小林「揺れるー!思い〜!!」 ともりる「なーに気持ち良さそうに歌ってるんですか小林w」
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小林「ウゲ!この声は楠木!聴いてたの…?」
ともりる「聴いてたの?じゃないですよ!!小林は声量あるんですから廊下にも丸聞こえですよ!!!!」
小林「いや、あんたの声の方が大きいわ」
ともりる「しかも揺れる想いってw 揺れる胸もないくせにww」
小林「なんだと楠木!こんのクソガキーー!!」ドタバタ
ともりる「キャー!無い乳が怒った〜w!w!」テッシュー 小林「まったく…相変わらず生意気なんだから…でもそこがまた可愛いくもあるのよね…」
小林「って、いやいや!今のなし!可愛くなんて思ってないんだからね!」
小林「でもあいつが弄ってくるの嫌じゃないんだよね…むしろ懐いてくれて嬉しい…かも…?」
小林「いやいやいやいや!!違うぞ小林!きっと仕事が少ないから弱っているだけだ!今日は早く帰ってライラと遊ぼっと!」 ともりる「はーw 相変わらず小林は弄りがいがありますねw あんなにムキになって笑えますw 明日もからかいに行きますかね!!!」
ともりる「んー?あの街頭ビジョンに映ってるのは逢田さんのソロ曲MVじゃないですか!!!相変わらずどこかで聞いたことあるような曲ですねw まあ、私は好きですけどw」
ともりる「あ!あっちは朱夏さん!あ!こっちのには愛奈さんの!高槻さんのグループの宣伝も!やっぱりラブライブ出身だと活動の舞台が大きくなるんですね…私も頑張らないと!!!せつな!!!スカーレットストーーーーム!!!!!!!!!!!!!!」 ともりる「それにしても小林は歌手のくせに全然アーティストデビューしないんですねw 一応SONYの系列なのにw 所詮は子会社だからですかねw」
ともりる「……いや、それにしてもおかしくないですか?贔屓目を無くしても小林の歌声って一瞬で心を掴むし、ダンスのキレはそこら辺のアイドル上がりとはレベルが違う本格派だし!それに何と言っても顔が可愛くて性格も優しいんですよ!!わかってないですね!!」
ともりる「こっちは小林を間近で見てファンになってるんだよ!小林を評価しろよ!小林!!小林ッ!!WRYYYYーー!!!!」
ともりる「……ハッ!すっかり正気を失ってしまいました…これも小林のせいですね…悔しいので明日は今日の倍からかってあげますかねーw」 キタク
小林「ライラただいまー!良い子良い子!私が帰ってきてそんなに嬉しいか!このぉ!このぉ!可愛い奴め!」
小林「ん…この封筒なんだろ?事務所からだ…親展?と重要って書いてあるけど何…?ねー、やめて〜!なんか嫌な予感がする!読むの怖いよ〜」 小林「ヌマヅイイヨネー ヨハネカワイイヨネー ヌマヅイイヨネー ヨハネカワイイヨネー………」
小林「…さて、現実逃避を(4時間)済ませたし、そろそろ読まないと…」
小林「うぅ…やっぱ無理ー!!怖いよー!」
小林「そうだ!自分で読むのは怖いから心の中のヨハちゃんを召喚して読んでもらおう…」
小林「ヨハネ…召喚!!」 ヨハネ(小林)「ギラン!ほんっと小林って意気地がないのね!しょうがない、この堕天使ヨハネ様が神託を授けてあげるわ!ありがたくお聞きなさい」
小林「さすがヨハちゃん!可愛いよ!ヨッ!魔界1!」 ヨハネ(小林)「さて、じゃあ読むわよ。なになに?『親会社の統合並びに所属タレントの契約についてのお知らせ。この度親会社の経営方針が大幅な変更を行うこととなりした。
ヨハネ(小林)「それに伴い今後の当社所属のアーティストとの契約について協議した結果、所属するアーティストとの契約は今期の満了を持って終了とさせて頂く運びとなりました。よって、貴殿との契約は今期までとさせていただきます。※』だって。どういうこと?」 小林「これって…これってクビってことじゃなーーい!!うわぁーー!!ヨハちゃーーん!どうしよーー!!」
ヨハネ(小林)「おおお、落ち着きなさいよ小林!確かに今まで通りの契約は打ち切りらしいわ!でも※の続きをよく聞いて!」
小林「グスッ…なによ…えーっと『※なお、契約は今期で終了となりますが、新社長の意向により希望される全所属アーティストに1ヶ月後再オーディションを受けていただけます」
小林「また、優秀者には長期の契約とアーティストとして即時デビューと優先的にプロモーションを執り行う予定でございます』だって!?!?」
小林「ヨハちゃん!!」ギラン
ヨハネ(小林)「小林!!」ギラン
小林・ヨハネ(小林)「「やってやるわよ!!!!」」 次の日の事務所
ともりる「こーばやしっ!なにボーッとしてるんですか!!そんなにボケっとしてると事務所をクビになりますよww」
小林「もうなってるわよ」
ともりる「無乳かつ無職にwって、えぇ!?本当にクビになったんですか!?」
小林「そうよ。だから楠木に構ってあげる時間はないの。ごめんね。じゃあ私は行くから」スタスタ
ともりる「こばっ…!……ごめんなさい…」 ともりる「小林の身に一体何が…マネージャーさんなら何か知ってるかな?」
マネージャー「グラノーラ☺グラノーラ☺」
ともりる「なるほど…それは大変なことになってますね…でもさっきの小林のあの目…まだ諦めていなかった!私が小林にしてあげられること…きっとあるはず!」 小林「さて!オーディションに向けて準備をしなくちゃ!でもどうすればいいんだろう…今のままの私じゃきっとダメだし…」
ヨハネ(小林)「大丈夫よ小林!あなたの周りには頼りになる仲間(リトルデーモン)がたくさんいるじゃない!Aqoursの皆んなに特訓をしてもらいましょう!」
小林「そうだね!さすがヨハちゃんナイスアイディア!大好き!!」ダキツキ〜
ヨハネ(小林)「こら!人前で抱きつくなー!恥ずかしいじゃない ///あとは一人で頑張りなさいよ!じゃあね!」
小林「あーヨハちゃん待って待ってー!!」
通行人1「なんだあの子…自分で自分を抱きしめてる…」
通行人2「見ろよあの顔 絶対メンヘラだぜ…」 小林「そうと決まったらまずは1年生かな?と言うわけでよろしくお願いします!」
ふりりん「ちょわー!きゃん何だか大変なことになってんな!まあ、あーしに出来ることあったら何でもやってやんよ!」
小林「さすがあいあい頼りになる〜!」
ふりりん「まーねw んで、何を教えたらいいの?」
小林「えーっとね、フォトテクニックデジタルで鍛えたセンスを教わりたい!!」
ふりりん「オッケー!じゃあまずは上半身だけでダンスをしてみようか!ハッ!ヨッ!そりゃ!」
小林「こんな感じ?ヨッ!ハッ!ネッ!」
ふりりん「てか、あーしより上手くねww」 数時間後
小林「ありがとう!あいあい!ダンスの表現力が上がった気がするよ!」
ふりりん「おーwよかったじゃん!こんどDUMBOでドーナツ奢ってよねw じゃあ、これは餞別!」
小林「もちろんお礼するよ!ん、これは誰の名刺?」
ふりりん「親方のだよ。親方に宣材写真を撮ってもらえるように話しておくね!」
小林「ありがとう!!じゃあ私 次の特訓に行くねー!」 小林「きんぐー!特訓をしてくださーい!」
かなこ「きんちゃんって呼んでねwまあいいけどw で、何を教えればいいの?」
小林「かなこには番組で鍛えたトークを教わりたいの!私のトーク力はまだリハーサルレベルだから…」
かなこ「あっ…(察し)あの番組も面白いよ!浦ラジを観てるみたいで安心感あるし!!」
小林「とにかくかなこのアドリブ力を身につけて面接を攻略したいの!手伝って!」
かなこ「しょうがない!鞄1個で手を打つよ!」
小林「ありがと!お礼はするね!」
かなこ「約束だよ?じゃあかなさらの収録に付いてきなよ!」 小林「はーwお腹痛いw かなさらのトーク面白すぎるってwイベント行こうかなww」
かなこ「おー!どうだった?勉強になったかな?」
小林「うん!ちゃぴの狂気に比べたら面接官なんて楽勝だよ!」
ちゃぴ「さーて、帰ったら裸でヤクルト飲むかー!」 小林「じゃあ次は3年生だね!ありしゃよろしくお願いします!」
ありしゃ「( ˘ω˘ )zZZ」
小林「開始早々寝るなー!起きなさいよー!」
ありしゃ「!! んあ、なんであいきゃんがいるの?」
小林「いや、LINEで特訓をお願いしてたじゃん…」
ありしゃ「そうだったけー?まあいいやー!で、何を教わりたいの?」
小林「私に足りないのは大人の魅力だと思うの!ありしゃのセクシーさを教えてください!」 ありしゃ「えー、セクシーさって人から教わるものじゃないと思うんだけどー まあいいやー!じゃあグラビアのポーズを見せるから真似してねー」ポーズ
小林「ワワ!いきなりそんな///」
ありしゃ「どう?あいきゃん?こう…やって…見てる人を煽るように動くの…」
小林「すごく…セクシーです///こんな感じ?」ポーズ
ありしゃ「んー、あいきゃんは胸がないからそのポーズはあんまりかなー」
小林「ありしゃだってそんなに胸ないじゃない!!」
ありしゃ「まーまー…… ( ˘ω˘ )zzZ」
小林「寝るなー!!」 小林「ふぅ、これで大人っぽさはクリア。次はこの人にお願いしよう」
すわわ「んあ?呼んだかなん?」ハグッ
小林「すわわー!ハグは嬉しいけど今は特訓をつけてほしいの!」
すわわ「ふむふむ…特訓か…私から何を?英語かなん?それともコナン検定について?」
小林「コナン検定…?いや、すわわからはオーディションでも動じない心を教えてほしいの!」
すわわ「なるほど…とりあえずやってみよう お礼は白くまアイスで٩(๑❛ᴗ❛๑)۶」 すわわ「それでは始める…自分の冠番組で開始早々に今日はもう帰りたいと視聴者に伝えるのだ」
小林「そんな!!課金して見てくれてるファンに向かってもう帰りたいなんて言えないよ!しかも自分しか出ていないのに…!」
すわわ「それでもやるのだ…自分の心に正直になるんだ…なぁに、ファンっていうのは何を言われても喜ぶもんだ。早速ハムリハで試してみるかなん」 小林「きょ…今日のハムリハはもうダメだー か、帰ろう〜」
コメント「ふざけんな!こっちは金払ってるんだよ!オイ!オイ!」
小林「ヒィ!やっぱり荒れたじゃない!すわわ、どうすればいいの?」
すわわ「うむ…そういう時はだな…」
小林「そういう時は…?」
すわわ「んぁってしてればいいんだよ。いけんのかあいきゃん!!」
小林「んぁ!?わ、わかった!とりあえずやってみる!」 小林「んぁ (あれ…なんだろうこの感覚…)」
すわわ「もっと!!」
小林「んぁ!(心の中がとても静かで穏やか…)」
すわわ「ラスト!!」
小林「んぁ!!(これが悟りの境地!!私はもう周りの空気に流されたりしない!)」
すわわ「うむ…」
小林「ありがとう すわわ!何か掴めた気がするよ!」
すわわ「困ったらまた私に頼れ。私が1番強い」 小林「次はにゃーちゃんに特訓してもらおう!愛奈ー!!」
愛奈「ハァーイ!ワイはここよ!ガッハッハッハwピィーーww」
小林「まだ何も言ってないのに笑ってる!?まぁ、いいや。にゃーちゃんのこぶしが効いた歌声をマスターして歌唱力をあげたいの!」
あいにゃ「あらやだ!きゃんちゃんみたいな可愛い子にお願いされたら断れないじゃなーいww」 あいにゃ「さっそくいくわよwwハァァァァアンンンンンーーー!!」
小林「ハァァァァアンンンンーー!!」
あいにゃ「あらやだお上手ねwおじさんたまらないわぁwじゃあ、こういうのも出来るかしら?ハァァァァアンンーーーピィーーー!!」
小林「ピィーは歌に必要なの!?ハァァァァアンンーーーピィーーー!!」 あいにゃ「さすがきゃんちゃん!よくマスターできたわね!さすがだわ〜えらいわ〜」
小林「にゃーちゃんの教え方が良かったおかげだよありがと!」ナデナデ
あいにゃ「あらまwそんなことされたらおじさん興奮しちゃうじゃないwハァァァァアンンーーーピィーーーww」
小林「私もう行くね」
あいにゃ「ピィーーーーーwww」 小林「最後は2年生だね。まずはじもあい、ワイワイワイで仲良しの朱夏にお願いしよう!しゅかー!」
しゅか「えーマジ大変なことになってんじゃーん!まあ、でも頑張ろうね!!」
小林「頼りにしてるよ!筋トレしてダンスの表現を上げたいの!じもあい!」
しゅか「じもあぁぁいぃ!!任せとけって!細いきゃんにもこれぐらいの上腕二頭筋をつけてやるからな!!」ミロヤコノキンニクー しゅか「じゃあまずは裸足になって」
小林「はい!」
しゅか「返事はイエッサーだろー!船長ネームあいきゃんさんよぉ!!」
小林「(この子、何かのキャラが乗り移ってる!?)イ、イエッサー!!」
しゅか「ハイまずはしゃがむ!」
小林「イエッサー!」
しゅか「靴ひもを結ぶ!」
小林「……裸足なんですけど…」
しゅか「返事はイエッサーって言ったよなー??」キンニクー
小林「ヒィ!イエッサー!!」 しゅか「靴ひもを結んだら手をついて脚を後方に伸ばして腕立て伏せのポーズ!」
小林「これ地味にキツい…」
しゅか「イエッサーはどうしたー!?脚を戻して靴ひものポーズ!」
小林「イ…イエッサー!」
しゅか「からの〜?ジャンプして〜〜敬礼!!」
小林「イエッサー!!」 しゅか「じゃあこれを20秒繰り返して10秒休憩×8回を1セットとするよ。これを9セットやってみよう!」
小林「ひ、ヒィ〜!」
しゅか「いっぱい跳んで汗かくぞー!全速前進〜??」
小林「ヨーソロー!!」
しゅか「返事はイエッサーやろがぃ!!」
小林「ヒィ!!イエッサー!!」 しゅか「見ろやきゃんの筋肉!ガッチガチやぞww」
小林(80%)「ホントだ!今までのガリガリの私じゃない!これならダンスの迫力も出るよ!さすがしゅか!ありがとう!」
しゅか「やめろよーwそういうの照れるだろーwじゃあ次は杏樹のところ?」
小林(80%)「うん!久々にあんちゃんと2人きりで会うんだ!特訓だけど楽しみ!」
しゅか「へぇ…ねぇ、きゃん?」オイデオイデ
小林(80%)「なになに?」
しゅか(100%)「もし私の杏樹に手を出したら…わかってるよね?」ニッコリ
小林(6%)「わ、わかりました…」 小林「あんちゃーん!たのもーう!」
杏樹「ほえ?なんだなんだ!?突然!!!」
小林「もう!さっき連絡したでしょ!」
杏樹「ごめんごめん、Switchやってて!あいきゃんも一緒にやる?」
小林「いや、私 Switch持ってないから」
杏樹「それなら大丈夫だよ!私はSwitchを常に9台持ち歩いてるからね!あいきゃんにはこのピカチュウ仕様のSwitchを貸してあげよう!」
小林「あ、そうありがと!ってちがーう!私はあんちゃんに特訓をしてもらいに来たの!」
杏樹「ほぇ?特訓?」 小林「かくかくしかじかヨハヨハネー」
杏樹「ええー!大変なことになってますやん!」
小林「そうなのよ。だからあんちゃんからはリーダーシップを教えてもらいたいの!」
杏樹「えぇー、私そんなにリーダーらしくないよ?一応のリーダーだし…」
小林「そんなことない!伊波杏樹ほどAqoursのリーダーとして相応しい人はいないよ!」 杏樹「…わかった!なら私はこの方法でリーダーシップを教えるよ!じゃあこれハイ」
小林「ハイ…ってこれさっきのSwitchじゃん!」
杏樹「Switchねー!すごいんだよー!特にスプラトゥーンは勉強になるんだよ!バカにしたらチカご立腹だよ!」チカゴリップク!
小林「うーん、あんちゃんがそう言うならやってみる!で、何のゲームをするの?」
杏樹「さすがあいきゃん!SONYの子会社なのに話がわかるね!スプラトゥーンさんをプレイするよ!」
小林「あんちゃんなんてSONYそのものに所属してるのに…イカのやつよね?少しだけやったことはあるわ」
杏樹「よし!じゃあ私がサポートであいきゃんがリーダーでプレイしますやん!」
小林「わかった!やってみる!」 ゲームスタート
杏樹「オラァ!クソが!死ね!死ね!!GKのスパイは消毒だぁぁ!!」
小林「ひぃ…!」
杏樹「あぁ!?てめえ煽りイカしてんじゃねえぞ!ぶっ殺すぞ!オラァ!ドラァ!…ッシャ!ザマァ!!」
小林「普段の天使のような杏樹はどこ…」
杏樹「小林なにボーッとしてんだ!戦場だぞここは!さっさと指示出せ!!」
小林「こうなったら…うりゃぁぁぁ!!」 ゲーム終了
杏樹「ちょっと猪感あったけどリーダー自ら道を切り開く姿はカッコよかったですやん!あいきゃんらしい優しいリーダー像ですやん!」
小林「そ…そう…?でも皆んなを引っ張るのに無理してキャラを変えなくてもいいんだってことがわかったわ…私は私の強みを活かして皆んなを導こう!ありがとうあんちゃん!私がんばるね!」
杏樹「がんばるですやん!そうだ!回し蹴りで気合いを入れてあげますやん!」
小林「ちょっ!それは…」
杏樹「遠慮するなですやん。オラァ!!」ドゴォ!!
小林「ギィィイィィヤァァァ!!」 小林「さて、これで全員から特訓を受けた…オーディションまで時間がないわね…」
りきゃこ「こらこらw逢田さんを忘れんなしーw」
小林「あ、りきゃこ」
りきゃこ「あ、りきゃこじゃないしwなんで私の所に特訓しに来ないしwソロデビューの先輩だぞ?w」
小林「いや、私も一応ソロでCD出してたんですけど…まぁ、いいや。ちがうのよりきゃこ」
りきゃこ「なんだしw早く言えしw」 小林「りきゃこには特訓じゃなくてただ側にいてほしかったのよ…」
りきゃこ「w?w?」
小林「やっぱり怖いのよ…もしオーディションがダメだったらAqoursの皆んなと一緒にいられない…そう考えたら不安で押しつぶされそうで。だからりきゃことはただ一緒に過ごすだけでいいの。りきゃこは私が初めて芸能界で心を許せた相手だから」
りきゃこ「あいきゃん…」 りきゃこ「そっか。私もあいきゃんが初めて心を許せた相手だったよ。今まで芸能界で色んな子と会ってきた。でもこういう世界じゃない?裏では相手を蹴落とそうとしてまで売れようとする醜い姿を散々見てきた」
りきゃこ「Aqoursでもそうなのかなって始めは思ったの。でもあいきゃんは違った。初めて信じられた相手だったの」
小林「……」
りきゃこ「こういう世界でも友達って思っていいんだって。そしてAqoursの皆んなも違った。本当の仲間になれたのはあいきゃんのおかげ。私は今のAqoursが好き!大好き!あいきゃんのいるAqoursがいいよ!!」
小林「りきゃこ…」 りきゃこ「あいきゃん昔 私の家に泊まった時に話してたじゃない?他のAqoursメンバーが誇らしいって。皆んな私に無いものをたくさん持ってて尊敬してるって」
小林「あー、あったね。そんなこと。よく覚えてるね」
りきゃこ「私ね、あの時思ったの。この子は何て良い子なんだろうって。普通この世界って私が!私が!って感じじゃない?表ではキラキラしてるのに裏では妬み嫉み恨みの世界」
