難民申請、小幅減の164万人=16年、シリア内戦で高水準―OECD
6/29(木) 18:13配信 時事通信
 【パリ時事】経済協力開発機構(OECD、本部パリ)が29日発表した移民や難民に関する報告書「国際移民アウトルッ
ク2017」によると、日米欧などOECD加盟35カ国に提出された新規難民申請の合計は前年から1.3%減の164万人となり
、過去最高水準を維持した。

 
 中東やアフリカから紛争や貧困を逃れて大量の難民が欧州に向かう現状を反映し、全体の7割超となる約120万人を欧
州が占めた。難民申請が最も多かったのはドイツで、前年比6割増の72万人だった。このうち出身国の内訳は、内戦が
続くシリアが約27万人と3割超に達している。 
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000103-jij-int