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何事もなく家に帰ってきて、二人を案内する
手狭な玄関口を進んでリビングへ

歩夢「遥ちゃんは今日は普通に練習なんですね」

彼方「うん。彼方ちゃんのこと気にして休むって言ってくれたんだけど……」

歩夢「遥ちゃんも彼方さんも本当に仲良いですね」

彼方「えへへ〜」

遥ちゃんとの仲を褒められるのは嬉しい
以前、喧嘩をしちゃったこともあるけど
今はそれのおかげで今まで以上に距離が近づいた感じさえする

エマ「彼方ちゃんたちを見てると、わたしもみんなに会いたくなっちゃうな〜」

歩夢「エマさんもご兄弟がいるんですよね?」

エマ「うんっ」

エマ「私を入れて8人兄弟なんだ〜」

彼方「すごいよねぇ」

歩夢「兄弟かぁ……」

望むようにつぶやく歩夢ちゃん
私の視線に気づいてはっとしてほほを染めるのがちょっと可愛らしかった

歩夢「か、彼方さんは休んでいて大丈夫ですよっ」

歩夢「何か簡単なもの、おつくりしますから」


A、自由安価

>>148