しずく「ほら、栞子さんベロ出して?べーって」
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「な、なんですかしずくさん……何故そのようなことを」
しずくさんはジェスチャーするようにベロを見せてくる。ほら、私に同じことをやってと言うように。
「栞子さん早く……唾液のたっぷりついたベロをさ」
「……っ」
どうしてしずくさんはこういうことを言うのだろう。きっと、私をからかっているのでしょう。
そうと分かっているけれど……つい従ってしまう。
私はおずおずと舌を差し出した。するとしずくさんの唇が近付いてくる。ちろりと私の舌先に触れてすぐ離れた。 「……!」
私は思わず飛び退く。
「あ、あの……しずくさん?」
「……ごめんね。私なんか興奮してきちゃった。もうちょっとだけいいかな?」
しずくさんは自分のスカートに手をかけて、ゆっくりとたくし上げていく。白い太腿が見えてきたところで手を止めて、恥ずかしそうにはにかんだ。その表情を見て心臓が大きく跳ねた。
「し、しずくさん……」
声を振り絞る。
頭がくらくらしてきた。パシパシと自分の頬を強く叩いて気合を入れた。
覚悟を決めてしずくさんの肩を掴んだ。向こうも同じようにして、私達は互いの顔を近づけ合った。
舌先同士が触れ合う。
温かく濡れていて柔らかかった。くちゅくちゅと音を立てて絡み合っているうちに、口の中まで潤ってくる。 「ん……ぅふ」
鼻息がくすぐったい。
でも我慢するしかない。しずくさんは目を閉じたままで、もっと深く繋がれるように体を寄せてきている。こんなにも近くにいて、舌まで交えているなんて信じられない。でもこれは現実だ。夢ではなく現実なのだ。
顔を傾けてより深くキスしてみたり。
「…………ぁ」
しずくさんが小さく喘いだ瞬間だった。扉の方から物音がした。慌てて離れようとすると、逆にしずくさんが腕を伸ばしてきて抱き寄せられた。
再び唇を重ねられる。
「待っ……!?」
足音が近づいてきた。
私達はカーテンの裏に隠れた。唇は触れ合ったまま。
しずくさんは小声で囁く。
「静かにしないとバレちゃうよ? 黙っていれば気づかれないし、もう少しだけキスしようよ。ね?」
「そ、そんな……っ」
どう考えても無理だと思ったが、私は言われるままに口をつぐむ。
するとすぐに足音が遠ざかり、また二人きりになった。 「……しずくさん」
「ごめんなさい、びっくりさせたよね」
申し訳なさそうな笑顔を浮かべていた。
「大丈夫ですよ。誰も来ませんでしたし」
私が言うとほっとした顔になる。彼女はそのまま身を寄せてきた。腰に手を回してくる。
「……しずくさん?」
「足りないよ、まだ全然足りてない」
しずくさんは熱っぽい吐息を漏らしながら言った。
「もっとキスしたいの」
「……っ」
求められていることが分かって、胸の奥がきゅっと締め付けられるようだった。
しずくさんの背中を撫でると、さらに強く抱きしめられた。このままだとまずいと思うのに、止められない。 私はしずくさんの口内に舌を差し込む。彼女はぴくりと体を震わせて、私の服の袖をぎゅっと掴んできた。指先が震えている。それでも求め続けるように、しずくさんの方からも舌を動かし始めた。
私達の行為は止まらなかった。
口内では舌同士が絡み合い、お互いの鼻息が肌に当たっている。唾液を交換し合って喉へと流し込んでいる間にも、何度も体が反応してしまう。呼吸が苦しいはずなのに離れたくないと思っている自分がいた。
じゅっ、じゅっ、と舌を吸い合う水音が響く。
段々としずくさんの体の力が抜けてきた。こちらにしなだれかかってきて、体重をかけてくる。
「栞子さん……」
しずくさんは掠れた声で名前を呼んだ。
「……お願いがあるんだけど、いいかな」
私はこくりと唾を飲み込んだ。今までとは違う種類の緊張を感じながら尋ねる。
「なんでしょうか」
「その……栞子さんのおっぱい触りたい」
「え……」
「ごめん、変なこと言ってるのは分かっているけど、でも」
私を見つめたまま、言葉を絞り出した。
「今すごくドキドキしているの。だから、栞子さんの体に触れて安心したい。お願い……どうか」
「……分かりました」 私は小さく頷いて、制服の上着を脱ぎ、ブラウスのボタンを外す。しずくさんはごくりと生唾を飲むような仕草をした。
「……失礼します」
しずくさんの手が伸びてくる。下着越しに乳房に触れ、手の平全体で優しく包み込んできた。
「わあ……」
しずくさんは感嘆の声を上げる。そして、ブラジャーの中に手を差し入れて直接触れようとしてきた。私は思わず後ずさる。
「あの、しずくさん」
「ごめんなさい、つい」
恥ずかしそうに手を引っ込める。
「……もうちょっとだけ……駄目かな」
「……どうぞ」
「ありがとう」
彼女は微笑んで私を抱き寄せた。頬に唇を押し当てられる。
「ずっとこうしたかったんだ」
「……はい」 「スベスベだね栞子さん」
しずくさんは私の首筋や鎖骨の辺りに口づけを繰り返す。時折、軽く歯を当ててきた。舌先で舐め上げられると、ぞくぞくした感覚が湧き上がってきた。
しずくさんの手が背中を撫で上げる。
「……んっ」
くすぐったさと気持ちよさが混じり合った不思議な気分になって、私は身をよじる。
「可愛い声だね」
「そんな…んんっ」
否定の言葉を口に出す前に唇を塞がれてしまった。そのまま押し倒され、机の上に仰向けに横たわっていた。しずくさんはその上に覆い被さってくる。
片手は私の胸を掴んだままで、もう片方の手でスカートの中へ入ってきた。太ももの内側をさすられる。
「……しずくさん」
「ごめんね」
謝りながらもその手は進み続ける。下着の縁に触れた。
「本当にごめんね。我慢できないよ」 スレタイ、アウトレイジでのたけしみたいに舌噛み切らせるのかと思った 「……」
私は目を閉じた。しずくさんが触れている部分が熱い。
私だって我慢できない。自分から足を開くと、しずくさんはゆっくりと指を這わせ始めた。
「はぁ……」
彼女の指先が陰核に近づき、わずかに擦れる。それだけで息が詰まりそうになった。
「栞子さん……」
しずくさんが切なげに囁いてきた。
「好き。本当に大好き」
「私もです……」
ああ、なんて幸せなんだろうと思った瞬間、少し瞼を開けるとしずくさんの顔が目の前にあった。
キスされたのだ、と思った時には遅く、しずくさんはそのまま舌をねじ込んでくる。
舌を絡め取られて吸われた。彼女の両手に力がこもり、下腹部を強く圧迫する。痛いぐらいだったが、その痛みさえ心地よく感じられた。
私達はしばらくお互いの口を貪り合っていたが、やがてどちらからともなく顔を離す。二人の間に銀糸が引いた。
しずくさんは上気した顔で私を見下ろしている。 「ごめんなさい……」
ぽつりと言った。
「止められなくて」
「いえ、いいんです」
私はしずくさんを抱き寄せる。
「続き、しましょうか」
「……ねぇ、シャワールーム行かない?」
「えっ……」
私は戸惑って見返した。
「ほら、いま汗臭いでしょ? それに、ここだとそのうち誰かに見られるかもしれないし」
「……確かに」
この学校の生徒がいつ入ってくるとも限らない。鍵が閉まっているとはいえ、用心しておいた方がいいだろう。
「では、行きましょうか」
「うん」
私達は立ち上がった。
─
── シャワーから出る水音が2人ではいっぱいの個室に響く。私達は全裸でシャワーに打たれながら接吻を交わしていた。お互いの肌に触れ合いながら、何度も何度も口づけを交わす。
「好きだよ、栞子さん」
しずくさんは囁きながら唇に吸い付いてくる。私も同じ言葉を返すと彼女は嬉しそうに体を密着させてくる。乳房同士が重なり合って形を変えた。
「んっ……」
思わず声を漏らしてしまう。まだそれほど時間が経過していないというのに、敏感になりすぎている。自分の体ではないようだ。
少し喘いだとしてもシャワーで掻き消されてしまうから大丈夫だと思うが、あまり大きな声を出すのはまずい。なるべく抑えようと思っているのに、しずくさんの指の動きはどんどん大胆になっていった。 「栞子さんのおっぱい柔らかくて気持ちいい」
「あっ……!」
乳首を摘まれる。背筋に電流のようなものが流れた気がした。しずくさんは左手で乳房を揉みほぐしながら、右手で秘部への愛撫を続けてくる。
優しく触れられると余計に感じてしまう。
「しずくさん……」
私はお返しとばかりにお尻に手を伸ばし鷲掴みにした。彼女の体がびくんと跳ね上がる。
「ううっ……」
「ご、ごめんなさい、いきなり」
「ううん……ちょっとびっくりしただけだよ」
彼女は照れたように笑う。
「もっと触って欲しい。お願いだから」
「はい」 私達はさらに強く抱きしめ合う。指先を深く沈めると、しずくさんは悩ましげなため息をついた。
「ああ……」
その表情に欲情したのか、急に胸の奥が熱くなる。私はしずくさんに口づけた。それにすぐに応じてくれる。
「んっ、んんっ」
舌を差し入れると、それに応えて絡みついてきた。頭がぼうっとしてくる。私は夢中で唇を貪った。
唇を離すと唾液が糸を引いた。
「はぁ……はぁ……」
しずくさんは肩で息をしている。頬は赤く染まって、目は潤んでいた。
「……ねえ、しよっか」
しずくさんは囁くように言った。
「ここで……最後まで」
「……はい」
私は頷いた。お互い既に出来上がっていた。ここまで来たら、もう止まることはできないだろう。 しずくさんは私の手を引いて壁際に立たせる。シャワーの水音で周りはほとんど聞こえないが、それでも声を抑えようとすればするほど興奮が高まっていく。
「栞子さん、足開いて」
言われるままに両脚を開いた。しずくさんはその間に膝を割り込ませてきた。
「……いくよ」
しずくさんの手が太ももをなぞり上げる。くすぐったさと期待感でぞくりと震えた。指先が秘裂に触れる。
「んんっ……」
そのままゆっくりと中へ入り込んできた。
「ああ……」
熱い吐息が漏れてしまう。シャワーのお湯が膣内に入り込んでくる感覚がはっきり分かる。しずくさんは奥まで押し込んだ指を動かし始めた。
「ふぅっ、んんっ、んんっ……」
鼻にかかった声を上げ続ける。しずくさんの腕にしがみついて、押し寄せてくる快楽に耐えようとする。 「はぁ……」
しずくさんがため息をつくのを聞いて顔を上げる。彼女は眉根を寄せて、切なげな顔をしていた。その表情を見て、私はひどく満たされた気分になる。
「栞子さん……」
「何ですか?」
「……好き」
しずくさんは耳元で囁いてくる。
「私のも触って……?」
私は右手をしずくさんの秘所に伸ばした。すでに溢れ出した蜜液でぬめりを帯びている。腰をわずかに動かし始めた。
「あ、ああっ」
指がいいところを擦り上げたようだ。しずくさんは思わず背中をのけぞらせた。
「ふふ、かわいいです」
「あんっ、あっ…んっ……」
しずくさんの声を聞きながら、自分の指を動かす。 「ああ、すごいよ栞子さん……すごく気持ちいい」
しずくさんは感じ入ったような声を上げる。
「栞子さん、もう、もうダメかも」
「私も、私もです、しずくさん……」
私たちはお互いに体を押し付け合い、唇を重ね合った。お互いの体に回した手に力がこもっていくのが分かる。やがて、しずくさんが一際高い声を上げて絶頂を迎えた。
「ん、んんーっ!!」
「んんっ、んんっ、んんんっ!」
体が痙攣している。指がきつく締め付けられた。同時に、私も達してしまう。
「はぁ……はぁ……」
2人して荒い呼吸を繰り返す。まだ余韻が残っている。
こんなに気持ちいいとは思わなかった。
「しずくさん……」
名前を呼んで抱き寄せる。素直に身を委ねてきた。しばらくそうやってキスをしながら、お互いの体温を感じ合っていた。 「……今度は水着着てやってみない?」
「えっ!?」
唐突な提案に驚いてしまう。
「栞子さんといろんなことしたいの。駄目かな?栞子さんの家でも、またここでもいいからさ」
しずくさんは目を輝かせていた。
「絶対、楽しいと思うんだけどな……」
結局、その言葉に負けた。
「分かりました。また今度、機会があれば……」
私はため息まじりに答えた。
おわり ᶘイ^⇁^ナ川 もっと色んなのみたいのでもっと書いてください ᶘイ^⇁^ナ川あなたにはしおしずを書く適性があります!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています