果南「やっぱりそう来るかー」

海未「彼女のHAPPY PARTY TRAINはラリーの中で徐々に威力が上がっていく技のはず」

ことり「ダブルスなら続けて打たせないようにすればなんとかなるんだね」

果南「ま、それならそれで使うのやーめた」

花陽「え?」

凛「え?」

鞠莉「果南のあれはシングルスで力のあるプレイヤーに対しての技だし、……あとはノリで使った技だから


花陽(ノリ……?)

果南にボールが向かうと果南は片手のフォアハンドから思い切りラケットを振り抜く

果南「りゃっ!」

凛「いっ!?っ!!」

ダイレクトに前衛でボールを受けた凛はラケットを弾かれてしまう

果南「まあこれでいいんだけどさ」

果南は満足そうに笑う

ダイヤ「そもそもとして果南さんに余計な技みたいなものは不要ですわ、パワー、フットワークが突出してますので」

鞠莉「まあ、私たちがいろいろショットあるのにつまらないっていう子供っぽい理由で作ったのがHAPPY PARTY TRAINだから」

ルビィ「え……」

ダイヤ「もちろん意味はありますのよ?果南さんと同格以上のパワーを持つ相手にはシングルスにおいて大変有効です」

曜「聞けば聞くほど使う場面がなさそう……」