http://www.buzznews.jp/?p=2109093

6月16日の参議院予算委員会において、日本維新の会・高木かおり議員が加計学園問題における文書が民進党やマスコミに渡った経緯をきちんと調査すべきだと指摘し、政府にこれを求める場面がありました(画像は参議院より)。

高木かおり議員「文書が民進党やマスコミに渡った経緯調べるべき」

高木議員は今国会が公文書に注目が集まった「公文書国会」と言えるものだ、と指摘。その理由として南スーダンへの陸上自衛隊PKO派遣部隊の日報問題、財務省による国有地売却交渉記録の破棄問題、国家戦略特区における獣医学部新設の経緯に係る政府の内部文書問題を挙げていました。

そして関連した質問を菅官房長官や松野文科相、山本大臣に投げかけ、安倍首相に対し公文書管理制度のあり方についての考え方を尋ねた後に問題の場面が訪れますが、高木議員は冒頭から民進党をこのように厳しく批判していました。

高木「本来ならば国会は、そのような有意義な議論がなされる場である筈です。ところが今、国会では本当にそのような国民の期待を裏切っていないでしょうか。2日前の法務委員会での審議打ち切りは、言論の府である国会とは言えない暴挙であるとして、改めてこの場で抗議したいと思います(ヤジ「その通りだ!」)」

安倍首相が公文書管理制度についての考え方を示す答弁を終えると高木議員は加計学園問題に触れ、「民進党は総理のご意向、官邸の最高レベルといった発言を問題視しているがまず議論せねばならないのはなぜ文書が民進党やマスコミの元に渡ったのかということだ」として、菅官房長官に対し「外に出てしまった経過をきちんと調査することが大変重要であり対処すべきだと考えるがどうか」と質問。

これには菅官房長官ではなく松野文科相が答弁に立ち、現在のところ外部に流出した経緯は確認されていないが、個別に精査して適切に判断すると述べ、今後の展開次第では文書が民進党やマスコミに渡った経緯に対し何らかの対応をする可能性への含みを残していました。

以下ソース