0001名無しで叶える物語(らっかせい)
2022/05/26(木) 21:06:28.33ID:eZRhLQEYしずくさんはジェスチャーするようにベロを見せてくる。ほら、私に同じことをやってと言うように。
「栞子さん早く……唾液のたっぷりついたベロをさ」
「……っ」
どうしてしずくさんはこういうことを言うのだろう。きっと、私をからかっているのでしょう。
そうと分かっているけれど……つい従ってしまう。
私はおずおずと舌を差し出した。するとしずくさんの唇が近付いてくる。ちろりと私の舌先に触れてすぐ離れた。