凛と花陽は果南の緩急に翻弄され始める

花陽「攻めるタイミングが……」

果南「梨子ちゃん、合わせてねー」

梨子「は、はいっ」

梨子も果南のリズムに合わせるように緩急を使い分ける

凛(攻めるタイミングが……)

花陽(ここは私が先に……!)

花陽がムーンボレーを仕掛けるも果南に見透かされてしまいスマッシュで返される

果南「先手で攻めるタイプじゃないのに無理しちゃダメだよ?」

「ゲーム松浦桜内ペア、5-4」

ダイヤ「あれが果南さんの夏色メロディーですわ」

曜「果南ちゃんの独特のリズムだよね」

千歌「私や曜ちゃんはなんとなくわかるからいつ攻めてくるかわかっちゃうけどね」

善子「そういえばあの二人ダブルスの練習って言ってずっと音楽聴きながら練習してたけど」

花丸「このために?」

果南「梨子ちゃんがリズム感良くて助かったよ」

梨子「まさかあの練習が役に立つなんて……」

凛「このままだと流される……」

花陽「……凛ちゃん、次キープしたら、賭けに出よう」

凛「賭け?」