菅官房長官、応援演説で小池知事批判「無責任だ!」
6/26(月) 7:24配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-00000038-sph-soci

 自民党は官邸関係者では初めて菅義偉官房長官(68)が東京都議選(7月2日投開票)の応援演説を行った。菅官房長官は町田市の自民党公認候補を応援。小池知事との対立を避けたい安倍晋三首相、加計学園問題で野党から猛批判にさらされている萩生田光一官房副長官が街頭演説を見送る中、菅氏が“汚れ役”として初めてマイクを握り、小池氏を批判した。

 菅氏は小池氏が「豊洲移転・築地市場再開発」を打ち出したことに「何度みてもよく分からない」と疑問を呈した。民間事業者による築地の再開発という小池氏の案について「都民の税金が数千億円必要になる」と指摘。「一番ダメだと思ったのは、たった5分で(移転会見の質疑応答を)打ち切って出て行った。無責任だ」と批判した。加計問題については政治主導と強調した。

 都連関係者は「党内の調査では自民党が優位」とし、組織の引き締めを図る。自民と選挙協力を結んでいた公明党が都民Fにくら替え。加計問題などで安倍政権の支持率が下落するなど逆風が吹くが、首相の選挙応援は今後も未定という。首相はこの日、東京・渋谷区の私邸で終日過ごした。