0118名無しで叶える物語(らっかせい)
2021/04/16(金) 14:33:33.99ID:tveIQ1Cd――
――お昼休み。
普段通りの虹ヶ咲学園
空に浮かぶ雲は数えきれないほどあるけれど、埋め尽くすほどかといえばそうでもなく。
天気良いよね。と、言おうと思えばいえるくらいの日当たり。
とはいえ、体育を除けば授業中の天気のよさなんて学生には割とどうでもいい話で
カーテンが締まっているのに、直接ぶつかってくる日光が目障りだなぁ。なんて
窓際の席になった生徒がぼやく程度だと思う。
それも、お昼休みになれば今日は外で食べようとか、外で○○しようとか。
いろいろと賑わいの種になったりもする
彼方「ふむ……」
近江彼方は基本、そんな天気のいい日は決まって外に出ている。
日当たりがよく、しかし、それなりに陰ってもいて暖かくも心地のいいベストな空間があるからだ
そこでお昼を済ませ、そこで横になったり。
せっかくのお昼休みをクラスメイト達と過ごすのは天気の良くない日くらいだったりする。
同じライフデザイン学科に同じくスクールアイドル同好会に所属している朝香果林はいるが、
彼女は専攻している学科が違うこともあって、クラスが別になってしまっている。
A、自動制御
B、自由安価
>>119