。責任の重さを強く感じている」と語り、苦渋の決断だったことを強調。「県
民の安全と平穏な生活の確保に向けて全力で取り組んでいく」と述べ、移駐後の騒音対策や米軍機の安全確保を徹底す
るよう政府に求めていく考えを示した。

 艦載機移駐は日米両政府が2006年に合意。空母「ロナルド・レーガン」艦載機のFA18戦闘攻撃機など61機が段階的に
岩国基地へ移る。移駐が完了する来年5月ごろには、同基地所属の米軍機は120機を超え、極東最大級の規模となる。
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