璃奈「ともだちできるかな」
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璃奈「私、天王寺璃奈。高校1年生」
璃奈「入学したばかりで、友達はまだいない」
璃奈「昔から表情を出すのが苦手で」
璃奈「こんな私を、みんな怖がってるみたい」
璃奈「今日は友達、できるかな?」
璃奈「だけど、ただ待っていても友達はできないから」
璃奈「まずは、>>3をやってみる」
──同好会や愛さんと出会う前のお話 菜々「!?」
璃奈「これからよろし……もがっ」
副会長「? 会長、どちらへ?」
菜々「せ、せっかく友達同士になりましたし、校内を案内しようかと!」
副会長「え!? 今からですか?」
菜々「ではっ!」シュバッ
副会長「会長〜!?」 菜々「ふぅ…ここまで来れば大丈夫でしょう」
璃奈「はぁ…はぁ…せつ菜さん……つ、疲れた……」
菜々「す、すいません。って、それです! あなたなぜ私をその名前で呼ぶんです!」
璃奈「え、なぜって…>>99」 菜々「……はい?」
璃奈「一年生の間でも噂になってたし」
菜々「えええぇぇぇぇぇぇぇ!? う、嘘ですよね!? 嘘って言ってください!」ガシッ、ガクガクガク
璃奈「あうあうあう」
菜々「そんな……完璧に隠し通していたはずだったのに」
璃奈「てっきり、公然の秘密なのかと思ってた」
菜々「そんなんじゃありません……どうしてバレてしまったのか、理由を教えてくれませんか?」
璃奈「>>104」 菜々「声、ですか? 気をつけているつもりだったんですが……私、歌っている時は結構声変わりますし」
璃奈「声優さんの声当てるの得意だから、すぐ分かった」
菜々「! も、もしやアニメとかよく見るんですか!?」
璃奈「割と」コクリ
菜々「お、おぉっ! 今見てるアニメとかありますか!?」
璃奈「えっと>>107」 菜々「え? そんなアニメ、やってましたっけ?」
璃奈「……あの時、私はミアさんの助けになれなかった。ランジュさんは、帰国してしまった」
菜々「天王寺、さん?」
璃奈「ここにいる私は、二度失敗した私。いや、今回で三度目になる。少しだけ歯車がズレただけで、結果は大きく変わってしまう」
菜々「何を言って……うぅっ」ズキッ
璃奈「せつ菜さんの正体が分かってしまうのは、こんなに早くてはいけなかった。だから、もう一回やり直す」
菜々「いえ、それより、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会……? それって、うぅっ」ズキズキ
璃奈「大丈夫。私はたどり着いてみせる」
菜々「り、璃奈…さん……」
璃奈「誰もいなくならない、愛さんも警察に逮捕されないーー正しい世界線に」
菜々「璃奈さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 菜々「……璃奈さん」
菜々「それ、シュタインズゲートですよね……?」
終わり 乗っ取った割に意味不明の物になってしまってすまない…… 璃奈「私、天王寺璃奈。高校1年生」
璃奈「入学したばかりで、友達はまだいない」
璃奈「昔から表情を出すのが苦手で」
璃奈「こんな私を、みんな怖がってるみたい」
璃奈「今日は友達、できるかな?」
璃奈「だけど、ただ待っていても友達はできないから」
璃奈「まずは、>>121をやってみる」
──同好会や愛さんと出会う前のお話 璃奈「ニジガクにハッキングしよう」
璃奈「生徒のプロフィールをチェックして、友達になれそうな人を見つけるんだ」
璃奈「偶然昨日スマホにハッキング用のプログラムをインストールしたばっかりだから、これを使って……」スマホスッスッ
ハッキングした結果
>>124 かすみんのプロフィールとついでにSNS情報を見つけた
(フォロワー数4) 璃奈「中須かすみちゃん……同じ一年生か、この子となら仲良くなれそうかも」
璃奈「あっ、SNSもやってるみたい……えっと、@kasmin……」スッスッ
璃奈「フォロワー数4人……この子も友達少ないのかな……」
璃奈「でもツイートの内容が自己顕示欲にまみれてる……」
璃奈「そうだ。このハッキングアプリを使えば、かすみちゃんのフォロワーを稼ぐことができるかもしれない。そうすれば……」
かすみ(想像)『えー!あなたが私を有名にしてくれたの!?』
かすみ(想像)『すっごく嬉しい!私とと友達になって♡』
璃奈「……これならいける気がする」ふんすっ
璃奈「まずは>>127してみよう」 璃奈「フォロワーを一億人にしてあげよう」
璃奈「でも私のハッキングアプリで一人一人のSNSを操作してかすみちゃんをフォローしていくのは時間がきる」
璃奈「手っ取り早くフォロワーを稼ぐには、かすみちゃんのツイートをバズらせる必要がある」
璃奈「とりあえず、この『コッペパンを大量に作ってみた』っていうツイートを、有名人のアカウントをハッキングしてリツイートすれば──」
同時刻
かすみ「ぐぬぬぬぬっ!なかなかフォロワーが増えない……」
かすみ「あーん!もうなんでー!こーんなにかわいいかすみんの写真もたくさんアップしてるのにー!」
かすみ「やっぱり、もっと映えそうなスポットで……」
ピロンッピロンッピロンッ
かすみ「あれ?フォロワーが増えて──」
ピロンピロンピロンピロンピロンピロン!
かすみの反応
>>130 かすみ「ひ、ひぃいいいいいいい!?」
かすみ「な、なんでこんなに急にフォロワーが……あっ!」
某有名海外アーティスト『「コッペパンすごく美味しそうね!」という意味の英文』
かすみ「ええええええええ!?あ、あの○○○が、かすみんのツイートを……!?」
「あ、あの……中須さん、だよね?」
かすみ「えっ、そ、そうですけど……」
「やっぱり!」
「ツイート見たよ!」
「すっごくトキメいちゃった!」
「是非コッペパン同好会にー!」
がやがやがや
かすみ「ひょぇええええええ!?」 璃奈(こうして、かすみちゃんは一躍時の人となった)
璃奈(けれどその数日後、例の引用リツイートは実はアカウントを乗っ取られたものによることがわかり、捜査の結果乗っ取りはかすみちゃんのスマホからされたものだということが判明した)
璃奈(かすみちゃんは必死に否定したけど、証拠が揃いすぎてる以上その言葉を信じる人はいなくて、かすみちゃんは有名アーティストに多額の賠償金を請求された)
璃奈(その額は一般家庭の生涯年収をゆうに超える金額で、かすみちゃんの家庭は崩壊、家族から縁を切られて途方に暮れたかすみちゃんは、今は私の家にいる) 璃奈「かすみちゃん、ただいま」
かすみ「あっ!りな子ーおかえり!ねぇねぇ、かすみん今日は猫さんの形のパンを作ったんだよ!」
璃奈(嬉しそうに話すかすみちゃんの笑顔は、数日前とは比べ物にならないような幸せな笑みを浮かべている)
璃奈(数日前、ビルの上から飛び降りようとしていたかすみちゃんを保護した私は、ハッキングアプリを使って例の有名アーティストの不祥事を暴き、それをネタにかすみちゃんへの賠償金を取り下げる取引をした)
璃奈(かすみちゃんは壊れた人形のように何度も何度も私にありがとうと言って、私と友達になってくれた)
璃奈(人目を恐れるようになってしまったために私の家から出ることはなくなったけど、でも家族のいない私に、こうやっておかえりと言ってくれる)
璃奈(私は、ようやく欲しい物を手に入れられた)
かすみ「りな子、これからもかすみんとずっと一緒にいてね」
璃奈「うん。ずっと一緒だよ。かすみちゃん……」
終わり わたしの立てたスレで他の人が書き始めて面白いなぁと思っています
ハッピーエンドね なんか昔やったゲームにこんなバッドエンドあったなぁ なんかエロゲーみたいで面白い
では次の方張り切ってどうぞ かすみん依存エンドは胸がキュってなるのになぜこんなにもいい気持ちになるのだろうか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています