鞠莉「ねぇ曜。マリーのこと、お姉ちゃんって呼んでくれてもいいのよ?」
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曜「ふえっ!?」
鞠莉「ほらほら、遠慮しないでこっちきて。いっぱいいっぱいぎゅーってしてあげる♪」
曜「えっ、ええっ、ええええーっ!?」
――なんやかんやありまして――
曜「よしよし、いい子いい子」
鞠莉「んぅ…」 曜「ほら、遠慮しないでもっと寄っていいんだよ」
鞠莉(あれ…どうしてこうなったんだっけ)
曜「そうそう。ふふ、甘えんぼさんだね」
鞠莉(私が曜をハグするつもりだったのに、いつの間にか私の方が抱きしめられてる…) 曜「大丈夫、鞠莉ちゃんはいつも頑張ってるんだから。たまにはお休みも必要だよ」
鞠莉(その上、頭や背中を撫でてよしよししてくれて)
曜「いつもありがとうね、鞠莉ちゃん」
鞠莉(曜の優しさに、包まれているみたい…) 遡ること数分前――
曜「いきなりどうしたの、お姉ちゃんとか、は、ハグとかって」
鞠莉「遠慮することないのに。曜は恥ずかしがり屋さんね」
曜「べ、別に遠慮してるとか恥ずかしいわけじゃなくて」 鞠莉「ならハグするってことね!」
曜「いや、そんなわくわくした顔でハグ待ちされましても」
鞠莉「だってだって、ハグしたいんだもん」
曜「可愛く言われてもなぁ…」 鞠莉「もう、何が不満なの?ここなら誰に見られることもなく、気兼ねなくハグできるじゃない」
曜「それが理事長室に呼び出した理由?」
鞠莉「もちろんデース!」
曜「こういうの、職権濫用って言うのでは」 鞠莉「業務の一環デース」
曜「はぁ、理事長の仕事って色々あるんだね」
鞠莉「そうなのよ。色々ありすぎて困っちゃうわ」
曜「色々…」 鞠莉「だからね、曜をハグして、元気と癒しを分けてもらいたいなって」
曜「なるほど、最近ハグが多いなーと思ったらそういうことだったんだ。でもなんで私なの?」
鞠莉「知らないの?曜って抱き心地がとっても良くて、癒し効果が抜群なの」
曜「うーん、初耳かな」 鞠莉「とにかく、ぎゅっとしてると心が落ち着いて、リラックスできるの。疲れやストレスもどこかに行っちゃうくらいね」
曜「リラックス…」
鞠莉「ってなわけで、ハグっ!」
曜「わわっ!」 鞠莉「んー、これこれ。この腕にぴったりおさまる感じがたまらないわ」
曜「もう、いきなりなんだから」
鞠莉「ああ、落ち着く、心が安らぐー」
曜「はいはい、存分にご堪能くださいってね」 鞠莉「あら、随分と物分かりがいいのね」
曜「まあ、鞠莉ちゃんがしたいって言うなら…」
鞠莉「うふふっ、ありがとっ」
曜(鞠莉ちゃんの髪、ちょっと甘い匂いがする…) 鞠莉「曜ってあったかいね」
曜「密着してるからね」
鞠莉「心が優しいってことよ」
曜「は、恥ずかしいよ」 鞠莉「あ、体温上がったかな?」
曜「も、もうっ」
鞠莉「ふふ、この感じ、好き」
曜「…ねえ、鞠莉ちゃん」 鞠莉「なぁに?」
曜「私、もっといい方法を思いついたかも」
鞠莉「もっといい方法?」
曜「それは――」
はぐっ 鞠莉「きゃ…!?」
曜「私が鞠莉ちゃんをハグしてあげること」
鞠莉「よ、曜っ」
曜「気分はいかが?」 鞠莉「き、気分って」
曜「私はすごく良かったよ」
鞠莉「!」
曜「抱きしめられると、優しく包まれているみたいで、あったかくて。嬉しかった。ずっとこうしていたいなって思っちゃうくらい」
鞠莉「あ…」 曜「だからね、私も鞠莉ちゃんにハグしてあげたいなって思ったんだ」
鞠莉「曜…わたし…」
曜「よしよし、いい子いい子」
鞠莉「んぅ…」 ――――――――
鞠莉「すぅ…すぅ…」
曜「寝ちゃった。お仕事で色々あるって言ってたし、やっぱり疲れてたんだね。それとも、ハグがよっぽど気持ちよかったのかな」
鞠莉「ん…くぅ…すー」
曜「ふふっ、可愛い。ハグするとリラックスできる、か。どちらかというと、私はちょっとドキドキしちゃうけどね。えへへっ」 鞠莉「んん…」
曜「いつもありがとう、お姉ちゃん。なんてね」
「――――」
曜「ん?廊下から話し声が聞こえる」 「理事長室、緊張しちゃうずら…」
「ええっと、入る時ってどうすればいいんだっけ?」
「ゆっくりノックして、失礼しまーす、よ」
「そっか、やってみる!」 コンコンコン
曜「えっ」
「し、失礼しまーす!」
ガチャ
善子「ちょ、開けるのは返事を待ってからで――って」 曜「あっ」
花丸「あっ」
ルビィ「あっ」
善子「あっ」
鞠莉「zzz…」 花丸(ま、鞠莉ちゃんが曜ちゃんをソファに押し倒して、胸元に顔をうずめてる――)
善子(最近やけにベタベタくっついてると思ってたけど、まさかこんなことになっていたなんて――)
ルビィ(二人きりの部屋、秘密の関係。見てはいけない現場を見てしまった――)
曜「あ、あの、これには訳が」 よしるびまる「…お」
曜「お?」
よしるびまる「おおお、おじゃましましたー!」
曜「あっ、ま、待って!」
バタン 曜「あー、なんか誤解されちゃったかも…ごめんね、鞠莉ちゃん」
鞠莉「すー…すー…」
曜「ま、いっか。後で事情を話せばわかってくれるよね」
鞠莉「むにゃ…くー…」
曜「ふふっ、幸せそうな顔しちゃって。おやすみ、鞠莉ちゃん」
終わり 全弾撃ち尽くしました。お姉さんムーブをお姉さんムーブで返されてしまう鞠莉ちゃんのようまりでした。
↓は前に書いたものです。よろしければ併せてお願いします。
鞠莉「怖い夢を見た日には」
https://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1622891793/
ありがとうございました。 全弾撃ち尽くし乙
1回曜ちゃんのハグの気持ちよさを知るともう抜け出せなさそう 【逆流性食道炎予防の八箇条】
食の欧米化やストレス社会により新たな国民病となりつつある逆流性食道炎をみんなで予防しましょう
其の1:食べすぎないよう腹八分目
其の2:消化のよい食事を心がける
其の3:ゆっくりよく噛んで食べる
其の4:就寝前の食事は避ける(就寝前2〜3時間)
其の5:食後すぐに横にならない(逆流を防ぐ)
其の6:逆流を起こしやすい食品(※)は控えめに
其の7:肥満に気をつける
其の8:喫煙を控える
※…アルコール、コーヒー、チョコレート、炭酸飲料、香辛料などの刺激物、高脂肪食、甘いもの、酸味の強い食品 等
「逆流性食道炎」の予防・対処法を解説 | ロート製薬: 商品情報サイト
https://jp.rohto.com/learn-more/gastrointestinal/stomach/care/
食事と生活習慣に気をつけて逆流性食道炎を予防|おとなの安心倶楽部|セコム
https://www.secom.co.jp/otona/health/no19_1409.html ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています