彼方「活殺自在な近江彼方の日々」
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※注意事項
基本的な言動に制約はありませんが、言動の表現は近江彼方に依存します
安価の対象レスのコンマ分だけ、彼方の返答にタイムラグが生じます
例:18:00:00.10 なら 10秒 正式な終了条件は【同好会9人+近江遥の10名の内1名に近江彼方であることを認めさせる】こと。
なお、これは近江彼方本人が作り出した実績によって定められた初期値により、期日は1週間となります。
また、1週間の間10人に存在を疑われずに終えても正式終了となります。 1日目に遥ちゃんにプロポーズして2日目に同好会メンバーに公認して貰えば残りはハネムーンでえっちしてればクリアだね START:近江彼方を再実行します
※:DATA01が見つかりませんでした
END:近江彼方_START
START:近江彼方を再起動します
※:DATA00を読込
※:開始日時は月曜の朝からになります
※:各キャラクタの設定値を初期化
WARN:DATAの一部が破損しています
※:DATA00初期化
WARN:DATA01が不足しています
※:DATA01を削除
START:DATA00を再読込
※:各キャラクタの設定値を初期状態に
END:DATA00_RELOAD
※:各キャラクタのデータ確認
※:あなたは、近江彼方です。
END:近江彼方_REBOOT
※近江彼方を起動しました。 ピピピピピッ....と、耳になじんだ目覚ましの音が頭に響く
薄く目を開けると二段ベッドの二段目、その底面の木目が見える
彼方「うぅ……」
酷く頭が痛く、体が重い
いつもはすぐに止められる目覚ましを止めることさえ……うまくできない
熱を出したか風邪を引いたか寝違えたのか。
どうにか出てくる声は呻き声のようで
這いずるように動かした手でどうにかこうにか、目覚ましのアラートを止める
時間はまだ朝の6時
今日は月曜日なので、起きて自分と妹の遥ちゃんの朝食とお弁当の用意をする必要がある
けれど、なぜだろう。
それをしなければならないとわかっているのに――やる気が起きない。
A、自由安価
>>102 タイムラグ:25秒
彼方「ん……」
もぞもぞと布団の中で少しだけ体を動かす。
いつもしていること――いや、やらなければいけないこと
自分のためでもあるけれど
やっぱり、一番は遥ちゃんのためにやること。
彼方「……やらなきゃ」
ふっと……体の重みが消える
頭の中にのしかかるように感じられた痛みも失せて
すっかり、目が覚めた。
まるで金縛りにあっていたかのようだ
彼方「ご飯と……お弁当」
キシッ....と、ベッドを軋ませながら二段ベッドの一段目から出る
上の段ではまだ、遥ちゃんが寝息を立てている
彼方「……よかった」
いつもより目覚ましを止めるのが遅かったはず。
遥ちゃんを起こしてないかとちょっぴり気になったけれど、どうやら杞憂だったらしい ――――――
―――
カチャカチャカチャ....
トポポポ....
ジューッ....
顔を洗ったりして軽く準備を済ませてから
朝食とお弁当の準備
朝から揚げ物はちょっぴり重いので、
お昼用に少量のから揚げ……という名目で夕飯用に漬けていた鶏肉の味見。
お弁当を食べるときには衣がふやけてしまっているだろうから、
カリカリのから揚げは控えて、柔らかい上げ鳥のような仕上がりで。
彼方「〜♪」
今朝の不快感は、きっと一過性の何かだろう。
今は不思議なほどに体が軽い。
――ガチャッ
彼方「ん?」
遥「おはよ〜……」
彼方「おはよ〜遥ちゃん」 遥ちゃんも起きてきた。
顔も洗って、軽い準備も済ませてある
もしあのまま、気怠さに押し込まれるままに起きていなかったら
今頃遥ちゃんをびっくりさせていたかもしれない。
いつも起きてる私がまだ寝ていて、何にもしていなかったんだから。
勉強に、スクールアイドル
そしてアルバイトと、家のこと
いろんなことをしているせいで、過労になったのではと少し前にかなりの心配をかけてしまったから
変に体調不良なんて姿を見せたら遥ちゃんは泣いちゃうかも。
最悪、制止も聞かずに救急車を呼んだりしそうな気さえする
遥「わっ、今日はから揚げ?」
彼方「こっちはお昼の方だよ〜」
遥「じゃぁ、お夕飯はから揚げかな〜?」
彼方「そうだねぇ」
遥「……お姉ちゃん、冷凍食品使った方が良いのに」
彼方「え〜やだ〜」
遥「もうっ」
遥ちゃん曰く、味は落ちるけどお姉ちゃんの負担が軽減される。とのことで。
冷凍食品を勧めてくるけど、私はやっぱり手作りがいい。
カチャッ
彼方「もうすぐできるからね〜」
お料理もひと段落
A、自由安価
>>107 タイムラグ:0秒
とてとてと、歩いて冷蔵庫を開ける遥ちゃん
後姿もかわいくて、
振り返って揺れる横にはねた束ね髪がしっぽみたいでさらに可愛い
彼方「……」
いつもかわいい遥ちゃん
今日もかわいく決めていて
さすが東雲学院の1年生センターって感じかな。
――私の大好きな遥ちゃん
カチャッと、火を止めて
彼方「遥ちゃん」
遥「ひゃわっ!」
後ろからぎゅっと遥ちゃんを抱きしめる
遥「お、お姉ちゃん?」
彼方「えへへ〜ちょっとだけ〜」
遥「も〜……」
遥「……」
遥「冷蔵庫閉めさせて」
彼方「彼方ちゃんが閉めるから大丈夫」 冷蔵庫の扉には、こつんっと頭をぶつけて閉める
扉に延びかけていた可愛い手を後ろから掴んで、抱きしめる
私よりもまだ、小さい遥ちゃん
もしかしたらいつかは大きくなっちゃうかもしれない遥ちゃん
ぎゅっとすると……最初みたいな驚きはなかった。
遥「……どうしたの?」
彼方「ん〜?」
遥「朝からなんて、ちょっと珍しいなって」
遥「帰ってきてからなら……よくあるけど」
遥「今日はバイトだっけ? 帰り遅くなるの?」
彼方「バイトはないよ〜」
A、自由安価
>>110 タイムラグ:53秒
遥「お姉ちゃん?」
彼方「ん〜……」
彼方「えへへ〜」
遥ちゃんの体を抱きとめる腕の一つから力を抜いて
そうっと、遥ちゃんの頭の上に、手のひらを持ってくる
朝起きてから、跳ねないようにセットされた遥ちゃんの髪が崩れないように優しく
遥「っ……っ……」
ぽんぽんと撫でるというよりたたくような、
でもどちらかといえば撫でているとも言えるような
そんな手つきで、遥ちゃんに頭に触れる
彼方「かわいい」
遥「も〜な〜に〜?」
不思議そうな遥ちゃん
でも嫌がるとか困ってるとか
そんな様子は全くなくて
むしろ抱きしめられる一方だった状態から、私の方に体を委ねるようにしてくれる 遥「お姉ちゃんもかわいいよ?」
彼方「え〜ほんと〜?」
遥「うん」
遥ちゃんは私の胸元に頭をすり合わせるように寄せて
遥「……お姉ちゃん、おいしそうなにおいがする」
彼方「さっきまでお料理してたからね〜」
遥「……食べちゃおっかな〜?」
遥ちゃんの腰に回っている私の腕に、遥ちゃんの手が触れる
ただでさえ近い距離感が、
遥ちゃんの受け入れる姿勢によってより密着感が増す
遥ちゃんだっていい匂いがする
柔らかくて、温かくて
――私だって、食べたくなっちゃう
いや、落ち着こう。
学校に行かなくちゃいけないのに、これ以上時間を無駄にしちゃいけない
A、自由安価
>>113 タイムラグ:22秒
彼方「……遥ちゃん成分、補給っと」
遥ちゃんの頭をもう二、三度ぽんぽんっと撫でてから、
後ろの方に撫で下ろす
下りた腕に力を込めて、ぎゅっと……
遥「何か、悩みごとでもあった?」
彼方「ないよ〜」
静かに力を抜いて、遥ちゃんの体を開放する
腕の中に残るぬくもりが冷めていく
それが少しだけ寂しさを感じさせる
彼方「月曜日だからかな〜」
遥ちゃんから離れて、お料理の続き
続きと言っても、あとは盛り付けて終わりだけど。
遥「月曜日だからかぁ……」
遥「ん〜……じゃぁ」
遥「お姉ちゃん」
彼方「ん〜?」
遥「今週も、頑張ろうねっ」
そう言って、遥ちゃんは私に抱き着いてくる
遥ちゃんからのぎゅっと力強い抱擁
勢いがあった分、ふわふわした匂いが肺にたたきつけられるような感じがした
彼方「……うん」
もう一度だけ、遥ちゃんをぎゅっとする
――かわいい私の、遥ちゃん ※近江家の朝を終了
※DATA00のログを取得
※DATA01を作成
※DATA01を保存
※続行します ――――
――
――お昼休み。
普段通りの虹ヶ咲学園
空に浮かぶ雲は数えきれないほどあるけれど、埋め尽くすほどかといえばそうでもなく。
天気良いよね。と、言おうと思えばいえるくらいの日当たり。
とはいえ、体育を除けば授業中の天気のよさなんて学生には割とどうでもいい話で
カーテンが締まっているのに、直接ぶつかってくる日光が目障りだなぁ。なんて
窓際の席になった生徒がぼやく程度だと思う。
それも、お昼休みになれば今日は外で食べようとか、外で○○しようとか。
いろいろと賑わいの種になったりもする
彼方「ふむ……」
近江彼方は基本、そんな天気のいい日は決まって外に出ている。
日当たりがよく、しかし、それなりに陰ってもいて暖かくも心地のいいベストな空間があるからだ
そこでお昼を済ませ、そこで横になったり。
せっかくのお昼休みをクラスメイト達と過ごすのは天気の良くない日くらいだったりする。
同じライフデザイン学科に同じくスクールアイドル同好会に所属している朝香果林はいるが、
彼女は専攻している学科が違うこともあって、クラスが別になってしまっている。
A、自動制御
B、自由安価
>>119 タイムラグ:23秒
彼方「……はふぅ」
天気が良いのに、教室にいるなんて珍しいね。なんて声をかけてきたクラスメイト数人が集まって
気づけば長いテーブル上に机が連なっていた
適当に会話に参加しつつ、食事を終える
疲れてるの? と気遣ってくれるクラスメイトには笑みを返しつつも、
今朝感じたような倦怠感に苛まれてうまく返事をすることができない
彼方「ん……」
おなか一杯になるほどのお弁当の量ではなかった。
午後には授業があるし、部活だってある。
場合によってはアルバイトだってあるから、眠くならない調整をしているはずだった。
いつもだって熟睡に陥るというよりも仮眠をする程度だったのに
今日に限っては、なぜだか……深い眠りに落ちてしまいそうな危うさがあった。
彼方「……っ」
いつもの心地いい場所に向かうのすら億劫で、
そのまま机に突っ伏すようにして――彼方は目を瞑った ※近江彼方以外の行動判定_実行
※コンマ一桁目(15:13:26.6【5】)【】内の部分
※コンマ二桁目(15:13:26.【6】5)【】内の部分
コンマ二桁目が奇数で訪問あり
コンマ一桁目が
2 果林
3 エマ
4 菜々
の時に、表示されているキャラクタの訪問があります
コンマが対象外であれば、時間経過で終了します
>>123 判定:04 なし
――――
――
お昼休みは、あっという間に過ぎていく。
机に突っ伏したまま、死んだように動かない彼方をクラスメイトは心配していたが、
昼休み終了の鐘が鳴れば起きるだろうと考えて、そばで見守るだけだった。
万が一誰かの訪問があれば起こすことも考えていたが、
幸い、誰の来客もなく彼方の眠りを妨げるものは何一つなかった。
そうして――昼休み終了の鐘が学校中で響く。
授業が始まるまではまだもう数分残されているものの
その授業のための準備時間であって、休んでいていい時間ではない。
彼方「ん……」
それでもまだ突っ伏している彼方の隣の席にいるクラスメイトが、
その肩に触れて、軽く揺さぶる
――起きて、もうお昼休み終わったよ。
授業始まっちゃうよ――
出来る限り優しく、でも起きてくれるようにと声をかけて、
彼方の前の席にいるクラスメイトは、彼方の机の開いたスペースを、握りこぶしで軽くノックする
コンコンッ....コンコンッっと、彼方の頭に響く
A、自由安価
>>125 タイムラグ:40秒
昼休みと授業の間の数分間
彼方がそんな時間ということは、遥も同じく休憩終わりの数分間をどうかしている頃だ
体育だとか移動教室だとか
午後一番の授業がそういうものでなければ、遥は教室で暇を持て余しているか
真面目に予習復習しているか
友達と会話しているか、それともお手洗いに……というところだろうか。
彼方「……」
顔を上げて、ポケットからスマホを取り出す
あ、起きた。と、周りの女の子たちがほっと一息つくのも気にせず、
スマホのスリープを解除して、メッセージアプリを起動する
同好会のみんなで登録しているグループには、数件の未読が見えたけれど、ひとまず無視
彼方「……遥ちゃん」
――遥ちゃんに会いたい
>遥ちゃんに会いたい
そうメッセージを送る 一度思ってしまうと、
ふつふつと心の内側から欲求が湧き上がってくる
今朝抱きしめた感触、ぬくもり、匂い
抱きしめられた感触、ぬくもり、優しさ
すっかり記憶の中へと消え失せてしまった肌恋しさに
ほんの少しだけ涙ぐんでしまう
これは、あれだ。
一種の――ホームシックめいた感覚というものだろうか。
彼方「遥ちゃん……」
既読はまだついていない。
遥ちゃんは今学校だから、すぐに見れなくても何も不思議ではないのに
それが逆に、二人の間の距離感を感じさせて、彼方は寂寥感を覚える
周囲の子が、彼方が涙ぐんでいることに気づいてざわつく
何かあったのか、と心配そうに聞いてくる隣の子に、彼方は見向きもしないでスマホとにらみ合う
授業開始まで、あと1、2分
まだ既読はつかない
A、自由安価
>>128 大丈夫だよ、心配しないで。と隣の子に言って、スマホはもう気にしない タイムラグ:85秒
二度目の鐘が鳴って、学校中が静まり返っていく。
廊下に響く数人の足音
一つ、一つ
その音が止まっていくたびにどこかの教室の扉があけられる音がする
彼方「……」
結局私のメッセージに既読はつかなかった。
遥ちゃんからのメッセージが来た時に通知が鳴るようになっているかを確認してから、
スマホをポケットにしまう
彼方「大丈夫……心配しないで」
彼方を見守る周囲のクラスメイトに、穏やかに言ってほほ笑む。
情緒不安定というのだろうか。
ついさっきまで遥ちゃんに会いたくて仕方がなかったのに
今はもう、なぜか、そうでもない。
時間的に仕方がないって諦めたのか、それとも、なんか……変なのか。
彼方「……大丈夫」
足音の一つが教室に近づいてくる。
授業の準備をしよう ※虹ヶ咲学園の昼を終了
※DATA01のログを取得
※DATA01を保存
※続行します ――――――
―――
午後の授業も乗り越えて、放課後
なんどか通知で震えたスマホを取り出すと、
スリープ中の画面には遥ちゃんからのメッセージが届いたことを知らせる通知が表示されていた。
>遥:ごめんね? 気づくの遅くなっちゃって
>遥:もしかして体調悪い?
>遥:同好会の練習には参加する?
>遥:もしあれなら、侑さんに頼んで見学させてもらうこともできるかもしれないけど
>遥:でも、体調悪いなら休んで欲しいな
私のメッセージの後に、遥ちゃんのメッセージが並んで……
>遥:HR終わったかな? どうする?
>遥:もしあれなら、今日は練習お休みして一緒に家に帰る?
また新しく、遥ちゃんからのメッセージが飛んできた
A,自由安価
>>132 ひとまず遥ちゃん以外の人からもメッセージが来ていないか確認する タイムラグ:51秒
彼方「……」
遥ちゃんのメッセージに一通り目を通してから
一度閉じて、ほかのみんなからの通知g来ていないかどうかを確認する
昼休み終了後に確認したときに同好会グループには連絡が来ていたけれど
個別の連絡は、どうやら来ていないようだ
彼方「……なんだろ」
>せつ菜:すみません。生徒会の業務があるため、本日の練習には遅れると思います。最悪、欠席の場合もあります
>しずく:私も、演劇部の方で集まりがあるため、本日は欠席とさせてください。すみません。
>かすみ:しず子も〜? スクールアイドルと演劇部どっちが大事なの〜!?
>しずく:両方です
>愛:二人いないのかー
>侑:りょうかーい!
どうやら、しずくちゃんとせつ菜ちゃんの二人が今日の練習には参加できないらしい
せつ菜ちゃんに関しては遅れてでも来る気みたいだけど この流れなら……私も休むって言っても問題ないかな?
ううん、休みたいわけじゃないけど
でも……なんだろ。
5限目までは遥ちゃんに会いたくて仕方がなかったし
でも今はそうでもなくて
遥ちゃんのことを考えちゃうとこんな風になるなら
今日は練習に打ち込んだ方がいいような気がしなくもない
彼方「……」
遥ちゃんも練習あるだろうから遥ちゃんに会うなら
遥ちゃんに連絡が先の気がするけど……遥ちゃんを選んだら
遥ちゃんに心配かけちゃうかな? 甘えすぎて
A,自由安価
>>135 タイムラグ:45秒
彼方「……とりあえず、休もうかな」
遥ちゃんのことを抜きにしても、
今朝からだるかったり、お昼はなぜか熟睡してしまったり
体調不良を疑われるような状況にあるのは間違いない
HRが終わった後、クラスのみんなから今日の練習のことを聞かれたり、
帰るなら一緒に帰ろうって誘われたりもした
今は万全だけど
練習中に唐突に意識を失ったりする可能性を考えると
ここはおとなしく、休んでおくべきだと思う。
>彼方:悪いけど、彼方ちゃんも今日はお休みさせて〜
>彼方:大したことはないけど、ちょっと体調が悪いみたいなんだ
既読:9
>璃奈:体調不良? 大丈夫?
>エマ:家まで送っていくよ〜?
>歩夢:大したことないんですか?
メッセージを送って早々
みんなからの体調を気遣う連絡が殺到する この時間に家に帰れば、
遥ちゃんがいなければ私が一人きりになっちゃうってみんな思ってるからか
今日の練習は中止して、私に付き添うっていう提案まで出てきてる
でも、大人数じゃ迷惑だって意見もあって、
お見舞いで簡単な食事を用意できる人が行くべきじゃないかって意見もある。
>侑:エマさんと歩夢が適任かな?
>歩夢:彼方さんが迷惑じゃなければですけど
>せつ菜:生徒会がなければ、私が代表して伺いたいのですが――
>璃奈:生徒会優先すべき
>果林:そうね。生徒会は大事よ。エマと歩夢の二人なら何の問題もないわ
歩夢ちゃんとエマちゃんの二人なら確かに安心かな?
でも……遥ちゃんはどうしよう
A、自由安価
>>138 タイムラグ:82秒
彼方「……遥ちゃんは、心配かけたくないな」
ならみんなはいいのかって話になっちゃうけど
みんなには体調不良だって伝えちゃったし、
遥ちゃんにはそれを伝えたわけじゃないし……それに
遥ちゃんは私のために大好きなスクールアイドルの活動の一つを諦めようとしてる
1年生のセンターとしてとっても大事なことなのに。
彼方「……ありがとね」
みんなのグループからいったん離席
遥ちゃんとふたりっきりのグループに戻って、お断り
>彼方:遥ちゃん、ありがとう大丈夫だよ
既読
>遥:本当? 無理してないよね?
>彼方:うん、大丈夫
>遥:今日はできる限り早く帰るから
遥ちゃんはそう書き込んでから、かわいらしいスタンプを送ってくる
本当は休んででも、私に付き添いたいんだろうなって、思う。
私じゃなくて遥ちゃんが体調不良だったら間違いなくそうする
今度は同好会みんなの方に戻って
>彼方:エマちゃん、歩夢ちゃんありがとう
>彼方:申し訳ないけど、お願いしていいかな? 歩夢ちゃんとエマちゃんの二人は、
私の連絡をすぐに見て、二つ返事で承諾してくれた。
>エマ:彼方ちゃんのおうち、一度行ってみたかったんだ〜
>歩夢:家に材料とかってあったりしますか? なければ、彼方さんはエマさんにお任せして
>歩夢:私は材料を買いに行こうと思うんですけど……
歩夢ちゃんは帰りに寄っていくんじゃなく
自分一人で行こうって考えてるみたい
私の体調を考慮して、無駄に寄り道させずに家に帰そうとしてくれてるんだろう
でも、お料理のための食材なら家には十分ある
――歩夢ちゃん、優しいなぁ
>彼方:家には十分あるともうよ〜。ありがとね〜
>かすみ:今日練習どうします?
>侑:残ったみんなは基礎練習して、各自の次のライブに向けての確認とかしよっか
>果林:エマと歩夢なら大丈夫だと思うけれど、彼方のことお願いね
>彼方:果林ちゃんお母さんみたいなこと言ってる〜
>果林:クラスは違うけど、同級生で同じ同好会のメンバーだもの。
>エマ:そうだ。今どこにいるの?
>果林:えっと、図書室が通路の先にあるけど
>エマ:あ、ごめん。
>エマ:彼方ちゃんのいる場所
>歩夢:下駄箱のところで待ち合わせでどうですか?
>かすみ:図書室……あ、果林先輩動かないでくださいね
>果林:え、図書室に行こうと――あら?
>かすみ:果林せんぱーい!!!
>侑:私も行くね
>璃奈:私も行く
だんだんと賑やかになっていくメッセージ
歩夢ちゃんの提案を承諾して、足早に生徒玄関口へと向かった >かすみ:東にはいないです!
>侑:あれぇ!?
>果林:今、東にいるんだけど
>愛:愛さん登場!
>愛:カリン捕まえたー!
>璃奈:さすが愛さん
>かすみ:え、どこですか?
>愛:西棟
>かすみ:東……?
>璃奈:棟 ⇒ 東
賑やかなグループの流れを見守っていると
少し離れたところから声が飛んできた
歩夢「彼方さーん」
エマ「大丈夫〜?」
少し駆け足気味に私のところにきてくれた二人
私を心配して、急いでくれたのかな
A、自由安価
>>144 タイムラグ:63秒
エマ「彼方ちゃん?」
彼方「あ、うん……ありがとね〜」
少し、ぼうっとしちゃった
意識が飛んじゃったかのような感じ
お昼が終わった後にも、似たようなことがあったっけ……
彼方「体調が悪いって言っても、すっごく悪いとかじゃないんだけどねぇ」
歩夢「……」
彼方「あ、歩夢ちゃん?」
じぃっと見つめてくる歩夢ちゃん
数秒間私の顔を覗き続けた歩夢ちゃんは不意に離れて、困った顔をする
歩夢「侑ちゃんなら、こうするとある程度体調が分かったりするんですけど……」
彼方「え〜? どうどう?」
歩夢「……寝不足、とか」
彼方「おお〜そうだねぇ」
歩夢「なんて……」
いつもそんな感じですよね。と、歩夢ちゃんは笑ってごまかす
私とエマちゃんは3年生、歩夢ちゃんだけ2年生
でも歩夢ちゃんは大丈夫そう……かな?
彼方「二人とも、今日はありがとね〜」
エマ「いいよ〜」
歩夢「私も大丈夫です。彼方さんのためですし」 ―――――
―――
何事もなく家に帰ってきて、二人を案内する
手狭な玄関口を進んでリビングへ
歩夢「遥ちゃんは今日は普通に練習なんですね」
彼方「うん。彼方ちゃんのこと気にして休むって言ってくれたんだけど……」
歩夢「遥ちゃんも彼方さんも本当に仲良いですね」
彼方「えへへ〜」
遥ちゃんとの仲を褒められるのは嬉しい
以前、喧嘩をしちゃったこともあるけど
今はそれのおかげで今まで以上に距離が近づいた感じさえする
エマ「彼方ちゃんたちを見てると、わたしもみんなに会いたくなっちゃうな〜」
歩夢「エマさんもご兄弟がいるんですよね?」
エマ「うんっ」
エマ「私を入れて8人兄弟なんだ〜」
彼方「すごいよねぇ」
歩夢「兄弟かぁ……」
望むようにつぶやく歩夢ちゃん
私の視線に気づいてはっとしてほほを染めるのがちょっと可愛らしかった
歩夢「か、彼方さんは休んでいて大丈夫ですよっ」
歩夢「何か簡単なもの、おつくりしますから」
A、自由安価
>>148 ありがとねぇ、冷蔵庫のものはなんでも使っていいから タイムラグ:39秒
彼方「そうだなぁ……卵焼きが食べたいなぁ」
歩夢「卵焼きですか?」
エマ「確かに栄養はあると思うけど……」
エマ「卵がゆとかにした方がいいんじゃないかなぁ?」
彼方「大丈夫だよ〜」
風邪を引いてるとかでもないし
お夕飯は正直、普通にしても問題ないかなって思ってる
それを素直に話すと、
エマちゃんと歩夢ちゃんは少し心配そうにしたけど、
私の顔色に問題は感じなかったからか、頷いてくれた
おかゆにしても、遥ちゃんの分は別に作ればいいといえばいいんだけどね。
歩夢「じゃ、じゃぁ……卵焼きは私が頑張ります」
彼方「ありがと〜」
エマ「他のは、わたしが……」
エマ「そうだ、彼方ちゃん」
エマ「作る予定だった……使う予定だった食材とかあるの〜?」 エマちゃんには使う予定だった食材と作る予定だったものを話して、
歩夢ちゃんには卵焼きを作ってもらう
と言っても、一気に全部作るのは難しいから、少しずつ
いつもは私が立っている場所
最近になって遥ちゃんもたつようになったけれど、
二人並んでる姿を見るのは、今日が初めて。
歩夢ちゃんとエマちゃんっていう取り合わせもちょっと珍しい
彼方「……」
エマちゃんもそうだけど
歩夢ちゃんもキッチンに立つ姿が似合うような感じがする
後姿もかわいいし、
エプロンをつけると……すっごく新妻さんみたい
でも二人がやってくれちゃうと
私が手持ち無沙汰になっちゃうなぁ……
A、自由安価
>>152 タイムラグ:63秒
彼方「……」
ぼうっと、二人の料理する姿を見つめる
それぞれ作業を分担して、てきぱきと進めていく後ろ姿は頼もしい
虹ヶ咲学園で合宿をやったときにも見かけた光景ではあるけれど
家の中っていう狭い空間での協力作業は仲のいい母娘みたいな感じ
それを見ているだけの私は――
ちょっぴり考えて。
彼方「……何だか、夫婦みたいだねぇ」
エマ「え〜?」
歩夢「夫婦ですか?」
作業をいったん中断して振り返る二人
私を見た二人はそのまま互いに顔を見合わせる
歩夢「夫婦ですか……」
歩夢「……」
エマ「歩夢ちゃん?」 歩夢ちゃんは急に黙り込んだかと思うと、
エマちゃんに身を寄せて、何かを耳打ちする
エマ「あははっ」
歩夢「どうですか?」
エマ「面白そうかも〜」
エマちゃんと歩夢ちゃん
二人でいるのはあんまり見かけないような気がしたけれど
でも、とっても仲がいいみたい。
何か、私に聞こえないような話をして、笑いあって。
歩夢「……夫婦みたい。ですか?」
彼方「へ?」
エマ「どっちがお嫁さん〜?」
彼方「えっ?」
歩夢「状況的に彼方さんが旦那さんですよね?」
歩夢「……私とエマさん、どっちがお嫁さんですか?」
彼方「えぇっと……」
A、自由安価
>>156 タイムラグ:16秒
どっちがお嫁さんなのかな。
歩夢ちゃんか、エマちゃんか
顔だけじゃなくて、私の方に体を向けてくれている二人を見て……逡巡
彼方「エマちゃんかなぁ」
エマ「Yuppi!」
歩夢「エマさんにはかなわないかぁ……」
歩夢ちゃんは私を見て、エマちゃんを見て
自分を見下ろすようなすぐ差を見せると、笑みを浮かべる
歩夢「私的には彼方さんが一番お嫁さんに思えます……いい奥さんになりそうっていうか」
歩夢「もちろんっ、エマさんも素敵な奥さんになるって思いますけど」
歩夢「なんて言えばいいのか……」
歩夢「雰囲気が、主婦って感じがするというか……」
彼方「うん〜?」
それは見た目以上に更けているって言いたいのかな〜なんて
意地悪なことを思う
エマ「彼方ちゃん、わたしが奥さんなら歩夢ちゃんは?」
彼方「ん〜」
歩夢ちゃんは、普通なら娘とか……かな?
A、自由安価
>>161 タイムラグ:33秒
彼方「歩夢ちゃんは、遥ちゃんのお姉ちゃんで〜」
彼方「そして私の妹かな〜」
歩夢「い、妹ですか?」
歩夢「娘って言われるかと思ってたのに……」
妹はすでに遥ちゃんがいるから、
妹にされるって選択肢は歩夢ちゃんにはなかったみたい。
戸惑いつつもちょっぴり嬉しそうな歩夢ちゃんは
私をじぃっと見て「妹」と呟く
歩夢「彼方さんの妹になったら……幸せそうですね」
歩夢ちゃんもなかなか嬉しいことを言ってくれる
これが遥ちゃんだったら、すぐに駆け寄ってギューッとしていたと思う。
それで、遥ちゃんの姉ちゃんで幸せだよ〜って……
エマ「わたしと彼方ちゃんが夫婦で、歩夢ちゃんと遥ちゃんが妹か〜」
エマ「歩夢ちゃんと遥ちゃんは私の義妹ってことだよね〜?」 歩夢「えぇっと、そう……ですね」
エマ「じゃぁ……エマお姉ちゃんだよ〜」
歩夢「えぇっ!?」
歩夢「むっ……無理ですっ」
歩夢「そんなっ……」
真っ赤になって恥じらう歩夢ちゃん
近くにいたエマちゃんから後退りして距離をとる
遥ちゃんは私をお姉ちゃんって呼んでるけど
もう一人お姉ちゃんがいたら、彼方お姉ちゃんとかになってたのかな?
歩夢ちゃんだったら、歩夢お姉ちゃん
私は変わらず遥ちゃん、歩夢ちゃん
エマ「エマお姉ちゃん、だめかな〜?」
歩夢「え、えっと……」
エマさんって呼ぶことはできるけど
エマお姉ちゃんっていうのは難しそう
エマちゃんって呼んでたら……エマお姉ちゃんって呼ぶこともできたのかな?
じゃぁ……エマ姉さんなら呼べるのかな?
A、自由安価
>>165 まさかここでエマぽむを見られるとは…!
続きが楽しみ すでに遥ちゃんがいたとしても妹なんてなんぼあってもいいですからね タイムラグ:58秒
歩夢「うぅ……え、えっと……」
困ってる歩夢ちゃんは、かわいい
エマちゃんも意地悪というより、
お姉ちゃんって呼んで欲しいって純粋な気持ちで近づいて行ってるから
歩夢ちゃんも強く断れないんだろうなぁ……
彼方「……」
私がエマちゃんをお姉さんとして呼ぶならどうだろ?
エマお姉ちゃん?
う〜ん……呼んだことないからちょっと難しい
エマお姉ちゃん?
お姉ちゃん?
姉さん?
う〜ん……
彼方「……エマ姉」
エマ「えっ?」
彼方「エマ姉〜ごはんまだ〜?」
エマ「彼方ちゃんが妹になっちゃった!」 びっくりして目をぱちくりさせるエマちゃん
エマちゃんをお姉ちゃんって呼ぶか躊躇ってた歩夢ちゃんも驚いてる
エマ「彼方ちゃん、わたし達夫婦じゃなかったけ〜?」
彼方「そうだけど、呼んでみようかな〜って」
エマ「じゃぁ、わたしも彼方お姉ちゃんって呼んじゃう〜」
彼方「二人ともお姉ちゃんになっちゃうよ〜」
歩夢「えっ、えっ……あ……」
歩夢「……」
歩夢「……かっ」
歩夢「彼方お姉ちゃんっ、エマお姉ちゃんっ」
彼方「わっ」
エマ「!」
勢い十分
照れくささが勝った歩夢ちゃんのお姉ちゃん呼び
びっくりしちゃった私たちの反応が遅くて、
静まり返った部屋で、歩夢ちゃんの顔が真っ赤に染まった音がしたような気がした
歩夢「す、すみません……」
A、自由安価
>>174 タイムラグ:69秒
歩夢ちゃんは勢いで言っちゃったから
静まった空気に耐えられなくて私とエマちゃんを交互に見て、
一歩、二歩、後退りする
私のおうちは部室ほど広くもないから……すぐに壁にぶつかっちゃうけど。
彼方「……」
エマ「……」
エマちゃんと顔を見合わせて、アイコンタクト
私がお姉ちゃんで、エマちゃんもお姉ちゃんで。
歩夢ちゃんがたった一人のかわいい妹。
なんて――遥ちゃんが聞いたら嫉妬してくれたりして。
エマ「なぁに〜? 歩夢ちゃん」
彼方「どうしたのかな〜?」
歩夢「うっ……」
エマ「お姉ちゃんだよ〜」
彼方「お姉ちゃんだよ〜?」
歩夢「そ、そう呼んだだけですっ」 彼方「恥ずかしがらなくていいよ〜」
歩夢「で、でもっ」
エマ「ここにはわたしと彼方ちゃんしかいないからね〜」
歩夢「え、エマさんまでっ」
エマ「えへへ〜」
エマ「歩夢ちゃんにお姉ちゃんって呼んでもらえてうれしくて〜」
歩夢「わわっ」
エマちゃんは歩夢ちゃんをぎゅっと抱きしめる
エマ「歩夢ちゃんは私のもう一人の妹だよ〜」
なでなでと、撫でるエマちゃんと撫でられる歩夢ちゃん
恥ずかしがりながらも、エマちゃんを振りほどけない歩夢ちゃんはぽっと顔を赤くしていて
彼方「エマちゃん彼方ちゃんも〜」
歩夢「彼方さんっ!?」
そんな二人に駆け寄って、私も歩夢ちゃんを堪能する。
私の可愛い遥ちゃんとは、やっぱり違うけど。
でも、歩夢ちゃんは歩夢ちゃんで、妹だったらよかったのになぁ。なんて。
彼方「歩夢ちゃ〜ん」
歩夢「うっ……うぅ〜」
むぎゅっとして、なでりなでり。 可愛い歩夢ちゃんを堪能した後、普通に料理を再開した二人。
少ししてから、大急ぎで帰ってきた遥ちゃん。
歩夢ちゃんとエマちゃんがいることに驚いてたけど、
私に何かあったわけじゃないってわかって、一安心
遥「じゃぁ、お姉ちゃん部活休んだんだ」
彼方「うん。ちょっと寝不足かな〜って感じだったから〜」
歩夢「ちゃんと寝ないとだめですよ?」
エマ「寝る前にココアとか飲むとよく眠れるって聞いたよ〜」
実際は、ちゃんと寝ることはできてる
でも、なんでか今日は不調な感じ
お昼なんて熟睡しちゃったし
遥「お夕飯まで作っていただいて……ありがとうございます」
歩夢「ううん、良いよ」
歩夢「彼方さんにはお世話になってるから」
エマ「彼方ちゃんの手料理には負けちゃうと思うけど〜」 彼方「そんなことないよ〜」
彼方「エマちゃんが作ったのも、すっごくおいしいよ〜」
彼方「もちろん、歩夢ちゃんが作ってくれた卵焼きも」
遥「えっ、これ歩夢さんが作ったんですか?」
遥「おいしいですっ」
歩夢「あははっ……あ、ありがと」
遥ちゃんの笑顔に、歩夢ちゃんは照れた笑いを浮かべる
遥ちゃんが美味しいって言うってことは、
歩夢ちゃんやエマちゃんが美味しいって言ってくれる私のお料理とおんなじくらい美味しいってことだもんね
私のお料理を食べ慣れてる遥ちゃんの言葉だから、間違いない
エマ「ほんと〜」
エマ「歩夢ちゃんもお料理上手だよね〜」
歩夢「え、エマさんだって上手ですよ」
遥「この中で下手なの私だけ……」
彼方「大丈夫だよ〜」
遥ちゃんだって、今は時々お料理挑戦中
私が教えながらやってるから、変なことに……とか、おかしなアレンジとか
そういうのしないから、大丈夫。 少し早めのお夕飯も終えて、一息。
外は明るいといえば明るいけど、暗い
もう夜って言えるような時間
エマ「そろそろ、帰った方がいいかな」
歩夢「あ、そうですね」
歩夢「ほんとはお夕飯作るだけで終わるはずだったんですけど……」
遥ちゃんと私で是非にと、お夕飯に誘って
……というか、作ってくれたのは二人だから
遥「何から何まで、すみません」
エマ「いいよ〜」
エマ「一度彼方ちゃんのおうちに行ってみたかったの〜」
エマ「それに」
ちらっと歩夢ちゃんを見るエマちゃん
その視線に気づいた歩夢ちゃんははっとして、ほほを赤くして、顔を背ける
お姉ちゃんって呼んだりしたこと、思い出したのかな
エマ「楽しかったから〜」
歩夢「も〜エマさんっ!」
エマ「えへへ〜」
A、自由安価
>>182 タイムラグ:79秒
エマ「じゃぁ、わたし達――」
彼方「あ、待って〜」
今日は月曜日
明日は火曜日だから、たぶんきっと、難しいというか無理かもしれないけど。
彼方「二人とも、今日泊まっていこうよ〜」
歩夢「今日ですか?」
エマ「ん〜……」
エマ「わたしは寮だから少し早めに登校したら途中で寄り道して準備もできるけど……」
歩夢「私は、家に帰れない。です……」
歩夢「……侑ちゃんなら、私の部屋に入って荷物持ってきてくれそうではありますけど」
歩夢「さすがにそんなこと頼めないし……」
今日はお泊り予定じゃなかった二人
もちろん、準備なんてしてるわけもなくて。
彼方「あははっ、無理だよねぇ〜」 ※近江彼方以外の行動判定_実行
※コンマ一桁目(15:13:26.6【5】)【】内の部分
※コンマ二桁目(15:13:26.【6】5)【】内の部分
>>187コンマ一桁目が 1,3,5 で エマ泊まり
>>188 コンマ一桁目が 2,6,0 で 歩夢泊まり 判定: エマなし 歩夢泊まり
エマ「う〜ん……私は外泊許可とかがあるから、難しいかなぁ」
歩夢「あ、エマさん寮だから……」
エマ「残念だけど、無理だね〜」
エマちゃんは寮住み
外泊許可ももちろんだけど、門限とかもあるはず。
許可なく遅くなったら、怒られちゃったりもするだろうし……
そのせいで今後のエマちゃんの生活に制限がかかったら可哀想だ
彼方「そっかぁ……」
彼方「そうだよねぇ」
エマ「ごめんね〜」
エマ「今度は、許可とって必ず泊まるから〜」
なでなでしてくれるエマちゃん
今日は月曜日だし、難しいのは分かってたけど……ちょっぴり残念
歩夢「……」
歩夢「あ……」
歩夢「じゃ、じゃぁ……わ、私は、お世話にならせてください」
彼方「えっ?」 歩夢「今から親に連絡してみます」
歩夢「それで問題がなかったらですけど」
歩夢「いったん家に帰って準備をしてからもう一度、ここに来るっていうのでどうですか?」
控えめに手を上げるようなそぶりを見せながら言う歩夢ちゃん。
エマちゃんみたいに許可を貰ってからって話だけど
学校側に許可を取るよりは、ずっと簡単に許可がとれるんじゃないかって思う。
……私が寂しがったから、かな?
彼方「いいの〜?」
歩夢「は、はいっ」
彼方「ありがと〜っ」
むぎゅっと抱擁
今日だけは私の可愛い妹に追加された歩夢ちゃんは
困った反応ではあったけど、嫌がったりはしていなくて。 歩夢「じゃぁ、電話してみますね」
彼方「うんっ」
エマ「いいな〜」
うらやましそうなエマちゃんの隣で電話する歩夢ちゃん。
友達の家ではなく、先輩のおうちっていうのが、歩夢ちゃんらしくて
歩夢「あ、彼方さ……彼方先輩。お母さんが」
彼方「あ、は〜いっ」
一応、責任を負うことになるから、お電話を受ける
本当は親がいるべきではあるけれど、今はいないし帰りは遅いはずだから……私が受ける
結局――お許しを貰えた ※虹ヶ咲学園の夕方を終了
※DATA01のログを取得
※DATA01を保存
※続行します ――――――
―――
彼方「歩夢ちゃんお帰り〜」
歩夢「あ、た、ただいま……です」
歩夢「改めて、今日はお世話になります」
エマちゃんと一緒に一回帰っていった歩夢ちゃん
家に帰って準備をしてきた手荷物はちょっぴり多め
この行き来のためだけに私服に着替えてきた歩夢ちゃんはとってもおしゃれで可愛らしい
さっきはお嫁さんとか、妹とか
そういうお話をしていたけど
お嫁さんにする前はこんな歩夢ちゃんとデートしたりすることになるのかなって思うと
ちょっぴりドキドキする
遥「お姉ちゃんが急に誘ったのに……ありがとうございます」
歩夢「ううん。私ももうちょっといたいなって思ってたから……」
遥「でも、歩夢さん……どこで寝るの?」
彼方「う〜ん」
遥「お姉ちゃん、私と一緒に寝る?」
私が遥ちゃんと二段目で寝る……それもありかも〜
A、自由安価
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