ダイヤ「魔法少女マジカルダイヤですわ!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
#魔法少女
〜部室〜
曜「というわけで次の衣装のコンセプトは魔法少女にしようと思うんだよね」ヌイヌイ
果南「どういうわけなのかさっぱりなんだけど」
善子「曜の趣味丸出しじゃない……」
曜「えへへ、バレたか」ヌイヌイ
鞠莉「でも良いじゃない、マジカル・ガール」
千歌「そうそう。女の子は誰だって魔法少女になれるってよく言うし」
梨子「初めて聞いたけど」
花丸「善子ちゃんはどっちかというと魔法少女に倒される側ずらね〜」
善子「何でよ!あとヨハネ!」
ルビィ「魔法少女かぁ。小さい頃はよくおねぇちゃんと魔法少女ごっこしてたなぁ」
ダイヤ「ちょ、ルビィ!」
鞠莉「……へぇ」ニヤニヤ
果南「……ダイヤがねぇ」ニヤニヤ
ダイヤ「くっ!」 千歌「でも魔法少女って色んなジャンルがあるよねぇ」
果南「確かにそうだね」
曜「昔はゆるーい感じのが多かったよね」ヌイヌイ
鞠莉「どちらかというとコミカルな話が多かったわね」
善子「それがいつからか魔法を使って戦うことが多くなったり」
梨子「魔法というより魔砲みたいな魔法少女が出てきたり」
ダイヤ「ハートフルな装いでその実過酷な運命を背負わされるようなものもありましたわね」
花丸「でもいつの時代も、勧善懲悪というのは変わらないずら」
ルビィ「そうだねぇ。ところで曜ちゃんさっきから何を縫ってるの?」
曜「ん?魔法少女の衣装だよ」ヌイヌイ
果南「もうほぼ出来てるじゃん」
ダイヤ「普通どういう衣装を作るか決めてから製作に移るのでは」
曜「いや〜実物があった方が良いかなって」 曜「ほい、衣装完成だよ〜」
千歌「おぉ、凄い」
梨子「本当に魔法少女の衣装ね」
果南「中々良いじゃん」
鞠莉「じゃあダイヤ着てみてよ」
ダイヤ「何故わたくしなのです!?」
鞠莉「え〜だって魔法少女ごっこしてたんでしょ〜」
ダイヤ「それは小さい頃の話です!」
曜「あはは!衣装は部室に置いておくから自由に試着して良いよ」
ルビィ「でもこの衣装を着て踊ったら華やかになるね」
善子「曜、私のはダークな感じでお願いね」
花丸「完全に敵キャラずら……」 #変身
〜翌朝〜
ガラッ
ダイヤ「あら、わたくしが一番乗りですか」
ダイヤ「いつもより早くに目が覚めたので、早めに来てみましたが」
ダイヤ「早く来すぎてもすることがありませんわね」
ダイヤ「先に着替えて朝練の準備でも……おや?」
ダイヤ「これは曜さんが作った魔法少女衣装……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」キョロキョロ
ダイヤ「……自由に試着して良いと仰っていましたしね」ヌギヌギ
ダイヤ「何れ着ることになるのです。何もやましいことなどありませんわ」ヌギヌギ ダイヤ「……なるほど」
ダイヤ「魔法少女というコンセプトを最大限に魅せるデザインだけではなく」
ダイヤ「ライブで踊っても問題のない機能性まで十分配慮が行き届いています」
ダイヤ「流石曜さんですわね」
ダイヤ「……ふふっ」ヒラッ
ダイヤ「それに何だか懐かしくなってきましたわね」
ダイヤ「あの時もこんな風に」クルン
ダイヤ「魔法少女マジカルダイヤですわ!」ビシッ
鞠莉「……」
果南「……」
ダイヤ「……」 鞠莉「……」ニヤニヤ
果南「……」ニヤニヤ
ダイヤ「……貴女たち、いつから部室に?」
鞠莉「ダイヤがスカートをヒラヒラさせてたとこからよ」カシャカシャ
果南「……ぷくく」
ダイヤ「違うのです。わたくしは衣装を着て踊ったらどうなるか試していただけで」
ダイヤ「あと写真は消しなさい」
鞠莉「分かってる、分かってるわダイヤ」
果南「もう何年一緒だと思ってるのさ」
ダイヤ「鞠莉さん……果南さん……」
果南「童心に帰りたくなっちゃったんだよね」ニヨニヨ
鞠莉「女の子はいつだってマジカル・ガールでーす」ニヨニヨ
ダイヤ「ちーがーいーまーすー!!!」 #必殺技
〜昼休み〜
ダイヤ「これでよし、と」
ダイヤ「うっかり衣装を持ち出してしまったので今のうちに返しておきませんと」
ダイヤ「後で騒ぎになってからだとますます返し辛いですし」
ダイヤ「……それにしても朝は酷い目に遭いましたわ」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」キョロキョロ
ダイヤ「……もう一度だけなら」 ダイヤ「ふふふっ。果南さんや鞠莉さんにはああ言ってしまいましたが」
ダイヤ「やはり少しだけ心が軽くなりますわね」ヒラッヒラッ
ダイヤ「そうですわ、今こそアレをやる時ですわね」キョロキョロ
ダイヤ「これがちょうどいいですか」っ扇子
ダイヤ「……すぅ」
ダイヤ「天より来たれ千の光!」
ダイヤ「マジカル☆フィーバー!」ズビシッ
ダイヤ「……決まりましたわ」フフン
善子「……」キラキラ
ダイヤ「……」 〜2年生の教室〜
千歌「そういえば、魔法少女と言えば必殺技だよね」
梨子「藪から棒にどうしたの?」
千歌「昨日の話の続きじゃないけど、色んな魔法少女が居るってことは」
千歌「それだけ色んな必殺技があるなぁって思って」
曜「戦う魔法少女なんかは特にそうだよね」
梨子「そうね。魔力砲を打ったり雷を落としたり、あとは剣や弓やハンマーなんてのもあるわね」
曜「梨子ちゃんの知識偏りすぎてない?」
千歌「魔法のステッキかなんか振ってさ、必殺技の名前叫んでズバーン!って」
千歌「小さい頃は憧れたよねぇ」
曜「そのうちオリジナルの技とか作っちゃったりね」
梨子「ごっこ遊びあるあるね」
ようちかりこ「あはははっ」 〜部室〜
善子「ダイヤ!ダイヤ!今の何!?千の光って何!?」ピョンピョン
ダイヤ「何でもありませんわ!」
ダイヤ(くっ、よりによって善子さんに見られるとは)
ダイヤ(しかも果南さんや鞠莉さんと違って純粋に興味を持ってしまってますわ……!)
善子「まさかダイヤにこんな趣味があったなんて!今度一緒に生配信しましょ!」
ダイヤ「お断りですわ!」
善子「あぁでもヨハネ的には光よりも闇の方が良いのよね」
善子「何かそういう技は無いの?」
ダイヤ「無いですけど!?」
善子「えー嘘だーやってよー、やらなきゃ写真撮ってみんなにバラすわよー」
ダイヤ(このっ!鞠莉さんタイプの人間でしたか!)
ダイヤ「……分かりましたわ。やれば良いのでしょうやれば」
善子「やった!」ワクワク
ダイヤ「一度しかやりませんからね……」
ダイヤ(もうどうにでもなれですわ……)
ダイヤ「集え!闇の波動!」
ダイヤ「ダークネス☆フィーバー!」ズビシッ
ルビィ「……」
花丸「……」
善子「おぉ……!」 ダイヤ「……い、いつから?」
ルビィ「えっと、闇がどうのこうののとこから……」
花丸「部室に忘れたお弁当取りに行った善子ちゃんが中々戻ってこなくて、その……」
ダイヤ「……ふぅ。ここまでのようですわね」
花丸「ダイヤさん……?」
ダイヤ「正体がバレてしまった魔法少女は、魔法の国に帰らなくてはいけないのです」
ダイヤ「それでは。わたくしは魔法の国に帰りますわ」トボトボ
ルビィ「おねぇちゃん……」
ルビィ「ってそんなわけないでしょ!」
ダイヤ「放っておいて下さいーーー!!!」ピュー #ライバル
〜部室〜
鞠莉「あっはっはっは!ダイヤったら学習能力ナッシングでーす!」
ダイヤ「ぐぬぬ……」
果南「まぁまぁ。ダイヤだってそういう気持ちになることもあるよ」
千歌「くそ〜朝は果南ちゃんたちでお昼は善子ちゃんたちってことは」
千歌「放課後はチカたちが見れると思ったのになぁ」
ダイヤ「変な期待しないで下さい!」
曜「いや〜でも見たかったなぁ、ダイヤさんの必殺技」
善子「もう凄かったんだから!扇子をステッキに見立ててこう……」
ルビィ「善子ちゃん興奮しすぎだよぉ」
花丸「よっぽど琴線に触れたずらね」 千歌「でもこうやって考えると魔法少女あるあるっていっぱいだね」
梨子「まぁある程度お約束ってのもあるからね」
ルビィ「他には何があるかな?」
善子「んーそうねぇ」
曜「……ライバル、とか」
千歌「ライバル?」
果南「確かに最近は多いね」
善子「何の力もないごくごく普通の女の子がひょんなことから魔法少女になって」
善子「そんな主人公の前に立ちはだかる謎のライバル……よくある設定ね」
千歌「じゃあダイヤさんのライバルは誰になるんだろ?」
ダイヤ「何故わたくしが主人公前提なのですか!?」 ルビィ「う〜ん、やっぱり果南ちゃんか鞠莉ちゃん?」
善子「でも幼馴染はそのまま幼馴染ポジションで主人公を支えていくものじゃない?」
善子「途中で闇落ちするパターンもあるけど」
花丸「あぁ……」
鞠莉「それに、ライバルはどっちかというとミステリアスな子が多いでーす」
果南「あと外部から入ってくるのはお決まりだよね」
千歌「外部から……つまりは」
曜「転校生とか」
7人「……」ジーーー
梨子「……え?私?」 千歌「東京からやってきた謎の転校生」
善子「音楽室で1人儚げにピアノを弾く少女」
鞠莉「その正体はダイヤの前に立ちはだかるライバル魔法少女だったのでーす!」
梨子「え?え?」
千歌「さぁ梨子ちゃん!ライバルらしくカッコ良く登場しよう!」
梨子「え?ちょっと、急にそんな!」
千歌「さぁ!さぁさぁさぁ!」
梨子「うぅ……こうなったらヤケよ……!」
梨子「あ、愛と勇気の魔法少女、りこっぴー!」
梨子「いくぞ必殺!ラブラブラブリーリコちゃんビーーームッ!
千歌「お、おおう……」
善子「これは……」 梨子「ど、どう?」ゼェハァ
千歌「え、えっと……良かったと思うよ?」
善子「リリー渾身の一撃って感じね」
鞠莉「でもそうねー、ちょっとライバル感は薄いかなー」
花丸「どちらかというと主人公サイドずら」
果南「自分の名前を必殺技に入れるのは中々勇気がいるよね」
曜「あ、今度りこっぴーの衣装も作ってあげるね〜」
梨子「……」
梨子「何なのよもう!」 #マスコット
千歌「あと魔法少女と言えばマスコットも必要だよね」
鞠莉「じゃあAqoursで適任なのは〜っと」
ダイヤ「さも当然のようにAqoursメンバーから配役決めないで下さる?」
善子「まぁマスコットはもう一択でしょ」チラッ
花丸「うんうん」チラッ
ルビィ「うゅ?」
果南「あー確かに」
曜「満場一致だね」
ダイヤ「ちょ、ルビィを巻き込まないで下さい!」 ルビィ「ルビィがマスコット……何か良いかも」
ダイヤ「あぁ!この子ったら」
千歌「でも人間がマスコットって有りなのかなぁ?」
鞠莉「そうねぇ。ちょ〜〜〜っとルビィにはマスコットっぽくなってほしいかしら」
ルビィ「マスコットっぽく……」
ルビィ「う〜ん……ピギィ!」
⌒°( ・ω・)°⌒
善子「お、おぉ……」
ダイヤ「ルビィ!?」
花丸「マスコットずら……」
鞠莉「正真正銘のマスコットでーす」 ⌒°( ^ω^)°⌒ 「おねぇちゃん!おねぇちゃん!」
ダイヤ「えっと、ルビィ……?」
⌒°( ^ω^)°⌒ 「これでおねぇちゃんとがんばルビィ出来るよ!」
ダイヤ「何でその気になってるのですか!?」
梨子「いや……そもそもこれどうなってるの?」 #脚本は
千歌「でもこれで、ほぼ全部のピースが埋まったね」
花丸「主人公が居て、そのライバルも居て、マスコットが居て、必殺技があって」
曜「あはは、何かこれでお話作ってみたくなっちゃったね」
ダイヤ「正気ですか!?」
鞠莉「グッドアイデーアでーす!」
善子「即興劇でもやってみる?」
千歌「んーどうせならもうちょっと本格的にお芝居やりたいよねぇ」
梨子「いやいやいや、何言ってるの!?」
ルビィ「お芝居やるなら脚本を書いてもらわないとだね」
曜「ってことは……花丸ちゃん?」 花丸「やってみたいけど……あんまり魔法少女モノには詳しくなくて……」
ルビィ「そっかぁ」
曜「善子ちゃんにサポートしてもらうのはどう?」
花丸「善子ちゃんの設定だと……多分禍々しくなるから勘弁ずら」
善子「失礼な!」
鞠莉「ふっふっふ……」
千歌「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「その辺はノープロブレムでーす」
果南「心当たりでもあるの?」
鞠莉「イエース!脚本が書けて、魔法少女モノにも詳しい」
鞠莉「そんなツテがあったりするのよねぇ。ちょっと連絡してみるわね」
ダイヤ「話がトントン拍子に……」 鞠莉「うん、うん。了解〜」
千歌「どうだった鞠莉ちゃん?」
鞠莉「OK貰ったわよ」
千歌「おぉ!」
鞠莉「ただし、最初から最後まで物語を全部書くのは時間がかかるから」
鞠莉「1シーンだけっていう条件付きよ。それなら今すぐ書けるって」
千歌「1シーンかぁ」
曜「となると1番の山場みたいなシーンをやりたいよね」
果南「ってことは主人公vsライバル的な?」
曜「それそれ!」
千歌「あとはアレだよ、主人公とライバルの間に激闘の末友情が芽生える的な!」
ようかな「それ最高!」
梨子「あぁ、どんどん話が盛り上がってる……」
ダイヤ「諦めましょう……梨子さん」
梨子「はい……」 〜???〜
???「設定と依頼シーンのプロットが届きました。……なるほど、これは作り甲斐がありますね」
???「おぉ……!これは熱い展開のお話が作れそうですよ!!!!!!!」 #魔法少女マジカルダイヤ
ダイヤ「……」
りこっぴー「……」
ダイヤ「ルールを確認しますわ」
りこっぴー「えぇ、どうぞ」
ダイヤ「お互いの持ってるラブカジュエルを全て賭けた真剣勝負」
ダイヤ「どちらか一方が立てなくなった時点で終了」
ダイヤ「これで良いですわね?」
りこっぴー「問題ないですよ」
りこっぴー「どうせ、勝つのは私ですから(ボソッ」
ダイヤ「……」 ⌒°( ・ω・)°⌒「おねぇちゃん……」
果南「ダイヤ、勝てるかな……」
鞠莉「どうかしらね」
⌒°( ・ω・)°⌒「勝てるよ。おねぇちゃん強いもん」
鞠莉「そうね。ルビィがそう言うならそうなんでしょうね」
果南「でも、りこっぴーは強すぎる。素人目から見てもあの強さは異常だよ」
⌒°( ・ω・)°⌒「大丈夫、おねぇちゃんは負けないよ、信じてるから」 ズバァァァァァァン!
ダイヤ「くっ……!」
りこっぴー「よく耐えましたね」
ダイヤ「何発も被弾してますからね。そろそろ身体が慣れてきましたわ」
りこっぴー「なら、これはどうですか!」
シュゥゥゥゥゥ!!!
ダイヤ「なんの……!」クルッ
りこっぴー「……!」
ダイヤ「ていっ!」
バァァァァン!
りこっぴー(魔力砲……!)
りこっぴー「っ……!プロテクション!」
ズバァァァァァァン! ダイヤ「……」ハァハァ
りこっぴー「……回避と同時に砲撃。良い動きですね」
りこっぴー「ほんの少し前までただの女子高生だったとは思えないセンスです」
ダイヤ「伊達に幼馴染たちと小さい頃から身体を動かしてないですからね」
りこっぴー「なるほど。でも、それだけでは私に勝てないですよ」
キュイイイイイイイン!!!
ダイヤ「……!」
ズゴォォォォォォン!!!
ダイヤ「ぐふっ……」
りこっぴー「リコちゃんレーザービームの切れ味はどうですか?」
ダイヤ「……」ハァハァ 果南「無理だ、勝てないよ」ガクガク
鞠莉「果南?」
果南「ダイヤは頑張ってる……頑張ってるよ。でもそれだけじゃ絶対に埋められないものがあるんだ」
鞠莉「……経験ね」
果南「きっとりこっぴーは小さい頃からずっと戦い続けてる」
果南「ついこの間までただの女子高生だったダイヤが勝てるわけないんだよ……!」
鞠莉「……っ」
⌒°( ・ω・)°⌒「……」
⌒°( ・ω・)°⌒(おねぇちゃん、まだだよ。今はまだ耐える時だよ……) ズバァァァァァァン!
ダイヤ「くふっ……」
りこっぴー「ねぇ、もう諦めたら?」
ダイヤ「……」ハァハァ
りこっぴー「こんなにボロボロになって、それでも戦い続ける意味なんて、貴女にあるの?」
ダイヤ「戦う、意味……?」
りこっぴー「正直、これ以上貴女を傷つけたくな……い……」
ダイヤ「……!」
りこっぴー「あれ、今……私何を……」
ダイヤ「……ふふっ、ふふふっ」
りこっぴー「な、何を笑っているの!?」
ダイヤ「いえ、良かったなと」
りこっぴー「良かった?」
ダイヤ「ちゃんと、貴女の“心“は残っていたのですね」シュッ
りこっぴー「何を……!?」 りこっぴー(しまった、取り付かれた……!)
ダイヤ「先程戦う意味はあるのかと仰られましたね?」
りこっぴー「それが何!」
ダイヤ「生徒会長として貴女を……浦の星女学院の生徒を助けたい」
ダイヤ「これがわたくしの戦う意味では駄目ですか?」
ダイヤ「転校生の、桜内梨子さん」
りこっぴー「!?」
りこっぴー「くっ……リコちゃんビーム!」
ズババババババ!!!
ダイヤ「んぐぅ……!」
りこっぴー「……」ハァハァ
りこっぴー「何故それを……」 ダイヤ「昨日、貴女の使い魔がわたくしの家に来たのです」
从c*・ヮ・§「……」ヒョコ
りこっぴー「チ、チカちゃん!?な、なんで……」
从c*・ヮ・§「ごめんなのだリコちゃん……。でも、チカはこれ以上リコちゃんが苦しむ所を見たくないのだ」
りこっぴー「そんな……」
ダイヤ「そこで、全てを聞きました」
ダイヤ「貴女が戦う理由も」
りこっぴー「……!」 〜前日〜
ダイヤ「お母様の為?」
从c*・ヮ・§「はいなのだ」
从c*・ヮ・§「リコちゃんはお母さん大好きっ子だったのだ」
从c*・ヮ・§「お母さんもリコちゃんの事が大好きで、仲睦まじい親子だったのだ」
从c*・ヮ・§「でもある日事故が起きて……」
ダイヤ「事故……」
从c*・ヮ・§「命に別状は無かったんだけど……その事故以来リコちゃんの人格が変わってしまったのだ」
从c*・ヮ・§「昔はもっとはわわ〜って感じだったんだよ?」
从c*・ヮ・§「それがちょっとキツめの性格になっちゃって……お母さんは毎日泣いていたのだ」
⌒°( ・ω・)°⌒「そんな……」
从c*・ヮ・§「そしてお母さんは研究に没頭し始めたのだ。はわわリコちゃんを取り戻す為に」 从c*・ヮ・§「研究の結果、どんな魔法を使ってもリコちゃんの人格は戻らないことが分かったのだ」
从c*・ヮ・§「でも禁忌を犯せば……」
ダイヤ「禁忌?」
从c*・ヮ・§「失われた技術があるジーズ・ワールドに行けば、可能かもしれない」
从c*・ヮ・§「リコちゃんのお母さんはそう結論付けたのだ」
ダイヤ「そのジーズ・ワールドはどこに?」
从c*・ヮ・§「次元の狭間なのだ。だから普通には行くことが出来ない場所なのだ」
ダイヤ「では、梨子さんのお母様はどうやって行こうと?」
从c*・ヮ・§「ラブカジュエルを使えば行ける、チカはそれしか聞いてないのだ」
从c*・ヮ・§「そしてその日から、リコちゃんとお母さんのラブカジュエルを探す旅が始まったのだ」
从c*・ヮ・§「もちろん、研究で忙しいお母さんはラブカジュエル探しに時間は割けない」
ダイヤ「その為の梨子さん……」
⌒°( ・ω・)°⌒「でも梨子ちゃんだって元は普通の女の子だったはずだよ!?」 从c*・ヮ・§「そう。だからお母さんは徹底的に鍛え上げたのだ」
从c*・ヮ・§「それはもう血の滲むような訓練だったよ……」
从c*・ヮ・§「お母さんは……はわわリコちゃんじゃないリコちゃんは娘じゃない」
从c*・ヮ・§「そう思っていたみたいで、愛のある言葉なんて1つもかけられなかった」
从c*・ヮ・§「その結果、戦闘マシーンのような魔法少女りこっぴーが生まれたのだ」
⌒°( ・ω・)°⌒「そんな……」
ダイヤ「待って下さい、梨子さんは失った人格を取り戻す為に戦っているのですか!?」
从c*・ヮ・§「そうだよ」
ダイヤ「梨子さんは……納得しているのですか?」
从c*・ヮ・§「リコちゃんはお母さんが、大好きだから……」
从c*・ヮ・§「昔の人格に戻れば、お母さんが喜んでくれる」
从c*・ヮ・§「事故の前みたいな関係に戻れる」
从c*・ヮ・§「そう信じて戦っているのだ」 ダイヤ「ちなみに、その旅は一体いつから……?」
从c*・ヮ・§「大体小学生くらいかな」
从c*・ヮ・§「ラブカジュエルを探す為に何度も危ない橋を渡ったのだ」
从c*・ヮ・§「その度に何度も傷ついて苦しんで……」
从c*・ヮ・§「そうこうしてる内に数年が経って、やっとラブカジュエルの居場所が分かったのだ」
ダイヤ「まさかそれが……」
从c*・ヮ・§「そう、ここ内浦に散らばってることが判明したのだ」
⌒°( ・ω・)°⌒「それで転校してきて……」
从c*・ヮ・§「そこから先はあなたたちの知っての通りだよ」 ダイヤ「なるほど……。でも何故それをわたくしたちに?」
从c*・ヮ・§「こんなことを言えた義理じゃないけど、リコちゃんを助けてほしいのだ」
从c*・ヮ・§「本当はリコちゃんは優しい子なんだよ」
从c*・ヮ・§「はわわしてなくても、梨子ちゃんの優しさは変わらないのだ!」
从c*・ヮ・§「そんなリコちゃんが苦しむ姿は……もう見たくない!」
从c*・ヮ・§「チカはずっと待ってたのだ。リコちゃんを止められる人が現れる日を」
ダイヤ「それが……わたくし?」
从c*・ヮ・§「お願い……リコちゃんを助けて!」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
りこっぴー「余計なことを……!」
ダイヤ「正直、わたくしも半信半疑でした」
ダイヤ「だから、試させてもらいました」
りこっぴー「試す?」
ダイヤ「わたくしがボロボロになれば、貴女の“優しい心”が顔を出してくれるはず」
りこっぴー「まさか、だからずっと防御魔法も出さず、攻撃を受け止めてたの……!?」
ダイヤ「賭けでしたけどね」
りこっぴー「そんな、バカじゃないの……。何で見ず知らずの私の為にそんな……」
ダイヤ「見ず知らずなんかじゃありません!」
りこっぴー「えっ?」
ダイヤ「貴女が浦女の生徒である以上、生徒会長のわたくしは貴女を守る義務があるのです……!」
りこっぴー「なんなのそれ……バッカみたい」クスッ 『梨子……何をやってるの?』
りこっぴー「その声、お母さん!?」
『早く……あの娘のラブカジュエルを奪いなさい』
ギギギギギギギギギギギ
りこっぴー「あ、あぁ……!」
ダイヤ「な、なにごと!?」
从c*・ヮ・§「あれは、精神干渉!」
ダイヤ「精神干渉!?」
シュウウウウウウウウウウ……
りこっぴー「……ラブカジュエルをよこしなさい」
ダイヤ「くっ……やるしかないようですわね」 从c*・ヮ・§「一発ガツーンとやっちゃえばリコちゃんも目が覚めるのだ!」
ダイヤ「そう簡単に言われましても……」
⌒°( ・ω・)°⌒(おねぇちゃん!)
ダイヤ(ルビィ!)
⌒°( ・ω・)°⌒(“溜まった”よ!)
ダイヤ(やっとですか!)
⌒°( ・ω・)°⌒(でも、これじゃ多分足りないと思う)
ダイヤ(となると、方法はやはり1つですわね)
⌒°( ・ω・)°⌒(うん、気をつけてねおねぇちゃん。それから、梨子ちゃんを助けて!)
ダイヤ(えぇ、任せて下さいな)
⌒°( ^ω^)°⌒(がんばルビィ!) ダイヤ(本当はこんな真似したくないのですが……お許しを)
ダイヤ「ねぇりこっぴーさん」
りこっぴー「……何?」
ダイヤ「貴女、お母様に愛されてないのではなくて?」
りこっぴー「なっ……」
从c*・ヮ・§「なんてことを!」
⌒°( ・ω・)°⌒「静かに!」ポカッ
从c*xヮx§「あいたっ」
ダイヤ「愛されてもいない母親の為に、戦う意味はあるのですか?」
りこっぴー「うるさい……!うるさいうるさい!」
ダイヤ「身を粉にしてまで戦う価値が、貴女のお母様には存在するのですか?」
りこっぴー「このおおおおおおおおお!!!」
从c*・ヮ・§「あぁ!駄目なのだ!」
⌒°( ・ω・)°⌒「駄目?」 从c*・ヮ・§「あれは、リコちゃんの最終奥義なのだ!」
⌒°( ・ω・)°⌒「最終奥義……」
从c*・ヮ・§「あれを受けたら命の保証は無いのだ!逃げるのだ!」
⌒°( ・ω・)°⌒「大丈夫」
从c*・ヮ・§「えっ?」
⌒°( ^ω^)°⌒「おねぇちゃんは大丈夫」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
りこっぴー「私を怒らせたこと、あの世で後悔しなさい!」
ダイヤ「送れるものなら送ってみろですわ!」
りこっぴー「言ったな……!」
ギュイイイイイイイイイン
りこっぴー「私は取り戻すの!お母さんとの……大好きなお母さんとの日常を……!」
りこっぴー「いくぞ必殺!ラブラブラブリーリコちゃんビーーーーームッ!!!」
ビビビビビビビビビビ!!!
ダイヤ「……!」
ズゴォォォォォォン!!!
果南・鞠莉「ダイヤ!」 りこっぴー「はぁ……はぁ……」
りこっぴー「過去にこれを喰らって立ってた人は居ない……」
りこっぴー「私の勝ちね……ん?」
シュウウウウ……
りこっぴー「……ま、まさか!」
ダイヤ「……プロテクション、解除」
りこっぴー「ふ、防いだって言うの!?」 ダイヤ「次は、こちらの番ですわ!」
りこっぴー「くっ……!プロテクション!」
ダイヤ「喰らいなさい……!」
ダイヤ「ダークネス☆フィーバー!」
バァァァァァァァァン!!!
りこっぴー(耐える……!これを耐えればまだ……!)
ズゴォォォォォォン!!!
从c*・ヮ・§「リコちゃん!」 シュウウウウ……
りこっぴー「はぁ……はぁ……耐えきった……」
りこっぴー「次の攻撃を……いない?」
りこっぴー「どこに行ったの!?」
――必殺技は、最後に使うものですわよ
りこっぴー「……!う、上!?」
ダイヤ「わたくしがボロボロになるまで攻撃を受け続けたのは2つ理由があります」
りこっぴー「……?」
ダイヤ「1つは先程言った通り、貴女の優しさを試す為に」
ダイヤ「そしてもう1つは貴女に攻撃をさせる為に」
りこっぴー「攻撃を、させる……?ま、まさか!」 ダイヤ「戦闘が始まってから、貴女が繰り出した魔法攻撃によって」
ダイヤ「この辺りには貴女の魔力が大量にばら撒かれています」
ダイヤ「でも、もう1つダメを押したかったのです」
ダイヤ「その為に貴女のお母様を侮辱し、挑発するような真似をしたこと」
ダイヤ「この場を借りてお詫び致しますわ」
ダイヤ「でも、お陰でこれ以上無いほどこのフィールドに魔力が“溜まりました”」
りこっぴー「集束砲……!」
ダイヤ「貴女が空っぽになるまでばら撒いた魔力と」
ダイヤ「わたくしの持てる全ての魔力を束ねて放つこの一撃で、貴女を倒してみせます!」 果南「見て、鞠莉」
鞠莉「ダイヤの下に……光が集まってる……」
果南「綺麗……」
从c*・ヮ・§「とんでもねー魔力量なのだ」
⌒°( ・ω・)°⌒「全ては、この一撃の為に」
从c*・ヮ・§「何もかも、ダイヤさんの思惑通りだったんだね」
⌒°( ・ω・)°⌒「うん、そうだよ。だって……」
⌒°( ^ω^)°⌒「おねぇちゃん強いもん!」 ダイヤ「経験の差は知力で埋める。これが、ルビィと練り上げたわたくしの戦術ですわ!」
りこっぴー「くーーーっ!プロテクション!!!」
ダイヤ「天より来たれ千の光!」
ダイヤ「マジカル☆フィーバーーー!!!」
ズゴオオオオオオオオオオオオ!!!
スバァァァァァァァァァァァァァァァン!!!
果南「衝撃波が……!」
鞠莉「アンビリバボー!」 ダイヤ「はぁ……はぁ……」
りこっぴー「……」
从c*・ヮ・§「リ、リコちゃん……!」
りこっぴー「……」フラッ
ダイヤ「あっ!」
⌒°( ・ω・)°⌒「梨子ちゃん!」 梨子「……」
ダイヤ「梨子さん!梨子さん!」
⌒°( ・ω・)°⌒「気を失ってるみたい」
从c*・ヮ・§「あれだけバカでかい集束砲を喰らえば当然なのだ」
梨子「ん……んんっ」
ダイヤ「梨子さん!」
⌒°( ・ω・)°⌒「気がついたみたい」
梨子「ここは……そっか、私負けたんだ」
ダイヤ「梨子さん……」
梨子「負けたんだ……負け……負けた……?」
ダイヤ「梨子さん?」
梨子「嫌……お母さんに嫌われちゃう……嫌……!!」
从c*・ヮ・§「パニックになってるのだ!」
⌒°( ・ω・)°⌒「おねぇちゃん!」
ダイヤ「……」コクッ ダイヤ「梨子さん、落ち着いて下さい」
梨子「来ないで……!嫌……!お母さんに怒られる!」
ダイヤ「梨子さんっ!」
梨子「ひうっ……」
ダイヤ「こちらへいらっしゃい。ハグして差し上げますわ」
梨子「は……ぐ……?」
ダイヤ「あの人ほどではありませんが、わたくしもハグは心得ていますわ」
梨子「だいや……さん……」
ダイヤ「はい。わたくしはここに居ますよ」ギュッ
梨子「暖かい……」
ダイヤ「ゆっくり深呼吸して」
梨子「すぅ……はぁ……」 ダイヤ「落ち着いたら、一緒にお母様の所へ行きましょう?」
梨子「いっしょに……?」
ダイヤ「きっと、話し合えば分かり合えるはずですわ」
梨子「そう、ですね……」
ダイヤ「……ふふっ」
梨子「な、なんですか?」
ダイヤ「いえ。やっぱり戦っている梨子さんより、今の梨子さんの方がわたくしは好きだなと」
梨子「す、すきぃ!?」
ダイヤ「以前、音楽室でピアノを弾いている所を見たことがあるのです」
ダイヤ「その時の梨子さんは、優しい表情で……楽しそうにピアノを弾いていましたわ」
梨子「あ、あうぅ……///」 ダイヤ「ねぇ、梨子さん」
梨子「は、はい!」
ダイヤ「わたくしと、お友達になってくれませんか?」
梨子「お、お友達……?」
ダイヤ「貴女の微笑みに、どうやら釘付けになってしまったみたいですわ」
ダイヤ「なので、“先ずは”お友達から」
梨子「まっ……!……わ、私で良ければその……はい///」
ダイヤ「ふふふっ」
寄り添いあうダイヤと梨子。海に沈む夕日の光が、新たな友情の門出を祝うように二人を温かく包むのだった―― 梨子「って、ストップストーーーップ!」
梨子「最後の何なのよ!全然友情じゃないでしょ!」
梨子「あとダイヤさんもノリすぎです!」
ダイヤ「すいません、少し役に入りすぎてしまいましたわ」
梨子「お陰でめちゃくちゃドキドキ……じゃなかった」
梨子「そもそもこの脚本何なんですか!人の親を何だと思ってるんです!?」
鞠莉「あぁ、うん。そこに関しては脚本担当からも謝罪が来てるわ」
鞠莉「悪者にしすぎたって」
千歌「まぁまぁ、フィクションなんだから」
梨子「フィクションだからって、もう!」 曜「いやぁでも2人とも中々の名演だったよ〜」
果南「話も胸が熱くなる展開でスカッとしたしね」
鞠莉「果南とマリーは完全に解説員だったけどね〜」
ルビィ「千歌ちゃんなんかは逆に意外と台詞あったよね」
千歌「いやぁまさかチカもマスコット役になるとは思ってなかったよ〜」
鞠莉「ライバル魔法少女のマスコット、盲点だったわね」
善子「ていうか私は!?ヨハネ出番無し!?」
花丸「おらも出番無かったけど、みんなのお芝居見れて楽しかったずら〜」
曜「私はりこっぴーの衣装とか急ピッチで作ってからねぇ、逆に出番無くて助かったよ」 鞠莉「そこに関してはソーリー。どうしても全員分の役を作れなかったのよ」
善子「ぐぬぬ……」
鞠莉「でも2期があったら新しい魔法少女とそのマスコット役なんか良いかもね〜」
善子「くっくっくっ、ヨハネに似合う闇の魔法少女を生み出せるのかしら」
鞠莉「あ、花丸が魔法少女で善子はマスコット役で考えてたわ」
花丸「おらが魔法少女〜!?」
善子「マスコットかーい!」
曜「これは衣装の作り甲斐がありそうだねぇ」
梨子「その前に先ずこのお話の前後を補完した方が良い気が」
ダイヤ「そうですわね。この後梨子さんのお母様の所に行くはずですし」
果南「ダイヤと魔法の出会いの話も見たいよねー」
千歌「そういえばチカとりこっぴーの関係は?りこっぴーになる前の話も知ってたよね!?」
ルビィ「ルビィとおねぇちゃんの関係も謎なままだよぉ」 鞠莉「ま、その辺の話を全部やりだすと壮大になりすぎるからね〜」
鞠莉「これくらいがちょうどいいのよ」
千歌「雑すぎだよ鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あっはっはっはっ!さ、下校時間だしゴーホームでーす!」
果南「相変わらずかき回すだけかき回すなぁ」
善子「何としてでも2期を実現させてやるわ……」ブツブツ
花丸「まだ言ってるずら」
ルビィ「あはは……」
曜「私的には衣装いっぱい作れて万々歳だけどね〜」 >>58
???「何言ってるんですか!!!!!しずくさんじゃありません!!!!!!!!!!私です!!!!!!!!!!!!!」 ダイヤ「全く……。ほら、梨子さん。帰りますわよ」
梨子「あ、はい」
ダイヤ「……それとも」クイッ
梨子「ふぇ?」
ダイヤ「お芝居の続きでも、しますか?」ニコッ
梨子「あわわわわ……///」
ダイヤ「冗談ですわ♪」
梨子「あっ……だ、ダイヤさんのバカーーー!」 〜その頃〜
しずく「戦いからのラブロマンス!定番ではありますが、とても盛り上がる展開ですっ」
しずく「と言っても先方から最後は友情物語にしてほしいという要望があったので少しボカしましたけどね」
せつ菜「あぁ!拳で語り合った者同士でしか芽生えることのない特別な友情……!最高です!!!」
しずく「せつ菜さんもありがとうございました」
しずく「参考に勧めて下さった魔法少女アニメのお陰でイメージをバッチリ掴めました!」
せつ菜「お安い御用です!それに布教も出来て私的にも一石二鳥ですし!!!」
しずく「ふふふ」
せつ菜「ふふふ」
しずく「でも魔法少女モノってもうちょっとファンシーなものかと思いました」
せつ菜「それはですね!魔法少女モノと言っても多種多様な……」
その後魔法少女講義が数時間続いたのは別のお話
〜END〜 梨子「家の都合で魔法少女モノはな○はとハト○リしか見たことがないのよ」
梨子ママが酷い目に遭ってるけどフィクションなんだな〜ん
モチーフにした作品はあるけど参考程度だからセーフ
役が無かった子たちはマジカルダイヤA'sに乞うご期待(続かない) >>58
???「何言ってるんですか!!!!!しずくさんじゃありません!!!!!!!!!!私です!!!!!!!!!!!!!」 ちゃんとスクスタ要素盛り込まれてて素敵。
良い作品をありがとう。 皆かわいいし熱い物語も読めて良かった
これ映像で見てみたいわ
あと最後のダイりこもとてもいい…… リリカルマジ狩る
ダイヤVS梨子のシーンがまんまなのはVSフェイトで草
そして梨子ママの中の人がフェイトちゃん… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています