サヤ「サヤさん、戻ってきてくれますか?」

サヤ「もちろんです、お嬢様」

サヤ「……。その、サヤさん」

サヤ「なんでしょうかお嬢様」

サヤ「名前で呼んでほしいです」

サヤ「名前で、ですか?」

サヤ「はい、サヤさんに恋と呼んでほしいです」

サヤ「わかりました、では恋様とお呼びしますね」

サヤ「ふふ、なんだかくすぐったい気持ちです」クスクス