かのん「可可ちゃんと私の日常」
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教室
可可「あぁ〜…」
かのん「可可ちゃんがへたり込んでる!?どうしたの、なにがあったの!」
可可「かのん…お、おなかが…」
かのん「おなか痛いの!?苦しいの!?」 可可「おなかが、空きました…」
かのん「えっ?」
可可「今日は朝ごはんを食べていなくて…もうダメです、可可のおなかがくぅくぅって言ってます…」
かのん(かわいい) 可可「このままでは、到底お昼まで持ちそうになく…もはやこれまで、デス…がくっ」
かのん「そっかぁ。チョコなら持ってるけど、よければ食べ」
可可「いいんデスか!?」
かのん「反応早っ。はい、どうぞ」 可可「ありがとうございます!あむっ、ん〜、全身に染み渡るこの美味しさ、生き返りマス!」
かのん「そんなにお腹減ってたのなら、早く言ってくれればよかったのに」
可可「気の持ちようで、どうにかなるかなぁと思いましたので」
かのん「それで無理がたたったら元も子もないでしょ。めっ、だよ」 可可「もぐもぐ。はーい、今後は気を付けマス」
かのん「よろしい」
可可「ふぅ、ごちそうさまです、おかげで満たされました!一宿一飯の御恩、必ずお返ししマス!」
かのん「チョコの一つで大袈裟だって。それに泊めたってわけじゃないし」 可可「でしたら、実はもう一つお願いしたいことがあるのですが」
かのん「なにかな」
可可「一宿一飯の御恩を受けに、今度お泊りに行っても良いデスか?」
かのん「さては可可ちゃん、それが狙いだったんでしょ」 可可「えへへ、バレましたか」
かのん「持って回った頼み方しなくたって、可可ちゃんならいつでも大歓迎だよ」
可可「じゃあ、今日でも?」
かのん「もちろん!ぜひ来てよ!」 可可「わあ、やりました!これでまぎれもなく、一宿一飯デスね!」
かのん「晩ごはんと明日の朝ごはん付きだから、実際は二飯だろうけどね」
可可「はわわ、それは盲点デシタ…というか、さっきのチョコを含めると、食べ物の御恩は3つになってしまいマス〜!」
かのん「ああ、ごめんごめん。冗談で言っただけだから、細かくカウントしないで」 可可「でも、お返しは必ずしますので!」
かのん「いいってば、私がそうしたいだけなんだから。それじゃ、帰りに可可ちゃん家に立ち寄って、準備が出来たら私の家に、って感じでいいかな?」
可可「はい!ふふっ、かのんの家にお泊り、嬉しいデス!」 ……………………………………
【対応手順】
校則第10条第325項により、本校におけるスクールアイドル活動は全面的に禁止されます。
スクールアイドル活動が疑われる要注意人物には、監視と調査を継続します。
スクールアイドル活動を確認した場合、生徒会は現場に急行し、当該人物の摘発や証拠の確保を行います。
実力行使による鎮圧は、現場指揮官である生徒会長の裁量事項です。 ――――――――
かのん「――で、可可ちゃんの思い付いたイメージを再現するために、凝った設定とコスチュームがご用意されてしまった、と」
可可「ご用意しマシタ!ハードボイルドでスリリングなかのんを、どうしてもこの目で見てみたかったので!」
かのん「タイトに身を包むロングコート、いかにもって感じだね」
可可「思い描いたとおりデス!とってもカッコよくて、かのんはこういうのも似合ってしまうのデスね!」 かのん「自分じゃわからないけど、可可ちゃんが言うなら、そういうことにしとくよ」
可可「間違いなしデス!では、早速撮影しましょう!」
かのん「やっぱり撮るんだ」
可可「基本デス!いつもと違ったクールでスタイリッシュなかのんを、存分に堪能させてクダサイ!」 同一です。なんかIDが毎回途切れてしまうんです、ご不便をおかけします。 >>18
では11のレスはスレ主さんのSSの一部ですね
おかしなタイミングで突っ込んですみませんでした トリップ入れてみます。これで使えてるかな。
11を含む現在のSSレスは全て自分の投稿です。
ご不便をおかけしました。
>>19
いえいえ、こちらこそご不便をおかけしました。
よろしくお願いします。 かのん「クールでスタイリッシュ、かぁ」
可可「どうかしました?」
かのん「ふと思ったんだ。普通はこういう衣装を着る機会なんてないだろうし、これもスクールアイドルならではの経験なのかも、って」
可可「かのん、とても良いことを言いました!新しい世界への道を開いてくれる、それがスクールアイドルです!」
かのん「あははっ。可可ちゃんが言うと、説得力があるね」 可可「もっともっと新しい世界を知ってもらうためにも、次はとびっきり可愛い衣装を用意しますので!」
かのん「うぐっ、お、お手柔らかに」
可可「頑張りマス!さあさあ、撮影を開始しますよ、まずは凛々しく決めた表情からお願いします!」
かのん「凛々しく…こ、こうかな…?」 ……………………………………
可可「かのん!」
かのん「んー?」
可可「かのん、かーのーんっ」
かのん「聞こえてるよ、なぁに?」 可可「呼んでみただけデス!」
かのん「こーら。退屈だからって、いたずらしちゃダメだよ」
可可「いたずらじゃありません!かのんと一緒だと、なんだか嬉しくって!」
かのん「そういうこと言って、お上手なんだから」 可可「かのんも可可の名前を呼んでください。そうすればわかってもらえるはずデス」
かのん「じゃあ呼ぶよ。可可ちゃん」
可可「もっと、もっとです!」
かのん「可可ちゃん、くーくーちゃんっ。なるほどね、なんかわかる気がするよ」
可可「えへへっ、名前って、呼んでも呼ばれても良いものデスね!」 ……………………………………
パシャパシャ
かのん「ん?あー、可可ちゃん、また撮ったでしょ」
可可「はい!今日もいい画が撮れマシタ!」
かのん「もう、盗み撮りはやめてって言ってるのに」
可可「盗んでなどいません。可可は日々のかのんの様子を、切り取って残しているだけデス」 かのん「ものは言いようだね。ほら、スマホ貸して」
可可「い、いやデス。いくらかのんでも、大事なデータを消させるわけには…」
かのん「消さないよ」
可可「えっ?」 かのん「データはそのままでいいから、心配しないで」
可可「では、どうして…?」
かのん「撮るからだよ」
可可「なにを?」 かのん「私たち、私と可可ちゃんを。ほら、いつも撮ってるのって私だけの写真ばっかりで、可可ちゃんが写ってないでしょ。それってさ、少し違うと思うんだ」
可可「違う?それは、なぜ?」
かのん「だって、可可ちゃんのおかげで今の私があるんだもん」
可可「!」 かのん「可可ちゃんが側にいて、私の日々を支えてくれている。可可ちゃんのいる日常が、今の私の日常なんだ」
可可「かのん…!」
かのん「えへへ、改めて言うと恥ずかしいね。だからさ、素敵な写真を一緒に撮ろうよ!」
可可「ハイ!二人でいっぱい思い出を撮りましょう!」
かのん「ほら、寄って寄って。角度は、こうでいいかな。それじゃカメラに向かって、キラキラのスマイル!」
終わり おまけ
かのん「では改めて、今から恋ちゃんのプロフィールを聞いていくよ」
恋「はい、よろしくお願いします」
千砂都「そう堅くならず、気軽に答えてよ」
すみれ「甘いわね。ショウビジネスの世界では、こういうプロフィールこそが、その後の活躍を左右すると言っても過言では――」 可可「また始まった、ショウビジネス談議はお呼びじゃないデス」
すみれ「茶々入れない!あんたもよく覚えておくべきよ。いつかきっと、私のアドバイスに感謝する日がやってくるんだから」
可可「そんな不吉な日がやってくるとしたら、ううっ、想像しただけでぞくぞくシマス」
すみれ「なんとでも言いなさい。きっと思い知ることになるわ。好むと好まざるとに関わらず、歴史はこの平安名すみれの味方であると」 千砂都「お二人とも、仲良しは結構だけど、トムジェリは恋ちゃんのインタビューが終わってからにしようか」
すみれ「誰がトムジェリよ!」
可可「誰がトムジェリですか!」
すみれ・可可「はっ!?」
千砂都「息ぴったり。ステージ上でもその調子でよろしくね〜」 すみれ・可可「…ふんっ!」
かのん「さてさて、静かになったところで始めよっか。まずは、そうだなぁ、好きな言葉とかは?」
恋「初心忘れるべからず、です」 千砂都「おお、恋ちゃんっぽい!」
可可「質実な感じがします!」
すみれ「生徒会に貼ってありそうなモットーね」
かのん「初心忘れるべからず、っと。じゃあ次は、好きな食べ物を教えて」
恋「ええと…コンソメスープと、ダージリンと…です」 かのん「えっ?」
恋「コンソメスープと、ダージリンと…ご、です」
かのん「ごめんね、最後がよく聞こえなくて。もう一度言ってもらえる?」
恋「ですから…その…いちご、です」 かのん「…いちご?」
恋「は、はい…」
かのん「…」
恋「…?」
かのん(…か)
かのん(可愛いー!)
すみれ(可愛い!)
千砂都(可愛いぃ!)
可可(レンレン可愛いすぎデス〜!)
おまけ終わり かのくぅが可愛かったので書いてしまいました。そして相変わらずレンレンのことで頭がいっぱいです。
宣伝となり恐縮ですが、下記はかのくぅの過去作で、一応は前日談にあたります。よろしければ併せてお願いします。
かのん「ことばあそび」
https://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1631706966/
ありがとうございました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています