遥「だって、私もお姉ちゃんもお父さんとお母さんの遺伝子が混ざり合ってできたんだよ?」

遥「お父さんがお母さんを好きになったように」

遥「お母さんがお父さんを好きになったように」

遥「私の中のお父さんがお姉ちゃんの中のお母さんを」

遥「私の中のお母さんがお姉ちゃんの中のお父さんを」

遥「大好きになって、愛し合いたいってなっていくのは至極当然のことなんじゃないかな?」

遥「もしもそんなことないって姉妹がいたとしたら」

遥「親は本当に愛し合っていない可能性があるってだけで、姉妹間の恋愛については何の問題もないと思ってるんだよね」

遥「女の子同士だって」

遥「半分男、半分女で作られた体なんだから」

遥「半分男、半分女で作られているお姉ちゃんにそれぞれが恋をしてしまうのは、もうどうにもならないことだって思う」

遥「だからね、お姉ちゃん……結婚しよ?」