サヤ「やはりわたくしにはサヤさんがいないとダメです!」サヤ「お嬢様……!」
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サヤ「サヤさん、戻ってきてくれますか?」
サヤ「もちろんです、お嬢様」
サヤ「……。その、サヤさん」
サヤ「なんでしょうかお嬢様」
サヤ「名前で呼んでほしいです」
サヤ「名前で、ですか?」
サヤ「はい、サヤさんに恋と呼んでほしいです」
サヤ「わかりました、では恋様とお呼びしますね」
サヤ「ふふ、なんだかくすぐったい気持ちです」クスクス サヤ「……」
サヤ「恋様、どうかなさいました?」
サヤ「わたくし、これから変なことを言いますね」
サヤ「変なことを?」
サヤ「サヤさん、実はわたくし昔からサヤさんのことが……」
サヤ「!」
サヤ「それ以上は言わないでください!」
サヤ「でも……!」
サヤ「その先は私の口から言わせてください」クスッ
サヤ「サヤさん……!」 サヤ「私は恋様のことをずっとお慕いしておりました」
サヤ「最初は歳の離れた妹のような存在でしたが、いつの日か女性としてお慕いするようになりました」
サヤ「サヤさん……!」
サヤ「わたくしもずっとずっとサヤさんが好きでした!」
サヤ「サヤさんと離れなければならない時、身が引き裂かれる思いでした」
サヤ「恋様……!」
サヤ「サヤさんのこと、もう二度と離しません」ギュッ
サヤ「今はお父様のお金だけれど、きっと貴女を自分のお金で繋ぎ止めます」 サヤ「……もうお金なんてなくても離れませんよ」
サヤ「し、しかし……」
サヤ「恋様はすでに私を愛でつなぎ止めているではないですか」
サヤ「!」
サヤ「……。サヤさん、ひとつわがままをいってもよろしいですか?」
サヤ「私にできることでしたら」
サヤ「わたくしのはじめてをもらってください……!」ドキドキ
サヤ「は、はじめてを!?」ドキッ サヤ「はい、初めてのき、接吻を……!」
サヤ「あぁ、キスですか……」
サヤ「それ以外になにか……?」キョトン
サヤ「いえ、恋様はそのままでいてください」ニコッ
サヤ「?」
サヤ「恋様、失礼致します」アゴクイ
サヤ「サヤさん……」
サヤ「恋様……♡」チュッ
サヤ「大好きです、サヤさん♡」
恋「……」
サヤ「!?」 ざーさんボイス好きだからサヤさんがしゃべりまくるの実際に見たい聞きたい 恋「あの、鏡に向かって何を?」
サヤ「れ、恋様、いつからそこに!?」
恋「やはりわたくしにはサヤさんがいないとーの辺りです」
サヤ「つまり最初からですね……」ハァ…
サヤ「というか見ていたのならなぜ声をかけてくださらなかったのですか!?」
恋「楽しそうだったので」
サヤ「うぅ/////」
恋「しかし驚きました」
サヤ「何がですか……?」
サヤ「私が恋様に不純な気持ちを抱いている変態ということですか……?」
恋「いえ、まあそれも驚きましたけど」
サヤ「そうですよね……」ガクッ サヤ「申し訳ありません、あろうことか恋様にこんな気持ちを抱くなど……」
サヤ「こんな使用人クビですよね……」
サヤ「折角また雇っていただいたのに……」シュン
恋「なぜクビなのですか?」
サヤ「だ、だって恋様に恋心を抱いているのですよ!?」
恋「それが?」
サヤ「いわば私は恋様を狙うケモノですよ!?」
恋「わたくしは襲われてしまうのですか?」
サヤ「そうは考えないのですか!?」
恋「サヤさんはそんなことしないでしょう?」
サヤ「それはそうかもしれませんが……」 恋「それにわたくし、サヤさんにだったら襲われたって構いませんよ?」
サヤ「え、それはどういう──」
恋「先程わたくしが驚いたと言ったのはわたくしの思いを代弁していたからです」
恋「わたくしはずっとサヤさんのことが好きで、離れなければならないとなった時は身が引き裂かれるような思いでした」
恋「いつか自分の力でサヤさんを繋ぎ止めようとも思っていました」
恋「そんなわたくしの心を見透かしたようにサヤさんが話していたので驚いたんです」
サヤ「……」 恋「しかしサヤさん」ジッ
サヤ「は、はい!」
恋「わたくしも接吻より上のことくらい知っています」
恋「これでももう高校生ですよ?」ムスッ
サヤ「も、申し訳ございません! やはり小さな頃のイメージがあって──」
恋「わたくしを子供扱いしていますね……?」
サヤ「め、滅相もありませ──」
恋「わたくしがもう大人だという証拠を見せて差し上げます」アゴクイ
サヤ「恋様……♡」ドキッ 恋「んちゅ、ちゅるっ、ちゅぷっ♡」
サヤ「れんひゃま、んちゅっ、はげしいれふ……♡」
恋「子供扱いした罰ですよ」クスッ
サヤ「恋様……♡」トロン
恋「……。サヤさん!」ドサッ
サヤ「きゃっ♡」
恋「この後、どうなるか、大人なサヤさんならわかりますよね?」
サヤ「……はい」 恋「覚悟はよろしいですか?」
サヤ「当然です、ただ……」
恋「ただ?」
サヤ「恋様の気持ちをもう一度聞きたいです」
恋「愛していますよ、サヤ♡」ボソッ
恋「なんて♡」クスクス
サヤ「れんしゃまぁ♡」
恋「呼び捨てだけでそんな顔して」
恋「今からそれではこれからすることは刺激が強すぎますかね」クスクス
サヤ「私は恋様のモノです」
サヤ「どうぞお好きに♡」
恋「ではお言葉に甘えて♡」モミッ
サヤ「んっ……////」 サヤさんの年齢はざーさんと同じ30過ぎくらいだったら興奮する ────
サヤ「んっ……」パチリ
サヤ(夢……?)
恋「すぅ、すぅ……」
サヤ(ではないですね、同じベッドに裸で2人)
サヤ(私、本当に恋様と結ばれたのですね……)ドキドキ
サヤ「攻める恋様もかっこよかったですけど、次は年上として私がリードしますからね」チュッ
恋「サヤさん……♡」ムニャムニャ
サヤ「ふふ、さて、朝ごはんの準備でもしましょう」
おわり サヤさんが抱いていたのが愛ではなく忠誠だったなら殺さずにすんだのに
「かのんさん、実は…身内に不幸がありまして」 サヤ「わたくし、彼氏がおりますので、たまに外泊させていただきます。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています