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凛「星空バズーカー!!」

凛が叫びながらボールに飛び込みジャンプとダッシュの威力を乗せたボールを相手コートに叩き込む

果南「っと!」

梨子も果南も予想外のスピードのボールに追いつくことが出来ない

果南「んー、あれはちょっと無理かな」

梨子「あの角度ならNightでも返せたかも……」

それぞれサービスゲームもキープしながら試合は終盤に差し掛かる

「ゲーム小泉星空ペア、4-4」

果南「攻めきれないね」

梨子「ダブルスのコンビネーションが厄介すぎる……」

果南「前衛が動き回って、急に後衛が現れてボレーで決められる」

梨子「……もう終盤……」

果南「ま、私のサービスは確実にキープしちゃおうか」

凛「ここで攻めないと」

花陽「ダメだね」

凛と花陽は顔を見合わせるとラケットを重ね合わせてそれぞれ位置につく