船長曜「桜が散ったね」海未「私達の童貞は」善子「いつ散るのかしら…」かすみ「かすみんにおまかせです♡」 7航海目
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ようよしうみの三童貞とかすみんが繰り広げる、船上生活7航海目!
【前スレ】
船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1584264217/
〜過去スレ〜
【1スレ目】
船長曜「今度の航海は性処理用の女の子を乗せるつもりだからカタログ持ってきたよ」善子「流石キャプテン!」海未「僥倖ですね」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1566480663/
【2スレ目】
船長曜「さてと、次の航海だけど」海未「華やかさが足りないと思うんですよ」善子「同感ね」かすみ「この人たちは…」2航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1574078172/ 【3スレ目】
船長曜「む、ムラムラする!」海未「しかし……」善子「1人でするのも虚しいわよね」かすみ「ここに性奴隷がいますけどー!?」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1576667664/
【4スレ目】
船長曜「性欲ってなんであるんだろう」海未「全くです」善子「世界の理ね……」かすみ「賢者になってる!?」4航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1584264217/
【5スレ目】
船長曜「今日はこれで抜こう」海未「巨乳最高ですね」善子「ロリこそ至高よ」かすみ「相手してくださいよ!」5航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1582380844/ 船長曜「今度の航海は性処理用の女の子を乗せるつもりだからカタログ持ってきたよ」
善子「流石キャプテン!」
海未「僥倖ですね」
善子「いやいや!もっと他にあるでしょ!!ほらこの子とか」
紅髪の童女ルビィ
海未「そうですよ!ほら!この子なんてどうです!?」
国一番の美貌ことり
曜「・・・」ジ-...
町娘千歌 かすみ「新しくヨーソロー号に乗ることになりましたかすみんです♪よろしくお願いします♡」
善子「うん…」
海未「はい…」
曜「かすみちゃんは雑用を中心にお願い…まずトイレからお願いね…」
かすみ「え…はい」
かすみ(まさかかすみん、普通に船員(クルー)として乗せられました…?)ゴシゴシ
ようよしうみ「はぁ…」 かすみ(いやでも…いつ誘われてもいいように化粧や身だしなみは欠かさず気をつけてないと!)
曜「かすみちゃんさー…」
善子「んー…?」
曜「何日で女捨てるか賭けない?あっウノ」
善子「えー…一週間持てばいい方じゃない?ウノ」
海未「こ…ここは赤で勝負です!!」
曜「はい、赤5あがりー」
善子「黄色5、こっちもあがり」
海未「ああああああ゛!!?」 曜「さてと!そろそろ次の港に着くし女の子カタログでもみんなで見よっか?」
善子「待ってました!」
海未「今度こそ妥協は許しませんよ!」
かすみ「いやかすみん思うんですけど、こういうのってどうかと思うんですよ、というのもですね
こういう女の子って線が細いし厳しい船の仕事ができるんですかね?ほら、この子なんてウン百万ですよ?
それだけの価値があるのかって思うんです、ウン百万払って泣いて仕事もできない処理にも使えないんじゃ最悪ですよね?
そもそもがかすみんという物がありながらですね?はい、聞いてますか?そこ?」 【主要登場人物】
◆渡辺曜◆
交易船『ヨーソロー号』のキャプテン。
運搬、護衛、賊の討伐、何でもござれなハイスペック船長。
千歌のことが大好きな童貞。
時折かすみんにもドキドキする。
◆園田海未◆
ヨーソロー号の乗組員。
各地で伝説となった船団『μ’s』の元メンバーにして、刀と弓のエキスパート。
ことりのことが大好きな童貞。
時折かすみんにもドキドキする。
◆津島善子◆
ヨーソロー号の乗組員。
王立魔法学院の元エリートで、魔法の扱いに秀でるが……?
ルビィのことが大好きな童貞。
時折かすみんにもドキドキする。
◆中須かすみ◆
ヨーソロー号の奴隷。
性奴隷として買われたはずが手を出されたことはなく、今ではすっかり雑務・調理担当ポジションに。
曜・海未・善子のことが大好き。
僅かながらセイレーンの血を引いている。 〜オトノキ国〜
◆高坂穂乃果◆
トラブルに巻き込まれてばかりの冒険家。
かつては船団『μ’s』のリーダーとして、未開の地や新航路を切り拓いた伝説の英雄。
◆絢瀬絵里◆
港湾局のかしこいかわいいお偉いさん。
事あるごとに曜達へ仕事を斡旋している。
◆東條希◆
東條商会会長。大商人。
度々曜達に怪しい魔道具を売りつけている。
◆西木野真姫◆
ニシキノ病院のお医者様。
治療から研究まで幅広く手掛ける。
◆ことり◆
デザイナー。
性奴隷だったり海賊狩りだったり性的マッサージを施したりと多くの顔を持つ。
◆凛◆
元リリホワ。力が強く帯電体質。
現在は花陽と共に農場を営む。
◆花陽◆
現在は凛と共に農場を営む。
凛とはバカップル。
◆にこ◆
元海賊。現在は絵里の部下としてこき使われる毎日。
のぞえりに借金をしている為、逃げるに逃げられない。 〜ヌマヅ国〜
◆松浦果南◆
ヌマヅを守護する機動隊長。
体力・腕力・魔力、全てが規格外なセイレーン。
かつては曜達と共に船旅をしていた。
◆国木田花丸◆
酒屋を営む一般人?
津島善子の幼馴染にして良き理解者。
特技は除霊。寺生まれって凄い。
◆黒澤ダイヤ◆
ヌマヅ警視庁、公安部所属の黒澤警視。
普段は真面目な警察官だが、実は生えている。
◆中川菜々◆
ヌマヅ警視庁、公安部所属の中川巡査。
ダイヤの後輩であり部下。
〜ニジガサキ国〜
◆天王寺璃奈◆
発明家兼商人。いつも変わった道具ばかり作成・販売している。
◆桜坂しずく◆
元奴隷。かすみんの親友。
現在は大手の劇団に買い取られ、舞台女優として大活躍中。
◆優木せつ菜◆
中川巡査の裏の顔。全奴隷の解放を目指し、今日もまたお宝をCHASE!
◆宮下 愛◆
新聞記者。体当たり取材からゴシップネタまでドンと来い。璃奈と一緒に暮らしている。 〜 UTX国 〜
◆綺羅ツバサ◆
三卿政治の一角にして最高権力者。穂乃果を夫人に迎える野望に燃える拗らせ執政官
◆統堂英玲奈◆
三卿の一角(軍事担当?)。執政の無茶振りに日々頭を悩ませる。義肢疑惑有り。
◆優木あんじゅ◆
三卿の一角。詳細不明
〜その他詳細不明〜
【千歌】
曜の想い人。
性奴隷だったり町娘だったり複数の顔を持つ。
【梨子】
詳細不明。
宮廷音楽家、港湾局員などの顔を持つ。
【ルビィ】
善子の想い人。
性奴隷だったり歌とダンスを披露したり複数の顔を持つ。
【鞠莉】
ヨーソロー号と懇意にしているオハラの王女。
オハラの立ち位置はヌマヅからの独立国だったりヌマヅを統治していたり書き手によりけり。
【あなたちゃん】
かつて修道院を経営し孤児を育てる⇒その裏で奴隷として売り飛ばしていた?
【歩夢】
詳細不明
【果林】
夢演出家。好きな夢を見させる商売を営む。
【彼方】
詳細不明
【エマ】
牛乳屋。飲むと一時的に巨乳になる効果あり 。 〜ここまでテンプレ〜
ここは上の基本的な設定を基に、各々が好きなssを書くスレです。気軽にいきましょう! 海未「かすみ、体調は大丈夫ですか?」
海未「船は危険な物が多く、揺れや閉鎖感から集中力も下がり怪我や病気にもなりやすいです」
海未「なにかあったら私に言ってくださいね」ニコッ
善子「かすみん、暇してない?」
善子「海の上だと娯楽もないでしょ?はいこれDVDとかゲーム」
善子「私色々持ってきてるから、暇になったらいつでも部屋に来なさいよ?」
曜「かすみちゃん?こんな夜中にどうしたの?もしかしてお腹空いちゃった?」
曜「それじゃあ船長室(私の)部屋来なよ!」
曜「体重なんて気にしなくてもいいよ、毎日の労働でカロリー使ってるし、かすみちゃん痩せてるから我慢してたら倒れちゃうよ?」
曜「うん♪お菓子もあるし、いつでもきなよ」
かすみ(もしかしてかすみん、実はモテモテなのでは…?///)ドキドキ
曜「次の港入ったら絶対、千歌ちゃう買うからね」
善子「だからルビィだって言ってるでしょ!」
海未「ことりです!絶対にことりしかありえません!」 かすみ(かすみんって女の子としての魅力って無いのかな…)ハァ...
「二時方向二時方向、海賊船アリ!総員戦闘配備!」
かすみ「はい!?海賊!?え!?」
善子「いた!かすみん!一緒に逃げるわよ!」
かすみ「は、はい!」
「かすみちゃんは初めてだっけ?大丈夫大丈夫!リラックスしてていいよー!絶対に守るから」
「全く曜は…何があるかわかりません、かすみ、貴女は絶対に生き延びなさい、善子もわかりましたね、彼女だけは絶対に無事守りなさい」
善子「上からの命令なら仕方ないわね、ほら、行くわよかすみん、このヨハネから離れることのないように!」
かすみ「は…はひ///」 かすみ(すご…圧倒的大差で勝っちゃった…)
曜「なかなかの戦果だねー、また果南ちゃんに奪った船持って帰ってもらわないと」
海未「食糧もだいぶ余裕ができましたね」
善子「なかなかいい酒持ってるじゃない、海賊の癖に、今宵のヨハネの祝杯にしてくれるわ」
曜「そうだ、かすみちゃん」
かすみ「はい!!」ビクッ
曜「今日は豪勢に、美味しいパンをいっぱいお願いね!」
海未「そうですね、期待してますよ」
善子「極上のを頼むわよ、かすみん」
かすみ「っ…!!」
かすみ「はい!!」 三人に良くしてもらってはいるけどやっぱりホームシックになってしまうかすみん
それを三人に悟られまいと夜一人で甲板で泣くかすみん
それを別々に目撃する三人 かすみ「え!?一緒に寝…寝る!?」
かすみ「はい!今夜ですね!全然大丈夫です!」
曜「」ナデナデ
かすみ「zzz」
次の日
海未「」サスサス
かすみ「zzz」
そのまた次の日
善子「」ポンポン
かすみ「zzz」 かすみ「あ゛あ゛あ゛あ゛一世一代の大チャンスを!!」バタバタ 保守終わり
そろそろテンプレートの紹介文をバージョンアップさせたいですね。栞子とかSSの二人入ってないし。 そういえば遊郭編で曜とかすみんがフェラ(厳密には69)までしてたのがバレたのを
事が済んだら曜を海未と善子で問い詰めるってのはどうなったん? もう中心メンバー以外の面子も設定固めるようになったんだな 〜前回のラブライブ!サンドウテイ!!〜
海未「…という訳で、璃奈がしばらく私たちの船でお世話になりたい、ということなんです」
璃奈「よろしくお願いします」ペコリ
璃奈(これから元に戻るまで、璃奈さんは海未さんを、わたくしは璃奈さんを演じなければなりません)
海未(なぜかといえば…)
璃奈〈ダイヤ〉(中身が入れ替わってしまったからです!!!)
不慮の事故で入れ替わってしまった璃奈さんと海未さん、そしてわたくし黒澤ダイヤ。
璃奈〈ダイヤ〉「璃奈、さん?そ、その手はなんでしょう…?」
海未〈璃奈〉「他の表情も確認したい…これを逃したら二度と私の顔に表情は宿らない…!」ガバッ
璃奈〈ダイヤ〉「ひゃぁっ!ちょっ、璃奈さぁんっ…!」
わたくしの感情が宿った璃奈さんの顔を見て璃奈さんが暴走したり…
海未〈璃奈〉「」ホロホロ
かすみ「ええっ!!?泣くほど感動してるぅ!?」
情緒不安定になってしまった璃奈さん。璃奈さんがこうでは、入れ替わりを修正するマシンの修理もままなりません。
璃奈〈ダイヤ〉(…璃奈さんは孤独を感じてるのかもしれません。…相方と離れ離れで、自分じゃない身体で不慣れな仕事…)
璃奈〈ダイヤ〉(…どうにかしてあげたいと思ってしまうのが、姉の性なのでしょうね)
璃奈さんのためにも、わたくしのためにも、精一杯お姉ちゃんとして璃奈さんを支えなければ…!
(前回のストーリーは前スレにて) 善子「あーもう!曜ってば、これからみんなで船の整備をしようって言って!これ相当重労働よ!私もそんなに機械に強いわけじゃないし!」
璃奈〈ダイヤ〉「善子さん、手を貸す?」
善子「あ、璃奈!丁度いいところに来てくれたわ!製水機が詰まっちゃって大変なのよ!」
璃奈〈ダイヤ〉「……面倒臭がらずに全部水を抜いてからクリーニングすれば簡単に直る」
善子「それはそうだけど!メチャクチャ時間かかるじゃない!」
璃奈〈ダイヤ〉「大丈夫、二人でやれば、二倍速」
善子「もっともらしい一句詠んでるんじゃないわよ!」
〜間〜
善子「思ったより全然早く終わったわ。ありがとう璃奈!」
璃奈〈ダイヤ〉「どういたしまして。善子さんの手際もよかった」
善子「堕天使ヨハネたる者、水くらい治められずにどうするって話よ」
善子(てか良く見たら…。璃奈ってばびしょ濡れじゃないっ…!)
善子(ブラウスから小さな膨らみのブラが透けて……)
善子「エッッッッ!!」ギンギン
璃奈〈ダイヤ〉「どうしたの善子さん?」
善子「ごめん璃奈っ!トイレっ!」バタバタバタ
璃奈〈ダイヤ〉「???我慢してたのかしら…」 海未〈璃奈〉「…よし。プレミアム版にアップデートできた」
璃奈〈ダイヤ〉「璃奈さん?何をされてるのですか?」
海未〈璃奈〉「買ってくれた無人偵察機を高機能化してた。船に乗せてくれたお礼としては少し不足かもしれないけど」
璃奈〈ダイヤ〉「…というかこれ、高性能すぎません?うちのレーダーシステムでもこんな範囲を探知できませんわよ」
海未〈璃奈〉「悪用されると困るけど、その辺の信頼は大丈夫」
璃奈〈ダイヤ〉「まあ、それはそうですわね。この船に悪用できる人間はいませんわね」
璃奈〈ダイヤ〉「…璃奈さん。少し交代しましょうか」
海未〈璃奈〉「大丈夫。仕事してる方が気分が落ち着くから」
璃奈〈ダイヤ〉「…あまり肩肘張らないでください。璃奈さんは何も悪くないのですから、罪滅ぼしなんて考えなくてもいいんです」
海未〈璃奈〉「…ダイヤさんにはすごく迷惑かけてる。フォローさせてばかりだし、それどころか襲いかけた」
璃奈〈ダイヤ〉「そんなこと全然気にしなくていいのに。どんとこいですわ」 海未〈璃奈〉「どうして?どうしてダイヤさんはそんなに私に優しくしてくれるの?」
璃奈〈ダイヤ〉「璃奈さんが困っているから、ですよ。こんなにかわいい娘が悩んでいるのに、助けないお姉ちゃんがどこにいますか」
海未〈璃奈〉「お姉ちゃん…?」
璃奈〈ダイヤ〉「そう。お姉ちゃんなの。わたくしは悩める娘を助けるお姉ちゃん。璃奈さんを大事に思う理由なんて、それだけで十分なの」
海未〈璃奈〉「………………」
海未〈璃奈〉(…ダメ。ダイヤさんの言葉を聞くと、どんどん心が温かくなっちゃう。甘えたくなっちゃう)
海未〈璃奈〉(そんなのダメ…。私がダイヤさんを助けなきゃいけないのに。愛さんを裏切っちゃうのに…) 〈ひとくちそのだ そのろく〉
ダイヤ〈海未〉「まさかこんな時に怪盗せつ菜から犯行予告が届くとは」
果南「あたたた…。硬気功を使わないダイヤに負けちゃうなんて…。強くなったね、ダイヤ」
ダイヤ〈海未〉「今日は特別冴えてるだけですよ。だから、今日こそ怪盗せつ菜を縄にかけます」
果南「頼りにしてるよ、ダイヤ」
ダイヤ〈海未〉(…これまでの経験上、真正面から彼女と対峙するのは悪手と考えられます)
ダイヤ〈海未〉(ならば、私も裏をかくことが必要)
ダイヤ〈海未〉(ダイヤ。こうして身体を借りてしまった以上、使命はきっちり果たします) 海未〈璃奈〉「……前方に二隻の船影。画像は…」
璃奈〈ダイヤ〉「これは…輸送船と…海賊船!?」
海未〈璃奈〉「襲撃されてる。とりあえず船長に報告」
璃奈〈ダイヤ〉「…身体は璃奈さんでも、心は黒澤ダイヤ。この状況を見過ごすことはできません!」
海未〈璃奈〉「ダイヤさん、落ち着いて。璃奈の身体じゃ戦闘もままならない。返り討ちに遭うだけ」
璃奈〈ダイヤ〉「それは…そうかもしれませんけど…!」
曜『了解したよ海未ちゃん!引き続き海未ちゃんは索敵と警戒をお願い!私と善子ちゃんで乗り込んでくる!』
善子『ドックがあると便利なもんね。ハッチ開けたらすぐ輸送艇で出撃できるんだもの!』
海未〈璃奈〉「お願いします。偵察機も輸送船付近に飛ばして、新たな情報が入り次第音声で伝えます」
善子『…海未、私より使いこなしてるじゃない。炒飯野郎のくせに』
海未〈璃奈〉「チャーハン…?」
海未〈璃奈〉「…!本艦に接近する小型艇…海賊の分隊かも」
璃奈〈ダイヤ〉「!!乗り込まれたらかすみさんが危ない…!」タッタッタッ
海未〈璃奈〉「…私に戦える力があったら…」
海未〈璃奈〉「……あれ?ダイヤさん…?」 栞子はなー
セイトカ?だかなんだかで著しくキャラ崩壊してるからなー かすみ「毎回毎回どうしてこう事件の現場に出くわしちゃうんでしょうねー。まあ、曜さんや善子さんがそんじょそこらの海賊にヘマするとは思ってませんけどー」
かすみ「…はぁ。帰ってくる前に洗濯物取り込まないと…」
海賊A「へへっ、園田のヤツはヘマしたみたいだぜぇ、ガキ」
かすみ「…えっ!?誰ですか!?」
海賊A「例のごとく人質確保ぉ!相変わらずこのガキはトロいなぁ!」
かすみ「きゃっ!!何するんですか!放してっ!!」
璃奈〈ダイヤ〉「かすみさんっ!!」
海賊A「…んだぁ?また一人ガキが増えてやがる」
璃奈〈ダイヤ〉「かすみさんからその汚い手を放しなさいっ!!」
かすみ「なっ!何やってんのりな子っ!!逃げてっ!!」
海賊A「おうおう威勢のいいこと。でもお面の下はビビってんじゃねぇのかぁ?はっはっは!!」
璃奈〈ダイヤ〉(不意打ちのチャンスは一回。しかし璃奈さんの身体では筋力が足りないから一撃で倒し切れない…)
璃奈〈ダイヤ〉(ならば…!) 璃奈〈ダイヤ〉「はぁっ!!」ゴリュッ
海賊A「ぐばぁっ!!ぐぼぉぉ!」
かすみ「り、りな子ぉ!?」
璃奈〈ダイヤ〉「睾丸に短頸を打ちました。これで三日は不能者になりますわ」
璃奈〈ダイヤ〉(果南さんは半日で復帰しましたが)
かすみ「あ、ありがとう、りな子。助かった…」
璃奈〈ダイヤ〉「礼には及びません。これがわたくしの仕事ですので」
かすみ「……?りな子、なんかしゃべり方ヘンじゃない?ダイヤさんのマネ?」
璃奈〈ダイヤ〉「しまった!普通にしゃべってしまいましたわ!(自己暗示の一種。ダイヤさんから勇気を借りた)」
かすみ「逆ぅー!!」
〜間〜
璃奈〈ダイヤ〉「…というわけなのです」
かすみ「ええ!?今かすみんとしゃべってるのがダイヤさんなの!?」
璃奈〈ダイヤ〉「はい。隠していてすみませんでした」
かすみ「それで…今海未さんにはりな子が入ってて、海未さんはダイヤさんの中にいる…。頭がこんがらがりそうです…」
璃奈〈ダイヤ〉「璃奈さんがマシンを修理するまでの辛抱です。ともかく今は海賊を…」
「こんなロリっ娘にのされるなんて、アニキもウカツだな」
璃奈〈ダイヤ〉「?ロ!」バキィッ 璃奈〈ダイヤ〉(二人目!?完全に盲点でしたわ…!)
璃奈〈ダイヤ〉(頭部に短剣がかすめて、璃奈さんボードが破損してしまった…!)
かすみ「りな子っ!?大丈夫!?」
璃奈〈ダイヤ〉「ボードがなければ危なかったかもしれません。…後で璃奈さんに謝罪しなければ」カチャカチャ
かすみ「えっ…ボード取っちゃうの…?」
海賊B「そっちのお面のガキはなかなか手慣れてやがる。辛うじて避けやがった」
璃奈〈ダイヤ〉(…困りましたわ。打つ手がありません。完全にわたくしを警戒していますし)
璃奈〈ダイヤ〉(…どうすればかすみさんを守れる…?) 〈ひとくちそのだ そのなな〉
♪〜CHASE!
せつ菜「今日の果南さんは気合い入ってましたね…。マトモにやり合ったら、打ちのめされてたかも…」
せつ菜「…まあ、後は撤収するだけです。奴隷取引の機密文書、これで暴露してやれます」
カガヤキーダスンダー
ブツッ
せつ菜「あれ?BGMが…」
ブツッ
ホンジツハセイテンナリ。コレヨリコクボウヲカイシシマス
「国を守れと人が呼ぶ!」
「愛を守れと叫んでる!」
ダイヤ〈海未〉「憂国の戦士、国防仮面っ!見参!!」
せつ菜「かっ…かっこいい…!国防仮面さん!サインください!」 璃奈〈ダイヤ〉「……降参です」
かすみ「えっ…りな子…?」
璃奈〈ダイヤ〉「もうわたくしに打つ手はありません。人質にでもなんでもしてくださいな」
海賊B「…お利口さん。壁に身体つけて手は頭の後ろだ」
璃奈〈ダイヤ〉「…はい」ピタッ
璃奈〈ダイヤ〉「かすみさんっ、逃げてっ!」
かすみ「えっ!?あっ、はい!!」タッタッタッ
海賊B「あっ、待て!!…やってくれたなお前」
璃奈〈ダイヤ〉「人質は一人で十分でしょう?…さあ、望みは何ですか」
海賊B「そりゃもちろん…園田への復讐だぁ!!」
海未〈璃奈〉「お呼びだった?」
かすみ「あっ、海未さん!…りな子ぉ!?」
海賊B「てめぇ!園田ぁ!」
海未〈璃奈〉「もうそろそろ曜さんたちが船を制圧して戻ってくるけど、それでもやる?」
海賊B「余裕こいてんじゃねぇ!こいつがどうなってもいいのか!?」
海未〈璃奈〉「かまわない」
璃奈〈ダイヤ〉「えっ、璃奈さん…?」
海未〈璃奈〉「人質を傷付ければ交換材料はなくなるし、そうしなくても状況は詰みだから」
海賊B「なめやがって園田ぁ!!」
かすみ「海未さん!!危ないっ!!」 璃奈〈ダイヤ〉(海賊の短剣は海未さんの脇腹に刺さりました)
璃奈〈ダイヤ〉(しかし璃奈さんは意に介すこともなく受け止め、海賊を組伏せて)
璃奈〈ダイヤ〉(無言で、無表情で、刀の鞘で海賊の顔面を何度も殴打しました。海未さんの力で放たれるそれは、人間の顔を崩壊させるには十分すぎます)
璃奈〈ダイヤ〉(あまりに悲惨な光景に、わたくしは言葉を失いました)
ドカッ バキィッ グシャッ
かすみ「も、もうやめてりな子っ!」
海未〈璃奈〉「ん?…こんなところかな。完全に戦意は削げた」
海賊B「も…もうやめてくれぇ…」
かすみ「というかりな子も刺されたでしょ!?どうして平気なの!?」
海未〈璃奈〉「予め痛み止めを飲んでおいた。あと海未さんの身体がすごい頑丈だから問題ない」
かすみ「そういう問題じゃないってば!!怖くなかったの!?」
海未〈璃奈〉「…怖かった。ダイヤさんが敵の手に落ちたらどうなるのか考えると」
海未〈璃奈〉「ダイヤさんの気持ちに応えたい。元に戻るまででいいからダイヤさんと楽しく過ごしたい。ダイヤさんに恩返しがしたい」
海未〈璃奈〉「ダイヤさんに笑っていてほしい。それが、私の素直な気持ち」ホロホロ
璃奈〈ダイヤ〉「璃奈さん」ギュッ 璃奈〈ダイヤ〉(…璃奈さんは本当に出来た妹です。こんな形でわたくしの無茶を諌められるなんて)
璃奈〈ダイヤ〉(…だから余計に、いとおしく感じてしまいます)
海未〈璃奈〉「ダイヤ、さん…?」
璃奈〈ダイヤ〉「わたくしも泣いちゃうわ、そんな無理をされたら。ごめんなさい、不器用なお姉ちゃんで…」
海未〈璃奈〉「ううん。不器用なのは私の方。ダイヤさんの気持ち、全然わかってなかった」
かすみ「あの……ちょっと…かすみん置いてきぼりなんですけど…」
曜「ただいまー!今回は楽勝だったよー!」
善子「この程度の賊、取るに足らないわね」
かすみ「あ、お帰りなさい。ちょっと今アレな状況なんですよ」
曜「ん?うわっ!こっちにも海賊!」
善子「絶賛悶絶してたり顔面崩壊してるけど。海未がやったわけ?」
かすみ「…あのー、どこから説明すればいいやら」 善子「って!海未はなんで璃奈に抱き付かれてるのよ!!けしからん!」
曜「やっぱりそのつもりだったんだ海未ちゃん…!女の子連れ込むなんて軟派なこと…!裏切り者ぉー!」
かすみ「うーんとですね。あれは海未さんだけど海未さんじゃなくて。中身はりな子なんですよ」
善子「え?」
かすみ「かくかくしかじか、なんです」
曜「つまり今ここに海未ちゃんはいないってこと?」
善子「にしてもダイヤさんめ…!ロリボディを手に入れただけでなく璃奈の心までゲットするなんて…!」
かすみ「もうつっこむのも野暮なんで、そっとしといてあげましょうよ」
璃奈〈ダイヤ〉「…璃奈さん、傷は大丈夫なのですか?痛くないですか?」
海未〈璃奈〉「もう再生し始めてる。やっぱり海未さんの身体は何かがおかしい」ヌギヌギ
かすみ「ふぁっ!?何いきなり脱いでるのぉりな子ぉ!?///」
善子「くそぅっ!上半身だけはギリギリ守備範囲っ…///」ギンギン
曜「何二人で海未ちゃんの身体に興奮してるのさ…」
璃奈〈ダイヤ〉「血の一滴も出てない…傷ももうほとんど…」
海未〈璃奈〉「…実際に見てわかった。やっぱり普通の人間じゃない」 海未〈璃奈〉(…海未さんのことを研究するっていうのは船に一緒するためだけの建前じゃなくて、私自身も本当に知りたかったから)
海未〈璃奈〉(いろいろ試して、確信した。傷口にできたこの紋様…)
リ´・ワ・)
海未〈璃奈〉(…間違いなく、H細胞が定着してる) 海未〈璃奈〉「よし、完成。海未ちゃんボード『まんぞく…』」
璃奈〈ダイヤ〉「お疲れ様でした璃奈さん。あとは海未さんを呼んで元に戻るだけですわね」
海未〈璃奈〉「………………」
海未〈璃奈〉(……後ろ髪引かれる気持ち。元に戻ったら、ダイヤさんと過ごせる時間も終わり…)
海未〈璃奈〉(…もっと、一緒にいたかった)
海未〈璃奈〉「ダイヤさん、やっぱり」グイッ
璃奈〈ダイヤ〉「ダメですわよ。借り物の身体なのですから」
海未〈璃奈〉「…でも、ダイヤさんと忘れられない思い出がほしい」
璃奈〈ダイヤ〉「十分記憶から消えない体験をしたではないですか。それに…」
璃奈〈ダイヤ〉「元に戻っても、別に今生の別れというわけではありません。璃奈さんが困ってる時、わたくしはいつでも駆けつけますわ」ニコッ
海未〈璃奈〉「ダイヤ、さんっ…!」ブワッ
璃奈〈ダイヤ〉「あなたの相棒は別にいますけれど、わたくしは璃奈さんのお姉ちゃん。どんな時も璃奈さんの味方ですわ」
ーFIN- 入れ替わり編、これで完結です
この後メチャクチャお前か?されたのは海未ちゃんなのかダイヤさんなのか…
H細胞、どう見ても柱間ァ!です、本当にありがとうございました |c||^.- ^|| また一人女の子を落としてしまいましたわ……
|c||^.- ^|| よりどりみどりで困りますわぁ! 新スレやら入れ替わり編やら皆おつおつ
海未ちゃんに穂乃果細胞……どういうことだってばよ
>>28 サブキャラに関しては『こういう立ち位置で扱われる事が多い』って認識で良いんじゃない?
絶対的なテンプレというわけでもない >>28
そうなん?
だとしたらスレの良さが失われてる気が… >>35
あれはスクスタでヘイト溜めてた頃に書かれてるからね
今の丸くなった栞子ちゃん知ってると違和感あるのはしゃーない >>2
乙
4スレ目のリンク修正しておく
船長曜「性欲ってなんであるんだろう」海未「全くです」善子「世界の理ね……」かすみ「賢者になってる!?」4航海目
http://itest.5ch.net...lovelive/1579705001/ 新スレ誕生乙!
|c||^.- ^||さん多方面に手出してるな。
>>28
思いきって変わった設定だした方が活性化するかなぁ ダイヤ「ただいま……ですわ……」クタクタ
ダイヤ「ふう。疲れた」鞄ドサッ
ダイヤ(ルビィは今日花丸さんの家にいましたね……)
ダイヤ「お風呂沸かして、夕飯作りますか」
トテトテトテ…
ダイヤ「……今部屋の奥で足音がしたような」
ダイヤ(もしや空き巣……? この黒澤ダイヤの家に忍びこむとは命知らずですわね)ソロォ
ゴソゴソ…
ダイヤ(いましたわ! ですが暗くて見えませんね……)ソロソロ
ダイヤ「てやっ!!」ガシッ
「!?!?」
ダイヤ「堕ちなさい!」ビシッ
「……!!」ガクン
ダイヤ「堕ちたわ」 ダイヤ「さて、明かりを……」パチッ
ダイヤ「!?」
かすみ「……」クタァ
ダイヤ「か、かすみさん!?」
ダイヤ「なんでこんなことを……しかもなぜルビィの服を着てますの……」
かすみ「なんちゃってw」ムクッ
ダイヤ「ピギッ」ビクッ
かすみ?「ごめんだし〜w びっくりさせちゃったw?」ヘラヘラ
ダイヤ「かすみさん!!なんでそんなヘラヘラして……っていうか声が違いますわね……」
かすみ?「かすみ? ああこの子のことか」
ダイヤ「あ、あなたは」
かすみ?「私? んもー! 覚えてないとかマジないしw 」
かすみ?「その左目を貰ったじゃんか」
ダイヤ「まさか、リキャコール!?!?」 かすみん(cv)リキャコール「その通りw」
ダイヤ「なんで私の家に!?」
かすコール「なんでって、いつも一緒にいるじゃんかw」
かすコール「契約をしたら私の分体がいつも一緒にいるって言わなかったっけ?」
ダイヤ「そ、そうなんですわね」
かすコール「そこでいつも使ってるラブドールに憑依したわけよw」
かすコール「んでさ? なんかダイヤさんスケベなこと好きらしいじゃん」顎クイッ♡
ダイヤ「べ、別にそんなんじゃ……///」
かすコール「させてあげるしw」スカートペラリ
ダイヤ「なっ……///」ムクムク
かすコール「ほらほらw」下着ずらしてクパァ
ダイヤ「……」ギンギン ========
ダイヤ「このっ……! このっ……!」パンパン
かすコール「ああああっ♡♡」パンパン
ダイヤ「うっ」ピュルル
かすコール「……」カクカク
ダイヤ「はぁはぁ…こ、これに懲りたら調子に乗らないことね♡」
かすコール「……w」ニヤニヤ
ダイヤ「なんですか?」イソイソ
かすコール「他の女の子の人形でするなんて浮気モノじゃんw」
ダイヤ「自分から誘っといて! こ、この悪魔!!」 ⚡ピカーン ゴロゴロ⚡
ダイヤ「ピギィ!かなり近くに雷が落ちましたわ…」
ダイヤ「この辺の高い場所は…変電所の鉄塔…。停電なんてしないといいですけれど…」
コンコン
ダイヤ「んん?はーい!どちら様でしょうかー!」ノゾキアナ ジー
⚡リ´・ワ・)⚡バチバチバチ
ダイヤ「ピギャァァァ!穂乃果さぁぁん!?」
〜間〜
穂乃果「いやー、助かったよダイヤちゃん!さすがに服がビリビリのままじゃ出歩けないからねー」
ダイヤ「まず雷が直撃して無傷なのが信じられませんの…」
穂乃果「雷は慣れてるよ!凛ちゃんとじゃれ合うたびに食らってたから!」ドヤッ
ダイヤ「そういう問題じゃなくてですね…」 穂乃果「んー?ダイヤちゃん、後ろにいるニヤニヤしたのはなーに?」
ダイヤ「えっ!?リキャコールが見えるのですか!?」
穂乃果「うん。…リキャコール?リキャコール…。リキャコール…ああ!あの出会いたくないヤツナンバーワンの!」
ダイヤ「…はい。他言無用の話なのですが、わたくしはアレと契約してしまって…」
穂乃果「そっかぁ。なら、助けてもらったお礼にエクソシストを探してみるね。ちょっと時間かかるかもしれないけど、気長に待ってて」
ダイヤ「いえ、別に困ってるわけではありませんし…」
穂乃果「まあまあ。穂乃果に冒険する理由をあげるってことで。ありがとねダイヤちゃん!じゃあまたねー!」
ダイヤ「あっ!穂乃果さん!!」
ダイヤ「行ってしまいましたわ…。まるで雷のような人ですわね…」
穂乃果「悪魔と契約…ダイヤさんは何を求めたんだろう?」
穂乃果「…私もそれができたら……」
穂乃果「…ううん。それは違うかな。奇跡は自分の手で掴まなきゃ」 穂乃果のエクソシストを求めて…
始まらない!
歩夢ちゃんがシスターのままならワンチャンあったけど、あなたちゃん側ってなると…話が作れませんでした 歩夢ちゃん(悪霊)と本物は別にいる的なのでもええんでない
本物はあなたと天秤にかけても良心が耐えられなくて離れたとか 災厄には災厄をってことでえみつんに相談だ!
そういや災厄にも序列ってあるんだろうか……?
なんとなくリキャコール<えみつんなのはわかるけど 乙!
エクソシスト……歩夢ちゃんの出番かしら
>>66
悪霊と本物は別物だね。歩夢ちゃんと別れた話も今後できたらいいなぁ 善子「ねぇずら丸。あんた悪魔祓いとか出来ないの?」
花丸「急にどうしたの? 悪魔絡みで困り事?」
善子「別にそんなんじゃないけど。なんとなく、ちょっと気になっただけよ」
花丸「ふーん。なんとなく、ね」
善子「ええ」
花丸「…………」
善子「…………」
花丸「……本音は?」
善子「……『悪霊祓いの寺娘』より『祓魔師(エクソシスト)』の方が断然カッコイイ!!!」✨
花丸「どうせそんなしょうもない理由だと思ったずら」ヤレヤレ
善子「しょうもなくないわいッ!!」
実際のところどうなんでしょうね
悪魔と悪霊って似て非なる者って感じだけど ちなみに個人的見解
低級悪霊←朝飯前ずら
中級悪霊←余裕で祓える
上級悪霊←頑張ればなんとか……
低級悪魔←余裕で祓える
中級悪魔←頑張ればなんとか……
上級悪魔←寺生まれパワーじゃ無理 ダイヤ「ふぅ。書類仕事は肩が凝りますわね。やはり現場仕事に限りますわ」カキカキ
ダイヤ「今日は菜々さんは果南さんに近接戦闘の手ほどきを受けていますし……はぁ……」
???『ダイヤさんw ダイヤさんw』
ダイヤ「そのヘラヘラした声……リキャコール!?」
リキャコール『正解w あと頭の中に直接話してるから念じるだけでいいよw』
ダイヤ『……これでいいんですの?』
リキャコール『優勝w』
ダイヤ『というかいきなり何ですのよ? わたくしの方は用はありませんけれど』
リキャコール『暇だからw 逢田さん超暇だしw』
ダイヤ『わたくしは仕事だと言っているでしょう……』カキカキ
ダイヤ『あとその……アイダサン? とは何なのです?』カキカキ
リキャコール『私の名前だしw こっちではなんかリキャコールって呼ばれてるけど、ホントは逢田梨香子っていうからw』
ダイヤ『逢田梨香子……それがあなたの本名だと?』ポンッ
リキャコール『芸名ってやつ?w 本名は別にあるけど教えないw』 ダイヤ『まあ何でも構いませんが。では逢田さん』カキカキ
逢田『ちょっw 呼び方w しかも完全に名前変わっちゃったしw』
ダイヤ『リキャコールでは呼びにくいので。逢田さん、過ごし大人しくしておいてくださいますか?』カキカキ
逢田『暇過ぎて死ぬ〜w』
ダイヤ『ではそれで結構』ポンッ
逢田『私死んだら菜々ちゃんの肺は元通りだよ?w』
ダイヤ『なっ……!』
逢田『当ったり前じゃんw 私の力で保ってるんだしw』
ダイヤ『はぁ……ではどうしろと?』
逢田『構ってw』
ダイヤ『嫌です』カキカキ
逢田『だ、ダイヤさん……?w』
ダイヤ『仕事中ですので』カキカキ
逢田『……w』ウルウル
逢田『ぐすっ……みんなに嫌われて……やさぐれてたらこんなところに来ちゃって……』
逢田『よくわかんないうちに悪魔になっちゃって……また嫌われるんだ、私……ひぐっ……』
ダイヤ『…………』ピタッ 逢田『また「そういうヘラヘラしてるところが嫌いだった」なんて言われるんだ……』シクシク
ダイヤ『はぁ……わかりましたわ。あなたは厄介者ですが、わたくしは嫌わないであげます』
逢田『……えっ?』
ダイヤ『あなたはわたくしの身体の中に住まう者。もはや自分の一部なのですから』
ダイヤ『まあ……わたくしが自分の身体の中で一番嫌っている男性器よりはランクを上にしてさしあげます』
逢田『ちょっw 逢田さんおちんちんと変わんない扱いだしw』
ダイヤ『あなた……嘘泣きをしていましたわね?』
逢田『演技のお仕事してましたからw』
逢田『でも……嬉しかったよ、ダイヤさん。ありがと』
ダイヤ『わたくしは【お姉ちゃん】ですから』
逢田『逢田さん27だけどw』
ダイヤ『……その幼稚な性格で年上なのですか』 逢田『あとこっちの時間だと27の時から20年くらい悪魔やってるしw』
ダイヤ『わたくしの親以上ではありませんか!』
逢田『こっちとあっちじゃ流れる時間違うから問題ないしw 逢田さんまだ20代だしw』
ダイヤ『……おばさん』ボソッ
逢田『……w』
ダイヤ『いちいち曇らないでください!』
ダイヤ『というか頭の中で喋るのは面倒ですわ。逢田さん、あなた実体化は出来ないんですの?』
逢田『契約してるから実体化は契約者の呼び出し呪文がないと無理だよw』
ダイヤ『ああ、アレですか。わかりましたわ。では……』
ダイヤ「イッコ・リコ・サンド!!」
ピカッ
シュウウウウ……
ダイヤ「これが船乗りの天敵、リキャコールの姿……」ゴクリ ダイヤ「って何ですのその姿は!?」
逢田「美人のダイヤさんと素顔で顔合わせるの恥ずかしいしw」
ダイヤ「そういう問題ではありませんわよ!」
逢田「え? えっちもしたのにおかしいってw」
ダイヤ「あれはあなたではありません!!」
逢田「まあねw 自分の身体じゃ事務所NGだしw」
ダイヤ「何の事務所ですか!!」
逢田「あ、ハンバーグ食べる?w」
ダイヤ「唐突に何なんですのよ!? ハンバーグは嫌いですわ!」
逢田「……w」
ダイヤ「そこ曇るポイントなんですの!? ああもう! ワケがわかりませんわ〜!!」 個人的見解
悪霊→死霊・生霊の元人間も含む、大きなグループ。人に仇をなす。
悪魔→元人間を含めない。上級悪魔は概念として存在することもある。人に仇をなす。 かすみ「むにゃむにゃ……。えへへぇ……」
「……みさーん」
かすみ「もぉ〜……。かすみんもですよぉ……」
「……かすみさーん」
かすみ「うひゅぅ……。ほめすぎですぅ……」
スゥー
「かすみさーん!」
かすみ「んひゃっ!?」
「もう。いつまで寝てるつもりなの?」
かすみ「し、しず子!? なんでかすみんの部屋に!?」
しずく「なんでって、かすみさんが起こしてって頼んできたんでしょ?」
璃奈「かすみちゃん、ねぼすけ」
かすみ「りな子も!?」
しずく「今日は、ダイバの丘に行くんだよね」
かすみ「……あっ! そうだった!!」
しずく「……はあ。やっぱり忘れてたんだね」
璃奈「準備できてる?」
かすみ「できてなーい!!!」ドタバタ
ここは、ニジガサキ地方のダイバ湾沿いにある小さな修道院。
ここに預かって貰ってるプリティー美少女かすみんは、今日ある計画を実行するんです!
