冷蔵庫の扉には、こつんっと頭をぶつけて閉める
扉に延びかけていた可愛い手を後ろから掴んで、抱きしめる

私よりもまだ、小さい遥ちゃん
もしかしたらいつかは大きくなっちゃうかもしれない遥ちゃん

ぎゅっとすると……最初みたいな驚きはなかった。

遥「……どうしたの?」

彼方「ん〜?」

遥「朝からなんて、ちょっと珍しいなって」

遥「帰ってきてからなら……よくあるけど」

遥「今日はバイトだっけ? 帰り遅くなるの?」

彼方「バイトはないよ〜」



A、自由安価

>>110