サヤ「しばらくお掃除していなかった分埃が溜まっている部分がありますね」

サヤ「恋様が掃除していたとはいえ、この広いお屋敷を掃除するのはかなりの重労働──」

サヤ「それに恋様は生徒会長やスクールアイドルをしてお母様の作った学校を守ろうとしているお忙しい方」

サヤ「そんな恋様のお手伝いができるなんて光栄なこと……!」

サヤ「腕がなりますね!」

サヤ「まずは恋様にお部屋からお掃除しましょう」

サヤ「ん、ベッドの下になにか本が……」

サヤ「……禁断のセカイ?」