ビフォアラブライブ―虹が咲く桜― かすみ「いそげいそげ〜」ドタバタ
しずく「ちゃんと準備してね。焦らなくても桜は逃げないよ」
かすみ「でもでも、散っちゃったりするかもでしょ!」ドタバタ
璃奈「多分だいじょうぶ。今日はあんまり風も強くないから」
かすみ「ほんと!? よ〜し、サプライズ頑張るぞ〜!」
しずく「サプライズ……喜んでくれるかな」
璃奈「よろこんでほしいね」
かすみ「喜んでくれるに決まってるよ! ちゃんと歩夢先輩に聞いたんだから!」
──
────
──────
―1日前―
かすみ「あゆ〜むせ〜んぱい♪」
歩夢「あ、かすみちゃん」 歩夢「今日は食事当番ありがとうね。かすみちゃんのシチュー、すっごく美味しかったよ」
かすみ「そりゃあかすみんの、皆への愛情がいっぱい篭もってますから!」
歩夢「ふふふっ。そうだね」
かすみ「実はですね、歩夢先輩に聞きたいことがありまして」
歩夢「聞きたいこと?」
かすみ「歩夢先輩と先輩って仲良しじゃないですか〜」
歩夢「うん♪ ふふっ。照れちゃうね」
かすみ「むぅ。それで先輩に何をあげたら喜ぶのかを聞きたいんです!」
歩夢「あげる? プレゼントってことかな?」
かすみ「はい!」
歩夢「どうして急に? プレゼントっていってもあの子の誕生日は……」
かすみ「はい。教えてくれないんですよね。誕生日も、他の皆はお祝いしてるけど先輩のだけは『お金がない』ってお祝いできてません」
かすみ「だから、かすみんが何でもない日に突然お祝いすることにしたんです!」
歩夢「そっかぁ。だからあの子に何をあげたら喜ぶのか聞きに来たんだね」
かすみ「はい!!!」 歩夢「プレゼント……。かすみちゃんがあげるものなら何でも喜ぶと思うけどなぁ」
かすみ「かすみんもそう思いますけど、できれば特別なモノをあげたくて」
歩夢「う〜ん……」
かすみ「アクセサリーとか〜、ペンとか〜、お花とか〜」
歩夢「お花……」
かすみ「はい?」
歩夢「虹色の、桜……」ボソッ
かすみ「歩夢先輩?」
――ザザッ
『わぁ。ほんとうに虹色だぁ』
『えへへ。お山を登ってるときに見つけたんだよ!』
『キレイ……』
『宝物、だね』
『うん♪ 宝物みたいにキラキラしてる』
『ううん。歩夢ちゃんと見てるから、だよ!』
『……うん!!』
――ザザッ
かすみ「歩夢先輩! 歩夢先輩!」
歩夢「……えっ?」
かすみ「どーしたんですか? 急にぼーっとして」
歩夢「ご、ごめんね?」ツーッ
かすみ「ふぇっ!? な、なんで泣いてるんですか?」
歩夢「えっ!? あ、花粉症、かな?」ゴシゴシ
かすみ「そうなんですか……大変ですね」
歩夢「う、うん」ゴシゴシ
かすみ「でも分かりました。先輩が喜ぶのは虹色の桜ですね!」
歩夢「えっ……」
かすみ「かすみん絶対用意しますから〜!」タッタッタッ
歩夢「か、かすみちゃ〜ん!?」 かすみ「しず子〜! りな子〜!」
璃奈「かすみちゃん、来た」
しずく「お帰りかすみさん。ちゃんと聞いてきた?」
かすみ「うん! 歩夢先輩に、先輩の喜びそうなモノ聞いてきた!」ハァ、ハァ
しずく「もう。歩夢先輩じゃなくてシスター。先輩じゃなくてマザーでしょ?」
璃奈「その呼び方、かすみちゃんだけだよ」
かすみ「だって2人ともシスターとかマザーって感じじゃないんだもん」
しずく「まあ呼び方は今に始まったことじゃないからいいか」
璃奈「それで、何をあげたらいいの?」
かすみ「それはね〜、虹色の桜、だよ!」
しずく「虹色の……」
璃奈「桜?」
かすみ「うん。自信満々に言ってみたけど……」
しずりな「……」ポカーン
かすみ「あはは、ぽかーんとしてる」
かすみ「そんなもの、あるのかな」
しずりな「あるよ!!!」
かすみ「えっ!?」 璃奈「虹色の桜。書庫の本で見たことある」
かすみ「そうなの!?」
璃奈「うん。ダイバの丘の桜の群生地。そこの1番おっきな桜の、てっぺんの枝」
璃奈「その枝は、虹色の花を咲かせてる……」
かすみ「そうなの!?」
璃奈「……らしい」
かすみ「あらら」
璃奈「私も本で読んだだけだから」
かすみ「あそっか」
璃奈「でも、凄いよ。その枝を取って地面に挿し木すると、全部の枝から虹色の花を咲かせる桜が咲くんだって」
かすみ「すごっ!」
璃奈「挿し木する前の折り取った枝のことを、通称……」
しずく「虹が咲く苗木、だよね」
璃奈「うん」
かすみ「しず子もりな子と同じ本読んだの?」
しずく「ううん。私が読んだのは多分違う本。物語だったから」
かすみ「物語?」
しずく「うん。2人の女の子の物語」
かすみ「そこに虹色の桜の話も出てくるの?」
しずく「うん! 2人が見つけた大切な宝物になるんだ」
かすみ「へぇ〜」
しずく「それでね、今は2人の心は離れてるけど、その全部の枝から虹色の花が咲く桜を見たら2人の気持ちはまた通じ合うと思うの!」
かすみ「……ごめん、かすみんその物語読んでないから分かんない」 しずく「あ、そっか。熱くなっちゃった」
璃奈「でも、興味ある。私も読んでみたい」
しずく「いいよ。私が読み終わったら貸してあげるね」
璃奈「やった」
かすみ「しず子も読み終わってないの?」
しずく「うん。写本がまだ終わってないみたいでね」
かすみ「写本?」
璃奈「本を書き写すこと。書庫にある幾つかの本は、シスターが街の図書館で借りた本を写本したものだよ」
かすみ「そうなの!?」
しずく「古くなった本を譲ってもらってるのもあるけど、シスターが写本したモノも多いよ」
かすみ「歩夢先輩恐るべし……」
璃奈「私が読んだ本も、写本したモノだった」
かすみ「コツコツタイプって自分でよく言ってるけど、凄すぎる……」 しずく「話が逸れちゃったね。かすみさん、どうする?」
かすみ「どうするもこうするも、決まってるでしょ?」
璃奈「うん!」
かすみ「明日はダイバの丘に行って、虹色の桜を探すぞー!」
しずりな「おー!」
かすみ「絶対寝坊なんかしちゃダメだからね!」
──────
────
──
―現在―
しずく「……って言ってたのはかすみさんなのに」テクテク
かすみ「言わないで〜!」テクテク
しずく「まあダイバの丘はそんなに遠くないからいいけど」
かすみ「うん。もう着いたし」
しずく「うん」
ビューッ
かすみ「うわぁ……!」
しずく「キレイ……!」
かすみ「ここが桜の群生地!」
しずく「こんな近くにこんなところがあったんだね」
かすみ「うーん、りな子はまだ来ないのかな? 準備があるから先行っててって言ってたけど」
しずく「まあ、私たちで先に1番おっきな桜を探しておこうよ」
かすみ「よーし! かすみんが先に見つけるから!」タッタッタッ
しずく「かすみさん!? 近くに寄っていったら大きさ比べにくいよー!?」 かすみ「それで、これが1番おっきな桜なの?」
しずく「うん。遠くから見たらすぐ分かったよ」
かすみ「でもでも、かすみんが先に着いてたから、かすみんの勝ちね!」
しずく「勝負じゃないよかすみさん」
かすみ「うん。でも遠くから見なくても……」
しずく「分かる、ね。存在感というか」
かすみ「幹も明らかに他より太いよ」
しずく「それで、この桜の……」
かすみ「てっぺんの枝……」
しずかす「どうやって登るの!?」
かすみ「し、しず子は運動神経いいでしょ!?」
しずく「いや、こんなに太い木だと……」
かすみ「どうしたらいいの〜!」
璃奈「かすみちゃん、しずくちゃん」ゴロゴロ
かすみ「りな子!」
璃奈「お待たせ」
しずく「その台車は……」
璃奈「木に登るんでしょ? だから持ってきた」
かすみ「これって……」
璃奈「ハシゴ」パンパカパーン
しずかす「その手があった!」 かすみ「うんせ、うんせ……」ヨジヨジ
しずく「えっほ、えっほ」ヨジヨジ
璃奈「はぁ、はぁ……」ヨジヨジ
かすみ「りな子だいじょうぶ?」ヨジヨジ
璃奈「だい、じょうぶ。登れるよ」ヨジヨジ
しずく「かすみさーん。1人が折って持って下りれば3人で登らなくてもいいんじゃないのー?」ヨジヨジ
かすみ「ここまで来たなら、3人で一緒に見つけたいのー!」ヨジヨジ
璃奈「私も、虹色の桜見たい」ヨジヨジ
しずく「分かったー!」ヨジヨジ
〜間〜
かすみ「りな子、もう少し!」
しずく「うん。そこに足をかけて。それで……よし!」
璃奈「ここが、てっぺん」
かすみ「それでこれが……」
しずく「うん……」
しずりなかす「虹色の桜」
パァーッ しずく「凄くキレイ……」
かすみ「ホントに虹色……」
璃奈「花びらそれぞれが違う色なんだね」
かすみ「……これ、折っちゃっていいのかな?」
しずく「かすみさん?」
かすみ「かすみんが枝を折ったせいで、そこからばい菌が入ったりして……」
璃奈「だいじょうぶだよ。かすみちゃん」
かすみ「りな子?」
璃奈「枝の根元の方持ってみて。しずくちゃんも」
かすみ「うん」ギュッ
しずく「こう?」ギュッ
璃奈「それで私も……」ギュッ
スルッ
しずく「えっ……?」
かすみ「枝が取れちゃった」
璃奈「本に書いてたとおり。跡も残ってない」 ―帰り道―
かすみ「ねえ、りな子。これってどういうことだったの?」
しずく「うん。持っただけでスルッと枝が取れちゃって」
かすみ「まあこうやって虹が咲く苗木を楽に持って帰られるからいいんだけど……」
璃奈「順番に説明するとね、虹色の桜も生き物だから分布を広げたいの」
璃奈「でも、虹色っていう珍しさから、強欲な人間の近くで増えるとすぐに伐採されちゃう」
璃奈「だから、強欲な心の人間が枝を持ってもビクともしない」
璃奈「でも、清らかな真心には反応して枝が取れるようになってるの」
璃奈「挿し木も、清らかな真心を持った人が植えないと成功しない」
璃奈「って、本に書いてた」
璃奈「私たち3人合わせた真心なら、虹色の桜も認めてくれるって、信じてた」
かすみ「そーなんだ!」
しずく「挿し木。マザーもするのかな」
かすみ「先輩なら清らかな真心は大丈夫でしょ!」
璃奈「清らかな真心ならシスターも凄いと思う」
しずく「うん♪ シスターはとっても優しいよね!」
かすみ「むぅー! 先輩なのー! これは先輩にあげるんだからねー!」
しずく「はいはい」
璃奈「かすみちゃんカワイイ」
かすみ「あっそうだ。歩夢先輩といえば。りな子、えっとね……」
璃奈「フムフム」 ―修道院―
かすみ「せんぱーい!!!」タッタッタッ
あなた「かすみちゃん? それにしずくちゃんと璃奈ちゃんも」
かすみ「ふっふっふー。実はかすみんから先輩に……」
しずく「かすみさんだけじゃないでしょ」
璃奈「うん。しずくちゃんと私も」
あなた「えっ? なになに?」
かすみ「とにかく、プレゼントを渡しに来たんです!!!」
あなた「プレゼント?」
かすみ「はい!」
璃奈「マザー、喜んでくれるかな」
しずく「みんなで探しに行ったんです」
あなた「私に? なんで?」
かすみ「何でも何も、先輩だけこの修道院で誕生日お祝いしてないじゃないですか〜!」
璃奈「誕生日も、教えてくれない」
しずく「先日の私のバースデー、すっごく感動しました」
かすみ「だから、かすみん達で今日お祝いするんです!!」
あなた「そうなんだ! ありがとう!」
かすみ「先輩、どうぞ!」スッ
あなた「これ……虹が咲く苗木?」 あなた「これ、どこで……」
かすみ「どうですか? どうですか?」ニコニコ
あなた「あっ、みんな手を見せて!」
しずく「えっ?」パッ
璃奈「マザーどうしたの?」パッ
かすみ「ほえっ?」パッ
あなた「やっぱり細かいキズが付いてる。木登りしたんだよね? 手は洗った?」
かすみ「それは、先輩を探してたからまだですけど……」
あなた「手は洗わなきゃダメだよ。キズから雑菌が入ったらどうするの?」
かすみ「ご、ごめんなさい……」
しずく「すいません……」
璃奈「ごめんなさい……」
あなた「後で歩夢ちゃんに手当てしてもらってね」
かすみ「せ、先輩! プレゼントはどうでしたか……?」
あなた「……うん。すっごく嬉しい。ありがとうね」ナデナデ
かすみ「ひゃ〜ん! プレゼント喜ぶよりかすみん達の心配が優先なんて……もう先輩すきすき〜♡」
しずく「マザー、私も……」
璃奈「私も……撫でてほしい」
あなた「うん♪」ナデナデナデナデ
しずく「へへ……」
璃奈「マザーの手、あったかい」
かすみ「むぅ〜! かすみんがナデナデしてもらってたのに〜!」
あなた「この苗木は私の部屋に飾っておくね」
かすみ「はい!」
かすみ(……先輩の部屋は歩夢先輩以外入れないけど、部屋に飾ってくれるんならいいよね!)
あなた「それじゃあ3人とも、歩夢ちゃんにちゃんと手当てしてもらうんだよ?」
しずりなかす「はーい!」 ―あなたの部屋―
ガチャッ
あなた「……ふう」
歩夢「お疲れ様。じゃあ私これから買い出しに……」
あなた「歩夢ちゃんでしょ。あの子達に虹色の桜のこと言ったの」
歩夢「えっ……」
あなた「これ」フリフリ
歩夢「かすみちゃん、ホントに……」
あなた「歩夢ちゃんしか居ないよね。虹色の桜は私たちの村だけの伝承で、本にも図鑑にも載ってない。そして村はとっくに滅びたもん」
歩夢「……」
あなた「期待しちゃってた?」
歩夢「うっ……」
あなた「これを見れば何かが変わるんじゃないかって。あの頃の私が戻るんじゃないかって」
あなた「残念。無理だよ。あの頃の私はもう居ない。いくら私たちの思い出の花を見たってね」
あなた「私と一緒にこの仕事やってるんだからとっくに諦めてると思ってたけど」
歩夢「わ、私は、あなたがただこの花が好きだって……」
あなた「昔の私が、でしょ」
歩夢「うぅ……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています