絵里「クロックタワー」
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絵里「.......」
花陽「カメラで攻撃するっていうのがまた斬新でいいよね!」
希「カメラは昔、魂を抜かれるって言われる代物だったからねーある意味それは正解なんだよ」
花陽「へーそうなんだ、希ちゃんって物知りなんだね」
希「こういうジャンルはうちの得意分野やからねー」
花陽「じゃあ!じゃあ!このゲームは知ってる?」
絵里(最近、希と花陽が前以上に仲良くなってる気がする...)
希「知っとるよー、有名なやつだよね」
花陽「これも面白いよねー」
絵里「..........」 希「意外と花陽ちゃん古いやつも知ってるんだね」
花陽「これは外せないですから!」
絵里(にことは元々趣味が近いから仲がいいのはわかるけど...希とも趣味が合うのかしら?)
絵里(...というか3年生でなつかれてないの私だけ?なんで?....!!)
絵里『ここのステップは』
花陽『は、はい!』ビクッ
絵里(私、もしかして怖がられてる?いやいや...だって先輩は禁止にしたはずだし....きっと、まだ慣れてないだけで...うん、きっとそう)
希「じゃあ、今度の休み一緒にやる?」
花陽「はい!!皆で集まってするのも楽しいですから!」
絵里「!」 希「真姫ちゃーん」
真姫「なによ」
希「今度の休みに花陽ちゃんと真姫ちゃんハウスに一緒に遊びにいってもいい?」
真姫「なんでハウス?遊びに来るってうちでなにするのよ、それになんでうちなのよ」
希「それはー」
絵里「なんか楽しそうな話をしてるわね」
希「!エリチ」
絵里「なにかするの?」
希「うん、真姫ちゃんの家でゲームでもしようかなーって思って」
真姫「だからなんでうちなのよ」
希「真姫ちゃん家のTV大きいから!やっぱりやるなら大画面でやりたいよねー」
花陽「希ちゃん、真姫ちゃんは真姫ちゃんで予定とかあるかもしれないし...無理には」
真姫「.......」 希「ねぇー真姫ちゃーん」ブンブン
真姫「...わかったわよ!!わかったから!体を揺らさないで!!」
希「やったー!」
花陽「真姫ちゃん...無理なら無理って言ってくれても大丈夫だからな」
真姫「別に...大丈夫よ」
花陽「いいの?」
真姫「皆でやりたいんでしょ?なら付き合ってあげるわ」
花陽「...真姫ちゃん!」
真姫「....それに断ったら希が面倒そうだし」
希「んー?うちがなんだって?」
真姫「!」
希「ふふふ...」スッ
真姫「な、なによ...その手は」
希「さぁね?」
真姫「っ....」ダッ
希「うちから簡単に逃げられるかなー?」 絵里「ちょっとー校内で走るのは危ないわよー」
花陽「あはは...」
絵里「ねぇ、花陽」
花陽「?なぁに?絵里ちゃん」
絵里「私もその集まりに行ってもいいかしら?」
花陽「え?」
絵里(っ...ここで折れちゃだめよ...少しずつ花陽ともっと仲良くなるために頑張るのよ!エリーチカ!)
花陽「まぁ...別にいいけど...」
絵里(...その反応やっぱり私って好かれてないのかしら?)シュン
絵里「じゃあ!なんか美味しい差し入れを持っていくから!二人に話しておいて!」
花陽「うん、わかった」
絵里(よし!これをきっかけに花陽との壁を無くすわよ!!) ミーン...ミーン...
絵里「今日も暑いわね...よし!!今日は頑張るわよ!!」
絵里「お邪魔しまーす」
真姫「エリー、本当に来たのね」
絵里「なによ...私が来ちゃダメなの?」
真姫「いや、そういう訳じゃないんだけど...今日がなんの集まりか知ってるの?」
絵里「知ってるわよ、希から聞いたわ」
真姫「そう...ならいいけど、なんか意外ね」
絵里「私だってゲームくらいするわよ」
真姫「ふーん...まぁ、いいわ...リビングで待ってて」
絵里「わかったわ」 花陽「あ、絵里ちゃん」
絵里「あれ?希は」
花陽「まだ来てないよ」
絵里「あの子は相変わらずなんだから」
花陽「多分..もうちょっとしたら来ると思うよ」
絵里「そう」
真姫「シークワーサージュースだけどエリーと花陽は飲める?」
絵里「ありがとう真姫、いただくわ」
花陽「ありがとう真姫ちゃん」
真姫「言い出しっぺが来るのが最後って本当に希らしいわね」
絵里「........」ごくごく カタカタ....
真姫「ん?」
絵里「なんの音かしら?」
花陽「.......」
真姫「あっちの部屋から聞こえてくるわね...」スタスタ
花陽「.......」
絵里「?花陽?」
キャー!!!!!!
絵里「!?真姫!?」ダッ 希「えへへ!どっきり成功!!」
絵里「希?」
真姫「はぁ...はぁ....」
希「真姫ちゃん驚いた?」
絵里「なにをしてるのよ希...というかなんでここに」
希「実はちょっと前に到着しててね、それで驚かそうと思ってクローゼットに隠れてたの!」
絵里「貴方...人の家で勝手に」
希「いやー真姫ちゃんのいい反応を見れたよ」
真姫「.........」
絵里「大丈夫?真姫?」
真姫「っ......」ブン!!
希「へ?」 希「前が見えねぇ....」
真姫「ふん!!」
希「容赦ないなぁ...真姫ちゃんは」
絵里「自業自得よ」
希「花陽ちゃんだって共犯だよ!!黙ってたんだから!」
絵里「花陽は巻き込まれただけよ」
真姫「そうね」
希「えー...もう、花陽ちゃんには二人は甘いんだから....」
花陽「ごめんね?真姫ちゃん」
真姫「別にいいわよ」
希「この対応の差」
絵里「普段の行いの差よ」 絵里「じゃあ、気を取り直してゲームをしましょうか」
花陽「そうだね....」ゴソゴソ
希「誰がやるの?」
絵里「え?皆でやるゲームじゃないの?」
希「今日やるゲームは一人用のやつだよ」
絵里「え?そうなの?」
真姫「私はいいわ、そこまで興味ないし」
希「うちはやったことあるからいいや」
絵里「じゃあ、花陽がやる?」
花陽「えっと...私は自分でやるより誰かがやってるのを隣で見てるのが好きだから」
真姫「じゃあ、エリーはやれば」
絵里「え?私?」
真姫「えぇ、だって興味あるから来たんでしょ?」
絵里「まぁ...そうだけど」
希「なら決まりやね、プレイヤーはエリチ」 希「PS2セット完了!」
絵里「本当にいいの?」
花陽「うん」
絵里「なら...私がやってみるわ」
真姫「ちなみになんのゲームをやるの?」
花陽「これです!」
絵里「クロックタワー?」
希「有名なゲームやね、ちょっと古いやつだけど」
絵里「どんなゲームなの?」
花陽「えっと...ジャンルはほ」
希「謎解きゲームって感じかな」
絵里「謎解きゲーム...」
真姫「ふーん、ならエリーに合ってるかもね」 絵里「...私にクリアできるのかしら?」
希「あれれー?やる前から敗北宣言?」
絵里「!」ピクッ
花陽「の、希ちゃん...」
絵里「上等じゃない!クリアしてやろうじゃない!!」
希「お、やる気満々になったみたいやね」
真姫「........」
絵里「さぁ、始めましょうか!」 PlayStation
HUMAN
真姫「なんかちょっと古い感じね」
花陽「このゲームは1997年に作られたゲームなんです」
真姫「20年以上前のやつなのね」
絵里「なにこれ?森?お城?」
〜♪
絵里「!」ビクッ
真姫「何これ?RPGもの?でもなんかちょっと不気味な感じね」
希「.......」 CLOCK TOWER
〜The First Fear〜
絵里「...Fear?」
真姫「恐怖?...これってもしかして」
希「ホラーゲームだよ」
絵里「!!!」
真姫「成程、だから変な感じのOPだったのね」
花陽「これは名作なんです!!!20年以上前のゲームなんですけど!とっても人気があるんです!!」
真姫「へー」
花陽「続編もあったりしてそれも面白かったりするんです!」
絵里「.......」
真姫「?エリー?」
絵里「!な、なに?」
真姫「いや固まってるから...!まさかエリー...」
絵里「!え?なに?」
真姫「怖いの駄目だったりする?」 絵里「そ、そんなことはないわよ!でもホラーゲームってやったことないからちょっとね」
希「.....」
絵里「よし...やるわよ!」
→GAME START
ギー...バタン!!
〜♪
絵里「!」ビクッ
グラニック孤児院にて教育された少女、ジェ二ファーと友人たちのもとに養女としてひきとりたいという要望がまよいこんだのはその年の9月のことである...
花陽「始まりました!」
真姫「なんか始まりから意味深な音楽ね」
チュン...チュン..
絵里「森の中?」 ローラ、はやく!屋敷に着く前に日が暮れちゃう!
メアリー先生...
なに?
私達のこれから住むところってどんなお屋敷なんですか?
絵里「お屋敷...」
真姫「さっき養女がどうとか言ってたからその引き取りっていったところかしら」
絵里「成程、お金持ちってやつね...この先生はその孤児院の先生ってことかしら?」
真姫「あれがそのお屋敷ってところかしら、なんか中世に出てくるようなお城みたいね」
絵里「そうね...相当なお金持ちみたいね」
おっきい家...
大広間だけでこんなに大きいなんて...
絵里「本当にすごいわね、真姫の別荘みたい」
真姫「私の別荘はこんな広くはないわよ」
先生はお屋敷に挨拶をしてきます
絵里「先生の絵なんか怖いわね...」
希「ホラーゲームだからね、雰囲気は大事だから」
絵里「.......」 絵里「あ、なんかマウスのカーソルみたいなのが出てきたわ」
花陽「このゲームの操作はそのカーソルを使ってやっていくの」
絵里「へー...じゃあ、この子が主人公なのね」
花陽「うん、ジェニファーって名前だよ」
絵里「成程...それでカーソルを動かせばいいのかしら?」カチャカチャ
真姫「矢印が変わったわね」
絵里「そこを選んで押せばいいのかしら...」
バロウズさんってどんな人かしら?
真姫「話かけたわね」
絵里「こうやってやっていけばいいのね」 スタ...スタ...
絵里「なんか動きがもどかしいわね」
真姫「そうね」
絵里「なんか暗い廊下に出たわね、なんか勝手に動いてる?」
\キャー!!/
絵里「!」ビクッ
真姫「悲鳴?」
!?大広間の方からだわ!
...誰もいない?
絵里「さっきまでいた人たちがいなくなってる...それに明かりも」
希「ホラーゲームらしくなってきたねー」 絵里「暗いとやっぱり不気味ね」
花陽「絵里ちゃん、そこの扉の横に部屋のスイッチがあるからそれで明かりを点けられるよ」
絵里「そうなの?ありがとう花陽」
パチッ
絵里「明るくなったわ!」
真姫「停電とかではないのね」
希「とりあえずエリチ、まずは皆を探すんよ」
絵里「探す?」
希「館内を散策するんや」
絵里「...OK、わかったわ」 スタ...スタ...
絵里「部屋がいっぱいあるわね」
....。
〜♪
絵里「な、なに?急に音楽が?この部屋に入れってことかしら?」
花陽「多分そうだと思う」
絵里「.......」ゴクッ
ギー...
絵里「ってなにここ?煙?」
真姫「お風呂場じゃないの?湯気かしら?」
絵里「不気味ね...誰か入ってるのかしら?」
真姫「なんか奥のカーテンが怪しいわね」
絵里「...よし、開けてみましょう....」 シャー
絵里「誰かいるわね...」
うあ...あ...。
ロー...ラ。
絵里「な、なによ!!これ!!!」
真姫「なんか縛られてる?」
きゃあああああ!!!
絵里「!!!!」ビクッ
真姫「なによ、これ!」
希「シザーマンの入場や!!!」
絵里「え、あ!ちょ!!なによ!これ!!!なんか変なのが出てきた!!」
希「それがシザーマンや」
絵里「シザーマンってなによ!!!」 絵里「ちょ!!なんか大きな鋏を持ってる!!」
花陽「絵里ちゃん!!逃げて!!」
絵里「に、逃げる?えっと...」カチャカチャ
カチャ
絵里「もっと慌てなさいよ!!なんでそんなにゆっくり扉を開けてるのよ!!」
タッタッタッ
絵里「そう!走って!!!」
バタン!
絵里「えっと...どっちの逃げたら...」
シャキン...シャキン...シャキン...
絵里「なによこの音!」
希「シザーマンが鋏をシャキシャキしてる音やね」
絵里「プレッシャーをかけないでよ!!!」 タッタッタッ
絵里「あれ?主人公の絵のバックカラーが変わった?」
希「それは体力が減ったからやね」
絵里「体力?走ったから?」
希「そうやね」
絵里「マリオとかは走っても疲れないわよ!!」
希「人間走れば疲れるものやろ?」
絵里「そんなリアリティいらないわよ!!!」
〜♪
絵里「なんなのよこの音楽は」
花陽「この音楽はシザーマンが追いかけてきてる時のBGMだね」
絵里「ってことはまだ追いかけてきてるってこと?」
花陽「うん」
絵里「これってそもそも逃げてればまけるものなの?」
希「うん、ちゃんとまけるよ」 絵里「BGMがやんだわ」
花陽「なんとか逃げ切れたみたいだね」
絵里「はぁ...」
希「やるやん、エリチ」
真姫「なんかキャラクターの背景が赤くなってるわね」
希「赤は一番体力がない状態やね」
絵里「それってまずいんじゃ、回復ってできるの?」
花陽「たしかできるよ、このボタンを押してみて」
絵里「OK...」
スッ
絵里「あ、座った」
真姫「どこで座ってるのよ」
希「床」
真姫「床に正座って...そもそも休まるの?」 なんでクロックタワートレンドにって思ったら青鬼ゆめにっきの人たちがやってたのか (`・ω・´)シャキーン (`・ω・´)シャキーン (`・ω・´)シャキーン (`・ω・´)シャキーン (`・ω・´)シャキーン (`・ω・´)シャキーン (`・ω・´)シャキーン (`・ω・´)シャキーン >>8
花陽「真姫ちゃん...無理なら無理って言ってくれても大丈夫だからな
たくましいなこのかよちん 死ににくいけど謎解きが詰まりやすいゲームだったなぁ クロックタワーでラブライブといえば海未ちゃんが聖なる弓矢で邪悪な悪霊を片っ端から滅殺していく3が見たひ 初回、普通にまっすぐ歩いていっただけで親友が噴水に沈められてがぼがぼ言いながら死に、リアルにまりちゃんの顔文字みたいな表情になった 初代って全員生還出来たんだっけ?普通にやってたら絵里と同じ道行くよな エンディングに関わらず絶対死ぬ子いるから全員生還は無理 絵里「色が戻っていくわ」
希「体力が回復したみたいやね」
絵里「それでこのゲームはどうすればクリアができるの?」
希「この館の謎を解いて生存するのがクリアってところかな」
真姫「というかさっきのやつはなんなのよ」
花陽「さっきのはシザーマンだよ」
希「このゲームの敵役、鋏を持った殺人鬼やね」
絵里「殺人鬼って...」
希「エリチを狙って出現したりするから気を付けてね」
絵里「気をつけてって...武器とかないの!?銃とか」
花陽「基本的に武器はないゲームです、基本は逃げるしかないよ」
絵里「...ようは命がけの鬼ごっこってことね」
希「そういうことやね」 絵里「とにかく...探索をするしかないみたいね」
スタ...スタ...
真姫「本当に部屋が多いわね」
絵里「ここは物置かしら?電気...」
電灯スイッチは壊れている
絵里「ちょっと...そういうのはやめてよ」
希「まぁ、古いお屋敷やからね」
絵里「....棚がチェックできるわね、なにかあるのかしら?」
スッ
...ダメ、のぼれないわ
真姫「いきなりよく棚に登ろうと思うわね」
絵里「箱があるわね、もしかしてこれで?」
スッ..スッ...
絵里「いけそうね」 スタッ
絵里「よし、反対側にいけたわ!なにかあるかしら?」
ゴソゴソ...
服が入っている
黒いローブを手に入れた
絵里「ローブ?ローブってあのローブ?」
希「そうそう、よく魔女とかが着てるやつやね」
絵里「...!まさか、これで魔法が使えるようになってあいつに攻撃をできるように」
花陽「えっと...そういうゲームじゃないかな?」
絵里「そ、そう...」
希「RPGとかじゃないんやから」
絵里「じゃあ..これは一体」
花陽「謎解きのアイテムみたいなものです」
絵里「アイテムねぇ....」 絵里「他にもなにかあるわね」
殺虫剤を拾った
真姫「さっきのよりは役に立ちそうなものね」
絵里「催涙スプレーみたいに使えば強そうなのに」
真姫「たしかにそうね」
絵里「...他の場所も探索しないとだめね」
絵里「ここはなんか広いわね」
希「花陽ちゃんはこのゲームやったことはあるの?」
花陽「やったことはないけど、プレイしてるやつとかなら見たことがあるんだ」
希「そっか、じゃあルートとかクリアの仕方は知ってるんやね」
花陽「途中までなら」
希「途中?」
花陽「結末は自分の目で見たいから最後までは知らないの」
真姫「それならエリーと変わってもらえば?花陽のゲームなんだし」 絵里「...花陽?やりたいなら変わるわよ」
花陽「大丈夫、絵里ちゃんがやって」
絵里「でも」
花陽「大丈夫だから、絵里ちゃんがやってて」
絵里「...わかったわ、やりたくなったら言ってね」
花陽「うん」
真姫「........」
絵里「この部屋にはなにかあるかしら?」
ギー...
絵里「この部屋も暗いわね...電気」
パチッ
絵里「よし、点いたわ」 絵里「奥にも扉があるわね...入ってみましょう」
ギー...
絵里「ここは...寝室かしら?」
真姫「なにか右にいるわね」
絵里「鳥籠?鳥かしら?調べられるわね」
オウム?
バサッ!!バサッ!!
絵里「え?鳥籠から出すの?」
あいきるゆーあいきるゆー
真姫「なにか言ってる?」
絵里「あい...きるゆー?...え?」 バサッ!バサッ!
絵里「うわっ!なんか襲ってきた!!」
真姫「敵って訳ね」
バサッバサッ
絵里「あ!体力が減っていく!!」
希「エリチ、そういう時は周りを調べるんや」
絵里「周り?え?ベットに反応してる!」
スッ
絵里「ん?なんか毛布を持った?」
サッ
真姫「オウムを捕まえた」
絵里「よし!!」 希「時々今みたいに襲ってくるやつがいるからこうやって回避ができたりするんよ」
絵里「成程」
希「ちなみに体力ゲージがない状態でさっきみたいな状態になるとゲームオーバーになったりするから気をつけてね」
絵里「わかったわ」
真姫「回復は大切ってことね」
スタ...スタ...
絵里「本当にこの屋敷は広いわね」
ギー...
絵里「この部屋は?」
パチッ
真姫「なにか奥に大きな収納があるわね、冷蔵庫とかかしら?」
絵里「なんか、嫌な予感しかしないわね」 絵里「...開けるわよ」
奥に光るものがある!
カサカサ...
絵里「え?」
〜♪
絵里「!!」ビクッ
花陽「っ......」
絵里「なんか囲まれてる!!なによこれ!」
希「ゴキブリやね」
絵里「それはわかるけどなんでこんなに攻撃的なのよ!!...体力が!!」
花陽「とりあえず部屋から出た方が」
絵里「!そうね...」 絵里「はぁ...ひどい目にあった、体力を回復しなくちゃ」
真姫「...そういえばさっき殺虫剤拾ってなかったっけ」
絵里「!そうだったわね、あれって使えるのかしら?」
希「試してみれば?アイテムはこのボタンでこうすれば」
絵里「あ、出た...それでこのカーソルで使たい場所に合わせればいいのかしら?」
真姫「多分そうなんじゃないの?」
絵里「よし...」
絵里「さっき開いたら襲われたら開ける前から使えるのかしら?」
スッ
殺虫剤をまいた!
絵里「やった!正解みたいね」
...かぎが落ちてる
金色の鍵を拾った
絵里「やったわ!鍵を手に入れたわ!」 花陽「ふぅ...」
絵里「花陽?どうしたの?」
花陽「いや、その....虫が苦手だから」
絵里「大丈夫よ、もう倒したから」
花陽「うん...そうだね」
絵里「こっちの小さい冷蔵庫も調べられるみたいね」
ガチャ
中にはハムが入っている
ハムを手に入れた
絵里「ハム?」 絵里「ハムなんて何に使うのかしら?」
真姫「さぁ?」
絵里「うーん...とりあえず鍵が手に入ったからこれが使える場所を探すしかないわね」
真姫「この部屋はマネキンが大量にあるわね」
花陽「不気味だね..」
マネキンにドレスが着せられている
すてき....
絵里「.......」
カタッ
絵里「え?なに?」
真姫「マネキンの首が落ちた?」
バァン!!
絵里「!!!!!!!!!」 シャキン...シャキン...
絵里「え、いや!いきなりなんなのよ!!!」
真姫「隠れてたのね」
絵里「ちょっと!!退路が!!」
シャキン!シャキン!!
絵里「や、やめなさいよ!!!」
希「エリチ連打!!!」
絵里「え?連打!?」
希「そのボタンを連打して!」
絵里「わ、わかったわ!!!」カチャ!カチャ!カチャ!!
ドン!!
真姫「!突き飛ばした!!」
絵里「っ...今のうちに!!!逃げないと!!」 >>64
空気読め
そう言うのはその手のスレで書き込め 〜♪
絵里「どこまで逃げれば....」
真姫「ここは倉庫?」
絵里「!奥に車があるわ!!!これで逃げられるのかしら?」
希「.....」
絵里「車に入れる!」
エンジンキーがささってない
絵里「...そうは上手くはいかないか」
真姫「奥は行き止まりみたいね、逃げ道がないわよ」
絵里「このままじゃ....!奥に梯子が!」
タッタッタッ
絵里「選べたから....なにか...」
スッ
絵里「登れた!!!」 〜♪
絵里「音楽が止まらないわね....まだ梯子が選べる?」
ドン!!
絵里「!ちょっと!なんで梯子を倒してるのよ!!」
真姫「自ら退路を絶ったわね...いや、これは相手を登れなくする為?」
シャキン!シャキン!!
絵里「!!!」
真姫「きたわね」
シャキン!シャキン
絵里「っ..........」
真姫「なんかキョロキョロしてる?もしかして見失ってる?」
シャキン!シャキン!
絵里「...去っていく?」
真姫「みたいね....」 絵里「び、BGMがやんだわ」
花陽「........」
希「今回も逃げきったみたいやね」
絵里「はぁ...いきなり出てこられると心臓に悪いわ」
希「まぁ、ホラーゲームだからね」
絵里「というか...これ降りれるの?」
スッ...スタッ
絵里「なんだ降りられるのね、意外と運動神経はいいのかしら?」
絵里「なんで誰もいないのよ...先生や仲間は?」
希「誰もいないではないよ、シザーマンがいるやん」
絵里「いらないわよ!あんなの!!」 絵里「廊下に露骨な箱が....そして上のあそこになにかがあるわね」
真姫「鳥の巣かしら?」
スッ...スッ
絵里「なにかがあるのかしら?」
何これ...。
巣の中は卵とガラクタでいっぱいだ
鍵が入っている...
絵里「鍵!」
ガラクタの中から鍵を見つけた
『西館の鍵』をポケットに入れた。
絵里「西館?西館ってどこ?」
真姫「さぁ?」 絵里「うーん...この扉かしら?」
?
何かに扉がつっかえているようだ
絵里「違うか....」
きゃああああああ!!!
絵里「うわぁ!!!!」ビクッ
...外の方から悲鳴が聞こえる
絵里「ちょっと...本当にいきなりはやめてよ....」
花陽「.....」
絵里「この部屋は?」
ギー... 絵里「剥製?...」
バリン!!
絵里「!」ビクッ
〜♪
絵里「な、なによ...これ...」
真姫「なにかの内臓?」
絵里「っ.....」
真姫「他の瓶ももしかして...」
絵里「この部屋はやめます!!」
真姫「え?」
絵里「グロテスクなのは無理!!!帰る!!」
希「......」ニヤニヤ 絵里「なんなのよ...この屋敷は....」
花陽「......」
絵里「!あれは電話!これで助けを!」
電話線が切断されている
絵里「...どうして....」
真姫「そう簡単にはうまくはいかないわよね」
希「仮に来れてもこんな山奥にはすぐには来れないだろうし」
絵里「....ん?テーブルになにかある?」
グラスは最近使われてたようだ
絵里「最近?さっきとかじゃなくて?」
真姫「あのシザーマンってやつが使ったんじゃない?」
底にはまだ液体が残っている
あ....。
絵里「?」
銀色の鍵がグラスの下敷きになっている
『銀色の鍵』をポケットに手に入れた
絵里「鍵なら車の鍵のが欲しいわ」 『西館の鍵を』使った
絵里「ここから先が西館ってことね」
ギー...
真姫「この部屋にはピアノがあるのね」
絵里「年代物ってかんじのやつなのかしら?」
中にいくつもの楽譜が入っている
ガタン!!
絵里「!!」ビクッ
真姫「!なにか落ちてきた?」
絵里「天井?」
花陽「絵里ちゃん!」
絵里「!な、なに?花陽」クルッ
花陽「ピアノになんかヒントがあるんじゃないの?」
絵里「ヒント?」
花陽「うん」 真姫「そういえば...なにかのゲームでもそんなのあったわね」
希「........」
絵里「ピアノね...」
〜♪
絵里「ピアノの弾いてるわね...」
デン!!
絵里「え」
デ!デ!デン!!!
絵里「いや!な..な、な....」
キャー!!
絵里「きゃああああ!!」 真姫「ちょっと!ピアノの鍵盤を土足で踏み荒らすなんて!!」
絵里「そんなことを言ってる場合じゃないわよ!!!」
シャキン!シャキン!!
絵里「あー!!もう!!」
絵里「今度はどこに逃げれば...」
シャキン!!シャキン!!!
絵里「ちょっと!なんでさっきまで後ろにいたのに前にいるのよ!!」
希「ホラー映画あるあるやね」
絵里「っ.......」 絵里「はぁ..はぁ...振り切れたみたいね」
真姫「お疲れ様」
花陽「ごめんね?絵里ちゃん、花陽がピアノを調べようって言ったから」
絵里「大丈夫、気にしないで」
花陽「....ありがとう」
希「.......」
銀色の鍵を使った
絵里「この部屋だったのね....逃げ回った甲斐が少しはあったかしら」
〜♪
絵里「この部屋はなんか音楽が違うわね」
魔術所にまじってノートが置いてある
絵里「魔術....」
『時を....固着させる』....?
『時計塔の大時計を停止させる...。』
絵里「時?....時計?」 ハサミで真っ二つにされると思いきや刺されるのだけ納得いかねえ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています