鞠莉「ポケモンの公式大会に出場するわ!」
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善子「……は?」
鞠莉「ポケモンの」
善子「それは聞こえてるわよ!……マジなの?」
鞠莉「オフコース!丁度ジャパンチャンピオンシップスの出場権がかかった公式予選大会が来月に開始されるでしょ?それにAqoursのみんなで出場するわ!目標はもちろん全員揃って上位入賞してからの本戦出場よ!」 鞠莉「善子、何考えてるの?相手のパーティーは明らかに受け回しなのに、表のクエス軸じゃキツいのは明確でしょ?こういう時は裏選出にしなきゃダメよ?交代に否定的で選出が特に重要視される対面構築で選出ミスは許されないわ。後10勝したら今日は終わりにしようと思ってたけど、追加でもう10勝ね?」
善子「10戦じゃなく10勝ってだけでも辛いのに、更にもう10勝なんて鬼か!」
鞠莉「あら、まだまだ元気みたいね?なら追加でもう10勝の合計30勝、頑張って♪」
善子「」
花丸「く、口は災いの元とは良く言ったもんずら」 鞠莉「花丸、あなた人のこと言ってる場合?そもそも基本選出と裏選出はあくまで軸であって、その2パターンのどっちかから出せばいいって訳じゃないのよ?そこから相手のパーティーに応じて、プラスアルファで軸以外のポケモンを足し引きして臨機応変に選出を変えないと。選出段階で思考放棄してるようじゃお話にならないわ」
花丸「で、でもマル初心者だし環境のポケモンを覚えたりするのにいっぱいいっぱいで、まだ選出にまで注力できないよ……」
鞠莉「だったらたーくさん選出の練習をしましょ?これからマリーとフレ戦をしまーす!選出が終わったら降参を繰り返して選出力を鍛えましょう。そうね、まずは100回正しい選出ができるまで続けるわ♪」
花丸「ひゃ、100回!?それってどんなに順調に進んでも最低100戦だよね!?マル頭がパンクして死んじゃうずら!」
鞠莉「大丈夫!善子と違って一戦一戦最後までこなす訳じゃないから負担は少ないわ!それにちょっとくらい寝るのが遅くなったって、明日は休みなんだから平気平気!早速いくわよー♪」 从c*・ヮ・§ チカのホウオウはストーリー攻略用なのだ __ _,. ッ
ヽ `ヽ、 ヾ 、 ト、 ,ィ ,. Zィ _,. - '´/
ヽ `丶 ヾヽ\_N ヽ //_,. / /-'- '´ ∠ -‐ァ
,.ゝ、 ``ヽ \ `´ '´'-‐ァ /_,. - ''´
`` ヽ、_ 〉 ! ,.イ / ,∠-''´
ー=ニ二..__ Z/.ズ r- 、ヽ '──ァ
`フ //l ` `` _,. -‐
∠ rヤ/ ハ 「ヾ ヽ、,ィ \
,,へl〃ノl_j ゝ>、/ソ,>、ゝ
r=-、 f'´ 人 〉゙__'∠.`′
レ/,ィ 〈/\ ̄`
/V/ Wヾ\ィ、ゝ
このポケモンを見てお分かりいただけただろうか、
そう、このサンダー一致めざパ草CdSという
高個体にもかかわらずHC極振りである。
そこで今日はこのような不思議な力を持つ
論理の世界に皆さんを招待しよう あれから朝の5時まで特訓は続きました。
善子ちゃんはまだ30勝を達成できてないみたいです。
ごめんね、善子ちゃん。
マルは先に寝ます。
起きたらまた地獄のような特訓が待ってるからです。
どうか無事に達成できることを心から願っています。
千歌ちゃん、マルにポケモンを教えてくれてありがとう。
初めて人に明確な殺意を覚えそうです。
これでマルと善子ちゃんのお話はおしまい…… 何言ってんのかわからんがポケモンガチ勢怖すぎるだろ ダイヤ「いくつかのパーティーを試したところ、とりあえず梨子さんは壁展開からの詰みエース軸、ルビィは天候に設置技を絡めた抜きエース軸に落ち着きましたか。さて、対戦の様子はいかがでしょう?あっ……」
梨子「ありえない!!!何でそこで交代しないのよ!本当つっぱりヤンキー決めてくる輩は糞ね!……はぁ!?!?!?スカタンクであまごいとか頭沸いてるんじゃないの!?もうこの時点で壁破壊されてるし、後ろのすいすいカジリガメに全抜きされて負け確定よ!というか冷静に考えてゴチルゼルにかわらわりって何意識してる訳!?!?!?これだから僕の自慢のポケモン使いは!!!!!!大人しく環境のポケモン使いなさいよ!!!マイオナ厨滅びろ!!!!!」
ルビィ「ねえスゴヴィランさん?折角コータスさんが晴らして場を整えてくれたのに、どうしてそんなに麻痺るの?もう3回目だよね?お陰で相手のサーフゴーさんは身代わりバトンからのわるだくみ3積みだよ?この落とし前どうつけてくれるのかな?黙ってちゃわからないよね?ふざけてるのかな?あっそっか!スゴヴィランさんはゲームのプログラムだからお話できないんだ!そっかールビィはゲームにコケにされたんだね…………ふふっ、お姉ちゃん、梨子ちゃん、本当にポケモンって面白いね。こんなことならルビィももっと早く対戦に乗り込めばよかったなぁ……ほんと……ふふっ……えへ……」 ダイヤ「梨子さん!ルビィ!」
梨子「何ですか!!!今こっちはマイオナ厨に負けて気が気じゃないんですけど!?!?!?ダイヤちゃんも知ってるでしょ!!!マイオナ厨は本当に害悪なの!!!勝ったらイキり散らかしてくるくせに、負けたらマイナーポケモンを使ってることを盾にして逃げるのよ!!!あああああああ!!!話してたらまたイライラしてきた!!!」
ルビィ「お姉ちゃん、本当にいいタイミングで声かけてくれたね。後数秒でも遅かったら、Switchを壁に叩きつけてたところだったよ。さっき3回も連続で麻痺を引いて負けちゃったんだ。その前の試合は一撃技を2回もらって負けたし、その前の前の試合では 凍って負けちゃった。もちろんルビィにも相手にも平等に運が絡むのはわかってるよ?でもね、こうも運負けが続くと流石に腹もたつよ。これならもうさ、じゃんけんとかくじ引きで良くないかな?ポケモンって本当にムカつくね……へへ…………………………」 ダイヤ「いえ、お二人ともその調子ですわ!ポケモン対戦に最も必要なのは怒り!腹が立って対戦を中断したりイライラするのも怒りのせいですが、その後負けたままでいられるかと奮起できるのもまた怒りによるものなのです!大体お二人とも甘いですわ!!!そんなことは長く対戦を続けていたら良くあることなのです!私だって進化前ポケモンの3匹マイオナパに負けたことだってありますし、過去作ではトゲキッスに10回以上連続でまひるみコンボを受けたことがあります!」
梨子「そんな酷いことがあったなんて……」
ルビィ「お姉ちゃんも辛かったんだね……」
ダイヤ「……まずいですね、あの時の怒りが今になってまた再燃してきましたわ。大体ですよ!?3匹パーティーの時点で相手のことをおちょくってるとしか思えませんわ!!!その上3匹とも未進化ポケモンですって!?!?!?ああああああああ!!!!!!許せません!!!!!何よりもそんな舐め腐ったパーティーに負けた私が1番許せませんわ!!!!!まひるみも本当に本当に本当に害悪です!!!何なんですかあの戦法は!?!?!?私が使った時は当たり前のように行動してくる癖に!!!本当にSVでリストラされて感謝感激雨霰ですわ!!!あの白い悪魔の顔を見なくて済むと思ったら今度は何ですか!?てんねんの高耐久ポケモンにパラドックスポケモン、挙げ句ほのおのうずカイリュー!?対策に次ぐ対策が必須で頭がおかしくなりそうですわ!!!!!!さあ梨子さん!ルビィ!忘れないうちにこの怒りを力に変えて、レートの海に潜りますわよ!」
りこるび「はい!」 レイドエンジョイ勢ワイ、ダイヤさんが使ってるなら展開パでレート飛び込んでみるかと考えるも冷静になる 大人になってポケモン始めたけど属性だの種族だの複雑すぎてわかんねえ
SVは勝率10%以下だわ
こんなのでき小学生すげえよ こうして三者三様の相違はあるが、
頼もしい教官の元で1・2年組は確かな実力を付けた
そして大会前日!
遂に調整に調整を重ねた末に各々の理想とするパーティーが完成したのだ!
大会は朝の9時から3日間ネット対戦の形式で行われる!
1日の最大対戦数は15回!残った対戦数は翌日に持ち越されるので安心だ!
大会では全員が同じ内部レートからスタート!
大会終了後、発表されるランキングが高かった上位60名がジャパンチャンピオンシップスへの出場権を獲得できるぞ!(ただし最低3戦以上することがランキング集計される条件)
そして当日!
後は自慢のポケモンたちと共に鍛え上げられたプレイングスキルで大会に臨み上位入賞を果たすだけ……のはずだったAqoursメンバーに衝撃が走るできごとが!!!
みんな「エントリーしてないと公式大会には参加できない!?!?!?!?!?」 そう!
ポケモンの公式大会は事前にエントリーを済ませなければ参加できない!
しかもこのエントリー、9時開始の大会当日8時59分まで受け付けているという大盤振る舞い!
にも関わらずエントリーし忘れるとは……
練習に夢中になりすぎて、肝心な仔細の調査を怠って参加すらできないとはとんだお笑い草である
そもそも発起人である3年生たちは何故そんなポケモンユーザーなら当たり前なことも知らなかったのか?
答えは1つ、今まで公式大会に参加したことがなかったからだ!
知らないことは、知らない!
でも、知らなくてもあれこれ考えて思慮を巡らせることはできる!
事前に調べよう!それが大切です!
ちなみに今日まで下級生をシゴきまくってた3年生は6人からボコボコにされた! 千歌「まったく!この1ヶ月の頑張りはなんだったの!」
曜「あはは……確かに壮絶だったよね」
梨子「でも、楽しかった。少しずつポケモン対戦のことが分かってきて、勝って、負けて、また負けて、悔しくて、でも辞められなくて……」
果南「そ、そうでしょ!?ポケモン対戦は人生の縮図なんだよ!」
ダイヤ「そ、そうですわ!あの濃密な時間にも意味があったのです!」
鞠莉「そ、そうよ!つまり私たちは悪くない!悪くないわ!」
花丸「誰が喋っていいって言ったずら?」 ルビィ「あはは、花丸ちゃん荒れてるね」
善子「当たり前でしょ!最終的に私たち100勝RTAとかやらされたんだから!なのに結局、大会には参加できませんでしたってどんなB級作品のオチよ!?酷すぎて逆に笑えてくるわ!」
千歌「本当だよ!あーあ!大会に出場できてたら無双してはずなのになー!ぶっちぎりで優勝する予定だったのに!」
梨子「……それは無理でしょ」
千歌「……ん?梨子ちゃん今なんて?」
梨子「別に何も?ただその大会には私も出場してる以上、千歌ちゃんがぶっちぎりで優勝はないなーって思っただけ」
千歌「あれれ、それだとまるでチカが梨子ちゃんに劣ってるって聞こえるんだけど?」
曜「まあまあ、2人とも落ち着いてよ!千歌ちゃんも梨子ちゃんも充分強いって!それこそ上位入賞はできるくらいにはさ!」
梨子「……上位入賞はできても、優勝はできないって暗に言ってるように聞こえるわよ?」
曜「深読みしすぎだよー。まあ、実際のところ大会に出てたら私の優勝は揺るがないとは思うけど」 善子「ちょっと!何で今度は2年生が雰囲気悪くなってるのよ!ずら丸もルビィも何とか言ってよ!」
花丸「善子ちゃんの言う通りずら。どっちにしろ大会には出場できてないんだから、それ以上の議論は無駄だよ」
ルビィ「そうだよ!仲良しが1番!」
花丸「それに、どっちにしろ大会ではマルが優勝してたはずだから!」
ルビィ「それに、みんなが大会に参加したところで優勝するのはルビィだっただろうし!」
花丸「……ははっ、ルビィちゃんもなかなか面白い冗談を言うね。思わず笑いそうになったずら」
ルビィ「……ルビィこそびっくりしたよ!花丸ちゃんのギャグセンスもなかなかだね!」
千歌「いやいやいや、2人で盛り上がってるところ悪いけどチカが優勝するから!2人の席ないから!」
梨子「全面同意だわ。優勝するのは私だけど」
曜「ヨーソロー!さすがは千歌ちゃん!私が優勝するってこと以外は大正解であります!」
千歌「…………」
曜「…………」
梨子「…………」
花丸「…………」
ルビィ「…………」 善子「ちょ!ちょっと待ちなさいってば!ほら3年生!止めてよ!ポケモンガチ勢が暴走すると碌でもないことになるのは自分達が身をもって体感してるでしょうが!」
果南「いやー、ガチで対戦をやって上を目指してる以上は、どんな理由があろうと自分が最強ってのはやっぱり譲れないなー」
ダイヤ「右に同じく、ですわ。それに善子さん。あなたも本当は自分が1番だと思ってるのでしょう?そしてそれを言えるだけの実力も身に付けているはず」
善子「そ、それは……」
鞠莉「よーしこ♪こうなったらやることは1つ、だよね?ポケモンユニット案を出してくれた善子なら、今度もきっといい案を出してくれるでしょ?みんなを納得させるスペシャルな案を……ね♪」
善子「……わかったわよ!こうなったらAqoursの中で最強を決める部内リーグの開幕よ!大会に出られなかった鬱憤は!今から!ここで!全て晴らすわ!勝っても負けても恨みっこなし!正真正銘実力をかけた戦いよ!いいわね!」
みんな「おー!」 いったんここまで
次回からAqours部内リーグ編に続きます Aqoursってポケモンサークルの名前だったのか〜
今日はポケモンの歴史に1つの区切りがつくな 楽しい
それぞれどんなポケモンでどんなパーティ組むのか気になる 選出とか相手の行動読みのプレイングとかの話はまだ理解できる
けど環境読みのS調整とか仮想敵へのA C確1調整とかBD確2調整とかそのメタとか言い始めるとポケモンは途端にヤバいゲームになる
完全に遊びじゃない。俺には無理だった やっと読み終えた!
めっちゃ面白いw続き楽しみにしてます! 今月から4災も解禁されたのか
ディンルーパアジオンはやっぱりわかりやすく強いよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています