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【SS】しずくとマイクのエゴ
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0071名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:53:40.63ID:1IPOGQic
璃奈「うん。私も関わってるし、何より親友だから」

璃奈「愛さんに頼らないやりかたで頑張りたいって」

愛「ライブで人の心を動かせたりなりーならできるよ」

璃奈「愛さんの言葉って本当に元気出る」

璃奈「好き」

愛「にひひ〜ありがとっ」

愛「んじゃアタシは部室に行くね」

愛「まだまだ夕方は寒いんだからりなりーも遅くならないようにね」

璃奈「あ、うん」

璃奈「ばいばい」

愛「ばいばい!」

璃奈「…本気なのに」
0072名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:54:59.50ID:1IPOGQic
───

──

空を見上げれば心が落ち着くらしい。

じゃあどうしてスカイブルーに染まった空を見上げてこんなにも心が痛いんだろう。

こんなにも同好会に顔を出したくない日はない。

ラブコメのヒロインはこんな気持ちなんだなあ。

面白おかしく描写されているけど、そんなことは全くなくて。

もし私がヒロインの1人だったら1番人気が低いんだろう。

『そんなことないですよ』

って言ってくれる人もそばにいない。

他人の恋を応援しようとして空回りするヒロインなんてヒロインでもなんでもない、ただの悪役。むしろそっちの方がお似合いかもしれない。

せつ菜「はあ…」

せつ菜「こんにちは」
0073名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:56:10.23ID:1IPOGQic
果林「ほら、せつ菜きたわよ」

エマ「彼方ちゃ〜ん羊さんが少しお休みしたいって言ってるよ〜」

彼方「むむむぅ…羊さんが言うならしょうがない…………」

果林「ほんとエマの膝枕が気に入ってるのね」

彼方「むぅ…このままがいい〜こっちの方が頭が回るよ〜?」 

エマ「じゃあ今日だけだよ?」

彼方「ありがと〜」

せつ菜「ええと…私に何かお話があるんです?」

果林「少しせつ菜に相談したいことがあったのよ」

彼方「彼方ちゃんたちだけじゃ難しいからせつ菜ちゃんも相談に乗ってもらおうかなーって」

せつ菜「私ですか?あまり役には立たないと思いますが…」

果林「そんなことないわよ、せつ菜の意見は参考になるから」

せつ菜「ありがとうございます、私にできることならなんでもいいですよ」

果林「助かるわ」
0074名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:57:16.88ID:1IPOGQic
果林「さて…じゃあどこから話しましょうか」

果林「私、好きな人がいるの」

せつ菜「はい」

果林「でももう一人、その人のことが好きって子がいるの」

せつ菜「!」

果林「あなたならどうする?」

せつ菜「…どこから聞いたんですか」

せつ菜「私は彼女の気持ちを弄ぶつもりはないので、正当な理由がない限りはお話しするつもりはありません」

果林「別に私はあなたの事とは一言も言ってないけれど?」

せつ菜「でも明らかにこれは…!」

せつ菜「…いえ、なんでもありません」

せつ菜「今のことは忘れていただけませんか?」

果林「ええ」

果林「私はせつ菜みたいなまっすぐな子の意見を聞きたいって思ってるだけ」

果林「もちろん答えたくなかったら答えなくていいわよ」
0075名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:57:43.99ID:1IPOGQic
せつ菜「いえ、大丈夫です」

せつ菜「…………」

せつ菜「そうですね、私なら…」

せつ菜「自分の好きという気持ちを隠します」

果林「隠した後は?」

せつ菜「私はそれ以上なにも関わりません」

果林「そう」

エマ「ん〜…それってすごく悲しいね」

せつ菜「どうしてですか?」

せつ菜「彼女たちが何も知らずに幸せになれるなら、それは良いことではありませんか?」

エマ「それじゃあせつ菜ちゃんが報われないじゃん」

せつ菜「それでも私は彼女たちの幸せを願います」

せつ菜「私が一晩だけ枕を濡らせばいいだけですから」
0076名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:58:17.38ID:1IPOGQic
彼方「それは一晩じゃなくて一生後悔すると思うけどな〜」

せつ菜「では彼方さんはどうしますか?」

せつ菜「もう一人の気持ちを押しのけて好きな人と付き合えますか?」

彼方「それは…」

せつ菜「…………」

せつ菜「…もういいですか?」

果林「ええ。ありがとう、参考になったわ」

せつ菜「お役に立てたなら幸いです」

果林「でも私にはわからなかったわ」

せつ菜「分からない?」

果林「ええ」

果林「そんな声を震わせてるのにそれは願いになるのかしら?」

果林「そんな願いは絶対に届かないと思うわ」

せつ菜「そんな綺麗事言われても困ります」

せつ菜「気持ちを隠して2人が幸せになる、という事実さえあればいいんです」

果林「それに」

果林「あなたなら『あの時言っておけばよかった』、『あの時気持ちを伝えていれば今頃どうだったんだろう』って絶対考えるわよ」

せつ菜「…お手洗いに行ってきます」

そんな願いは絶対に届かない?

そんなこと言われても。

じゃあどうすれば良いの?自分勝手に物事を進めて良いの?

自分勝手に行動した結果同好会はどうなった?

確かに私は私の幸せをつかみたい。

後悔なんてしたくない。そんなの当たり前じゃん。

でも2人の幸せも祈りたい。

どうすればいいの?

「…あ」

かすみ「…こんにちは」

ああ。最悪のタイミングだ。
0077名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:59:11.61ID:1IPOGQic
———

——

果林「『彼女の気持ちを弄ぶつもりはない』ねえ…」

エマ「私たちにできることってあるのかな…?」

果林「助けを求められたら行動するだけでいいと思うわ」

彼方「そうだね、せつ菜ちゃんも隠したがってたもんね」

エマ「そっかあ、見守ってあげることが一番の支えなのかもね」

エマ「そういえばなんで果林ちゃんって三人の関係知ってたの?」

果林「そういう噂って風よりも早く届くものなのよ」

彼方「ほんとうに?彼方ちゃんそんな話聞いたこともなかったよ〜」

エマ「本当に?」

果林「ええ……多分?」

彼方「別に隠すようなことじゃなくない?」

果林「……この前寮に帰ろうとしたらいつのまにか公園にいたのよ」

果林「その時にせつ菜とかすみちゃんが2人で何か話していたのを見かけたのよ」

果林「まあその時…色々と、ね?」
0078名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 22:59:56.48ID:1IPOGQic
彼方「え〜?また迷子になっちゃったの〜?」

果林「迷子じゃないわ!ただぶらつきたいなっておもってただけよ」

果林「まあそれはともかくしずくちゃんと2人の関係がそこで段々と読めてきただけよ」

エマ「でも何もせつ菜ちゃんにあそこまでいう必要はあったのかな…」

果林「泣きながらかすみちゃんとキスしてたのよ?本人が一番納得いってないなんて明白じゃない」

彼方「ええ?!///」

エマ「ん?どうしたの?」

彼方「いやあ…そういうことするんだ…って」

エマ「愛し合ってたら普通にすると思うよ?」
0079名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:00:24.26ID:1IPOGQic
果林「それだけ好きなのに自分の正義を貫くのはせつ菜らしいわね」

エマ「せつ菜ちゃんはどっちを選ぶと思う?」

果林「さあ…」

果林「ともかく本当にあなたたちが居て助かったわ」

果林「ありがとう、私だけだったら喧嘩になっていたかもしれない」

彼方「可愛い後輩のためなら何でもできるよ」

エマ「うん!できるかぎりのことはしてあげたいよね!」

エマ「果林ちゃんもお疲れ様」

果林「お礼に膝枕してくれるかしら?」

彼方「あー!エマちゃんの膝枕は彼方ちゃんのものだぞ〜!」

彼方「早い者勝ちだよね〜…zz」

果林「か〜な〜た〜?」

彼方「うう…果林ちゃん怖い〜…エマちゃん助けて〜…」

果林「エマは私の味方でしょ?」

エマ「うーん…」

エマ「じゃあ明日は自分の力で起きるならいいよ?」

エマ「そうしたら果林ちゃんに膝枕してあげてもいいかな?」

果林「もう!エマまで!」
0080名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:02:22.67ID:1IPOGQic
───

──

かすみ「…………」

せつ菜「…………」

かすみ「…元気ですか?」

せつ菜「…普通です」

かすみ「そうですか…」

せつ菜「しずくさんはいるんですか?」

かすみ「今日は一緒じゃないです」

かすみ「私が振った日から連絡すら取ってなくて…」

かすみ「でも今日でちょっとだけ仲直りできたならって」
0081名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:02:56.27ID:1IPOGQic
せつ菜「本当にごめんなさい」

かすみ「なんで先輩が謝るんですか」

せつ菜「私はかすみさんもしずくさんも幸せにすることができませんでした」

かすみ「しず子がどうかしたんですか?」

せつ菜「貴女と別れた後、しずくさんに言われたんです」

せつ菜「『お幸せに』って」

せつ菜「きっとどこかで私たちが付き合ってることが漏れてしまったのでしょう」

かすみ「かすみんが一緒に帰りましょって言った時ですかね」

かすみ「ごめんなさい」

せつ菜「いえいえ、かすみさんが謝ることはないですよ」

せつ菜「私も一緒に帰りたいと思っていたので」

かすみ「あはは…」
0082名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:04:50.84ID:1IPOGQic
せつ菜「あはは…」

せつ菜「…」

せつ菜「あの…いきなりですけど気になってることがあります」

かすみ「なんですか?」

せつ菜「かすみさんはしずくさんのことが好きなんですか?」

かすみ「…はい」

せつ菜「私よりですか?」

かすみ「…わかりません」

かすみ「もう優劣なんかつけたくないです」

かすみ「先輩もしず子も好きです」

せつ菜「そうですか」

せつ菜「それは良かったです」

かすみ「どういうことですか?」

せつ菜「かすみさんは一歩前に進みたいですか?」

かすみ「この悩みをきれいに解決するなら…」

せつ菜「かすみさんならきっと解決できますよ」

かすみ「私が、ですか?」

せつ菜「ええ」

せつ菜「なぜならあなたのことが好きではなくなりましたから」

せつ菜「嫌いになりました」

せつ菜「嘘ではありません」

せつ菜「…あなたに幻滅しました」
0083名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:06:36.75ID:1IPOGQic
かすみ「はい」

かすみ「ありがとうございました」

かすみ「今日はお休みするって言っておいてくれませんか」

かすみ「さよなら」

これでいい。

どんなに心の中の私が自身の幸せを求めても、やっぱり人の幸せを願った方がいい。

それこそが私らしいって信じてるから。

心配しないでかすみさん。今は辛いって思うかも知らないけど、必ずしずくさんがあなたを幸せにしてくれるから。

せつ菜「あはは……果林さんに怒られちゃうかな」

ありがとうかすみさん。あなたといた2日間は本当に幸せでした。
0084名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:09:14.57ID:1IPOGQic
───

──

嘘だよね。きっと。

すっごく優しい嘘。先輩の幸せじゃなくて私たちの幸せを心の底から願ってる。

嘘だよね。

嘘。

かすみ「じゃあなんであんなに凛々しく言えるんですか」

空気に問いかけても意味がないってわかってる。

声も震えてなくて、本心で言っているようだった。

嘘。嘘って信じたい。

かすみ「しず子…」

親友の名前を呼ぶ。

答えてくれるはずもないのに。相談する資格すらないのに。私が振った相手を呼んでしまう。

「ごめんね」

「私のせいで…」



どうして。

なんで答えてくれるんだろう。

なんでいちゃうんだろう。

「か、かすみさん?」

しず子が悪いんだよ。

「待って、まっ……」
0085名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:10:57.50ID:1IPOGQic
しず子のシャンプーの匂いが鼻をくすぐる。

菜々先輩とは違う柔らかさ。ちょっとだけ顔を上げなきゃ触れられない。

しず子は私のこと、最低って思ってるよね。

かすみ「ぷふぁ…」

しずく「…ん」

しすく「かすみさ……はぅ…」

もっとしず子を感じていたい。

本当にしず子なのかな?菜々先輩にも見えてきた。

もしかしたら菜々先輩の代わりとしてしず子を?むしろそんな気がしてきた。

よくわからない。もう何でもいい。

しずく「んぅ…」

かすみ「…ごめんなさい」

しずく「ううん、大丈夫」

しずく「少し驚いただけから」

しずく「はい、ハンカチ」

しずく「涙拭かなきゃね」

かすみ「ありがと」

しずく「今日はお休みするの?」

かすみ「うん」

しずく「そうなんだ」

しずく「実は私もお休みするんだ」

かすみ「うん」

しずく「……」

かすみ「……」

しずく「……」

かすみ「……」

かすみ「…えーっと」

かすみ「どこか行く?」

しずく「2人きりで?」

かすみ「しず子がそう言わせたじゃん」

しずく「ふふ、そうだね」

しずく「じゃあ行こっか」 

ほんとかすみんって最低な子だなあ。

嫌な事から逃げて逃げて逃げてばかりでさ。結局楽な道行こうとしてるだけだよね。

でもしず子とちょーっとだけ悪いんだよ?

そんな優しい顔見せられたら意識しちゃうに決まってんじゃん。
0086名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:12:34.23ID:1IPOGQic
───

──

まさかかすみさんからくるなんて思わなかった。

まだ膝枕の中で夢を見ているのかと思う。

ドキドキが止まらないけど自然体に。いつもかすみさんに接しているみたいに。

しずく「今日はどこか行く予定あるの?」

かすみ「あんまり決めてないんだよね」

かすみ「だけど何も考えないで歩くのもいいかなーって」

しずく「かすみさんらしくて素敵だよ」

かすみ「もぉーなにそれ」

かすみ「それじゃあかすみんがいつもてきとーな人みたいじゃん」

しずく「同好会の活動以外は意外と適当じゃないかな…」

かすみ「可愛いの練習も本気だよぉ!」
0087名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:12:56.58ID:1IPOGQic
しずく「確かに今日のかすみさんはかわいいかも?」

かすみ「かもってなに!」

しずく「でも可愛いって言ったら照れるじゃん」

かすみ「もう照れないし」

しずく「本当に?」

かすみ「ほんと」

しずく「今日も可愛いよ」

かすみ「…………っっっ//」

かすみ「うん、ありがとうございます」

しずく「あははっ!全然隠せてないじゃん」

かすみ「今日はたまたまだもん!」

しずく「そういうことにしておくね?」

かすみ「ぐぬぬ…」

かすみ「そう言うしず子だって可愛いし」

しずく「っ?!///」

かすみ「あー!しず子も照れてる〜!」

しずく「そんないきなり言われたら照れるよ!」

かすみ「あははっ!しず子が悪いんだからねー!」

しずく「あ!逃げたなー!」

かすみさんに心の底から笑いかけたのっていつぶりだろう。

かすみさんの笑顔ってやっぱり素敵だなあ。

やっぱりかすみさんのこと、好き。

大好き。

せつ菜さんとかすみさんに何があったかはわからないけれど、この気持ちは止めちゃいけないんだと思う。

せっかくせつ菜さんから貰った願いは、せつ菜さんのためにも叶えてあげないと。

心の底の私がそう叫んでる。
0088名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:15:28.68ID:1IPOGQic
───

──

菜々「少し出かけてきます」

母「こんな早くから?」

菜々「少しだけ散歩してこようかなって」

母「朝ごはんまでには帰ってきてね」

菜々「うん」

菜々「ふぅー…」

オレンジ色かあ。私の好きな系統の色をちゃんと理解してくれてるのかな。

菜々「ごめんねマフラーさん、私なんかよりもっと優しい人を暖めたかったよね」

菜々「ごめんなさい」

黒い衣装をきてるわけじゃないけれど、正義のヒーローになれたのかな。

こういうのもありだよね。決して幸せではなかったかもしれないけれど、達成感で溢れているような。
0089名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:17:19.77ID:1IPOGQic
菜々「ふふっ…本当にヒーローみたい」

早朝に独りで歩くのも、何かを達成した後って感じがして気分がいい。

菜々「…ってあれは…愛さーん!」

愛「ん?あれ!せっつーじゃん!おはよ!」

菜々「おはようございます」

菜々「ランニングをしてるんですか?」

愛「うん!冬場はレインボーブリッジ開いてないから学校まで走ってるんだよねー」

菜々「そうなんですね、呼び止めてしまってごめんなさい」

愛「ううん、全然だいじょーぶ!」

愛「せっかくだし一緒に行かない?」

菜々「ランニングはいいんですか?」

愛「走らなかった分同好会でめっちゃ動くからね!」

菜々「そうですか」

菜々「ありがとうございます」

愛「ん?別に感謝されることしてなくない?」

菜々「ちょうど人と歩きたかったので」

愛「うん?まあ1人って寂しいもんね!」

菜々「はは…そうですね」
0090名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:18:43.09ID:1IPOGQic
愛「うう〜にしても寒いよ〜…」

菜々「ジャージだけは流石に寒くないですか?」

愛「いやーウィンブレ着てもいいんだど動きづらいからねー」

菜々「マフラーお貸ししましょうか?」

愛「まじ?でもせっつーが寒くなっちゃわない?」

菜々「私は大丈夫ですよ」

菜々「はい、どうぞ」

愛「ありがと!せっつーがオレンジって結構珍しいね?」

菜々「そうでしょうか?」

愛「いつも赤っぽいイメージあるからかなー?」

菜々「実はしずくさんがプレゼントしてくれたんです」

愛「すっごーい…さすがだね」

菜々「私も人を笑顔にするような人間になりたかったです」

愛「せっつーはいっつも笑顔にしてんじゃん」

菜々「菜々として笑顔にしたいです」
0091名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:19:04.34ID:1IPOGQic
愛「ん〜…なんか朝から湿っぽいぞー!」

愛「ほら、愛さんと一緒にマフラーの中入ろ!」

菜々「うわあ!?でも身長的に愛さんが…」

愛「そーゆーのはいいのいいの!」

愛「どう?あったかいっしょ?」

菜々「…そうですね、とても」

菜々「とっても暖かいですよ」

愛「でしょー?」

最後くらい

菜々「かすみさんと入りたかったな…」
0092名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:21:35.39ID:1IPOGQic
愛「…ん?」

菜々「え?」

愛「今…かすみんって…」

菜々「え?いやそんなことは…」

愛「えー絶対言ったよかすみさんって」

菜々「そうでしょうか?」

愛「なんでかすみんのこと呼んだの?」

菜々「うーん、よくわからないです」

愛「んーーー?」

愛「今日のせっつーなんか変じゃない?」

菜々「そうかもしれません」
0093名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:21:55.27ID:1IPOGQic
愛「あ、もしかしてかすみんと喧嘩しちゃったの?」

菜々「ええっと…そんなところです」

菜々「でも解決したので大丈夫ですよ」

愛「ほんと?それなら心配ないね!」

菜々「ええ」

菜々「…………」

愛「…………」

菜々「…………」

愛「…………」 

本当に解決したの?

もう何もわからないよ。

こんなはずじゃないのはわかってる。

本当は嫌われたくなかったよ!

本当は好きでいたかった!!

好かれてもいたかったのに!!!!
0094名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:23:01.36ID:1IPOGQic
愛「じゃあさ、私はお医者さん役ね?」

菜々「…?」

愛「解決するのはせっつー自身!だけど私はそのお手伝いだけするってこと!」

菜々「いきなりなんの話ですか?」

愛「迷ってるんでしょ?」

愛「二つの気持ちに」

愛「どっちも大事だよね」

菜々「なんで…」

愛「だって友達じゃん」

愛「それに今を変えたいでしょ?」

菜々「…はい」

菜々「でも私が迷ってるだけなんですよ」

菜々「愛さんがどうこうできる問題じゃないんです」
0095名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:23:24.73ID:1IPOGQic
愛「じゃーあ…アタシは薬を渡してあげるね」

菜々「お薬?」

愛「うん!今を変えられるかもしれない魔法の薬だよ!」

愛「それを使うのも使わないのもせっつーの自由!これでいい?」

菜々「どんな薬なんですか?」

愛「んーーーーーーー」

愛「どんなのがいい?」

菜々「ええ?!私が考えるんですか?!」

愛「一緒に考えよっ!」

愛「今だけアタシが患者さん役でせっつーとおんなじ悩みを抱えてるって感じで!」
0096名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:28:03.48ID:1IPOGQic
菜々「ええっと…」

愛さんが患者さんだとしたら……

菜々「そんなの一つしかありません」

菜々「大好きを叫ばないと、絶対後悔すると思います」

愛「なるほどね〜!だそうですよ、せっつー!」

菜々「え、いやそれは愛さんのための薬であって……」

愛「せっつー先生いわく絶対後悔するんだってさ」

愛「まあこの薬を使うかどうかはせっつー次第だけどね」

 



 

絶対後悔するんだって。

彼方さんにも言われたっけ。

私ってほんと何もかも気付くのが遅いよね。

でも今からでも遅くない気がする。

菜々「私は今、後悔していると思っていますか?」

愛「うん」

菜々「やっぱりそう見えるんですね」

愛「うん」

菜々「…どうやったらその薬を服用できますか?」

愛「!!!」

愛「あの子にかけてあげたい言葉を口にしてみて!」

菜々「…わかりました!」

菜々「すぅーーー…」

菜々「…きです」

菜々「大好きーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

また私は人に与えられちゃったのかな。

…ううん、これは私が見つけた気持ち。私が作った気持ち。

しずくさんのためにも、私の気持ちを見つけれくれた人たちのためにも、私は本当の気持ちを彼女に伝えなくちゃ。

…なにより、私のためにも。
0097名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:30:07.53ID:1IPOGQic
───

──

しずく「璃奈さんありがとう、かすみさんと仲直りできたよ」

璃奈「本当に?璃奈ちゃんボード『よかったよかった』」

璃奈「でも私、何もしてないよ」

璃奈「しずくちゃんの勇気にありがとうって言ってあげて」

しずく「ううん、璃奈さんに打ち明けられたから気持ちが整理できたし璃奈さんがいなかったら私、潰れてたかも」

しずく「本当にありがとう」

璃奈「『テレテレ』///」

しずく「それにかすみさんからアプローチしてくれたからそれに乗っかっちゃっただけだし、私は何もできてないけどね」
0098名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:30:26.60ID:1IPOGQic
璃奈「じゃあ告白するの?」

しずく「うん、もちろんしたいけど…」

璃奈「せつ菜さんがいるから?」

しずく「…うん」

しずく「私、せつ菜さんの恋を応援しようって思って色々なことしたの」

しずく「結局それがぜんぶ裏目に出ちゃって…」

しずく「やっぱり告白するのは少しわがまますぎるよね」

璃奈「私だったら絶対告白する」

璃奈「目の前にずっと一緒にいたい人がいるのに想いを伝えないのは、絶対後悔する」

璃奈「かすみちゃんが振り向いてくれるまで、好きって言い続けないとだめ」

璃奈「…だと思う」

璃奈「ごめんなさい、私もこういう経験で成功したことなくて」

しずく「璃奈さんもそういう気持ちがあるんだね」

璃奈「あ、うん『///』」

璃奈「でも私のことよりも自分のことを気にかけてあげて」
0099名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/01(金) 23:35:04.98ID:1IPOGQic
しずく「ありがとう、かすみさんとせつ菜さんに迷惑がかからないかなってやっぱり心配しちゃうよ…」

璃奈「本当の気持ちを言ってくれることは、全然迷惑じゃない」

しずく「どうして?」

璃奈「それだけかすみちゃんとせつ菜さんを信頼してるってことだから」

璃奈「だから本当の気持ちをぶつけてくれてありがとう、って思うはず」

璃奈「だから頑張って!璃奈ちゃんボード『ファイト!』」

しずく「…うん!ありがとう!!」

カチッ、と心の中の枷が外れた気がする。

今の私なら真っ直ぐな想いを伝えられるはず。

ありがとう、私の親友。
0100名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2022/04/01(金) 23:44:10.84ID:A3YF0R94
───

──

愛「うまくいった?」

璃奈「ありがとう、愛さんがいたから勇気が出せた」

愛「そんなことないよ!りなりーが一人で頑張ってしずくの気持ちを変えたんだよ?」

璃奈「でも愛さんはそういうことすごく簡単そうにやるから羨ましい」

愛「アタシも1番最初はすっごくビビってたと思う」

愛「一歩目ってなかなか踏み出しづらいしね!今日のりなりーはMVPだよ!」

璃奈「ありがとう『テレテレ』」

璃奈「じゃあ…」

愛「うん?」

璃奈「じゃあ愛さん、ご褒美ちょうだい」

愛「ご褒美?うーーーん…なににしよっかな〜」

璃奈「私が決めていい?」

愛「うん!できることならなんでもしてあげる!」

璃奈「ほんと?」

愛「うん!どーんとこいっ!ってやつ!」

璃奈「わかった」

璃奈「ちょっとだけボードを持ってて欲しい」

愛「ん?いいよー」

璃奈「ボード越しからじゃない、100%の私の気持ちを受け取ってほしい」

璃奈「私、愛さんのこと───」 
0101名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/04/01(金) 23:45:06.89ID:A3YF0R94
───

──

今は2点差の延長12回裏ツーアウト満塁って感じだよね。

「…………」

「落ち着いて…深呼吸…」





 

キーンコーンカーンコーン

かすみ「んん〜!やっとお昼休みぃ…」

ピロン

しずく<今日のお昼一緒に食べたいな>

かすみ<いいよ!>

しずく<ありがとう!じゃあかすみさんの教室まで行くね!>

かすみ<結構遠くない?>

しずく<全然平気!ちょっと待っててね!>

かすみ<おっけー!>

かすみ「えへへ…もう、変なところで優しんだから…」

かすみ「…ん?」

ふと教室がざわつく。

「あの!」

「かすみさん!」
0103名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:26:23.89ID:q3vC74z4
───

──

しずく「…♫」

ドキドキが止まらないけれど、すごく楽しみな気持ちもある。

もし私の願い通りにならなかったとしても、今日の私なら、今日からの私なら乗り越えられる気がする。

「あの!」

「かすみさん!」

しずく「あ…………」

しずく「まぁそうだよね…」

私が恋を応援してしまったんだから、きっと今から…

それでも。

私の気持ちが伝わるまで、それでも…!

しずく「かすみさん!」
0104名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:26:47.10ID:q3vC74z4
菜々「…!」

菜々「しずくさん…」

菜々「想っている気持ちは同じでしょうか」

しずく「はい、せっかくあなたがくれた希望を無駄にしないためにも」

菜々「…本当にごめんなさい、結局私の気持ちは抑えることができませんでした」

しずくさんには本当に申し訳ないことをしてしまった。

自分史上最大のわがままを今貫こうとしてる。

でもしずくさんなら私とかすみさんが付き合っても心の底から応援してくれる。

私の大好きを叫びたい。

しずく「私だってそうです」

しずく「でもこれが私たちにとって最善の選択だと思います」
0105名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:27:08.28ID:q3vC74z4
かすみ「ちょっとー二人で何話してるんですかー」

菜々&しずく「あ、かすみさん!」

かすみ「まったく…すごい視線が送られてきてるの気づいてないんですか?」

菜々&しずく「あっ!//」

菜々「なんか出鼻を挫かれてしまった気分です…」

しずく「そうですね…やっぱり今日は…」

かすみ「なんでそうなるんですかぁ!」

かすみ「だいたい菜々先輩!まだかすみんはほんのちょっとだけ許してませんからね!」

せつ菜「うっ…その節は本当に申し訳ありませんでした」

かすみ「はあーー…いいですよ、もう怒ってないですし」
0106名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:27:28.01ID:q3vC74z4
かすみ「どうせしず子のためにかすみんのことが嫌いーなんて言ったんですよね?かすみんはなんでもお見通しなんですから」

しずく「……」

かすみ「まあもうそのお話はいいです、しず子もこうやって来てくれたんですから」

菜々「許してくれるんですか?」

かすみ「…先輩は大切な親友です!これでいいですか?」

菜々「うん…ありがとう…ございます」

かすみ「……」

かすみ「で、せつ菜先輩はどうしてここへ?」

せつ菜「しずくさんと同じ理由です」

かすみ「しず子と?」
0107名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:27:48.21ID:q3vC74z4
しずく「…うん」

しずく「かすみさんごめんなさい」

しずく「私、ここに来た理由がもう一つあるの」

かすみ「…!」

どんな理由なの、って聞けるほどの空気じゃなくなった。

せつ菜先輩もしず子も、まっすぐ見つめてくる。

ここで決めなくちゃいけない。

別に嫌じゃないんだけどね。2人とも覚悟を持ってきてくれたんだから私はそれに応えないと。

でも…。

このまま世界が止まっちゃえばいいのに。
0108名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:28:47.33ID:q3vC74z4
せつ菜「かすみさん、そしてしずくさん、私のわがままに付き合わせてしまったこと、本当に反省しています」

せつ菜「誰かのために行動する、それは素晴らしいことです」

せつ菜「でもそれはただの迷惑になってしまっているとやっと理解できました」

せつ菜「しずくさんに『お幸せに』と願われたのに私はそれを蔑ろにしてしまいました」

せつ菜「そして果林さんや愛さんにも勇気をもらって私は気づきました」

せつ菜「この気持ちだけは、やっぱり叫ばなきゃいけないって」

せつ菜「ただただ叫ぶのではなく、しずくさんとかすみさんの前で叫ぶんだ、って」

せつ菜「…なので」

せつ菜「かすみさん、また私とやり直してくれませんか?」

せつ菜「私はかすみさんのことが好きです!!!」

せつ菜「1000年後も貴女と一緒に過ごしたいです!!」

黄色い声に私たち3人が包まれる。

でもそんなこと気にしない、そんなのを吹き飛ばすかのような、燃えるような目で見つめてくる。
0109名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:30:56.66ID:q3vC74z4
しずく「私は!」

かすみ「!」

しずく「私はせつ菜さんのような元気や太陽みたいな笑顔は持っていません!」

しずく「でもこの想いだけは負けない自信があります!」

しずく「貴女が本当の私を私にくれた時、私にはかすみさんしかいないって…そう思いました!」

しずく「怒った顔も、頬を染めている顔も、天使みたいな笑顔も、綺麗な涙が伝う顔も、幸せに溢れているような貴女の香りも、その綺麗な手も何もかもが大好きです!」

しずく

きっと演劇部で培ってきた大きくも綺麗な…波紋が一切ない美しい湖みたいな声が周りを一瞬で静寂にする。

かすみ「…………」

かすみ「か、かすみんは…」

かすみ「私は…」
0110名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:40:15.91ID:q3vC74z4
かすみ「…しず子」

しずく「…!」

かすみ「最後に、私から…」

───ありがとう。

私の気持ちに正直に答えてくれて。

ヒロインにはなれないけれど…ずっとずっと親友でいられるんだよね。

これからもその髪飾りをつけていてほしいな。

ほんの一瞬でも貴女の記憶と私の記憶が重なってたって、証明してほしいな。

それだけで私は幸せだよ。
0111名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:40:42.43ID:q3vC74z4
───

──

菜々「はぁー…はぁー…」

かすみ「先輩」

菜々「あ、おはようございます」

かすみ「じゃあ行きましょっか」

菜々「ええ」

かすみ「今日は同好会に来るんですか?」

菜々「うーん怪しいですね…この時期は忙しくなりますし」

かすみ「そうですか…残念です」

菜々「あ、じゃあ代わりに…」

かすみ「?」

菜々「ちょうど髪も伸びてそうなので編んであげますね?」
0112名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:43:59.70ID:q3vC74z4
かすみ「今ですか?!」

菜々「言ったじゃないですか『髪が伸びてきたら編んであげます』って」

菜々「もう手慣れてますからすぐできますよ」

かすみ「ありがとうございます」

かすみ「じゃあ右側にお願いします」

菜々「はぁー…はぁー…」

かすみ「悴んでるんですか?」

かすみ「ほら、かすみんの首で温めてください」
0113名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:44:37.19ID:q3vC74z4
菜々「なんか首を締めてる感じですね…」

かすみ「も〜〜!!雰囲気ぶち壊しですよぉ!」

菜々「ああ!別にそんなつもりじゃないんです!」

かすみ「あったかくなったんですから早くやってくださいね!」

菜々「…………」

菜々「ま、まだ冷たいな〜」

菜々「やっぱり足りないな〜」

かすみ「な、何をして欲しいんですか」
0114名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:45:05.20ID:q3vC74z4
菜々「…お願いします」

かすみ「そんな手を差し伸べられても…」

かすみ「…じゃあこれでいいですか?」

かすみ「はぁー…はぁー…///」

菜々「…///」

かすみ「1番あったかくなる方法がこれしかなかったんですからあ!///」

菜々「いえいえ私のお願い通りというか…ありがとうございます…///」

菜々「おかげさまで暖かくなりましたよ」

菜々「お返しにかすみさんを可愛くしてあげますからね」

かすみ「……♪」

菜々「ふふ、とても上機嫌ですね」
0115名無しで叶える物語(しまむら)
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2022/04/02(土) 00:45:40.55ID:q3vC74z4
かすみ「可愛いを人から貰うってとっても珍しいですから」

かすみ「どんな髪型になるのか楽しみなんです」

菜々「絶対可愛いです!私も楽しみにしてます」

菜々「…………はい、できました!」

かすみ「ありがとうございます!」

かすみ「撮るのでもっと寄ってくれませんか?」

菜々「ええ?!かすみさんの三つ編みを撮るだけなんですよね?」

かすみ「それもありますけどこれを作ってくれた人とも撮りたいなーって」

かすみ「…あと1人で撮るのは寂しいじゃないですか」

かすみ「せっかくだから好きな人と撮りたいです」

菜々「そうですね」

菜々「私も大好きな人と撮りたいです」

かすみ「えへへ…じゃあ早速撮りましょ!」

菜々「あ、その前に」

菜々「このマフラー、一緒に巻いて撮りましょう?」

かすみ「素敵なマフラーですね」

菜々「そうでしょう?私の親友から貰ったんです」

かすみ「やっぱりセンスありますよね」

菜々「ええ、本当に」

かすみ「ふふ…じゃあ撮りますね」

かすみ「はい、チーズ!」

おしまい
0117名無しで叶える物語(茸)
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2022/04/02(土) 00:58:29.63ID:/HIIexlL
えらく独りよがりな結論に走ってるなと思って読んでたけどスレタイ通りか
0119名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2022/04/02(土) 02:19:23.25ID:18nzQOpR

みんな優しくていいね
0120名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2022/04/02(土) 02:20:16.13ID:plkly0bs

久しぶりにかすみんが中心のお話読んだ気がする
でもやっぱもやもやしちゃうなぁ
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