歩夢『この声……しずく……ちゃん?』

しずく「………」

歩夢『しずくちゃんだよね?ねえ』

しずく「……あっ!なんだ歩夢かぁ~びっくりしちゃったよ~!」

歩夢『え』

しずく「しずくちゃんって何言ってるの、私は侑だよ」

歩夢『いや』

しずく「まあ国際電話ってなると音声も変に聞こえちゃうかもしれないし仕方がないよね~」

歩夢『なに』

しずく「そっちは今お昼すぎくらいかな?せっかく電話してくれたのに悪いんだけどちょっと明日朝早くてさ……今日はもう寝たいんだ。だから今日は一旦切るね」

歩夢『え』

しずく「ごめんね、おやすみ。何か用事あるならメッセージ入れてもらえたら朝読むから」

歩夢『まっ────

プツン


ガチャ

侑「ふぅ~お風呂気持ちよかった~……ん?しずく、どうしたの?」

しずく「いえ、なんでもありません」ニコ