鞠莉「ポケモンの公式大会に出場するわ!」
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善子「……は?」
鞠莉「ポケモンの」
善子「それは聞こえてるわよ!……マジなの?」
鞠莉「オフコース!丁度ジャパンチャンピオンシップスの出場権がかかった公式予選大会が来月に開始されるでしょ?それにAqoursのみんなで出場するわ!目標はもちろん全員揃って上位入賞してからの本戦出場よ!」 善子「いや、無理に決まってるじゃない」
鞠莉「なんで?」
善子「確かにグループみんなポケモンをやってるけど、私を含めてガチ勢の人の方が圧倒的に少ないわ。猛者たちが集う中、とても1ヶ月で上位入賞できるほどの実力が身に付くとは思えないんだけど?」
鞠莉「それはノープロブレムでーす!マリー達が講師役としてみんなを指導するつもりだもの!」 善子「確かにあなた達の実力は申し分ないけど、それはあくまでシングルの話。ポケモンの公式大会はダブルでしょ?」
鞠莉「今年は参加人数を増やすために新しくシングル部門が設立されるそうよ!そっちに参加すればいいわ!」
善子「それなら、まあ?」
鞠莉「さて、これで全員納得してくれたことだし、ダイヤと果南にも話してくるわ!じゃあまた後でね!シャイニー!」
善子「……嫌な予感しかしない」 〜Aqours内ポケモン情勢〜
・ガチ勢(いわゆる心身を削り勝利を求めてランク戦のためにポケモンをやってる人)
ダイヤ(前シーズン:44位)
鞠莉(前シーズン:57位)
果南(前シーズン:63位)
・カジュアル勢(いわゆるランク戦の順位は気にせずに自分の好きなポケモンを使ったりとやりたいことを楽しむ人)
善子(前シーズン:5837位)
曜(前シーズン:6193位)
梨子(前シーズン:7242位)
・エンジョイ勢(いわゆるランク戦には全く触れずにストーリーやその他コンテンツを楽しむ人)
千歌
花丸
ルビィ 鞠莉「ダイヤ!果南!1、2年生みんなから了承が得られたわ!早速明日から本格始動するわよ!」
ダイヤ「全く、あなたはいつも突然なんですから。付き合わされるこちらの身にもなってほしいですわ!」
鞠莉「とか言って1番嬉しそうにしてたのはダイヤじゃない。もうちょっと素直にならないとこの先苦労するよ?」
ダイヤ「そっ、そんな事ありません!大体鞠莉さんは……!」
果南「はいはい、その辺にしときなよ?それよりも指導方針を決めなきゃでしょ?実はちょっと考えてたやつがあるんだけどさ」
ダイヤ「む……それについては私も考えてきたものが」
鞠莉「なんだ、みんなもプランを練ってたのね。せっかくサプライズにしようとおもってたのに」 果南「みんな考えることは一緒だね」
鞠莉「それなら折角だし一斉に発表しましょ!ダイヤ、音頭お願いね!」
ダイヤ「またあなたは……まあ、いいでしょう。それではいきますわよ?3、2、1」 果南「みんなにはサイクル構築を覚えてもらおう!」
ダイヤ「みなさんには展開構築を身につけてもらいます!」
鞠莉「みんなには対面構築を極めてもらうわ!」
果南「ん?」
ダイヤ「はい?」
鞠莉「は?」 果南「聞き間違いかなん?今変な言葉が聞こえたんだけど?」
ダイヤ「奇遇ですわね。私にも聞こえましたわ」
鞠莉「マリーもよ。……いいわ、もう一回いきましょう。いくわよ?せーの」 果南「サイクル構築で大会を勝ち抜こう!」
ダイヤ「展開構築で大会入賞しますわ!」
鞠莉「対面構築で大会突破を目指しましょ!」
果南「……」
ダイヤ「……」
鞠莉「……」 果南「おかしいなぁ。ここは当然サイクル構築を勉強するべきでしょ?」
鞠莉「待って!サイクル構築は常に展開を読みながら進行しないといけないのよ?そもそも初心者が多いうちのグループだと、考えることが余りにも多すぎて厳しいわ!それよりも単体で強くてわかりやすい対面構築を採用するべきよ!」
ダイヤ「ブッブー!ですわ!対面構築は交代に比重を置かない性質から、他の構築よりも初手の選択が非常に重要になってきます!出し負けた時点でほぼ2対3の戦いが強いられる以上、それこそ初心者には難しいですわ!それよりもこちらのやりたいことを一方的に押し付けられる展開構築を覚えるのがわかりやすくて間違いありません!」
果南「いや、ダイヤの言う展開構築って詰みエースも含めた広義の意味でのギミックパのことでしょ?やりたいこと押し付けられるからシンプルだってのは分かるよ?でも相手に対策されてた時、別ルートでの勝ち方を見出すのは初心者には厳しいって。それよりも構築の部分で柔軟性があって、流れを読めばどんな状況からでも勝ち筋を拾えるサイクル構築が1番だってば」
鞠莉「……」
ダイヤ「……」
果南「……」
善子「失礼するわ。明日の朝練なんだけど……って、どうしたのよ?そんなに睨みあって」 善子「……いや、話を聞いた感じどの構築も一長一短なんだから全部の良いところを取り入れたらいいじゃない」
果南「おいおい、善子さぁ……ポケモン舐めてる訳?」
ダイヤ「そもそも1ヶ月で3つの構築を学んでいいとこ取りなど片腹痛いですわ。ふざけるのも大概にしてくださる?」
鞠莉「これだからカジュアル勢(笑)は……ね?」
善子「こんな時だけ意気投合するな!それに1ヶ月後の大会に出るって決めたのはそっちでしょ!なんでそんなこと言われないといけないのよ!あとヨハネ!」
かなだいまり「大会はでるよ(ますわ)(の)!!!」 果南「だからサイクル構築を学んだ方がいいんだって!前期のトップ10までの構築記事を読んでもみんなサイクル構築使ってるじゃん!」
ダイヤ「それはその方々が強いだけでサイクル構築が強いことの証明にはなりませんわ!」
善子「いや、それ言っちゃったらどの構築もそうなるんじゃ……」
ダイヤ「何か文句でも?」
善子「怖い怖い!そんな親の仇みたいな目でこっちみないでよ!」 ダイヤ「そもそもです!果南さんは私たち3人の中で1番順位が低い時点で発言に説得力がありませんわ!」
果南「は?ふざけるのも大概にしなよ?ダイヤとの直接対決の戦績は圧倒的に私の方が上だよね?展開構築よりサイクル構築が上って既に証明されてるじゃん」
鞠莉「それならマリーは2人との直接対決での戦績が1番上だし、そもそもレート最終日は理事長の業務でろくにプレイしてないわ。つまり前日から順位が下がった上での57位なの。この時点で1番の実力者はこのワ・タ・シで決まりでーす!」
果南「いや、リモート会議メインだったから裏で対戦しまくってたって自分で言ってたよね?そもそも最終日に鞠莉とマッチングしてるし」
ダイヤ「はっ!自分の仕事をサボってプレイしたところで私の順位に勝てないとは悲しいですわね。そもそも身内の対戦結果など公の場では何の指標にもなりませんわ。やはり公式の成績であるレート!順位こそがその人の実力を示すのです!」 >>20
受けル相手に使われると強いけど自分で使うとめっちゃ弱かったわ
俺が下手糞なだけだったんだろうけども 鞠莉「……ねえ、ヨーハネ♪」
善子「だから善子!あっ、いや違うヨハネ!今度はなんなのよ!?」
鞠莉「ヨハネは、対面構築がステキだって思うよね?」
果南「ちょ!ズルいよ鞠莉!ヨハネを味方につけようなんて!ヨハネならサイクル構築こそがポケモン対戦の本質だってわかるでしょ?サイクル構築を勉強したいよね?」
ダイヤ「お二人とも、浅ましいですわよ?まあヨハネさんほどのお方なら、今更語るまでもなく展開構築の素晴らしさを理解してくださっているとは思いますが」
善子「都合のいい時だけヨハネヨハネ言うな!知らないわよそんなの!」 善子「だーもういい加減にしなさいよ!?そこまで自分の構築に自信があるなら、マリー達が講師役として2人ずつ指導すれば!?ポケモン用のユニットを組むの!各チームの構築で大会に臨む!これなら結果にも現れるはずだし文句ないでしょ!?」
果南「……」
ダイヤ「……」
鞠莉「……」
善子「な、なによ急に黙り込んじゃって……」
かなだいまり「それだ(ですわ)(よ)!!!」
かくして、急遽大会用のユニットが決まったのであった…… 善子「全くなんだったのよ、ポケモンガチ勢怖すぎてしょ……。各チームカジュアル勢とエンジョイ勢から1人ずつ選出するということで、3年生たちの厳正なる審議の結果、以下のチームに決まったわ」
サイクル構築チーム
リーダー 果南
メンバー 曜 千歌
対面構築チーム
リーダー 鞠莉
メンバー 善子 花丸
展開構築チーム
リーダー ダイヤ
メンバー 梨子 ルビィ
善子「翌日から早速チームごとに特訓が始まったんだけど、まあ、そうね、それは散々なものだったわ。他のチームも苦労してたみたい」 果南「曜さぁ……何で今の局面で突っ張ったわけ?相手の選出3体割れてるんだからもうキョジオーン切ってスカーフドラパで詰めて勝ちだったよね?曜は千歌と違って完全な初心者じゃないんだから、ちょっとは試合の流れってものを読んでくれなきゃ困るよ?サイクル構築は常に負け筋を無くす方向で試合を進めていく、って口を酸っぱくして言ってきたんだけどなぁ。まだ分かってくれてないのかなん?」
曜「ご、ごめん果南ちゃん」
果南「千歌は逆に何で今交代したの?今ドオーが削れたらこれからのサイクルで疲弊して数ターン後には受け出しができなくなるよね?サイクル構築だからって交代すればいいってもんじゃないんだよ?わかってるのかなん?」
千歌「果南ちゃん怖い……」 鞠莉「善子、何考えてるの?相手のパーティーは明らかに受け回しなのに、表のクエス軸じゃキツいのは明確でしょ?こういう時は裏選出にしなきゃダメよ?交代に否定的で選出が特に重要視される対面構築で選出ミスは許されないわ。後10勝したら今日は終わりにしようと思ってたけど、追加でもう10勝ね?」
善子「10戦じゃなく10勝ってだけでも辛いのに、更にもう10勝なんて鬼か!」
鞠莉「あら、まだまだ元気みたいね?なら追加でもう10勝の合計30勝、頑張って♪」
善子「」
花丸「く、口は災いの元とは良く言ったもんずら」 鞠莉「花丸、あなた人のこと言ってる場合?そもそも基本選出と裏選出はあくまで軸であって、その2パターンのどっちかから出せばいいって訳じゃないのよ?そこから相手のパーティーに応じて、プラスアルファで軸以外のポケモンを足し引きして臨機応変に選出を変えないと。選出段階で思考放棄してるようじゃお話にならないわ」
花丸「で、でもマル初心者だし環境のポケモンを覚えたりするのにいっぱいいっぱいで、まだ選出にまで注力できないよ……」
鞠莉「だったらたーくさん選出の練習をしましょ?これからマリーとフレ戦をしまーす!選出が終わったら降参を繰り返して選出力を鍛えましょう。そうね、まずは100回正しい選出ができるまで続けるわ♪」
花丸「ひゃ、100回!?それってどんなに順調に進んでも最低100戦だよね!?マル頭がパンクして死んじゃうずら!」
鞠莉「大丈夫!善子と違って一戦一戦最後までこなす訳じゃないから負担は少ないわ!それにちょっとくらい寝るのが遅くなったって、明日は休みなんだから平気平気!早速いくわよー♪」 从c*・ヮ・§ チカのホウオウはストーリー攻略用なのだ __ _,. ッ
ヽ `ヽ、 ヾ 、 ト、 ,ィ ,. Zィ _,. - '´/
ヽ `丶 ヾヽ\_N ヽ //_,. / /-'- '´ ∠ -‐ァ
,.ゝ、 ``ヽ \ `´ '´'-‐ァ /_,. - ''´
`` ヽ、_ 〉 ! ,.イ / ,∠-''´
ー=ニ二..__ Z/.ズ r- 、ヽ '──ァ
`フ //l ` `` _,. -‐
∠ rヤ/ ハ 「ヾ ヽ、,ィ \
,,へl〃ノl_j ゝ>、/ソ,>、ゝ
r=-、 f'´ 人 〉゙__'∠.`′
レ/,ィ 〈/\ ̄`
/V/ Wヾ\ィ、ゝ
このポケモンを見てお分かりいただけただろうか、
そう、このサンダー一致めざパ草CdSという
高個体にもかかわらずHC極振りである。
そこで今日はこのような不思議な力を持つ
論理の世界に皆さんを招待しよう あれから朝の5時まで特訓は続きました。
善子ちゃんはまだ30勝を達成できてないみたいです。
ごめんね、善子ちゃん。
マルは先に寝ます。
起きたらまた地獄のような特訓が待ってるからです。
どうか無事に達成できることを心から願っています。
千歌ちゃん、マルにポケモンを教えてくれてありがとう。
初めて人に明確な殺意を覚えそうです。
これでマルと善子ちゃんのお話はおしまい…… 何言ってんのかわからんがポケモンガチ勢怖すぎるだろ ダイヤ「いくつかのパーティーを試したところ、とりあえず梨子さんは壁展開からの詰みエース軸、ルビィは天候に設置技を絡めた抜きエース軸に落ち着きましたか。さて、対戦の様子はいかがでしょう?あっ……」
梨子「ありえない!!!何でそこで交代しないのよ!本当つっぱりヤンキー決めてくる輩は糞ね!……はぁ!?!?!?スカタンクであまごいとか頭沸いてるんじゃないの!?もうこの時点で壁破壊されてるし、後ろのすいすいカジリガメに全抜きされて負け確定よ!というか冷静に考えてゴチルゼルにかわらわりって何意識してる訳!?!?!?これだから僕の自慢のポケモン使いは!!!!!!大人しく環境のポケモン使いなさいよ!!!マイオナ厨滅びろ!!!!!」
ルビィ「ねえスゴヴィランさん?折角コータスさんが晴らして場を整えてくれたのに、どうしてそんなに麻痺るの?もう3回目だよね?お陰で相手のサーフゴーさんは身代わりバトンからのわるだくみ3積みだよ?この落とし前どうつけてくれるのかな?黙ってちゃわからないよね?ふざけてるのかな?あっそっか!スゴヴィランさんはゲームのプログラムだからお話できないんだ!そっかールビィはゲームにコケにされたんだね…………ふふっ、お姉ちゃん、梨子ちゃん、本当にポケモンって面白いね。こんなことならルビィももっと早く対戦に乗り込めばよかったなぁ……ほんと……ふふっ……えへ……」 ダイヤ「梨子さん!ルビィ!」
梨子「何ですか!!!今こっちはマイオナ厨に負けて気が気じゃないんですけど!?!?!?ダイヤちゃんも知ってるでしょ!!!マイオナ厨は本当に害悪なの!!!勝ったらイキり散らかしてくるくせに、負けたらマイナーポケモンを使ってることを盾にして逃げるのよ!!!あああああああ!!!話してたらまたイライラしてきた!!!」
ルビィ「お姉ちゃん、本当にいいタイミングで声かけてくれたね。後数秒でも遅かったら、Switchを壁に叩きつけてたところだったよ。さっき3回も連続で麻痺を引いて負けちゃったんだ。その前の試合は一撃技を2回もらって負けたし、その前の前の試合では 凍って負けちゃった。もちろんルビィにも相手にも平等に運が絡むのはわかってるよ?でもね、こうも運負けが続くと流石に腹もたつよ。これならもうさ、じゃんけんとかくじ引きで良くないかな?ポケモンって本当にムカつくね……へへ…………………………」 ダイヤ「いえ、お二人ともその調子ですわ!ポケモン対戦に最も必要なのは怒り!腹が立って対戦を中断したりイライラするのも怒りのせいですが、その後負けたままでいられるかと奮起できるのもまた怒りによるものなのです!大体お二人とも甘いですわ!!!そんなことは長く対戦を続けていたら良くあることなのです!私だって進化前ポケモンの3匹マイオナパに負けたことだってありますし、過去作ではトゲキッスに10回以上連続でまひるみコンボを受けたことがあります!」
梨子「そんな酷いことがあったなんて……」
ルビィ「お姉ちゃんも辛かったんだね……」
ダイヤ「……まずいですね、あの時の怒りが今になってまた再燃してきましたわ。大体ですよ!?3匹パーティーの時点で相手のことをおちょくってるとしか思えませんわ!!!その上3匹とも未進化ポケモンですって!?!?!?ああああああああ!!!!!!許せません!!!!!何よりもそんな舐め腐ったパーティーに負けた私が1番許せませんわ!!!!!まひるみも本当に本当に本当に害悪です!!!何なんですかあの戦法は!?!?!?私が使った時は当たり前のように行動してくる癖に!!!本当にSVでリストラされて感謝感激雨霰ですわ!!!あの白い悪魔の顔を見なくて済むと思ったら今度は何ですか!?てんねんの高耐久ポケモンにパラドックスポケモン、挙げ句ほのおのうずカイリュー!?対策に次ぐ対策が必須で頭がおかしくなりそうですわ!!!!!!さあ梨子さん!ルビィ!忘れないうちにこの怒りを力に変えて、レートの海に潜りますわよ!」
りこるび「はい!」 レイドエンジョイ勢ワイ、ダイヤさんが使ってるなら展開パでレート飛び込んでみるかと考えるも冷静になる 大人になってポケモン始めたけど属性だの種族だの複雑すぎてわかんねえ
SVは勝率10%以下だわ
こんなのでき小学生すげえよ こうして三者三様の相違はあるが、
頼もしい教官の元で1・2年組は確かな実力を付けた
そして大会前日!
遂に調整に調整を重ねた末に各々の理想とするパーティーが完成したのだ!
大会は朝の9時から3日間ネット対戦の形式で行われる!
1日の最大対戦数は15回!残った対戦数は翌日に持ち越されるので安心だ!
大会では全員が同じ内部レートからスタート!
大会終了後、発表されるランキングが高かった上位60名がジャパンチャンピオンシップスへの出場権を獲得できるぞ!(ただし最低3戦以上することがランキング集計される条件)
そして当日!
後は自慢のポケモンたちと共に鍛え上げられたプレイングスキルで大会に臨み上位入賞を果たすだけ……のはずだったAqoursメンバーに衝撃が走るできごとが!!!
みんな「エントリーしてないと公式大会には参加できない!?!?!?!?!?」 そう!
ポケモンの公式大会は事前にエントリーを済ませなければ参加できない!
しかもこのエントリー、9時開始の大会当日8時59分まで受け付けているという大盤振る舞い!
にも関わらずエントリーし忘れるとは……
練習に夢中になりすぎて、肝心な仔細の調査を怠って参加すらできないとはとんだお笑い草である
そもそも発起人である3年生たちは何故そんなポケモンユーザーなら当たり前なことも知らなかったのか?
答えは1つ、今まで公式大会に参加したことがなかったからだ!
知らないことは、知らない!
でも、知らなくてもあれこれ考えて思慮を巡らせることはできる!
事前に調べよう!それが大切です!
ちなみに今日まで下級生をシゴきまくってた3年生は6人からボコボコにされた! 千歌「まったく!この1ヶ月の頑張りはなんだったの!」
曜「あはは……確かに壮絶だったよね」
梨子「でも、楽しかった。少しずつポケモン対戦のことが分かってきて、勝って、負けて、また負けて、悔しくて、でも辞められなくて……」
果南「そ、そうでしょ!?ポケモン対戦は人生の縮図なんだよ!」
ダイヤ「そ、そうですわ!あの濃密な時間にも意味があったのです!」
鞠莉「そ、そうよ!つまり私たちは悪くない!悪くないわ!」
花丸「誰が喋っていいって言ったずら?」 ルビィ「あはは、花丸ちゃん荒れてるね」
善子「当たり前でしょ!最終的に私たち100勝RTAとかやらされたんだから!なのに結局、大会には参加できませんでしたってどんなB級作品のオチよ!?酷すぎて逆に笑えてくるわ!」
千歌「本当だよ!あーあ!大会に出場できてたら無双してはずなのになー!ぶっちぎりで優勝する予定だったのに!」
梨子「……それは無理でしょ」
千歌「……ん?梨子ちゃん今なんて?」
梨子「別に何も?ただその大会には私も出場してる以上、千歌ちゃんがぶっちぎりで優勝はないなーって思っただけ」
千歌「あれれ、それだとまるでチカが梨子ちゃんに劣ってるって聞こえるんだけど?」
曜「まあまあ、2人とも落ち着いてよ!千歌ちゃんも梨子ちゃんも充分強いって!それこそ上位入賞はできるくらいにはさ!」
梨子「……上位入賞はできても、優勝はできないって暗に言ってるように聞こえるわよ?」
曜「深読みしすぎだよー。まあ、実際のところ大会に出てたら私の優勝は揺るがないとは思うけど」 善子「ちょっと!何で今度は2年生が雰囲気悪くなってるのよ!ずら丸もルビィも何とか言ってよ!」
花丸「善子ちゃんの言う通りずら。どっちにしろ大会には出場できてないんだから、それ以上の議論は無駄だよ」
ルビィ「そうだよ!仲良しが1番!」
花丸「それに、どっちにしろ大会ではマルが優勝してたはずだから!」
ルビィ「それに、みんなが大会に参加したところで優勝するのはルビィだっただろうし!」
花丸「……ははっ、ルビィちゃんもなかなか面白い冗談を言うね。思わず笑いそうになったずら」
ルビィ「……ルビィこそびっくりしたよ!花丸ちゃんのギャグセンスもなかなかだね!」
千歌「いやいやいや、2人で盛り上がってるところ悪いけどチカが優勝するから!2人の席ないから!」
梨子「全面同意だわ。優勝するのは私だけど」
曜「ヨーソロー!さすがは千歌ちゃん!私が優勝するってこと以外は大正解であります!」
千歌「…………」
曜「…………」
梨子「…………」
花丸「…………」
ルビィ「…………」 善子「ちょ!ちょっと待ちなさいってば!ほら3年生!止めてよ!ポケモンガチ勢が暴走すると碌でもないことになるのは自分達が身をもって体感してるでしょうが!」
果南「いやー、ガチで対戦をやって上を目指してる以上は、どんな理由があろうと自分が最強ってのはやっぱり譲れないなー」
ダイヤ「右に同じく、ですわ。それに善子さん。あなたも本当は自分が1番だと思ってるのでしょう?そしてそれを言えるだけの実力も身に付けているはず」
善子「そ、それは……」
鞠莉「よーしこ♪こうなったらやることは1つ、だよね?ポケモンユニット案を出してくれた善子なら、今度もきっといい案を出してくれるでしょ?みんなを納得させるスペシャルな案を……ね♪」
善子「……わかったわよ!こうなったらAqoursの中で最強を決める部内リーグの開幕よ!大会に出られなかった鬱憤は!今から!ここで!全て晴らすわ!勝っても負けても恨みっこなし!正真正銘実力をかけた戦いよ!いいわね!」
みんな「おー!」 いったんここまで
次回からAqours部内リーグ編に続きます Aqoursってポケモンサークルの名前だったのか〜
今日はポケモンの歴史に1つの区切りがつくな 楽しい
それぞれどんなポケモンでどんなパーティ組むのか気になる 選出とか相手の行動読みのプレイングとかの話はまだ理解できる
けど環境読みのS調整とか仮想敵へのA C確1調整とかBD確2調整とかそのメタとか言い始めるとポケモンは途端にヤバいゲームになる
完全に遊びじゃない。俺には無理だった やっと読み終えた!
めっちゃ面白いw続き楽しみにしてます! 今月から4災も解禁されたのか
ディンルーパアジオンはやっぱりわかりやすく強いよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています