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しずく「あなたと叶える物語」かすみ「やがてひとつの物語」
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0001名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 17:18:01.24ID:DtU/S3S+
ランジュ「この中で私のことを好きな人いる?」

ランジュ「ふふ……無問題ラ!」

ランジュ「私の行動を知ったら……10秒後には嫌いになっているはずだから」


愛「めっちゃ似てるじゃん! さすが!」

果林「よく特徴を捉えてると思うわ」

しずく「……私が演劇部として活動できているのも、かすみさんや同好会の皆さんを裏切ったから」

愛「いつか必ず戻れる日が来るよ」

果林「そうよ、この世に悪が栄えた試しはない……って、エマが言ってたものだし」
0033名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:20:59.26ID:DtU/S3S+
しずく「μ'sの方々が了承して下さったんですね」

愛「腸が煮えくり返ってるみたいだからね」

果林「なるほど、意外と喧嘩っ早いとこでもあるものね」

しずく「……そしてどうして、ミアさんがこちらに?」

ミア「私は長いものに巻かれる主義なんだよ」

愛「早い段階から、ランジュには見切りをつけてたみたいだね」

果林「ドライでいらっしゃることで」

ミア「クリエイターだから」
0034名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:23:43.79ID:DtU/S3S+
しずく「作り手であることと、何の関係が?」

ミア「私の曲は、私が認めた人間にしか歌わせたくない、昔ならわがままだと一笑に付されることでも、今はそれが認められる」

果林「つまり、ランジュよりも他の人間の方が自分の楽曲を上手く歌えるって思ってるって事?」

ミア「それもある……創作に一番必要な事って何だと思う?」

愛「なんだろうね? やる気とか?」

果林「そんな簡単なことじゃないんじゃない?」

ミア「愛、正解……クリエイターに一番必要なもの……それはやる気」

しずく「……確かにやる気があれば何でもできるといいますしね」
0036名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:35:04.98ID:DtU/S3S+
ミア「それはともかくただで信用してもらえるとは思ってない」

愛「いや、こうして膝を進めて話してくれた時点で」

果林「……ま、そう簡単に信用しろって言っても無理よね」

しずく「私達も同じ立場ですからね」

ミア「カリン、あなたには枕をあげよう」

果林「何を言っているの、安眠できる枕をもらってしまったら、エマが私を起こすのを諦めてしまうかもしれないじゃない!」

しずく「(起きる努力しましょうよ)」
0037名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:37:07.41ID:DtU/S3S+
ミア「これはただの枕じゃない、エマ・ヴェルデの巨大山脈を再現した感触を持つおっぱい枕」

果林「何を言っているのかよく分からないけど」

ミア「この枕で眠ると、エマ・ヴェルデのおっぱいに抱かれているような感覚で眠ることができる」

しずく「(めっちゃ興味引いてますね)」

愛「(カリン……)」

果林「とても信用できないわね」

しずく「(さっきの部外者だから信用できないよりもよっぽど信用できないっていう言葉が強調されてる……)」
0038名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:39:05.14ID:DtU/S3S+
ミア「ちなみにだけど私はおっぱいを三度の飯より愛している」

果林「……だから緻密に再現することに成功したと?」

しずく「(食いつきましたね)」

愛「(カリン……)」

ミア「ともかく触ってみて欲しい、部長には好感触だった、おっぱい枕だけに」

愛「(うまいこと言えてない……)」

果林「触らせてもらうわ」

ミア「どうぞ」
0039名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:42:16.31ID:DtU/S3S+
果林「……何ていうことなの」

ミア「分かってもらえたみたい」

果林「服越しにエマのおっぱいを触った時と同じ感触をしているわ」

愛「(触ったんだ)」

しずく「(どういうシチュエーションで!?)」

ミア「そう、私はあらゆる巨乳のおっぱいの感触を再現した枕を製作している、SaintSnowの鹿角聖良、A-RISEの優木あんじゅ、μ'sの東條希、Aqoursの国木田花丸……」

果林「……あなたを信用するわ」

ミア「次は、愛が欲しいものをあげる」

愛「そうだね欲しい物って言われても……」
0040名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:44:30.57ID:DtU/S3S+
ミア「レモンピープルの創刊号から……」

愛「ちょっと待ってくれないかな!?」

しずく「レモンピープルって何ですか?」

果林「聞いたことがないわね、創刊号っていうくらいだから雑誌のことなのかしら?」

ミア「もちろんそれだけで足りるとは思っていない……これを触ってほしい」

愛「……何これ、クッションか何か……? ハッ!?」

ミア「そう、これは天王寺璃奈の控えめおっぱいの感触を再現したジェルマット」

しずく「おいまたこのオチか」
0041名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:49:07.28ID:DtU/S3S+
愛「ミアのこと信用することにするよ」

しずく「私の中でお二人の評価が転落してるんですけど……」

果林「しょうがないじゃない、だって、エマ・ヴェルデなんだぜ?」

しずく「アーサーなんだぜみたいに言われても……」

ミア「しずく……あなたが欲しいもの」

しずく「残念ですけど、私は物に釣られるような女ではありません」

ミア「中須かすみからのメッセージを頂いてる」

しずく「……本物ですか?」

ミア「おっぱいにかけて誓う」
0042名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:52:42.90ID:DtU/S3S+
ミア「間違えた、胸の誇りにかけて誓う……日本語は難しい」

しずく「さっきから流暢に話していたじゃないですか」

ミア「しず子へ……バァーカ!」

しずく「!?」

ミア「部に勝手に行っちゃってバァーカ! それで友達じゃなくなったと思ってバァーカ! 放課後一緒に過ごさなくなってバァーカ!」

しずく「……どうやら本当にかすみさんのメッセージのようですね」

ミア「勉強を見てくれなくなってバァーカ! 一緒にご飯食べなくなってバァーカ! 近づくと露骨に嫌そうな顔して! バァーカ!」

しずく「……」

ミア「バァーカ! バァーカ! でもそんなバカなしず子がまだ大好きだよ!!!!」

しずく「っ!?」
0043名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:55:46.80ID:DtU/S3S+
愛「信用する?」

しずく「そうですね……」

ミア「分かっていただけて何より……じゃあ、私は同好会の部長のわがままおっぱいを堪能しに行くから」

果林「……まさか胸の感触で絆された訳じゃないわよね?」

ミア「何を言っているの? 私がまるでおっぱいを触らせてくれる女なら誰でも心を許すみたいじゃない」

愛「そうだよね」

ミア「でも、私はおっぱいを触らせてくれる女なら、それなりに心を許すけどね」

愛「……触らして欲しいって言ってる?」

ミア「一度堪能してみたかった」
0044名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 18:59:34.24ID:DtU/S3S+
しずく「(μ'sの皆さんとの決戦の日は迫っている)」

しずく「(そのおかげか同好会への妨害が控えられているのは……)」

しずく「(栞子さんが生徒会の権限を取り戻したから? それとも、ファンからの評判が日増しに下がっているから?)」

しずく「(それでも、μ'sの皆さんに勝利したっていうことになったら、ショウ・ランジュの評判は再び復活するはず)」

しずく「(ミアさんも、本気で楽曲提供はするという話だし……この勝負は、読めないところがある)」

しずく「(大事なのはランジュさんが実力は有しているということ)」

しずく「(μ'sのポテンシャルから考えれば、こちらが勝利をするというのは難しい……でもどうして、こんなに胸騒ぎが)」
0045名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:03:59.03ID:DtU/S3S+
しずく「ついに来ましたね決戦の日が」

果林「相手にとって不足はなしってところかしらね、センターは私じゃないっていうのが不満があるけど」

ランジュ「実力が私より劣っているんだから当然でしょ? それに決戦じゃなくて弱い者いじめって言うのよ」

愛「μ'sのみんなに聞かれたら怖い発言するね〜」

ランジュ「聞かせてあげてもいいんだけど」

絵里「そうなの……もしかしてμ'sって素人にしか見えないとか言っちゃう?」

ランジュ「そうね、私に比べればどんなスクールアイドルのグループも素人にしか見えないわね」

絵里「ふふっ、面白いことを言うのね――でも知らないみたいだから教えてあげる、それを決めるのはパフォーマーじゃなくて、ライブを眺めるオーディエンス」
0046名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:06:30.33ID:DtU/S3S+
ランジュ「早くも負け惜しみの言い訳をしているの?」

海未「どういうことでしょうか?」

ランジュ「あなた達の評価が転落したら、オーディエンスが悪かったっていうつもりなんでしょう?」

にこ「なるほど、そういう考え方もあるのね〜」

真姫「にこちゃんって実は性格が悪かった?」

希「今更な話やん」

にこ「ちょっとそこの二人、宇宙ナンバーワンアイドルに向かって失礼じゃない?」

絵里「はいはい、そこでコントはやめてちょうだい……相手にされなくてランジュさんがかわいそうなことになっているから」
0047名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:09:11.43ID:DtU/S3S+
ランジュ「ポンコツって呼ばれている生徒会長はお呼びじゃないの、μ'sのリーダーを出してちょうだい」

穂乃果「私? 絵里ちゃんがポンコツだとすると、私は何かな?」

凛「壊れた信号機とか?」

真姫「暴走機関車でしょ」

花陽「ほ、穂乃果ちゃんはリーダーとしていっぱい活躍してるよ!」

穂乃果「ありがと〜!」

ランジュ「こんなのがリーダーなの?」

海未「何ですかそれは、自己紹介のつもりですか」
0048名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:12:58.04ID:DtU/S3S+
ランジュ「何が言いたいの?」

ことり「人望がなくて、みんなから慕われてなくて〜」

凛「裸の王様みたいなスクールアイドル部のランジュさんのことなんじゃないかニャ」

ランジュ「……なるほど、そうやって悪口を言って、パフォーマンスのレベルを下げてもらおうっていう話ね」

花陽「事実だと認められないんだね」

凛「かよちん怖いニャ〜」

ランジュ「さっきそこのへっぽこ生徒会長が言った通り、スクールアイドル部がオーディエンスから評価されてしまうのはしょうがないことだけど」

絵里「そうかもしれないわね、まだライブは始まってないから分からないけど」

ランジュ「結果を想定することもできないの? あなたが生徒会長してたら学校が廃校になっちゃうかもしれないわよ」

絵里「仮にオトノキが廃校の問題を抱えたとしても、μ'sなら必ず解決する」
0050名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:15:58.74ID:DtU/S3S+
ランジュ「何それ正義は勝つとか言いたいの?」

穂乃果「私たちはやりたいからやって、やりたいと思ったときから、全てが始まったんだよね、もしも学校が廃校とかになったら、何とかしたいって思うだろうから……もしかしたら何とかなっちゃったかもね」

ランジュ「……馬鹿なの?」

穂乃果「バカだよ、だからみんなに支えられてる、頼りないリーダーだから、なんとかしようって皆が思ってくれる」

ランジュ「そんなのがリーダーに相応しいとは思わないけど」

穂乃果「そうだね、実力でみんなを引っ張るリーダーもいる、μ'sはそういうグループじゃないっていうだけ」

ランジュ「……実力がないから言い訳しているに過ぎないんじゃない?」

穂乃果「そうかもしれない、でも、みんなは……私たちを応援してくれる人は、そんなμ'sだからいいって言ってくれるんだ……だから今日は負けません」
0051名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:22:03.36ID:DtU/S3S+
しずく「(正直な話、実力は拮抗していると考えていました)」

しずく「(同じステージに立って、少しは彼女たちに近づけたかなと考えたのが馬鹿馬鹿しいほどに)」

しずく「(愛さんも、果林さんも、驚いていました)」

しずく「(歓声の差が、差を比べるのもバカバカしいほどに)」

しずく「(μ'sへの歓声は、私たちへの歓声を簡単に塗りつぶしてしまったんです……もしかしたらスクールアイドル部が活動したと記憶していない人もいるかもしれない)」

しずく「何が……何が……プロのプロデュースが成長するよ……何が、実力がある人に囲まれたら、バックダンサーでも実力のある人を眺めていたら成長できるだ……同じ場所で、同じように笑って、同じように過ごして、だからこそ同好会は成長できたんじゃないか……μ'sやAqoursの皆さんに成長させてもらったんじゃないか……なんで私はそんなことを忘れていたんだ……スクールアイドル部に入って、少しでも成長できるかなって考えた私はバカだった……」
0052名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:25:34.16ID:DtU/S3S+
ランジュ「認められない、認められるわけがない……私が敗北した? あんなにも大差をつけられて」

ミア「そうだよ、あなたの実力が劣ってるから負けたんだ」

ランジュ「あなたの楽曲が悪かったんじゃないの?」

ミア「そうかもしれないね〜」

ランジュ「……あなたじゃない誰かに曲を作ってもらったら」

ミア「それをおススメするよ、信用できないんでしょ?」

ランジュ「ええ」

ミア「私もだよ」
0053名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:27:55.39ID:DtU/S3S+
しずく「(同好会の評判は復活しました)」

しずく「(スクールアイドル部がAqoursにも評価に大差をつけられたからです)」

しずく「(実力があるから許された行動も、μ'sやAqoursに完膚なきまで叩き潰されたことによって……)」

しずく「(でも復活した同好会に私の居場所はない)」

しずく「これが裏切り者に相応しい末路だ……全てハッピーエンド、悪い人間は落ちぶれて死ぬ」

しずく「これからは同好会の皆のライブを眺めるだけの……本当はそれすら許されないかもしれないけど……」
0055名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:31:07.40ID:DtU/S3S+
かすみ「しず子、同好会を抜けた事情を聞いたよ、戻ってこない? 理由があったんだったらって、みんな待っててくれるよ」

しずく「あれだけ自分本位な理由でかすみさんに喧嘩を売って、今さら戻って来られないよ、みんなが許してくれても、私が私を許せない」

かすみ「……いつまでもいつまでもしず子が戻ってくるの待ってるから」

しずく「……ありがとうございます、私は演劇部の練習があるので」

かすみ「そういえば、愛さんと果林さんは」

しずく「部活動の助っ人と、モデルとしての活動が忙しいみたいですよ」

かすみ「……ばか」

しずく「知ってる」
0056名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:34:38.12ID:DtU/S3S+
しずく「(果林さんも愛さんも同好会に戻ってくれるように誘われているけど)」

しずく「(他の活動で忙しいからって言って断っているみたい)」

しずく「(二人が断っているのに、私一人が同好会に参加したいなんて……栞子さんだって、生徒会の活動があるからって言って断っているのに)」

演劇部部長「練習に身が入っていない生徒はいらないんだけど」

しずく「すみません! 集中します! もう一度やらせてください!」

演劇部部長「舞台ではもう一度はないのよ! 目の間でのステージで最高の結果を残しなさい!」

しずく「はい!」

しずく「(そうだ、同好会に戻れない以上、演劇部に骨を埋めるしかないんだ)」


>>54 あ
0057名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:37:16.35ID:DtU/S3S+
しずく「……ふう、今日の練習もきつかったな」

栞子「お疲れ様です、隣、よろしいでしょうか」

しずく「生徒会の仕事は終わりました?」

栞子「ランジュと、元理事長の残した仕事がまだ残ってますよ」

しずく「ボロが出れば落ちるのも早かったね」

栞子「私は……本来転落しなければいけない存在。周りの温情でこの場にいられます。仕事が辛いなんて言っていられません」

しずく「……そうだね」
0058名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:41:30.32ID:DtU/S3S+
しずく「そういえば、ミアさんは?」

栞子「同好会のスペシャルアドバイザーとして在籍していますよ、楽曲に対するアドバイスを送ってませんけど」

しずく「……ちゃっかりしてるね」

栞子「元から、 自分の作品を発表できれば良かった人ですからね」

しずく「なるほど、それがランジュさんから同好会へと移ったってだけですか」

栞子「しかし、本来虹ヶ咲学園の生徒でない以上……できるだけ学園に対する不備はなくしておきたいんですが」

しずく「講師として雇い入れるというのは?」

栞子「年齢で労働基準法に引っかかります」

しずく「そうなの?」

栞子「そうみたいですよ、風の噂で聞きました」

しずく「風の噂でしょうがないね」
0059名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:44:07.38ID:DtU/S3S+
しずく「(演劇部での活動も板についてきたころ)」

しずく「愛さん? どうしたんですか? あ、先輩……」

愛「しずくは、アタシの指示に従っただけなんだよ」

あなた「それだって、愛ちゃんは脅されたから仕方なかったじゃない」

愛「アタシはもう、部の助っ人が板についちゃってるからね、でも、しずくは違うんだよ」

しずく「私はもう演劇部に骨を埋めるつもりですが」

愛「演劇部の部長が言ってたよ、もう桜坂しずくはいらないって」
0061名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:48:25.16ID:DtU/S3S+
しずく「そのような話は聞いたことがありません」

愛「そりゃ、演劇部のために同好会を辞めた人を、あからさまに責めるわけにはいかないじゃない」

しずく「……その可能性はありますけど」

愛「お願い、キミも説得を手伝ってくれないかな、これ以上、演劇部でも、恩義があるから強く言えないけどって!」

あなた「……しずくちゃん、もちろん、愛ちゃんも、果林ちゃんもだけど、みんな同好会に必要な人なんだ」

しずく「私は同好会の皆さんを裏切ったんですよ、今更どういう顔をして戻ってくればいいんですか」

あなた「戻ってきてくれたらそんなことは関係ない、裏切ったことなんて昔のこと、過去のことは変えられないけど、未来のことならいくらでも変えられる、しずくちゃんの未来のためじゃない、同好会の未来のためにしずくちゃんたちには同好会に戻ってきてほしい」
0062名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:51:27.10ID:DtU/S3S+
しずく「……少しだけ部長さんと話をさせてください」

しずく「(逃げるように演劇部に戻る)」

しずく「(久方ぶりに部長と二人っきりで会話をします)」

演劇部部長「なるほど、事の顛末は愛ちゃんから聞いてくれたみたいだね」

しずく「私は部長のどんな期待にも応えます、演劇をやりたいんです」

演劇部部長「嘘をつくのはやめようか」

しずく「嘘なんかじゃありません! 心の底からそう思ってるんです!」

演劇部部長「しずくの心の中にあるのは、スクールアイドル桜坂しずくだ……どっちも中途半端になるような人間はいらないんだよ」
0063名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:54:53.09ID:DtU/S3S+
しずく「なぜそのようなこと……」

演劇部部長「まだわからないの、私たち演劇部が必要としているのは、スクールアイドルも、演劇部の練習も、熱心にこなす桜坂しずくなんだよ!!」

しずく「……!?」

演劇部部長「スクールアイドルは罪の意識があるからやらない、そんな中途半端な人間は演劇部では必要としていない!!」

しずく「ぶ、部長……」

演劇部部長「まだ、しずくの中には裏切り者っていう意識があるようだね」

しずく「事実じゃないですか」

演劇部部長「同好会の皆は全ては許しているのに?」
0064名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 19:59:03.70ID:DtU/S3S+
演劇部部長「同好会の皆が許してくれないと思っている、勝手なしずくの思い込みに過ぎない」

しずく「……」

演劇部部長「何をためらっているの、罪の意識にかられているの? そんなものはあなたの思い込みでしかないのに?」

しずく「……でも」

演劇部部長「しずくの友達を信じてあげて、自分のことは信じられなくても、友達の事を信じて……またやり直して」

しずく「……部長」

演劇部部長「それに次の演劇部の演目は「球詠」っていう野球を題材にしたやつだから、しずくには酷だっていうことが分かってるんだよ」

しずく「古田敦也さんとかに技術を習ったら何とかなりませんか?」
0066名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:01:54.39ID:DtU/S3S+
愛「ふう……これで、しずくは部に帰ることができるみたいだね」

愛「愛さんはひとまず部活の助っ人として役立ってる……スクールアイドルに未練がないわけじゃないけど」

愛「今更ながらに戻れない、同好会の悲惨な状況を見て見ぬふりして、部の横暴なやり方について行ったんだから」

愛「……許されるわけがないよね」

璃奈「愛さん」

愛「り……天王寺さん」

愛「(誰かしら説得に来ると思ったけど……りなりーとは……)」

愛「(できるだけ距離を取って、愛さんは憎むべき敵だって思ってもらわないと……情にほだされちゃしょうがないし)」
0067名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:05:22.36ID:DtU/S3S+
璃奈「愛さんに同好会に戻ってきてほしい」

愛「残念だけど、部活の助っ人で忙しいから……あ、しずくと同じ方法は通用しないよ? アタシの助けを求めてる部活がたくさんあるからね」

璃奈「残念……私は愛さんが逮捕される姿を見たくない」

愛「え?」

璃奈「監視カメラに愛さんが小学生に声をかける姿が映ってた」

愛「……そりゃ、小学生に声をかけてことくらいあるよ、世の中には怪しい人がいっぱいいるからね」

璃奈「自宅に連れ込んだよね?」

愛「美味しいもんじゃを食べて欲しかったからね」

璃奈「翌日に帰宅させたよね」

愛「どこまで知ってる?」
0068名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:08:44.15ID:DtU/S3S+
璃奈「愛さんは知らなかったみたいだから教えてあげるけど、あれは合法ロリ」

愛「そんな!? 嘘でしょう!? どう考えても小学校3年生くらいだったじゃない!?」

璃奈「何を見て確かめたの?」

愛「……食事の食べっぷり」

璃奈「お風呂に一緒に入ったことも調査済み」

愛「……それはお風呂に入るくらい珍しいことじゃないじゃない、りなりーとだって、一緒にお風呂入ったことあるでしょ」

璃奈「愛さんが熱烈に押したっていう話も知ってる」

愛「……同好会に私の居場所はないよ」

璃奈「そうだね、高校生だもんね」

愛「……同好会に戻ります」
0069名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:13:38.63ID:DtU/S3S+
果林「(どういうことだかさっぱり分からないけど、同好会に愛としずくが戻ってる……)」

果林「(そろそろ誰かしらが、私を説得しに来るはず……可能性があるとすればエマだけど……)」

果林「(朝起こしに来てくれた時には、そんな素振りは全くなかった、相変わらず内海賢二さんみたいな低音ボイスで起こしてくるし……)」

果林「(でも、モデルとしての仕事があるのは本当……そこに茶々を入れてまで同好会に戻ってきてとは言わないはず……)」

果林「(そうよ、今更戻ってほしいなんて言われないわよね、なんてったって最高学年だし、栞子が戻れば9人でちょうどいい感じだしね)」

果林「(頭の中でいっぱいいいわけをしたら疲れちゃったわ、ミアから貰った、エママおっぱいマウスパッドの感触を味わいましょう)」
0071名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:16:36.84ID:DtU/S3S+
果林「あー、マジで癒されるわね〜」

エマ「……」

果林「この感触本当にたまらないわ〜、頭とか乗せたら気持ちいいかしらね」

エマ「……」

果林「うん、すっごく気持ちがいいわ、さすがエマパイの感触を完全再現したマウスパッドね」

エマ「果林ちゃん」

果林「何か用かしら? 見ての通り私は忙しいの」

エマ「すっごく気持ちがいいとか、死ぬほど気持ちが悪いことを言うのに忙しくて?(低音)」

果林「ヒィ!?」
0072名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:22:10.03ID:DtU/S3S+
エマ「果林ちゃんのためにいっぱい言葉を考えていたのがバカバカしくなってくるよ」

果林「……悪いけれどね、私は同好会に戻るつもりはないの」

エマ「果林ちゃんは目の前にいる友達も大切にできないの?」

果林「そうよ、自分の成長のために、心から大切な友達すら見捨てるような悪い人間なの」

エマ「それが心より大切な友達のためを思っての行動だったとしても、自分のことを悪い人間だなんて表現するの」

果林「……私はあまり賢くない人だからね」

エマ「そんなことも百も承知だよ」

果林「……」

エマ「私は、そんなあなたが好きなんだよ、私のこの気持ちまで否定しないで!」
0073名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:24:40.16ID:DtU/S3S+
果林「言っておくけどね、私は、先ほど言われた通り気持ちの悪い人間よ」

エマ「知ってる」

果林「……おっぱいの感触をいつも想像しているわ」

エマ「知ってる」

果林「……寝ぼけたフリして触ったことだってんなんどともある」

エマ「知ってる」

果林「ミアに貰ったウォーターベッド、おっぱいの感触がするのよ」

エマ「知ってる」

果林「……どこまで知ってるの?」

エマ「ぜんぶ」
0074名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:29:21.60ID:DtU/S3S+
栞子「……信じられませんが、同好会に元からいた9人が全て揃ったんです、これで活動を続けることができるでしょう」

ミア「ボクは巨乳の感触が確かめられればそれでいいけどね〜」

栞子「では、私を相手にすることはないでしょう?」

ミア「何言ってるの? ボクはおっぱいに貴賤はないって思ってるよ、おっぱいはね存在するだけで尊いんだ、おっぱいイズベスト!」

栞子「もしかしてベストとバストをかけた言葉遣いをしてます?」

ミア「はは、キミがもらった歌詞の中に、いい言葉があったよね」

栞子「……とても素晴らしい曲ですよ、これから歌えないことに後悔はありません」

ミア「誰もが幸せになれる世界を探して……いい言葉だよね」

栞子「……そうですね」

ミア「誰もが幸せの幸せの基準が、三船栞子のさじ加減次第だから、困ったことになっちゃったわけで」
0075名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:33:13.83ID:DtU/S3S+
栞子「何が言いたいんですか」

ミア「また逃げるつもりなの?」

栞子「私は私の責任を果たすだけです」

ミア「悪意を教えられなかったことからも逃げたのに、ランジュがいなくなってからも問題から逃げ出すんだ」

栞子「子どもには問題がわからないんですよ、ママのおっぱいでも吸っていればいいんじゃないですか」

ミア「そんな人が責任を果たすなんてちゃんちゃらおかしいよね」

栞子「……」

ミア「問題から逃げても責任って取れるものなの?」
0076名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:38:53.82ID:DtU/S3S+
ミア「せつ菜に正論いっぱい叩きつけたよね」

栞子「とても申し訳なく思っています、身勝手な感情を押し付けたことは、生徒会長として責任を果たすことに許していただきたく」

ミア「責任を果たすってそういうことなの?」

栞子「口だけの人間だということは理解しているつもりです」

ミア「へえ……そうなんだ、理事長の指示で中川菜々を生徒会長から引きずり降ろしたっていうことも言っていいんだね?」

栞子「その結果せつ菜さんから軽蔑されるのならば構いません」

ミア「ちなみに先んじて言っておいたんだけど〜」

栞子「……軽蔑したのでしょう? 理事長の権限が振るいやすいように、息のかかった私を生徒会長として立候補させた、生徒にはお金を渡してあるから私が選挙で当選するのは当然だった――それを知ってもなお、せつ菜さんが私を軽蔑しないと思えないのですが」

ミア「だって、さ、せつ菜」

せつ菜「なるほど、私は栞子さんを軽蔑すれば満足なんですね」
0077名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:44:05.04ID:DtU/S3S+
せつ菜「では軽蔑します……あなたは最低です!!!」

ミア「声がでかい!」

栞子「……他には」

せつ菜「え?」

栞子「他にも言いたいことぐらいたくさんあるんでしょう? 全て吐き出して頂いて構わないんですよ」

せつ菜「今ので全部吐き出したつもりなんですけど」

栞子「何を言っているんです、私はみんなのためという大義名分を打って、あなたを生徒会長の座から引きずり下ろしたんです、みんなのためどころか理事長命令で、あなたのことを悪し様に罵ったんですよ!?」

せつ菜「そんなこともありましたね」

栞子「ありましたね!?」

せつ菜「昔のことっていくら考えたところで変えられないじゃないですか、そんなことにうだうだ悩んでいるも、今この瞬間は最高の瞬間にしようって考えたほうが幸せになれません? あ、これ、アニメの名言でありそうですね!」
0078名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:49:14.78ID:DtU/S3S+
栞子「……残念ながら興味がありません」

せつ菜「では興味があるようにしましょう、私に謝罪をしたい気持ちがあるのならば、アニメマラソンに付き合っていただきましょう」

栞子「……私は生徒会の仕事で忙しいので」

ミア「プロを呼んであるから大丈夫だよ」

栞子「生徒会の仕事のプロとは!?」

せつ菜「ほら、アマチュアの栞子さんが手を出す必要はありません、全てはプロに任せてしまいましょう……今日と明日は眠らせるつもりはありませんよ、まず機動武闘伝Gガンダムを全話観ることから始めましょう!!!!」
0079名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 20:56:58.78ID:DtU/S3S+
あなた「こうして同好会は再び10人で活動することが決まったんです」

あなた「すれ違いはあったけれども、お互いを思いやり間違った方向に進んでしまったけれども」

あなた「こうしてすれ違いが重なっても、人は必ずやり直すことができる」

あなた「間違いを認めてやり直したいと思った時がスタートなんだ」

あなた「スタートしたら全力で駆け抜けてしまおう」

あなた「……果林さん、おっぱいマウスパッドで寝ない。愛ちゃん、小学校でのイベントは愛ちゃんが出禁になってるから無理。しずくちゃん、同好会の予算じゃ古田敦也さん呼べない、芳文社に頼んで。栞子ちゃん、45話に感動したからって、ウルベ・イシカワが本性を出してからのストーリーをロスタイムっていうのやめて」


あなた「あ、ミアちゃん、歩夢ちゃんのおっぱいマウスパッドできた?」

0080名無しで叶える物語(光)
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2020/11/06(金) 21:04:31.08ID:EPl06dO4

おっぱいはさておきミアとランジュのとこは実際こんな感じだといいなぁ
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