かすみ「えぇ！？しず子のお尻からコッペパンを出す能力！？」
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かすみ「そんなのがかすみんの能力なの！？」
璃奈「うん、間違いないと思う」
かすみ「嫌だよそんな能力！」
かすみ「お尻からコッペパン出す能力なんて！」
かすみ「しかもしず子のお尻からしか出せないなんて…！」
しずく(ケツ出し)「…///」
璃奈「でも色々やってみたけど、結局かすみちゃんがコッペパンを出せたのはしずくちゃんのお尻からだけだった」
璃奈「かすみちゃんの能力の正体を解き明かすためにみんなに協力してもらって」
歩夢(ケツ出し)「うぅ…///」
せつ菜(ケツ出し)「かすみさん…ひどいです…///」
愛(ケツ出し)「いや〜…流石の愛さんもコレはちょっと…///」
栞子(ケツ出し)「こんな風にお尻をいじられたのは初めてです///」
璃奈「みんなのお尻をいじり倒したけど、結局コッペパンを出せたのはしずくちゃんのお尻からだけだった」
璃奈「だからかすみちゃんの能力は「しずくちゃんのお尻からコッペパンを出す能力」であるとしか思えない」
かすみ「そんな…！」 いや待て、見たところコッペパンに挟む具材もセットだから具材として定義できるものであれば何でも出せるのでは？ エマ(ケツ出し)「う〜ん、ボーノだよぉ〜」ﾓｸﾞﾓｸﾞｷﾗｷﾗ
果林(ケツ出し)「えぇ…？」
果林(ケツ出し)「それってしずくちゃんのお尻から出たやつでしょ…？」
エマ(ケツ出し)「でも、これすっごく美味しいよ？」
エマ(ケツ出し)「いっぱいあるし、果林ちゃんも食べてみようよ！」
果林(ケツ出し)「いや…お尻から出たのはちょっと…」
彼方(ケツ出し)「あっ、美味しい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
果林(ケツ出し)「彼方まで！？」
彼方(ケツ出し)「お尻から出ただけのコッペパンがこんなに美味しいなんて…なんだか彼方ちゃん、負けた気分だよ…！」ﾓｸﾞﾑｼｬｧ!
果林(ケツ出し)「2人がそういうなら私も食べてみようかしら…」ﾓｸﾞ
果林(ケツ出し)「あっ、結構イケるわこれ」 璃奈「というわけで実験を続けるね」
かすみ「えぇ…まだしず子のお尻からコッペパン出さなきゃダメなの…？」
璃奈「まずは能力のコントロールについて検証してみよう」
璃奈「今から指示する具材についてイメージしながらコッペパンを出してみて？」
璃奈「璃奈ちゃんボード『BLTサンドコッペパン』」
かすみ「しず子、ちょっと我慢してね」ｸﾞｯ
かすみ「むむむ…(BLTサンドをイメージ中)」ｸﾞｸﾞｯ
しずく(ケツ出し)「あっ♡」ｽﾎﾟﾝ
璃奈「うん、ほぼイメージ通りのBLTサンド」
璃奈「レタスとトマト多め、かすみちゃんって結構ヘルシー志向？」
かすみ「かすみんはぁ、常に食事にも気を配ってるからねっ♡」
璃奈「よし、それじゃ次いってみよう」
しずく(ケツ出し)「えぇ！？」 あんことかチョコクリームとか練り羊羹なら食べさせてもらったことあるけどコッペパンはないなあ しず子がコッペパンをケツからひり出す度に毎回やらしい声出すの何か笑うんだがw 〜間〜
しずく(ケツ出し)「はぁ…はぁ…」ｸﾞｯﾀﾘ
璃奈（…すごい）
璃奈（パンの種類は普通のコッペパン、白パン、ライ麦パンに加えてパイ生地やバター多めのペイストリー生地まで…！）
璃奈（パン屋さんにありそうなものは大体出せるみたい）
璃奈（具材についてもハムレタス、チキンカツ、ハンバーグやカプレーゼみたいな、近所のコッペパン屋さんやコンビニで売ってそうなものは大体出せるみたい）
璃奈（かすみちゃんの能力…思ってたよりすごい…！！） 璃奈（あと確かめられそうなものといえば…）
璃奈「かすみちゃん」
かすみ「はぁ…はぁ…今度は何出すの？」
璃奈「次はこの具材を出して欲しい」
璃奈「璃奈ちゃんボード『シャトーブリアンステーキ・ロッシーニ風サンドコッペパン』」
かすみ「え゛っ！！？」
かすみ「しゃと…ろっしー…？」
かすみ「何それ！？」
璃奈「とりあえずイメージして出してほしい」
かすみ「うぅ…」ｸﾞｯ
しずく(ケツ出し)「っあ♡」ｽﾎﾟ
璃奈「…これは普通のステーキが挟んであるコッペパンだね」
かすみ「よく分かんないけど、ステーキってあったからステーキをイメージしてみたんだけど…」
かすみ「…もーっ！あんなわけの分かんないもの出されても分かんないよぉ！！」
璃奈（どんなコッペパンを出すかはかすみちゃんがコントロールできるみたい）
璃奈（でも、かすみちゃんがイメージ出来ない食べ物は具材にできないみたい）
璃奈（シャトーブリアンステーキのロッシーニ風なんて私も食べた事ない）
璃奈（ここまでは大体予想通り） しずくの体組織から引かれているのか別空間から出てくるのか… >>25
別空間なら美少女の尻から出てきても旨みが無い たしかにコッペパンを生み出すためのエネルギーはどこからきてるのか
しずく自身がコッペパン分+生成分のカロリーを消費して生み出すのか
しずくはあくまでも変換器でエネルギーはまた別のところから来ているのか
完全に無から有を生み出しているのか 出てくる瞬間は小さくて、完全に出てから魔法みたいにパンが大きくなるイメージ 璃奈「じゃあ次はしずくちゃんの側にフォーカスして実験してみよう」
璃奈「璃奈ちゃんボード『むんっ』」
しずく(ケツ出し)「な、何この装置！？」ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ
璃奈「それは消費カロリー計測器」
璃奈「そして今しずくちゃんが四つん這いになってる台は体重計になってる」
しずく(ケツ出し)「えっ///」
璃奈「かすみちゃんのイメージしたコッペパンをしずくちゃんのカロリーか、あるいは質量か何かを使って具現化してお尻から出す」
璃奈「それがかすみちゃんの能力の正体についての私の仮説」
璃奈「かすみちゃん、まずはヘルシーな感じのコッペパンを出してほしい」
かすみ「それっ！」ｽｯ
しずく「んんっ♡」ﾋﾟｸ
璃奈「カプレーゼコッペパン…」
璃奈「体重は変化無し」
璃奈「しずくちゃんのカロリー消費量は…」
璃奈（軽めの運動をしたのと同じぐらい） 璃奈「…次はカロリー高めなコッペパンを出して欲しい」
かすみ「はいっ！」ｽﾎﾟﾝ
しずく「んあっ♡♡」ﾋﾟｸﾝ
しずく「はっ…はぁ…」
かすみ「ふぅ…」
璃奈「コッペパンが埋もれるぐらい大量のホイップが乗った揚げコッペパン…胸焼けしそう…」
璃奈（体重に変化は無い…とすると質量は関係ない）
璃奈（消費カロリーは前より明らかに多い…！）
璃奈（この能力は、しずくちゃんのカロリーを使っているみたい…？）
こんな感じで実験は続き… 璃奈「2人が実験に付き合ってくれたおかげで、かすみちゃんの能力がどんなものかだいぶ分かった」
璃奈「2人ともありがとう」
璃奈「それから、ごめんなさい」
かすみ「はひ…ひぃ…(疲労困憊)」
しずく「っ…ぁ…(満身創痍)」
璃奈「能力についての説明は…また今度にした方が良さそうだね」 決まってた話なのか疑問に答えてくれたのかはわからないがありがたい！ ※実験で生み出されたコッペパンはエマさんが美味しく頂きました ケツから出るならコッペパン潰れちゃうよね
ケツから出てるように見えるだけで、とかではないのか 見かけ上体重が減っていないということはカロリーを消費して大気中の成分を取り込み、合成してコッペパンを生成しているのか？しずくが「コッペパンを尻から出す」能力ではなくかすみが「しずくの尻からコッペパンを出す」能力ということはかすみ側にもコッペパンを生成する要因がある？謎は深まるばかりだ。 体重の変化無しでどこからカロリーを取りだしてるんだ カロリー補給が必要な時はケツにコッペパン入れればいいんやな グリードのダイヤモンド生成で金儲けする実験思い出した 騙されたと思ってpixivでケツだけ星人で検索してみ アインシュタインはかすみんがしずくの尻からコッペパンを出すとどうなるかを思考実験した末にE=mc^2に辿り着いたと言われている コッペパンが対消滅するとちょうどお台場吹っ飛ぶくらいになりそうっすね 〜翌日〜
しずく「…」ｹﾞｯｿﾘ
かすみ「おはよ、しず子…」ｹﾞｯｿﾘ
かすみ「しず子、なんか痩せた？」
しずく「…かすみさんだって、なんだか前よりやつれて見えるよ？」
しずく「…」
かすみ「…」
かすみ「まぁ、あんな目にあったらこうもなるよね…」
しずく「うん…」
璃奈「おはよう、2人とも」
璃奈「用事が長引いて遅くなっちゃった、ごめんね」
璃奈「それじゃ早速、かすみちゃんの能力について分かったことを説明していくね」 璃奈「かすみちゃんの能力は、しずくちゃんのお尻からコッペパンを出す能力」
璃奈「かすみちゃんがイメージできるものなら、どんなものでもしずくちゃんのお尻から出す事が出来る」
璃奈「ただし、コッペパンに限る」
璃奈「コッペパンは具をはさんだ状態で出す事も出来る」
璃奈「ただし具として使えるのは「かすみちゃんがコッペパンの具としてイメージできる、食べられるもの」だけ」
璃奈「コッペパンを出す対価はしずくちゃんのカロリーだけ」
璃奈「…だと思ってたけど、実際は違った」
璃奈「実際には、「かすみちゃんとしずくちゃんで半分ずつカロリーを出し合う必要がある」
璃奈「シンクロ召喚みたいな感じって言えば分かりやすいかもしれない」
璃奈「例外として、コッペパンの具材に高級食材を使った場合は2人にものすごい負荷が掛かるからやめた方がいい」
璃奈「それから、お尻から出してる最中のコッペパンを逆に押し込むとしずくちゃんは絶頂する」
しずく「///」
璃奈「実験でわかったのはこのくらい」
璃奈「コッペパンを構成する物質の出どころとか、まだ気になるところは沢山ある」
璃奈「でも、一つだけ言えるのは」
璃奈「かすみちゃんの能力は、質量保存の法則とかいろんな物理法則を超越した、とんでもない能力だって事」
かすみ「えっ、この能力ってそんなにやばいの…？」 璃奈「かすみちゃん、ちょっと試しに押し込んでみて」 かすみとしずく
その穴はコッペパンを出し入れするために…！
でも璃奈ちゃんの見ている先には 璃奈「この世界の物理法則は等価交換が基本」
璃奈「無から何かが生まれることは基本的にありえない」
璃奈「かすみちゃんがコッペパンを出すとき、コッペパンと同等のカロリーをかすみちゃんとしずくちゃんで半分ずつ出し合っている」
璃奈「カロリー、つまり熱量については等価交換になってるといえる」
かすみ「…なら別に問題なくない？」
璃奈「そうだね」
璃奈「でも問題は質量なんだ」
璃奈「普通に物理法則に則って考えれば、かすみちゃんかしずくちゃんのどっちか、それか両方の体重が出したコッペパンの質量分減ってなきゃおかしい」
璃奈「でもコッペパンを出しても2人の体重は1グラムも減らなかった」
璃奈「大気中の成分にも特に変化は見られなかったし、もう無からコッペパンが生成されてしずくちゃんのお尻から出てくるとしか思えない」
璃奈「物理学の敗北だね」
しずく「へ、へぇ…？」 璃奈「とにかく、こんなすごい能力なんだからきっと何かの役に立つと思う」
璃奈「なんの役に立つか分かんないけど」
かすみ「えぇ…こんな能力絶対役に立たないって…」
〜そして時は流れ、放課後〜
しずく「…」ｸﾞｸﾞｸﾞ
かすみ「ぐぬぬ…！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
かすみ「なんで部室から逃げようとしてるの、しず子！」
しずく「だって…！」
しずく「みんなに…みんなに…いっ、イクとこ見られたんだよ！？」
しずく「恥ずかしくてもう部室行けないよ！」
かすみ「そんなこと言ったらかすみんは部活のみんなのお尻を弄る羽目になったんだからね！」
かすみ「気まずいとかいうレベルじゃないよ！！」
かすみ「ほら、部室入るよ！」ｸﾞｲｯ
しずく「あぅ…」 エネルギーと質量は等価なのでカロリーを消費してコッペを作ることはできるかもしれない >>74
さすがスクールアイドル
光速の２乗のスケールのカロリーを消費しても疲労程度で済ませられる 質量変わってないのにカロリーを消費したと結論づけたのは何故かが気になるんだが カロリーを消費したのに体重が1gも減らないってあり得るのかな 水が氷とか水蒸気に変態する時の熱のやり取りとかじゃない？ まあ質量が同じでも温度が下がってるとかあるんじゃない？とは思う >>74
一歩間違えたらしずくケツから天文学的なレベルの爆発が起きそう 部室のドア「ガチャ」
かすみ「お疲れ様でーすっ♡(ヤケクソ)」
しずく「ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｽ…(小声)」
せつ菜「かすみさん…しずくさん…」ｹﾞｯｿﾘ
栞子「お疲れ様です…」ｹﾞｯｿﾘ
かすみ「あれ？なんだか元気ないみたいですけど、何かあったんですか？」
せつ菜「それが、今日はお弁当を家に忘れてきてしまいまして…」
せつ菜「なので購買に行こうとしたのですが、この前ラノベとマンガを大量買いしてしまったせいで手持ちがなくて」
せつ菜「それで結局お昼を抜く羽目になってしまったんです…」
栞子「私も今日はお弁当もお財布も家に忘れてお昼抜きです…」
せつ菜「このままだと私も栞子さんも練習中にダウンしてしまいます…」
せつ菜「なので、なんとかできないかと考えてたところなんです…」
しずく「せつ菜さんも栞子さんもお弁当を忘れるなんて、こんな事もあるんですね…」
せつ菜「…あっ！」
かすみ「わっ！？なんですかいきなり！？」
せつ菜「かすみさんたちにコッペパンを出してもらえばいいんですよ！」
しずく「ええっ！？」
栞子「…！！」ﾊｯ
かすみ「なんでしお子も「その手があったか！」みたいな顔してるの！？」
しずく「そうですよ！」
しずく「お尻から出たコッペパンなんて、食べるのに抵抗とかないんですか！？」
せつ菜「しずくさんのお尻から出たコッペパンなら、昨日の実験の時に沢山食べてるので抵抗とかは特にありません！」
栞子「私も特に抵抗はないですね」
栞子「むしろおいしいコッペパンが食べられるので楽しみです(期待の眼差し)」
かすみ「わ…わかりましたよ…」
かすみ「ほら、コッペパン出すからお尻出してよしず子」
しずく「うぅ…///」 せつ菜「私はカツサンドコッペパンでお願いします！」ﾜｸﾜｸ
栞子「私はBLTサンドコッペパンで」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
しずく(ケツ出し)「恥ずかしいのであまりじろじろ見ないでください…///」
かすみ「えいっ」ｽﾎﾟｽﾎﾟｯ
しずく「あっ♡…んぁ♡」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
栞子「美味しいです…空腹に沁み渡ります…！！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
せつ菜「昨日食べたときより美味しい気がします…まさに、「空腹は最高のスパイス」ですね！」
しずく（自分のお尻から出たものを知り合いが食べてるのってなんだろう、よく分からないけど変な感じ…）
〜間〜
栞子「ごちそうさまでした」
せつ菜「美味しかったです！」
栞子「…そういえば、かすみさんはイメージできればどんなコッペパンでもしずくさんのお尻から出せるんですよね？」
かすみ「うん、でも高級食材を具に使ったコッペパンは何故かかなり疲れるからやめてほしいかな…」
栞子「だとしたら、とても長いコッペパン…例えば部室の壁と壁の間の距離ぐらいのコッペパンとかも出せるんでしょうか…？」
せつ菜「ナイス好奇心です栞子さん！」
せつ菜「やってみましょう！！」
しずかす「ええっ！？」
しおせつ「（期待の眼差し）」ｷﾗｷﾗ
かすみ「もうこれは諦めてやるしかないよしず子…」
しずく「そうみたいだね…」 しずく(ケツ出し)「…///」
かすみ「むむむ…(とても長いコッペパンをイメージしている)」ｸﾞｲｸﾞｲ
しずく(ケツ出し)「あっ♡あぁっ♡はぁ♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
栞子「す、すごいです…！」
栞子「しずくさんのお尻から長いコッペパンがどんどん出てきます…！！」
しずく(ケツ出し)「か、かすみさん…もっとゆっくり引っ張ってぇ…あっ♡」ﾋﾞｸﾝ
かすみ「変な声出さないでよしず子ぉ！」ｸﾞｲｸﾞｲ
彼方「おつかれ〜」ｶﾞﾁｬ
彼方「って、えぇ…？」
彼方「何してるの…？」
しずく(ケツ出し)「」
かすみ「」
せつ菜「彼方さん！」
しずく(ケツ出し)（よりにもよってこんなタイミングで彼方さんが来るなんて…///） 皆の空腹と好奇心を満たす代わりにしずかすが飢えるのか… しずく(ケツ出し)「…(壁に手をついてケツを突き出し、ケツからはすごい長さのコッペパンが出ている)」
かすみ「か、彼方先輩…(しずくのケツからコッペパンを引き出している)」
栞子「…(長く伸びているコッペパンの中ほどを持って支えている)」
せつ菜「おはようございます！(しずくのケツから部室の真ん中付近まで達したコッペパンの端を持っている)」
彼方「…(部室に入るやいなや、室内で繰り広げられる異様な光景に絶句している)」
彼方「う〜ん…？えっと…これは…？(状況を整理している)」
彼方「あっ、なるほど〜(しずくのケツから総出で長いコッペパンを引き出していると理解した)」
彼方「すごい事してるね…」
せつ菜「はい！しずくさんのお尻から部屋の端まで届くようなコッペパンを出せるのか実際に試してる所です！」
彼方「それでこんな部屋の半分ぐらいの長さのコッペパンがしずくちゃんのお尻から出てるわけか…」
彼方「具は…ツナマヨかぁ」
彼方「この長さのツナマヨコッペパンは流石に途中で飽きそうだなぁ」
彼方「かすみちゃん、出してる途中から味を変えたりとかできるかな？」
かすみ「イメージすれば出来そうですけど…って、なんで彼方先輩も乗り気なんですか！？」
彼方「いやぁ、こんな長さのコッペパンなんてなかなかお目に掛かれないもんでしてねぇ」
彼方「折角だし部屋の隅まで届くのを見届けたいなと思いまして…」
せつ菜「味変ですか…カレーなんてどうでしょう？」
かすみ「お尻から出るものにカレー！？正気ですかせつ菜先輩！？」
かすみ「たまごサラダ！たまごサラダにします！」ｸﾞｲｯ
しずく「おっ♡ほぉっ♡」ﾋﾞｸ
彼方「おぉ、ちゃんと途中で具がツナマヨからたまごサラダに変わってる」 しずく「はぁ…はぁ…」
せつ菜「もうすぐ部屋の隅までコッペパンが届きます！」
かすみ「はぁ…ふぅ…」
かすみ「しず子！もう少しの辛抱だから頑張って！」ｸﾞｲｸﾞｲ
栞子「しずくさん、頑張ってください…！」
かすみ「ふぅ…コッペパンの終わりが見えてきた…これで！」ｽﾎﾟﾝ!
しずく「んぁぁっ♡♡♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
しずく「はっ…ぁ…」ｸﾞｯﾀﾘ
かすみ「はぁ…つ、疲れたぁ…」ﾄﾞｻｧ
栞子「す、すごい…！」
栞子「こんな長さのコッペパンを見たのは本当に初めてです…！！」
せつ菜「こうして実際に出たコッペパンを見ると、何というか達成感がすごいですね！」
彼方「よしよし、頑張ったかすみちゃんとしずくちゃんにはちょっと高めのウ○ダーinゼリーをあげよう」
かすみ「ぜぇ…はぁ…」
かすみ「ありがとうございます…」
しずく「ぅぁ…」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
璃奈「途中から見てたけど、面白い実験だったね」ｽｯ
璃奈「こんな面白い実験を私抜きでやるなんて…」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ぷんぷんっ』」
かすみ「げぇっ！りな子！」
璃奈「ちょっと知的好奇心とインスピレーションが湧いてきちゃった」
璃奈「この勢いでちょっと実験しちゃおうか」
しずかす「それはいや！」
璃奈「う〜ん、残念」
璃奈「璃奈ちゃんボード『(´・ω・｀)』」 ₍₍ リง´˶＾ヮ＾˶)ว ⁾⁾
₍₍ ₍₍ งﾉcﾉ,,^○^,,ﾉﾚ ว ⁾⁾ しずくは次の日にどんなコッペパンを欲しがるか事前にわかる能力者で
事前に詰め込んでると思ってたわ しずかすがコッペパン生成するのに使うカロリーって、コッペパンを摂取して得られるカロリーより少ないの？
最強じゃん >>100
このスレでそれを書かれると尻の穴にせっせとコッペパンを詰め込む情景が浮かぶからやめてくれ 部室のドア「ガチャ」
果林「あら、もうみんな来てたのね」
果林「って、それは…？」
エマ「わぁ、すごく長いコッペパン！」ｷﾗｷﾗ
せつ菜「どれだけ長いコッペパンが出せるか、かすみさんとしずくさんに試してもらってたんです！」
果林「それにしても凄い長さね…部室の横幅と同じぐらいあるじゃない…」
かすみ「おかげさまでかすみん達はすごく疲れましたよ…」ﾄｵｲﾒ
しずく「このコッペパン、どうしましょうか…？」
愛「おぉ、何だか盛り上がってるね！」ｽｯ
歩夢「みんな、おつかれさま」ｽｯ
せつ菜「ちょうどいいタイミングで皆さん揃いましたし、コッペパンを全員で分けて食べましょう！」
せつ菜「皆さん！ジャンケンで勝った人がツナマヨとたまごサラダの境目をゲットできますよ！」
こうして、突然能力に目覚めてしまったかすみとしずくの少し奇妙な日常が始まったのであった… ちょっと待って
本編で出したときは尻は剥き出しではなかった筈では
つまりしずく(ケツ出し)じゃなくてもコッペパンを生成できる…？ コッペパンの具がかすみの思考に左右するされるなら一瞬でもしずくのうんこのこと考えたらやばくないか？ 〜連休明けのある日〜
かすみ「やばいよしず子…」
かすみ「これ絶対やばいって…」
しずく「うん…」
しずく「どうしよう…」
中須かすみと桜坂しずくは今まさにピンチの真っ只中であった…
発端は昨日、つまり連休最終日にかすみとしずくがかすみの家でお泊まり会をした時の事であった…
〜昨日 かすみんハウス(回想)〜
かすみの母「今日はしず子ちゃんもいる事だし餃子パーティーよぉ！」
かすみ「わーい！やったぁ！」
しずく（しずくさんのお母さんも私の事しず子って呼ぶんだ…）
しずく（かすみさんのがうつったのかな）
並べられる餃子や料理たちに、かすみとしずくのテンションはハイになっていった…
かすみ「美味しい！餃子美味しい！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
しずく「唐揚げやホイコーローも美味しいです！」ﾑｼｬﾑｼｬ
かすみの母「ご飯のおかわりいるかしら？」
しずく「お願いします！」ｽｯ
かすみ「私も！」ｽｯ
かすみの母「餃子のおかわりもあるわよぉ！」
しずかす「わーい！！」ｷｬｯｷｬ
〜回想、終わり〜
餃子という食べ物は、実は意外と低カロリーな食べ物である。
しかしながら、2人はあまりにも多くの餃子を食べ過ぎた…
そして大量の餃子のみならず唐揚げやホイコーローも結構な量食べていた2人は、その時は考えもしていなかった…
女子高生の身には余りすぎるほどの、半端ではない量のカロリーを摂取していたなどとは… かすみ「やばいよやばいよ…！」
かすみ「このままじゃ地獄のトライアスロンする羽目になっちゃう…！」
かすみ「何とか…何とかしてカロリーを消費しないと…！！」
しずく「…かすみさん」ｽｯ
かすみ「？」
しずく「…」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
かすみ「わぁ！？なんでいきなりパンツ脱いでるの！？」
しずく(ケツ出し)「かすみさん、やりましょう！」
しずく(ケツ出し)「これなら手っ取り早くカロリーを消費できます…！」
かすみ「！！」
かすみ「そうだね…」
かすみ「私たちにはその手があったね…！」 >>117
全部ウンコだったら直ぐに分かるけど、普通の具に少しだけ混ざってたらヤバイなw 訂正
しずく（しずくさんのお母さんも私の事しず子って呼ぶんだ…）
↓
しずく（かすみさんのお母さんも私の事しず子って呼ぶんだ…）
酔った状態でSSなんぞ書いちゃダメだなこりゃ かすみ「それじゃ行くよ！」ｸﾞｲｯ
しずく「ひゃんっ♡」ｽﾎﾟｯ
かすみ「ちょっと！毎回毎回変な声出さないでよしず子！」
しずく「こ、これでも我慢はしてるんだよ！？」
しずく「でも何か出ちゃうというか…///」
かすみ「そ、そうなんだ…」
かすみ（しず子ってお尻弱いのかな…？）
〜間〜
果林「お疲れ様〜」ｶﾞﾁｬ
かすみ「それっ！」ｸﾞｲｯ
しずく(ケツ出し)「あぁ♡」ｽﾎﾟﾝ
果林「えっ」
しずく(ケツ出し)「かすみさん、もっとペース上げて！」
かすみ「わかった！」ｽﾎﾟｽﾎﾟｽﾎﾟﾝ
しずく(ケツ出し)「んっ♡はぁっ♡ほぉっ♡」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾝ
果林「…ふ、2人とも？」
かすみ「わぁ！？果林先輩来てたんですか！？」
果林「これは…一体何を？」
しずく(ケツ出し)「実は昨日かすみさんのお家で餃子パーティーをして、それで…」
かすみ「私もしず子もちょっと食べ過ぎちゃったから、しず子のお尻からコッペパンを出してカロリーを消費してるんです」
果林「へ…へぇ…？」
果林「って事は机の上にあるあの大量のコッペパンは、全部しずくのお尻から出たものなのかしら？」
しずく(ケツ出し)「はい…///」
果林「そう…」
かすみ「よーし、しず子！頑張ってカロリー消費するよ！」
かすみ「えいっ！」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ
しずく(ケツ出し)「あっ♡はぁっ♡」ｽﾎﾟｽﾎﾟﾝ
果林「…」
璃奈「果林さん、何だか煮えきらない顔してる」ﾇｯ
果林「璃奈！？」ﾋﾞｸｯ 果林「ちょ、ちょっと璃奈！」ﾋｿﾋｿ
璃奈「どうしたの？」ﾋｿﾋｿ
果林「あのコッペパン、しずくのお尻から出たやつってことは…」ﾋｿﾋｿ
璃奈「…？」ﾋｿﾋｿ
果林「あのコッペパンって…その、衛生面とかって…？」ﾋｿﾋｿ
璃奈「果林さんの言いたいことはだいたいわかった」ﾋｿﾋｿ
璃奈「それについては調査済み」ﾋｿﾋｿ
璃奈「結論から言うと、しずくちゃんのお尻から出たコッペパンに便は付着していなかったし、コッペパンの中にも含まれていなかった」ﾋｿﾋｿ
璃奈「だから安心していいと思う」ﾋｿﾋｿ
果林「ほ…本当かしら…？」ﾋｿﾋｿ
璃奈「証拠を見せれば納得できると思う」ｷﾞｭｵｫｫﾝ…
果林「えっ？何これ！？」ｷﾞｭｵｫｫﾝ…
璃奈「これは私の能力」ｷﾞｭｵｫｫﾝ…
璃奈「人呼んで、『璃奈ちゃんのドキピポ研究室(ラボラトリー)』」ｷﾞｭｵｫｫﾝ…
果林「璃奈も能力持ちだったのね…」
璃奈「これから私の思考実験空間に果林さんを招待する」ｷﾞｭｵｫｫﾝ…
果林「えっ…？」ｷﾞｭｵｫｫﾝ
果林「あっ、意識が」ｷﾞｭｵｫｫﾝ 【極秘】【特殊能力調査結果報告書】
■能力名
璃奈ちゃんのドキピポ研究室(ラボラトリー)
■能力者
天王寺璃奈(虹ヶ咲学園情報処理学科1年)
■能力についての報告
この能力は「思考実験空間」と呼ばれる空間を意のままに操作する能力である。
天王寺璃奈はこの空間内の物理係数を自由に設定し、計測機器や乗り物、コンピュータなどの「生命活動を行わない無機物」に限り自由に生成、配置できる。
この能力の特筆すべき点は「他者との思考の共有」にある。天王寺璃奈は他の人間を「招待」し、この空間に配置できる。この空間に「招待」された人間は死亡することは無く、死亡後一定時間経過すると何事もなかったように復活(リスポーン)する。
この能力は「招待」された人間の精神のみを「思考実験空間」に配置する能力であり、「思考実験空間」から出ると、四肢欠損や創傷といった身体のダメージは「思考実験空間」に入る前の状態に戻される。しかし疲労と精神的なダメージは回復しない。 （果林先輩は2、3年生は呼び捨てだけど1年生はちゃん付けなんやで） 今のところ有機物なら出せそう？札束想像したら札束挟まったコッペパン出せるのかな？無機物もいけたら小銭の両替もできそう。 〜璃奈の思考実験空間〜
かすみ「えっ！？何このだだっ広い白い空間！？」
しずく「私たちはさっきまで部室にいたはず…」
璃奈「ようこそ私の思考実験空間へ」
璃奈「璃奈ちゃんボード『どやさ』」
璃奈「しずくちゃんのお尻から出たコッペパンが果林ちゃんの思ってるようなモノじゃない事を、これから証明していくよ」
果林「え、えぇ」
しずく「えぇ！？今から実験するの！？」
かすみ「いきなりすぎない！？」
璃奈「ダイジョーブ、すぐ終わるから」
璃奈「実験環境、セッティング」ﾋｭﾝ
かすみ「よくわかんない機械が一瞬で出てきた…」
璃奈「じゃあ、まずはしずくちゃんのお尻から出たコッペパンを解析してみるね」
璃奈「かすみちゃん、コッペパン出してくれる？」
璃奈「具はハンバーグで」
かすみ「う、うん…」ｸﾞｲｯ
しずく「んんっ♡」ｽﾎﾟｯ
璃奈「このコッペパンを解析装置に入れる」ｶﾞｼｬﾝ
璃奈「次に、購買で買ってきたこのハンバーグサンドコッペパンを装置に入れる」ｶﾞｼｬﾝ
璃奈「するとモニターにふたつのコッペパンを解析した結果が出て来る」
果林「どっちも同じような数値が出てるわね」
璃奈「結果から、しずくちゃんのお尻から出たコッペパンと購買で買ったコッペパンはほぼ同じ成分だって事がわかる」
璃奈「コッペパンの衛生面については心配ない」 ちゃんと疑いがある方とも比較する必要があるのでは？ 璃奈「机の上にあったコッペパンについても同じように解析してみよう」ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ
璃奈「とりあえず5個ぐらい装置で解析してみたけど、結果はどれもほぼ一緒」
璃奈「じゃあ次は…」ｽｯ
かすみ「えっ、何この棒？」
璃奈「かすみちゃんに渡したその棒を、しずくちゃんのお尻に挿れてほしい」
かすみ「えっ」
しずく「えっ///」
璃奈「コッペパンの安全性を証明するためだから、少し我慢して欲しい」
かすみ「わ、わかった！」ｽﾞﾎﾞｫ
しずく「んひぃっ♡♡♡」ﾋﾞｸﾝ
璃奈「おお、すごい」
璃奈「しずくちゃんのお尻は食品工場並みの清潔さだよ」
璃奈（便は一体どこに消えてしまったんだろう）
璃奈「…果林さんも、しずくちゃんのお尻から出たコッペパンの安全性がわかったと思う」
果林「え、えぇ…」 〜部室〜
璃奈「これでみんな安心してコッペパンが食べられると思う(机の上のコッペパンを手に取る)」
璃奈「…うん、美味しい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
果林「そんなに美味しそうに食べられたら、私も食べたくなってきちゃったわ」
果林「ふふっ、美味しい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
かすみ「もう！いきなり実験に巻き込まないでよりな子！」
しずく「///」
璃奈「ごめんね2人とも」
璃奈「でも、食の安全を証明するためには仕方がなかった」
果林「そういえば2人とも、カロリー消費は大丈夫なの？」
かすみ「あ゛っ！忘れてた！」
かすみ「りな子の実験のせいでできなかった分を取り戻さなきゃ…！！」ｽﾎﾟｽﾎﾟｽﾎﾟｽﾎﾟ!
しずく「あっ♡んぁっ♡ひぅ♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
しずく「かすみさんっ♡激しくしないでぇ♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
果林（声だけ聞けばかなりスケベね）
こうして中須かすみと桜坂しずくは餃子パーティで無駄に摂ったカロリーの消費に成功し、部室はコッペパンビュッフェ状態になったのであった…
エマ「ボーノだよぉ〜」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
あなた「こんな美味しいコッペパンがしずくちゃんのお尻から出てきたなんて、なんだかときめいちゃう！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
歩夢「えっ」 出てきたコッペパンをしずくとかすみが食べたら永久機関作れるのでは？ かすみとしずくの2人が能力に目覚めて大体2ヵ月ほどが経ち、2人は…
〜ヴィー○スフォート〜
モブ幼女「ひっく…ぐす…」ｸﾞｽｸﾞｽ
しずく「大丈夫？お母さんとはぐれちゃったの？」
モブ幼女「ぅん…」ｸﾞｽｸﾞｽ
かすみ「えっと、迷子センターは…」
モブ幼女「おなかすいたよぉ…」ｼｸｼｸ
かすみ「お腹が空いた…？それなら！」ｸﾞｯ
しずく「ひゃっ！？」ﾋﾞｸﾝ
かすみ「はい、これどうぞ！(コッペパン差し出し)」
モブ幼女「わぁ！ありがとうお姉ちゃん！」ﾊﾟｧ
ある時はお腹を空かせた子どものためにその力を使い…
〜璃奈ちゃんハウス〜
彼方「よし、シチュー完成」
彼方「…しまった、パンを買い忘れた」
彼方「かすみちゃーん、しずくちゃーん」
しずかす「はーい」
彼方「具なしのコッペパンを…とりあえず人数分出してくれるかな？」
しずく「人数分ってことは…私とかすみさんと彼方先輩と遥さんと、璃奈さんと栞子さんの6人分ですね」
かすみ「わかりました！」ｽﾎﾟﾎﾟﾝ
しずく「あっ♡」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾝ
彼方「いやぁ、助かった」
璃奈「ただいま」ｶﾞﾁｬ
栞子「お邪魔します」
遥「お、お邪魔します…」
彼方「おかえりぃ〜」
彼方「それじゃ、お泊まりパーティスタートだね」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ウキウキ』」
パンを買い忘れた先輩のためにその力を使い… 〜昼休みの部室〜
かすみ「あ゛ぁ！！お弁当家に置いてきちゃった！！ 書いてる途中で誤爆しました
〜昼休みの部室〜
かすみ「あ゛ぁ！！お弁当家に置いてきちゃった！！」
かすみ「今から購買とか学食行っても混んでるよね…」ﾊｧ
かすみ「そうだ、しず子！」
しずく「うん、言うと思った」ﾇｷﾞｯ
かすみ「ありがと〜」ｸﾞｯ
しずく「んっ♡」ｽﾎﾟﾝ
かすみ「美味しい〜♡」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
またある時は自給自足し…
〜突然校内で始まった隠し芸大会のステージ〜
かすみ「手品やります！何も無いところからコッペパン出します！」
かすみ「それぇ！」ｽﾎﾟﾝｽﾎﾟﾝ
しずく「…っ♡」ﾋﾟｸ
(お尻からコッペパンが出てる所は上手いことアングルを駆使して客に見せないようにしています)
モブ生徒たち「おぉ〜！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
モブ生徒A「すごい！スクールアイドルって手品もできるんだね！」
モブ生徒B「なんで隣のリボンの子はちょっとビクってなったんだろう…？」
そしてまたある時は隠し芸としてその力を遺憾無く発揮した…
かすみ（最初はこんな能力嫌だったけど）
しずく（この能力、意外といいと思えてきたかも…）
2人ともそんな風な感想を抱くぐらいには、尻からコッペパンを出す能力に順応していた…
しかし…
璃奈「…」
愛「おっ、りなりー何見てるの？」
璃奈「ア○マニュース」
ニュースのテロップ『小麦壊滅 豪州に続き北米でも』
ニュースの映像『…アメリカ各地の小麦畑で作られている小麦が一夜にして突如消えるという現象が発生しており…』
ニュースの映像『また、日本国内でも倉庫に保管してあった米数百キロが突如消えるという現象が…』
璃奈（なんだろう、すごく胸騒ぎがする…） 残念なことに、天王寺璃奈の感じた嫌な予感は的中してしまった…
米、小麦、とうもろこしなどの穀物の消失現象は世界中で爆発的に発生し、あのニュースから2週間足らずで地球上の穀物はほぼ消失した…
そして虹ヶ咲学園には香港から帰国した理事長の娘、ショウ・ランジュが突然転入、スクールアイドル部を立ち上げ、スクールアイドル同好会からの引き抜きを画策し…
結果、朝香果林、宮下愛、三船栞子の3名がスクールアイドル部に移籍した…
それに気を良くしたランジュはスクールアイドル同好会への引き抜き工作をさらに苛烈にしていった…
状況が混沌を極める中、「それ」は起こった…
虹ヶ咲学園上空に突如空飛ぶ円盤が出現、まさに「未知との遭遇」であった…
しかしスピルバーグ監督の「未知との遭遇」とは違い、円盤に乗っていた宇宙人は地球侵略を目的としていた…
宇宙人はその時虹ヶ咲学園にいた生徒・教員その他もろもろを人質に、120時間以内に地球を明け渡す事を要求しつつ、手始めに虹ヶ咲学園の敷地内から侵攻を始めたのであった… 宇宙人「ふんっ！」ﾌﾞﾝ
婦警「あぁっ…！」ﾄﾞｻ
あなた「ふ、婦警さーん！！」
特殊部隊員「くっ…」ﾄﾞｻｯ
あなた「特殊部隊のお姉さんまで…！」
宇宙人「ハハハァ！そんなものか下等生物どもめ！」
あなた「留学から帰ってきて学校に来たら何かスクールアイドル部ができてて3人引き抜かれてるし、しかもいきなり宇宙人の人質にされるなんて…！」
あなた「もうわけがわかんないよ！！」
せつ菜「銃で撃たれてたのに、まるで効いてないみたいです…！」
宇宙人「可哀想だから冥土の土産に教えてやろう」
宇宙人「我々の弱点は「穀物由来の炭水化物」だけだぁ！」
宇宙人「まぁ、この星の穀物は我々が全て没収したからお前たちに勝つ術は無いんだがな！」
璃奈「こんな時にかすみちゃんとしずくちゃんがいてくれれば…！」
璃奈（2人とは昨日学校から帰った後からずっと連絡が取れない）
璃奈「2人とも…何処に行っちゃったの…？」 〜虹ヶ咲学園のどこか〜
かすみ「ぅ…？」
かすみ「ここは…？」 かすみ「！？」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
かすみ（手錠かけられてる！？）
「かすみさん！」
かすみ「この声は…しず子？」
しずく「よかった…」
しずく「かすみさん、なかなか起きないから心配で…」ｶﾞﾁｬ…
かすみ（しず子も手錠されてる…）
かすみ「えっと…わたしとしず子は確か…？」
かすみ「2人で学校から帰ろうとして…それで…」
かすみ「…思い出した」
かすみ「学校から帰ろうとした私たちは、いきなり黒い服の人たちに囲まれて…！」
かすみ「これって…誘拐されて、監禁されてるってこと…？」ｿﾞｯ
かすみ「ここどこなの…！？」
しずく「なんだか薄暗いし、ちょっと怖いね…」
ｶﾂ…ｶﾂ…
かすみ「外から足音が！」
ｶﾞﾁｬ…
「あら、目が覚めたようね」
かすみ「う…まぶし…！」
しずく「この声は…理事長！？」
しずく「どうして私たちにこんな事を！？」
理事長「あなたたちは私たちの「計画」にとってこの上なく邪魔なの」
ランジュ「だからここに閉じ込めたってわけ」
かすみ「ショウ・ランジュ…！」ｸﾞﾇﾇ しずく「私たちが…邪魔…？」
理事長「あなたたちの能力についてはこちらでリサーチ済みなの」
しずかす「！！」
しずく「そうですか…」
しずく「では私たちをどうするつもりなんですか…？」
理事長「そうね…」
理事長「計画の邪魔になるあなた達を生かしておくメリットは無い」
理事長「だから早急に「処分」しようと思っているけれど…」
ランジュ「私のスクールアイドル部に入ってくれると言うなら「処分」はナシにしてあげる」
かすみ「ふざけないでください！」
かすみ「わたしはスクールアイドル同好会のメンバーです！誰がそんなの入るもんですか！」
しずく「そうです！「あの人」を裏切るなんてできません！」
ランジュ「そう…残念ね」
ランジュ「せっかくチャンスを与えてあげたのに…」
理事長「なら「処分」する事になるわね」
理事長「首を洗って待っていてちょうだい」
ﾊﾞﾀﾝ…
ｶﾂ…ｶﾂ…
かすみ「きぃぃっ！！あのワガママ女っ…！」 〜間〜
かすみ「おーい！」
かすみ「おーーーーい！！」
かすみ「もしもーーし！」
かすみ「誰かぁーーー！」
かすみ「助けてくださーーい！！」
かすみ「…駄目だぁ、誰も反応しない」
しずく「…」
しずく「私たち、このまま死んじゃうのかな…」
かすみ「何言ってるの！？」
かすみ「そんなわけないじゃん！！」
かすみ「きっと…きっと生きて帰れるよ！
しずく「でも…」
しずく「…かすみさんは、怖くないの？」
かすみ「…確かに、かすみんだって怖いよ」
かすみ「でも、怖いからって何もせずにじっとしてたら、そのまま死んじゃうんだよ！？」
かすみ「だったら最後まで助けを呼び続けた方がいいじゃん！」
かすみ「もしかしたら、誰か助けてくれるかもしれないし！」
しずく「…！」
ｶﾞﾀﾝ!
かすみ「ひぃ！？」ﾋﾞｸ
かすみ「なんだぁ、天井の板が落ちてきただけかぁ…」ﾊｧ
かすみ「…ん？」
「よっ…と」ｼｭﾀ…
しずく「天井から人が…！」
璃奈「璃奈ちゃんボード『待たせたな』」
かすみ「りな子！？」
しずく「璃奈さん！？」 璃奈「学校のセキュリティがザルだったおかげで2人の居場所をすぐに特定できた」
璃奈「2人とも、早くここから出よう」
璃奈「外でみんなが帰りを待ってる」
しずく「えっと、その前に…」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
かすみ「この手錠外して欲しいかな…」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
〜間〜
璃奈「…かくがくしかじかで、宇宙人がこの学校に来てメチャクチャやってるんだ(手錠外し中…)」ｶﾁｬｶﾁｬ…
璃奈「その宇宙人は穀物由来の炭水化物が唯一の弱点なんだけど、地球上の穀物は全部宇宙人に没収されてるから現状打つ手なしの状態(手錠外し中…)」」ｶﾁｬｶﾁｬ
璃奈「…それで、理事長とランジュさんは恐らく宇宙人に洗脳されているんだと思う(手錠外し中…)」ｶﾁｬｶﾁｬ…
璃奈「かすみちゃんとしずくちゃんがこんな事になったのは、穀物由来の炭水化物の塊であるコッペパンを出せるのを宇宙人が脅威に感じたから…きっとそんな感じかな(手錠外し中)」ｶﾁｬｶﾁｬ…ｶﾞﾁｬ!
璃奈「よし、これで2人の手錠は取れた」
璃奈「…2人とも、コッペパンは出せる？」
かすみ「えいっ！」ｽﾎﾟﾝ
しずく「ぅあっ♡」ﾋﾞｸﾝ
璃奈「良かった、ちゃんと出た」
璃奈「これなら宇宙人に勝てる気がする…！」 ｶﾞﾁｬ!
ﾊﾞｰﾝ!
しずく「ドアが開いた…！？」
黒服A「…」ｻﾞｯ
黒服K「…」ｻﾞｻﾞｯ
黒服S「…」ｻﾞｻﾞｻﾞｯ
璃奈「…！」ﾁｬｷ
かすみ「え゛っ！？銃！？」
黒服A「わっ！待ってよ！(小声)」
黒服たち「…(サングラス外し)」ｽｯ
愛「アタシだよ、りなりー！(小声)」
果林「もう来てたのね、璃奈ちゃん(小声)」
栞子「さあ、見つかる前に外に出ましょう…！(小声)」
璃奈「危ない危ない…自分で作った認識阻害サングラスに騙されて愛さんたちを撃つとこだった…」
かすみ「え…？」 璃奈「スクールアイドル部からなんだかきな臭いものを感じたから、3人にはスパイをやってもらってたんだ」
璃奈「まさか裏で宇宙人と繋がってたなんて思わなかったよ」
璃奈「…同好会のみんなに秘密にしてたのは悪かったと思ってる」
しずく「そうだったんですね…」
かすみ「そんな…」
かすみ「それなのにわたし、果林先輩と愛先輩を裏切り者扱いして、しお子の事を無視したりして…」
果林「かすみちゃんが気にする事ないわよ」
果林「スパイの事はみんなには内緒でスクールアイドル部に行ったんだから、そのくらい言われるのは覚悟してたもの」
かすみ「果林先輩…」
愛「ほら、しんみりするのはこれで終わり！」
愛「これからみんなで宇宙人やっつけに行くんだからさ、そんなしんみりしてちゃ勝てるものも勝てなくなっちゃうよ！」
かすみ「愛先輩…」
栞子「そうですよかすみさん、あまり気にしないでください」
栞子「私も人から非難されたり、嫌われたりするのは慣れてますから…」
かすみ「うぅ…しお子〜」
かすみ「これが終わったらみんなでいろんなとこ遊びに行こうね…！」
栞子「！！」
栞子「はい…！」 かすかす「他のヤツはこの能力をくだらねーという。 ま…「くだる」「くだらねー」ってのは所詮ここ次第さ。能力の使い方ってのはな…」
こうしてケツ毛コッペパンは世界的なチェーン店になりましたとさ 〜虹ヶ咲学園 廊下〜
しずく「なんとかここまで見つからずに来れましたね…」
しずく「でも…」
黒服「…」
果林「あの黒服が邪魔で先に進めないじゃない…！」
栞子「しかも動く気配が全くありません…」
璃奈「…こうなったら、もうこれを使うしかない」ﾁｬｷ
かすみ「えっ！？そのピストル使うの！？」
璃奈「大丈夫、これで撃たれても死ぬ事は無いから」
璃奈「ちょっと気絶するだけだから」
かすみ「そ…そうなの…？」
璃奈「くらえ、璃奈ちゃんピストル」ﾊﾟｼｭ
黒服「ア゛ッッーーーー！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ
黒服「ｶﾊｯ…」ﾄﾞｻ
かすみ「」
璃奈「この璃奈ちゃん特製スタンガンは相手を電撃で気絶させる」
璃奈「電流値は抑えてあるから撃たれた相手が感電死することは無い」
しずく「璃奈さん、そんなものまで作れるんだね…」
璃奈「…こうしてる間にも学校のみんなや、人質にされてる私たちを助けにきてくれた警察とか自衛隊の人が大変な思いをしてる」
璃奈「急がなくちゃ…！」ﾀﾞｯ
愛「みんな、今どこにいるんだろう…？」
璃奈「この学園で宇宙人の手に落ちてないのは部室棟だけ」
璃奈「今はみんなそこに集まってる」
栞子「なるほど、籠城戦という訳ですか」 〜間〜
果林「部室棟の入り口が見えてきたわ！」
愛「よぉーし！ラストスパートだ！」ﾀﾞｯ
しずく「これで皆さんを助けられます…！」
「そうはさせないわ」
一同「！！！」
果林「最後の最後で出てきたわね…」
栞子「ランジュ…！」
ランジュ「あそこからここまで逃げてこられたのはすごいと思うわ」
ランジュ「あなた達のようなスクールアイドルは、やはり私のスクールアイドル部に入るべきね」
ランジュ「これは最後のチャンス」
ランジュ「私のスクールアイドル部に入れば…」
かすみ「しつこいですね！何度言われたってスクールアイドル部なんか入りませんから！」
ランジュ「せっかくアタシがチャンスをもう一度あげたのに、それを拒否するなんて」
ランジュ「あなた達、救いようの無い馬鹿ね」
栞子「ランジュ、そこをどいてください」
栞子「部室棟で皆さんが待ってるんです…！」
ランジュ「それは出来ない相談ね」
璃奈「こっちは、ランジュさんに構ってる暇は無い」ﾊﾟｼｭﾊﾟｼｭ
ランジュ「ふん！」ｶｷﾝｶｷﾝ
璃奈「弾を素手で弾き落とした…！？」
ランジュ「…フッ！」ﾀﾞｯ
かすみ「ひっ…！？」
果林「一瞬でかすみちゃんの前に！？」
璃奈「人間の身体能力じゃない…！」
ランジュ「別了…！(日本語訳：永遠にさようなら)」ﾄﾞｺﾞｫ!!
かすみ「がっ…！！」 しずく「かすみさん！！」
かすみ「ぁ…」
かすみ（えぇ…？）
かすみ（1発殴られただけでこんな吹っ飛ぶってある？）
かすみ（なんだかさっきから時間の流れが遅いような気が…）
かすみ（あ…意識が…だんだん遠く…）
かすみ（ここで…死んじゃうんだ…）
かすみ（ごめんね、しず子、りな子、しお子…）
かすみ（一緒にいろんなとこ遊びに行こうって言ったのに、言い出しっぺのわたしは行けそうにないや…）
かすみ（うぅ…） 〜？？？〜
かすみ「…？」ﾊﾟﾁﾘ
かすみ「ここは…？」
かすみ「そっか…」
かすみ「わたし、やっぱり死んじゃったんだ」
かすみ「…あの世って、なんにも無いんだなぁ」
「残念！あなたはまだ死んでいません！」
かすみ「！？」
「そしてここはあの世でもありません！」
かすみ「だ、誰！？」ﾊﾞｯ
かすみ「…！？」
かすみの姿をした何者か「ふっふっふ…」
かすみ（わたしとそっくり…というかわたしと全く同じ姿の人がいます…）
かすみ「ド…ドッペルゲンガー？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
かすみの姿をした何者か「私はドッペルゲンガーではありません」
かすみの姿をした何者か「分かりやすく言うと、私はコッペパンの神様みたいなものです」
コッペパンの神様「あなたの姿は私好みだったので勝手に貸してもらいました」
かすみ「は…はい…」 かすみ「あの、死んでないって事は…？」
コッペパンの神様「はい、あなたは元の世界に戻れますよ」
コッペパンの神様「でも、このまま戻ってもまたランジュさんとやらに張り倒されてここに来ることになります」
コッペパンの神様「なので、宇宙人に洗脳された人間への対処法を特別に教えてあげます」
コッペパンの神様「感謝してくださいね！」
コッペパンの神様「今地球を侵略している宇宙人の弱点が穀物由来の炭水化物というのはもうご存知でしょう？」
かすみ「はい…」
コッペパンの神様「宇宙人に洗脳された人間も炭水化物が弱点になります」
コッペパンの神様「コッペパンを見せればきっと拒否反応を示すでしょう」
コッペパンの神様「ただし、宇宙人とは違って人間が相手の場合は炭水化物を粘膜から吸収させる必要があります」
コッペパンの神様「まぁ、要するにコッペパンを上手いこと食べさせれば洗脳が解けるって話です」
コッペパンの神様「さぁ、教えることは教えたので早く帰って宇宙人をなんとかしましょう！」
かすみ「えっ！？」
コッペパンの神様「がんばってくださいね！」
かすみ「うわっ！足元に穴が！！」
かすみ「あぁーーーーーっ！？」ﾋｭｰﾝ 〜そして時は戻って、部室棟前の廊下〜
ランジュ「別了…！(日本語訳：永遠にさようなら)」ﾄﾞｺﾞｫ!!
かすみ「がっ…！！」
しずく「かすみさん！！」
かすみ「ぁ…」 ﾋｭｰﾝ…
果林「そんな…かすみちゃんがワンパンであんなに吹っ飛ぶなんて…！」
かすみ「！！」ｸﾙｯ
かすみ「…っと」ｽﾀｯ
璃奈「空中で体勢を変えて、着地した…！？」
ランジュ「なっ…！？ワタシの拳は間違いなく急所を捉えたはず…！？
しずく「かすみさん！大丈夫！？」ﾀﾀﾀ
かすみ「しず子！？」
かすみ「しず子！コッペパン！」
しずく「えっ？」
かすみ「早く！コッペパン！」
しずく「わ、わかった！(ケツ出し)」ﾇｷﾞｯ
かすみ「ふんっ！」ｽﾎﾟﾝ
しずく「んっ♡」ﾋﾟｸ
ランジュ「そ、それはコッペパン…！！」ﾋﾞｸ
かすみ（コッペパンの神様が言った通り、コッペパンを見ただけで少し怯えてるみたい…！） しずく「そのコッペパン、どうするの？」
かすみ「宇宙人に洗脳されてる人間の粘膜から炭水化物を吸収させれば、洗脳を解くことが出来るらしいんだ」
愛「それ…どこ情報？」
かすみ「コッペパンの神様が言ってたんです！」
璃奈「…とにかくやってみよう」
ランジュ「ふん、まあいいわ…」
ランジュ「今度こそあの世に送ってあげる！」ﾀﾞｯ
かすみ「！！」
愛「後ろがガラ空きだよ！」ｶﾞｼｯ
ランジュ「何ッ！？」
果林「相手はかすみちゃんだけじゃないわよ？」ｶﾞｼｯ
栞子「慢心しましたね…ランジュ！ｶﾞｼｯ
璃奈「かすみちゃん、コッペパンを食べさせよう」
かすみ「さぁ！召し上がれ！」ﾊﾞｯ
ランジュ「…」ｸﾞｸﾞｸﾞ
かすみ「くっ…！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
かすみ「この…観念して大人しく食べなさいよこのワガママ女…！！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
ランジュ「…(完全拒否)」ｸﾞｸﾞｸﾞ 果林「これじゃキリがないじゃない！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
愛「りなりー！どうにかして口を開けさせられないかな？」ｸﾞｸﾞｸﾞ
璃奈「むむむ…思いつかない…！」
璃奈「どうすれば…？」
栞子「…」ｸﾞｸﾞｸﾞ
栞子「しずくさん、ランジュを抑えるのを代わってもらえますか？」
しずく「わ、わかった！」ｶﾞｼｯ
栞子「…！(おもむろにランジュのパンツを剥ぎ取る)」ﾊﾞｯ!
ランジュ「！！」
栞子「…(ランジュの両足を持って開き、固定している)」ｸﾞｸﾞｸﾞ
かすみ「えぇ！？いきなりどうしたのしお子！？」
栞子「粘膜から炭水化物を吸収させればいいんでしょう？」ｸﾞｸﾞｸﾞ
栞子「口も腸内も粘膜という点では同じです！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
栞子「かすみさん！ランジュのお尻にコッペパンを！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
ランジュ「…！！…ッ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
栞子「この…！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
栞子「大人しくしなさい！！あまり暴れるなら前の初めてコッペパンに捧げさせますよ！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
かすみ（こんなにキレてるしお子初めて見た…）
栞子「かすみさん！早く！！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
かすみ「わ、わかった！」ｽﾞﾎﾞｫ
ランジュ「ンンーーッッ！！」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
ランジュ「ァ…」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
かすみ「や…やった…！」 かすみ「…しお子、なんかすっごくキレてたけどどうかしたの？」
栞子「これまでランジュのワガママや横暴に振り回されたのをふと思い出してつい…」
栞子「こんな衝動的な怒りに突き動かされたのは初めてです…」
「そんな…ランジュが…！」
愛「あれは…理事長！」
果林「かすみちゃん、しずくちゃん、コッペパンをお願い出来るかしら？」
果林「できるだけ多めに頼むわね」
しずかす「わかりました！」
果林「…みんな、コッペパンは持ったかしら？」
果林「理事長をコッペパン責めにするわよ」ﾆﾔﾘ
愛「よぉ〜し、やるぞぉ〜！」
璃奈「璃奈ちゃんボード『修羅』」
栞子「悪く思わないでください、学園を守るためですw」
しずく(ケツ出し)（みんな、すっごい悪い笑顔してるなぁ…）
かすみ（あれ多分個人的な恨み入ってるよね）
理事長「ひ…ひぃ…！！」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
〜間〜
理事長「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
栞子「残すは宇宙人だけですね」
愛「みんな、無事かな…」
しずく「…急ぎましょう！」ﾀﾞｯ 〜部室棟〜
宇宙人「隅に追い詰めたぞぉ、下等生物どもめ」
せつ菜「くっ…このままでは…！」
彼方「こうなるんだったら、家を出る前に遥ちゃんをぎゅってしてくるんだった…」
彼方「うぅ…遥ちゃん…」
エマ「彼方ちゃん…！」ｷﾞｭ
エマ「大丈夫だよ…きっと大丈夫だから…！」
モブ生徒たち「ひ…ひぃ…！」
宇宙人「お前たちの命運も尽きたようだな！」
あなた「歩夢ちゃん…」
歩夢「どうしたの？」
あなた「ずっと言おうとして勇気が出なかったけど、これが最後かもだから言うね…」
歩夢「え…？」
あなた「私ね、歩夢ちゃんのこと…ずっと…」
歩夢「…？」
宇宙人「さて、どいつから料理してやろうか…」 「ちょっと待ったぁ！！」
エマ「この声は！」
かすみ「あなたの相手はこのかすみんですっ！」
せつ菜「かすみさん！！」
かすみ「えいっ！」ﾎﾟｲｯ
宇宙人「む！？」ﾎﾟｺｯ
宇宙人「…はっ！こんな柔らかいモノを投げてこの俺を倒せるとでも思ったか！」
宇宙人「愚かな下等生物め…！」
宇宙人「さて、あの下等生物は何を投げやがったんだ…？」ﾋｮｲ
コッペパン「こんにちは、死ね！！」
宇宙人「なっ…！これは炭水化物！？」
宇宙人「馬鹿な！！この星の穀物は全て没収したはず…！！！」
宇宙人「ぬ、ぬわーーーーっっ！！！(爆発四散)」ﾄﾞｺｰﾝ!!
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｧ!!(宇宙人の血や肉片が辺りに飛び散る音)
あなた「うっ…ウヴォエェェ！！(宇宙人のあまりにもグロい死に方に思わず嘔吐)」ｹﾞﾛｹﾞﾛﾋﾞﾁｬｧ
歩夢「うっ…ぅおえぇぇぇ…！(もらいゲロ)」ｹﾞﾛｹﾞﾛ
彼方「うわぁ、じ…地獄絵図だ」
せつ菜「宇宙人が…弾け飛んだ…！？」
エマ「宇宙人は炭水化物が弱点って言ってたから、きっとコッペパンで…！」 スクールアイドルの神様がいるんだからコッペパンの神様もいるに決まってる ランジュに食らわせたパンはスタッフも美味しくいただけないな
衛生観念的な意味で ケツコッペで良かったのになにこの展開
つまらんから方向性戻してください こうして、しずくとかすみのコッペパンによって地球に平和と炭水化物が戻ってきた…
かすみ「…なんて事もあったなぁ」
かすみ「なのに…」
栞子「かすみさん、しずくさん、甘いものが食べたいのでコッペパン出してもらえますか？」
璃奈「いいね、じゃあ私は2メートルぐらいあるコッペパン出してほしい」
かすみ「なんでいつも通りなの！？」
かすみ「かすみんたち世界救ったんだよ！？」
かすみ「崇め奉れとまでは言わないけど…もっとこう、あるでしょ！？」
しずく「かすみさん、とりあえずコッペパン出してあげよう？」ﾇｷﾞｯ
かすみ「むぅ…わかったよ…」ｽﾎﾟﾝ
しずく「んんっ♡」ﾋﾞｸﾝ
栞子「コーヒークリームコッペパンですか、ありがとうございます」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
かすみ「じゃあ次はりな子の分ね」
かすみ「2メートルぐらいかぁ…」ｸﾞｲｸﾞｲ
しずく「あっ♡んぁ♡」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
ｶﾞﾁｬ
愛「かすかすおっはよー！！」ﾄﾞﾝ
かすみ「あ゛っ！！」ｽﾞﾎﾞｫ
璃奈「あっ、押し込んじゃった」
しずく「んあぁーッ♡♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
しずく「んんっ♡…はぁっ♡」ｶﾞｸｶﾞｸ
愛「あっ…ごめん…」 かすみ「もぉー！！何やってんですか愛先輩！！」
かすみ「しず子イッちゃったじゃないですか！！」
かすみ「コッペパン出してる最中に押さないでくださいって前に言ったじゃないですか！」
かすみ「それにかすって呼ばないでください！」
愛「ご、ごめんて」
璃奈「流石にあの登場はない」
しずく「う…うぅ…」
栞子「しずくさん、大丈夫ですか？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
しずく「はぁ…はぁ…大丈夫です…」
しずく「恥はもう捨てました…」
しずく「かすみさん、続きをやりましょう」
かすみ「わ、わかった」ｸﾞｲｸﾞｲ
璃奈「かすみちゃんもしずくちゃんも、すごい気迫」
ｶﾞﾁｬ
せつ菜「おはようございますかすみさん！！」ﾄﾞｰﾝ
せつ菜「聞いてください！さっきそこで…！」
栞子「あっ」
かすみ「あ゛あ゛あ゛ッッ！！！」ｽﾞﾎﾞｫｫ
しずく「ひぎぃぃ♡♡♡」ﾋﾞｸｰﾝ
しずく「おッ♡♡♡ほぉ♡♡♡」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾟｼｬ
しずく「んほぉ♡♡♡ほぉ…♡」ﾄﾞｼｬｧ
しずく(白目気絶)「ぁ…♡」
かすみ「しず子ぉぉぉ！」
愛「う、うわぁ」
栞子「大惨事です…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
せつ菜「あれ？私、何かやっちゃいましたか…？」 〜女子トイレ〜
愛「ごめんしずく！」
せつ菜「私たちが悪かったですから！！」
かすみ「お願いだから出てきてよしず子ぉ！」
しずく(個室内)「…」
璃奈「あれはああなっても仕方ない」
璃奈「璃奈ちゃんボード『南無』」 途中で宇宙人出したのはケツコッペの利用法がイマイチ思いつかなかったからです
何か利用法のアイデアがあれば力を貸していただければ幸いです 小麦が消えたの所で作り出されたコッペパンと同じだけの材料が世界のどこかで消えてんのかと思った 面白いからこのままでいいぞ😘
そりゃアフリカ行って食料問題解決してノーベル平和賞受賞よ イッチのスレなんだからガヤは無視してイッチの思うがままに書いてええんやで
アイディアもコッペパンも自分のケツから捻り出したもんが一番美味いんだよなあ かすみ「えいっ！」ｽﾎﾟﾝ
しずく「あっ♡」ﾋﾞｸﾝ
栞子「この光景にも慣れましたね」
璃奈「そうだね」
璃奈「でも、かすみちゃんたちの能力はまだまだ不思議がいっぱい」
璃奈「コッペパンはしずくちゃんの体内で作られるのか、それともどこか別のところから来るのか…」
璃奈「本当に対価はカロリーだけなのか…とか色々興味は尽きない」
栞子「確かに…不思議な能力です」
璃奈「栞子ちゃんも、色々気になるよね？」
栞子「私は…」
栞子「…あっ」
栞子「かなり素朴な疑問なのですが」
璃奈「うん」
栞子「しずくさんのお尻からコッペパンが半分ぐらい出ている状態で、しずくさんがいきんだらどうなるんでしょうか…？」
璃奈「うん…？」
栞子「こう…スポンと勢いよく飛んでいくんでしょうか、それともズルッとお尻から出てくるんでしょうか…？」
璃奈「なるほど、いい疑問だね」
かすみ「ねぇしお子、なんでそんな変なのばっか思いつくのかな？」
かすみ「この前の超長いコッペパンの時といいさぁ…！」
璃奈「これはもう実験するしかないね」
しずく「やっぱりそうなるんだね…」 〜間〜
かすみ「…よいしょ…っと」ｸｲｯ
しずく「うぅ…(ケツからコッペパンを半分出してる)」
璃奈「コッペパンはセッティングできたね」
璃奈「じゃあしずくちゃん、いきんでみて」
しずく「う、うん…」
栞子「ど…どうなるんでしょうか…！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
しずく「ふん…！」ｸﾞｯ
しずく「あっ…♡」ｽﾎﾟｰﾝ!
かすみ「ぶへぇっっ！？」ﾊﾞｼｰﾝ!
栞子「い、勢いよく飛び出たコッペパンが…」
璃奈「かすみちゃんの顔面にクリーンヒットした…」
かすみ「う゛ぅ…鼻がぁ……！」ｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝ
璃奈「これはなかなか興味深い」
〜翌日、体育館にて〜
璃奈「栞子ちゃん、体育館を貸し切りにしてくれてありがとう」
栞子「これくらいお安い御用です」
かすみ「うわぁ、職権濫用だよ」
かすみ「こんなお尻からコッペパン出すためだけに体育館貸し切りとかおかしいって…」
しずく「本当にやるの…？」
璃奈「折角体育館を貸し切りにしたのを無駄には出来ない」
璃奈「さあ、実験を始めよう」
璃奈「コッペパン飛ばし大会、スタート…！」 虹ヶ咲学園の体育館って奥行き何メートルぐらいなんだろう
35メートルぐらいか？ 宇宙人侵略編終わってあまりにもナチュラルに実験パートに戻ってるの草 璃奈「まずはどれだけ遠くに飛ばせるかやってみよう」
璃奈「記録は私がやる」
璃奈「栞子ちゃんは計測をお願い」
栞子「分かりました」
璃奈「それじゃ、かすみちゃんとしずくちゃんは準備して」
璃奈「コッペパンをセットしたらかすみちゃんは安全なところに避難して」
かすみ「はぁ…」ｸｲｯ
しずく「んっ♡」ﾋﾟｸ
璃奈「発射タイミングはしずくちゃんに任せる」
しずく「う、うん」
しずく「…ふっ！」ｽﾎﾟｰﾝ!!
ﾋｭｰﾝ…
璃奈「おお、綺麗な放物線」
かすみ「えぇ…飛びすぎでしょ…」
璃奈「…栞子ちゃん、記録は？」
栞子「…(コッペパンの落下地点まで走ってる)」ﾀｯﾀｯﾀ
栞子「…8.74メートルです」
璃奈「うん、なかなかいい感じ」
栞子「飛ばす角度とかコッペパンの重さとかを変えれば10メートルは余裕で超えられそうですね」 しずくはこんなにさらけ出してるのにどこ見てんだ部長 (ID変わりましたが1です）
〜体育館 特設実況席〜
せつ菜「はい！と言うわけで実況は私、優木せつ菜！！」
せつ菜「そして解説は近江彼方さんでお送りしております、コッペパン飛ばし大会でございますが！！」
せつ菜「今まさに最初の記録が、8.74メートルと記録されましたが…彼方さん、いかがでしょう？」
彼方「う〜ん…まあ色々言いたいことはあるけど、まず一番に言いたいのは「食べもので遊ぶな」ってことかな…」
せつ菜「その点についてはご心配なく！」
せつ菜「この競技を行うにあたって、体育館は全面に抗菌・防汚シートを貼った上、空気清浄機はフル稼働状態というかなり清潔な環境となっております！」
せつ菜「なので、地面に落ちても出されたコッペパンは無駄にはなりません！」
彼方「う〜ん？それでいいのか…？」
彼方「…まぁいいか！(思考放棄)」 せつ菜「それでは選手の様子を見ていきましょう！」
せつ菜「まずはコッペパンセット担当の中須かすみ選手ですね！」
かすみ「…」
せつ菜「渋い表情をしていますね…先程の記録に満足できていない、そんな感じでしょうか…？」
彼方「うわぁ…全身全霊で帰りたそうにしてるのがよく分かるよ…」
彼方「その気持ちよく分かるよ…」
彼方「可哀想なかすみちゃん…！」
せつ菜「続いて、コッペパン発射担当のしずくさん！」
しずく(ケツ出し)「もっと角度をつけて…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
せつ菜「あれは…イメージトレーニング中でしょうか？」
彼方「なんでしずくちゃんはあんなやる気になってるんだろう…」
せつ菜「しずくさんは「お尻からコッペパンが出るようになって、昔よりも自分をしっかりさらけ出すことが出来るようになった気がします」「この能力から私は多くの事を得ることが出来ました」と語っていました…」
せつ菜「演劇部の部長さんも、「最近のしずくは昔よりもしっかりと自分をさらけ出せていて、演技に関してもかなり幅が広がっていて本当にすごいと思う」「でも時々さらけ出しすぎてて心配になる」と言っていました」
せつ菜「いやぁ、素晴らしいですね！」
彼方「そりゃあれだけお尻さらけ出してたらそうもなるよね」
彼方「でも彼方ちゃんね、しずくちゃんは得たものだけじゃなくて失ったものも多い事に気づいた方がいいと思うんだ」 この SS 読んだ後に８話を見たから、ああ…お尻コッペの娘だと思いながらみたぜ 彼方「演劇部の部長さんも「自分をさらけ出せ」とは言ったけど、「恥をさらせ」とまでは言ってないと思うんだ」
彼方「部長さんからも何か心配されてるし…」
彼方「彼方ちゃんもしずくちゃんが心配になってきたよ」
せつ菜「本大会の記録員は璃奈さんと栞子さんです！」
璃奈「まずは10メートルが…」
栞子「ふむふむ…」
せつ菜「記録担当が璃奈さん」
彼方「今日も璃奈ちゃんの知的好奇心が暴走してるね」
せつ菜「測定担当が栞子さんですね」
せつ菜「ちなみに、この競技の発案者は栞子さんだそうです」
彼方「えぇ…栞子ちゃんがこんなイカれた事の発案者なの…！？」
彼方「あの真面目でお堅い栞子ちゃんが…？」
彼方「何か変なものでも食べたのかな…それとも生徒会の仕事で疲れてるのかな…？」
せつ菜「おおっと！？早速しずくさんが発射体制に入りました！」
せつ菜「先ほどよりもお尻の角度が大きくなっているようです…！」
しずく「…ふっ！！」ｽﾎﾟｰﾝ!!
せつ菜「勢いよく飛び出したコッペパン！」
せつ菜「綺麗な弧を描いて…！」
せつ菜「先程の記録8.74メートルを、超え…て着弾！！」
せつ菜「さあ記録は…！」
栞子「…(11.29mと書かれたボードを掲げている)」
せつ菜「新記録11.29メートル！「いいにく」です！！」
せつ菜「いい肉の日は近所のお肉屋さんやスーパーでもセールが開催されますね！」
彼方「彼方ちゃんもいい肉の日は命がけです」
せつ菜「2射目にして当初の目標であった10メートル越えを達成しました！これは今後の展開が楽しみですね彼方さん！」
彼方「アァ…ウン、ソウダネ…」 >>241
＞何か変なものでも食べたのかな…
ケツコッペ食べてるんだよな………あっ(察し) >>241
お尻の角度が大きくなってるってどういう状態なんだ ここからはダイジェストでお送りします
【4射目】
しずく「…ふっ！」ｽﾎﾟｰﾝ!
ﾋｭｰﾝ…
せつ菜「ああっと記録は12.46メートル！どうやら角度をつけ過ぎたようです…！」
せつ菜「3射目の13.87メートルを超えることは出来ませんでした…！」
【5射目】
かすみ「…」ｸｲｯ
せつ菜「かすみさんがセットしたコッペパン、4射目までとは違うようです…何だか白いような…？」
彼方「あれは柔らかくて軽いコッペパンだね」
しずく「…はっ！」ｽﾎﾟｰﾝ！
ﾋｭｰﾝ…
せつ菜「…記録は12.86！」
せつ菜「いまいち記録が伸びませんね」
彼方「よかった、これでかすみちゃんも帰れる」
せつ菜「ここでリプレイを見てみましょう」
彼方「そんなものまで用意されていたとは」
【リプレイ再生中】
彼方「これは…途中で軌道がそれてるね」
せつ菜「どうやらコッペパンを軽くしすぎたせいで空気抵抗に負けてしまったようです…！」
【第6射】
かすみ「はぁ…」ｸｲｯ
しずく「んんっ♡」ﾋﾟｸ
せつ菜「コッペパンの重さの問題は具材を挟んで何とかするようです」
彼方「ソーセージだね」
しずく「…ふっ！」ｽﾎﾟｰﾝ!
ﾋｭｰﾝ…
彼方「コッペパンに挟んである具が空中分解しないのが不思議だ…」
せつ菜「記録は14.64メートル！新記録です！！」
こうして競技という名の実験は続き… >>243
しずくは四つん這いでケツを斜め上に突き出している感じです しずく(四つん這いケツ出し)「はぁ…はぁ…」
璃奈「うーん…どうやら20メートルぐらいが限界みたい」
せつ菜「最終的な記録は20.18メートルです！」
せつ菜「…はっ！？これは世界記録ではないでしょうか！？」
彼方「こんな世界記録はいらないと思う」
かすみ「ああ…終わった…(安堵)」
かすみ「もうこれ帰っていいよね？」
璃奈「いや、次はどれくらい連射できるかやってみよう」
かすみ「ええ…」
〜間〜
かすみ「…(無心でしずくのケツにコッペパンを次々とセットしている)」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ
しずく「んっ♡…はっ♡…ふぅっ♡」ｽﾎﾟﾝｽﾎﾟﾝ
ﾋｭｰﾝ…
ﾋｭｰﾝ……
ﾋｭｰﾝ………
璃奈「おお、いい感じに高レートで連射できてる」
かすみ（これって何の役に立つんだろう…？）
かすみ（はぁ…帰りたい…） 〜後日〜
ランジュ「はぁ…お腹すいたわ…」ﾃｸﾃｸ
ﾋｭｰﾝ…
ランジュ「ラ！？」ﾊﾟｼｯ
ランジュ「窓の外からコッペパンが！？」
ランジュ「よくわかんないけどラッキーねこれは」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ﾋｭｰﾝ…
ランジュ「またコッペパンが飛んできた！？」ﾋﾞｸ
ﾋｭｰﾝ…ﾋｭｰﾝ…
ランジュ「ラァ！！？」ﾋﾞｸｩ
ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻ!!
ランジュ「窓の外からコッペパンが大量に！」
ランジュ「こ…怖い…！！」ｿﾞｯ
ランジュ「ラ…ラァ〜！！(逃)」ﾀﾞｯ
〜屋上〜
かすみ「にしし…イタズラ大成功…！！」
しずく(ケツ出し四つん這い)「はぁ…はぁ…♡」
かすみ「意外とこれ使えるかも…」
璃奈「能力の使い道が見つかったみたいでよかった」
かすみ「…」ﾁﾗｯ
ランジュ「さっきこの窓の外からコッペパンが大量に…！」
ミア「はぁ？」
ミア「ランジュ、今日はもう帰って病院行ったほうがいいよ」
ミア「頭の病院だよ、頭の」
ランジュ「もう〜！何で信じてくれないの！？」
ミア「そんなん信じられるわけないって…」 かすみ「にしし、いい気味だよ」
璃奈「…？」ﾁﾗｯ
璃奈「あれは…愛さん？」
〜中庭〜
愛「いや〜、君可愛いね！」
愛「ちょっと愛さんとお話しない？」
モブ中学生「あの…えっと…」
モブ中学生「私、お姉ちゃんに部活の届け物をしに来ただけで…」
愛「うんうん、そっかそっか」
愛「それじゃ、この愛さんが案内したげるよ」ｷﾞｭ
モブ中学生「あっ…手…」
〜屋上〜
璃奈「…」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…
璃奈「…しずくちゃん」
しずく「…？」
璃奈「向きはこっちで…」ｸﾞｲｯ
璃奈「角度はこうで…」ｸﾞｲｯ
しずく「えっ、どうしたの？」
璃奈「かすみちゃん、コッペパンをセットして欲しい」
璃奈「具はあずきバー3本で」
かすみ「えっと、いきなりどうしたの？」
璃奈「早く(威圧)」
かすみ「ヴェッ！？う、うん…」ｸﾞｲｯ
しずく「あうっ♡つめたっ♡」ﾋﾞｸﾝ
璃奈「私が合図したら撃ってね」 〜中庭〜
愛「ウヘッ、やわこい…(小声)」ﾆｷﾞﾆｷﾞ
モブ中学生「…？」
愛「おっと、危ない危ない(小声)」
愛「君のお姉さんの部活は何かな？」
モブ中学生「えっと…」
ﾋｭｰﾝ…
モブ中学生「バスケ部です…」
愛「バスケ部だったらあっちだね」
ﾋｭｩｩｩｩｩｩﾝ…!!
愛「それじゃ行こっkへブゥゥ！！！！？」ﾄﾞｺﾞｼｬｧｧ!!
モブ中学生「わーーー！？」ﾋﾞｸｩ
愛「お゛っ…(失神KO)」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
モブ中学生「コッペパンが飛んできて…！？」
モブ中学生「えっ…！？」
〜屋上〜
璃奈「…愛さんのばか」
璃奈「璃奈ちゃんボード『天誅』」
かすみ「あずきバー3本はやりすぎじゃない！？」
かすみ「愛さん死んじゃうんじゃ…！？」
璃奈「大丈夫、あれぐらいで死ぬほど愛さんは弱くないから」
しずく「そ…そうかな…？」 訂正
かすみ「愛さん死んじゃうんじゃ…！？」
↓
かすみ「愛先輩死んじゃうんじゃ…！？」 あずきバーコッペパンで殺ったあと食べれば完全犯罪できるな。 コッペパン取り出す時は穴に手を突っ込んでるって考えたら興奮してきたな コッペ抜くたびに媚声をあげるしず子、普通にえっちだな… かすみがコッペパンをセットし、璃奈が照準と弾道計算を担当し、しずくが尻からコッペパンを発射するこの技は「しずコッペ砲」と名づけられ、ある時はイタズラに、ある時は浮気者への制裁に、またある時は生徒会長の注文で生徒会室にコッペパンを届けるために使われるようになった…
〜生徒会室〜
栞子「もしもし、かすみさん」
栞子「練乳クリームコッペパンと小倉バターコッペパンを一つづつ生徒会室まで送ってもらえますか？」
かすみ(電話)『おっけー！』
ﾋｭｰﾝ…
ﾋｭｰﾝ…
栞子「…っと」ﾊﾟｼﾊﾟｼｯ
栞子「…ふふ、美味しい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
栞子「もう一個欲しいですね…かすみさんにLINEで頼みましょう」
栞子「追加でもう一つコッペパンを送って下さい、味はお任せします…と」ｽｯｽｯ
ｶﾞﾁｬ
ランジュ「栞子！大変なの！！」
ランジュ「窓からコッペパンが…！」
ﾋｭｰﾝ…
栞子「…っと」ﾊﾟｼｯ
ランジュ「」
栞子「おや、どうしたんですか？」
栞子「コッペパン、食べますか？」ｽｯ
ランジュ「ウ…ウン…」 このスレのせいでコッペパン食いたくなってきたので買いに行きます 〜ある日の放課後〜
かすみ「しず子、かすみんお腹すいたからお尻出してよ」
しずく「…」
かすみ「…しず子？」
しずく「…///」ﾌﾙﾌﾙ
かすみ「ねぇ、早くお尻…」
しずく「…///」ﾌﾙﾌﾙ
しずく「ごめんなさい、かすみさん…」ﾀﾞｯ
かすみ「えっ！？ちょ…！」
かすみ「しず子…？」
かすみ「…」
かすみ（かすみん、何かしちゃったのかな…？）
璃奈(物陰)「しずくちゃん、何だか様子が変」ｺｿｯ
栞子(物陰)「ええ、一体どうしたんでしょうか…」ｺｿｯ
璃奈(物陰)「何だか気になる」
璃奈(物陰)「ちょっと調べてみよう」
かすみ「しず子…」 その後も…
果林「かすみちゃん、しずくちゃん、コッペパンもらえるかしら？」
かすみ「えっと…」
しずく「ごめんなさい、ちょっと用事を思い出したので…」
しずく「…///」ﾀﾀﾀ…
果林「…？」
かすみ「ちょっ…！？」
かすみ「しず子…？」
果林「どうしたのかしら…？」
栞子「…」
せつ菜「久々にしずコッペ砲が見たいです！」
しずく「すみません…演劇部の用事を思い出したので…！」
しずく「…」ﾀﾀﾀ…
かすみ「しず子…」
璃奈「…」
しずくはお尻からコッペパンを出すのを拒み続けた… 〜部室〜
栞子「おはようございます」
璃奈「おはよう、栞子ちゃん」
しずく「おはようございます」
栞子「かすみさんは補修で遅くなるそうです」
しずく「そっか…」
栞子「…」ﾁﾗｯ
璃奈「…」ｺｸﾘ
璃奈「2人とも、少しゲームをしよう:」ｽｯ
しずく「…それは？」
璃奈「これは璃奈ちゃん特製トークルーレット」
璃奈「話す人と、話題を完全ランダムで指定してくれる優れものだよ」
栞子「…」
璃奈「今日はこれを使ってトークゲームをしようと思う」
璃奈「じゃあ早速スタートするね」ﾎﾟﾁｯ
ﾄﾞｩﾙﾙﾙ…
ルーレット『話す人：三船栞子』
ルーレット『お題：2人っきりでお風呂に入りたい人は？』
栞子「…えっ！？」
璃奈「わぁ」
栞子「ちょっと璃奈さん！(小声)」
栞子「これはしずくさんから色々聞き出すための小細工でしょう！？(小声)」
栞子「どうして私が…(小声)」
璃奈「いきなりしずくちゃんに振ったら怪しまれるかもしれない(小声)」
璃奈「だからまずはしずくちゃんをうまくゲームに巻き込む方が確実(小声)」
璃奈「だからあのことを聞き出すのはそれから(小声)」
栞子「そ…そうですか…(小声)」
しずく「…？」
栞子「…えっと、私が一緒にお風呂に入りたいのは…///」 そんな感じでゲームは盛り上がり…
ルーレット『話す人：天王寺璃奈』
ルーレット『お題：誰のお尻が一番ナイスか』
璃奈「…であるからして私は愛さんのお尻が一番だと思う」
栞子「確かに璃奈さんの意見もよくわかりますが、私はやはり歩夢さんもなかなかだと…」
しずく「大きいお尻もいいですけど、小さいお尻も魅力的だと思うんです」
璃奈「…駄目だ、この話は決着がつきそうにない」
しずく「じゃあ次行きましょうか」
栞子「…」ﾁﾗｯ
璃奈「…」ｺｸｺｸ…
璃奈「ルーレット、スタート」ﾎﾟﾁﾘ
ﾄﾞｩﾙﾙﾙ…
璃奈「…(机の下で何か操作している)」
ルーレット『話す人：桜坂しずく』
ルーレット『お題：今一番の秘密』
しずく「ええっ！？」
しずく「そんな、今一番の秘密…？」
璃奈「…」ﾁﾗｯ
栞子「…」ｺｸﾘ
栞子「そういえば、しずくさんがずっと話してくれなかった事で一つ気になるのがあるんですよ」
しずく「えっ…？」
栞子「しずくさん、どうして最近コッペパンを出さなくなったんですか？」
しずく「…！！」
璃奈「それは私も気になる」
栞子「もしかしてかすみさん絡みですか？」
栞子「それなら、かすみさんは補習でしばらく来ませんので大丈夫です」
璃奈「ここでの事は絶対他の人には言わないから安心して」
しずく「うぅ…」
しずく「…わかった」
しずく「…話すから、引かないで聞いてね？」 しずく「この前、夜なかなか寝付けなかったことがあって…」
しずく「それで色々考えてるうちに…」
しずく「私とかすみさんの能力についても考えちゃったんだ」
璃奈「うん」
しずく「それで、かすみさんの小さくて、やわらかくて、指の細い手…」
しずく「手というか、もうお手手と呼びたくなるような、そんなかすみさんのお手手が…」
しずく「コッペパンを出すために私のお尻をいじってるって考えたら…その…///」
しずく「興奮、しちゃって…///」
璃奈「」
栞子「」
しずく「…引い」
璃奈「…引いてないよ」
栞子「…引いてません」
しずく「…それから、気づいちゃったんだ」
しずく「私は、お尻からコッペパンを出されるのがクセになっちゃってる、って…///」
しずく「そう気づいたら、何だか自分が恥ずかしくなって…///」
璃奈「それで、お尻からコッペパンを出すのを嫌がるようになったの？」
しずく「…」ｺｸﾘ しずく「ずっと、この能力にも慣れたと思ってた」
しずく「恥は捨てたと、そう思ってた」
しずく「でも…」
しずく「わからないんだ、今までずっとこの能力を使ってたのに…」
しずく「かすみさんにお尻をいじられてる、って考えたらどうしようもなくなっちゃう…」
しずく「…今の私は、かすみさんにお尻をいじられて、コッペパンを出されて気持ち良くなる恥ずかしい子なんだ」
しずく「こんな私は…」 璃奈「…」
栞子「…」
璃奈「…しずくちゃんは、かすみちゃんのことが嫌いになったの？」
しずく「そんな！私がかすみさんを嫌うなんて、そんな事…！」
しずく「むしろ私はかすみさんのこと…」ﾎﾞｿｯ
璃奈「…？」
しずく「…いえ、なんでもありません」
璃奈「しずくちゃんがかすみちゃんを嫌いになってなかったのがわかって安心した」
璃奈「かすみちゃん、「しず子に何かやっちゃって、嫌われたかも…」って気にしてたから」
栞子「かすみさんと何だかぎこちない感じだったので心配してたんですよ」
しずく「う…ご、ごめんなさい…」
栞子「とはいえ、このまましずくさんとかすみさんが気まずい感じなのもやりづらいですね…」
栞子「…ここはいっそ、さっき私たちに話してくれた事をかすみさんに打ち明けてみては？」
しずく「ええっ！？」
しずく「そんな…そんな事打ち明けられないよ…」
しずく「きっと、かすみさんに軽蔑されちゃう…！」
しずく「そうなったら、私は…」 璃奈「…かすみちゃんは、その程度でしずくちゃんを軽蔑なんてしないと思う」
しずく「でも…！」
ｶﾞﾀｯ
しずく「！」
璃奈「！」
栞子「！」
栞子「ドアの向こうから物音が！」ﾀﾞｯ
ｶﾞﾗｯ
「わっ！？」
栞子「…！」
かすみ「えっと、その…」
栞子「かすみさん！？補習はどうしたんですか！？」
かすみ「なんか思ってたより早く終わっちゃって…」
かすみ「それで部室に来てみたらなんだかかすみんの事話してたからつい隠れちゃって…」
璃奈「…どこから聞いてた？」
かすみ「えっと…しず子が、かすみんにお尻いじられて…その…興奮する、ってあたりから…かな」
しずく「！！」ｶﾞﾀｯ
しずく「…っ！」ﾀﾞｯ
栞子「あっ！」
しずく「っ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…
かすみ「しず子！？」
かすみ「待ってよしず子！！」ﾀﾞｯ
栞子「…大変なことになってしまいました」
璃奈「…」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ファイト！』」 〜廊下〜
かすみ「しず子！待ってよ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
しずく「いやっ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
しずく「来ないで！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
しずく「私のことは…ほっといてよぉ…！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
かすみ「そんな、理由も分からずにしず子をほっとけないよ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
かすみ「…捕まえた！」ﾊﾟｼｯ
しずく「…っ！！」
しずく「やだ！離してっ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
かすみ「離さない！」ｸﾞｯ
かすみ「さあ！観念して話しなさい、しず子！」
しずく「うぅ…」
しずく「さっき聞いてたでしょ？」
しずく「私は、かすみさんにお尻をいじられて興奮して、お尻からコッペパンを出すのが癖になってるの！」
しずく「私…そんな恥ずかしい子なんだよ…？」ｳﾙ…
しずく「かすみさん、軽蔑したよね？」ｳﾙｳﾙ
しずく「気持ち悪い、って思ったよね…？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
しずく「うっ…うぅ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
かすみ「…」 かすみ「…なんだ、そんな事かぁ」
しずく「…え？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
かすみ「別に、しず子がコッペパン出す時気持ち良くなってるってのはわかってたよ」
かすみ「実際、気持ちよさそうな声出してたし」
しずく「あっ…」
しずく「…で、でも！」
しずく「…かすみさんは気持ち悪くないの？」
かすみ「…？」
しずく「私、かすみさんにお尻触られて興奮…してたんだよ？」
かすみ「それはちょっとびっくりしたけど…」
かすみ「でも、気持ち悪いとかは感じなかったかな」
しずく「…！」
かすみ「…っていうか！何も言わずにしず子によそよそしくされて、コッペパン出すことになりそうな時は用事があるからって言って逃げちゃうし！」
かすみ「そっちの方が辛かったんだからね！」
かすみ「かすみん、しず子に何かやっちゃって、嫌われちゃったかと思ってずっと心配だったんだよ！？」
しずく「あぅ…ごめんなさい…」 >>285
見た目の美醜に囚われないこと
つまりここに描かれているものは真実の愛だね しずく「でも…こんな事かすみさんには…！」
かすみ「えいっ！」ﾃﾞｺﾋﾟﾝｯ!
しずく「わっ…！？」
かすみ「もう！！」
かすみ「そうやってすぐウジウジ抱え込むの、しず子の悪い癖だよ？」
かすみ「つらいこととか、抱え込みそうなことがあったらさ！かすみんに打ち明けてよって前にも言ったじゃん！」
しずく「…！！」
かすみ「はい！この話はもうおしまい！」
かすみ「かすみんはしず子がお尻触られて興奮する事も、コッペパン出して気持ち良くなってるのも気にしてません！！」
かすみ「だからしず子も！気にしない！」
しずく「かすみさん…」
しずく「…うんっ」ﾆｺｯ
かすみ「んじゃ、部室に帰ろっか」
栞子「心配になってこっそり様子を見にきましたが…」ｺｿｯ
栞子「無事解決したようで安心しました…」
璃奈「…かすみちゃんに任せて正解だった」ｺｿｯ
璃奈「…かすみちゃんたちが帰ってくる前に部室に戻ろう」ｽﾀｺﾗ かすみ「…」ｽﾀｽﾀ…
しずく「…」ｽﾀｽﾀ…
かすみ「…隙ありっ！」ｽﾎﾟｯ
しずく「ひゃ！？」ﾋﾞｸ
かすみ「へへへ〜、コッペパンいただき〜！」ﾀｯﾀｯﾀ…
しずく「もう！かすみさんったら…！」ﾀﾞｯ
しずく「…ふふっ」
世にも奇妙な能力を手に入れた2人のコッペパンライフは続いていく… このSSはこれで完結となります。
ここまでの応援、誠にありがとうございました。
ちなみに、かすみんの能力は、
「イメージしたコッペパンを、無数に存在する並行世界から、しずくの尻経由で取り出す能力」ってイメージで書いてました。 ちょっと無理矢理締めた感じになってしまいましたが、どうかご容赦頂きたい… 乙！
やっぱりしずかすなんだオードリー・コッペパーンなあ 乙
しずくのお尻がF◯teの宝石剣みたいなことしてるのかw 問題のシーン見返したら
確かにしずくのケツからコッペパン出してて草
しずく着衣やけど あの1シーンからここまで話を広げてくれてありがとう！！とても面白かったです！ ラブコメの最終回みたいで終わり方も良かった
楽しませて頂きました。ありがとう！ この荒み切った「現在」(いま)に必要なのはケツコッペではなかろうか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
