0145名無しで叶える物語(らっかせい)
2021/04/16(金) 21:45:34.07ID:tveIQ1Cdエマ「彼方ちゃん?」
彼方「あ、うん……ありがとね〜」
少し、ぼうっとしちゃった
意識が飛んじゃったかのような感じ
お昼が終わった後にも、似たようなことがあったっけ……
彼方「体調が悪いって言っても、すっごく悪いとかじゃないんだけどねぇ」
歩夢「……」
彼方「あ、歩夢ちゃん?」
じぃっと見つめてくる歩夢ちゃん
数秒間私の顔を覗き続けた歩夢ちゃんは不意に離れて、困った顔をする
歩夢「侑ちゃんなら、こうするとある程度体調が分かったりするんですけど……」
彼方「え〜? どうどう?」
歩夢「……寝不足、とか」
彼方「おお〜そうだねぇ」
歩夢「なんて……」
いつもそんな感じですよね。と、歩夢ちゃんは笑ってごまかす
私とエマちゃんは3年生、歩夢ちゃんだけ2年生
でも歩夢ちゃんは大丈夫そう……かな?
彼方「二人とも、今日はありがとね〜」
エマ「いいよ〜」
歩夢「私も大丈夫です。彼方さんのためですし」