配信先、産経ニュース、2017.6.25 11:29更新
http://www.sankei.com/politics/news/170625/plt1706250010-n1.html

 自民党の石破茂前地方創生担当相は25日午前のラジオ日本番組で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり文書の取り扱いが混乱している現状を踏まえ、文書管理の統一ルールを整備する必要性を強調した。同時に「事務的なことでこんな混乱があってたまるか。公務に関し複数の人が目を通したものは行政文書であり、残すことを徹底しないと、また同じことが起きる」と警鐘を鳴らした。

 民進党など野党は、学園理事長が安倍首相の友人であることを理由に「国政の私物化だ」と批判を強めている。

 石破氏は自らが国家戦略特区担当相だった平成27年に安倍晋三内閣が閣議決定した4条件に基づき、文科省などが客観的な判断をすべきだとの考えを示した。「首相と親しかろうが、親しくなかろうが、4つが証明されればやればいい。されなければやってはいけない」と語った。