0141名無しで叶える物語(らっかせい)
2021/04/16(金) 21:08:22.00ID:tveIQ1Cd私の連絡をすぐに見て、二つ返事で承諾してくれた。
>エマ:彼方ちゃんのおうち、一度行ってみたかったんだ〜
>歩夢:家に材料とかってあったりしますか? なければ、彼方さんはエマさんにお任せして
>歩夢:私は材料を買いに行こうと思うんですけど……
歩夢ちゃんは帰りに寄っていくんじゃなく
自分一人で行こうって考えてるみたい
私の体調を考慮して、無駄に寄り道させずに家に帰そうとしてくれてるんだろう
でも、お料理のための食材なら家には十分ある
――歩夢ちゃん、優しいなぁ
>彼方:家には十分あるともうよ〜。ありがとね〜
>かすみ:今日練習どうします?
>侑:残ったみんなは基礎練習して、各自の次のライブに向けての確認とかしよっか
>果林:エマと歩夢なら大丈夫だと思うけれど、彼方のことお願いね
>彼方:果林ちゃんお母さんみたいなこと言ってる〜
>果林:クラスは違うけど、同級生で同じ同好会のメンバーだもの。
>エマ:そうだ。今どこにいるの?
>果林:えっと、図書室が通路の先にあるけど
>エマ:あ、ごめん。
>エマ:彼方ちゃんのいる場所
>歩夢:下駄箱のところで待ち合わせでどうですか?
>かすみ:図書室……あ、果林先輩動かないでくださいね
>果林:え、図書室に行こうと――あら?
>かすみ:果林せんぱーい!!!
>侑:私も行くね
>璃奈:私も行く
だんだんと賑やかになっていくメッセージ
歩夢ちゃんの提案を承諾して、足早に生徒玄関口へと向かった