りきゃこ「なのにあいきゃんは真っ直ぐ、綺麗な目でメンバーを認めてたの。それが出来る子がどれだけいるのだろうって思った」
小林「はは…なんか照れるな」
りきゃこ「でね、同時に思ったの。あぁ、この子はきっと芽が出にくい子だなって。すごく不器用な子」
小林「えぇー!ひどい!」 りきゃこ「ふふ。まぁ昔のことだから許してよw ところで、あいきゃんの魅力って自分だとどこだと思う?」
小林「えー?やっぱり歌とダンスかな?それは頑張ってきたって言えるし!」
りきゃこ「なるほどねー。確かにそれはあいきゃんの武器だと思う。Aqoursの皆んなもあいきゃんのパフォーマンスに物凄く影響を受けてるよ」
あいきゃん「そう言われると照れくさいな」 りきゃこ「でもね、あいきゃんの本当の魅力はそこじゃないよ」
小林「じゃあどこなのよ?」
りきゃこ「今回の特訓であいきゃんは初めて仲間を頼ったよね?どうだった?皆んな快く助けてくれたでしょ?」
小林「うん。皆んな一生懸命教えてくれた」
りきゃこ「それはね、皆んなあいきゃんのことが大好きだからだよ。あいきゃんの力になりたい!輝かせてあげたい!って思ってるからだよ」
小林「……」
りきゃこ「本当に成功出来る人ってきっとあいきゃんみたいな人なんだよ。頑張ってあいきゃん。私もAqoursの皆んなも信じて待ってるから」
小林「…りきゃこ!大好き!!」ハグー
りきゃこ「オイオイw逢田さんは1人のファンだけのものじゃないんだぞーw」ヨシヨシ オーディション3日前
小林「オーディションまで残りわずかね。あとは調整をしっかりして本番に臨むだけ!!」
ヨハネ(小林)「ここまでよく頑張ったわね小林。きっと大丈夫よ」
小林「ありがとうヨハちゃん。でもまだ何かが足りない気がするのよ…あれだけ準備したから合格点は取れると思う。でもそれじゃダメな気がする…
ヨハネ(小林)「小林…そうね!まだ時間あるもの!もっと練習するわよー!」
小林ヨハネ(小林)「「オーー!!」」 ともりる「ちょっと待ったーー!!!!!!」
小林「ん?どうしたのよ楠木こんな時間に」
ともりる「…別にいいじゃないですかwクビになりそうな先輩の末路を見にきたんですよw明日は我が身ですからねwまあ私はクビになりませんけどww」
小林「ふふっ、まあそうね。あなたなら大丈夫よ。安心してこのまま進みなさい。それじゃ私はまだ練習するから」
ともりる「……っ!じゃあ帰りますかね〜w」
ともりる(また私は本心でもないことを…このまま小林とお別れしていいんですか?このままだときっと小林は…)グッ! ともりる「小林!!聞きたいことがあります!!!」
小林「な、なによいきなり大きな声出して…」
ともりる「小林はオーディションで何の曲を歌うんですか?」
小林「曲?安室ちゃんのBody Feels Exitと宇多田ヒカルさんのFirst Loveを歌う予定だけど」
ともりる(くっ…小林が歌う安室ちゃんと宇多田ヒカルですって!?私も聴きたい…!) 小林「どうしたのよ黙って」
ともりる「…ハッ!ゴホン。なるほど…小林にしては中々の選曲です。無い胸を絞って考えた様ですね」
小林「殴るぞ?」
ともりる「まーwまーw…確かにその2曲は小林の持ち味であるダンスと透明感ある歌声を持つ小林にピッタリな曲です。今の実力なら100点を出せるでしょう」
小林「なによ、照れるじゃない」
ともりる「ですが、私たちアーティストは120点を出さなくてはならないんじゃないでしょうか?」
小林「……」 小林「確かにそうね…私もその点が気になっていたの…この2曲は素晴らしいけど、オリジナルではないもの。本当の意味で私の歌を届けることにはならない…でもこれ以上のことは今の私には出来ない…」
ともりる「……もしここにオリジナルの曲があれば歌いたいと思いますか?」
小林「もちろんよ!!そんな奇跡の様なことが起きるなら何だってしてもいいわ!!私のための曲を全力で歌いたい!!」
ともりる「……!ふーんそうですか…実はここに作ったはいいけど私には合わなくてボツになった曲があるんですよ。聴いてみますか?」
小林「いいの?じゃあさっそく」ヘッドフォンカポ 小林「……」シャンシャンシャン
ともりる(どうですか小林!?小林の顔、匂い、触感、優しさを思い浮かべながら作ったこの曲!)ドヤ
小林「……」シャンシャンシャン
ともりる(あーーー!小林が私の作った曲を聴いてるーー!!!!恥ずかしいーー!!)ジタバタジタバタ
小林「……」シャンシャンシャン
ともりる(どっちなの小林!その綺麗な顔に浮かべてる表情はどっちなの!?小林!!小林ーー!!) 小林「ちょっと楠木!なんなのよこの曲!!」
ともりる「ひぃ!やっぱりダメでしたか…?」
小林「ダメなわけないでしょ!!なによこの曲最高じゃない!!!これを私に歌わせてほしい!」ドン!
ともりる「こ、こばやぁ!!」ウルウル
小林「本当にすごいこの曲…まるで私のために作られた様な曲!私を輝かせる要素がたくさん詰まってる!最高なんだよ!これは最高!!」
ともりる「そんなに褒めないでください///」 ともりる「まあ、私ぐらいの観察力があれば少しの想像力で作れちゃうんですよ!だいたい3日もあれば出来ましたかね?あれ?2日だったかな?」
ともりる(まあ、本当は毎日のストーキングと妄想力の賜物ですがね。作るのにも1ヶ月ぐらいかかったし)
小林「ホントにすごいわね楠木!感動したわ!ありがとう!あんまり時間はないけど今から練習するわ!」
ともりる「待ってください!作った自分が言うのもなんなんですが、この曲はそんなに簡単に歌える曲じゃないんです!」
小林「わかっているわ。だからこそ今から練習するんじゃない」
ともりる「鈍い人ですね!私が練習に付き合ってあげるって言ってるんですよ!」
小林「楠木…!ありがとう!こうなったら泊まり込みで練習よ!とことん付き合ってよね!」
ともりる「いいですとも!(小林とお泊まり///)」
このあとめちゃくちゃ歌った オーディション当日
小林「さあ!やれることは全てやった!後は本番で発揮するのみ!」
楠木「小林!頑張るんですよ!ちゃんと私の後輩として戻ってきてください!可愛がってあげますからw」
小林「うるさいわ!…でも本当にありがと。いってきます」
楠木「いってらっしゃい」 面接官「それではただ今より小林愛香さんのオーディションを始めます。」
小林「小林愛香です。よろしくお願いします」
面接官「このプロフィール写真、とても良いですね。服装と表情がとても華やかで小林さんの魅力を引き出しいるように感じます」
小林「ありがとうございます!友人から紹介していただいた写真家の方に撮っていただいたんです」
面接官「なるほど。それに今日の表情も昔より大人っぽさや堂々とした雰囲気を感じさせられるようになっていますね」
小林「ありがとうございます。それも友人たちからの指導の賜物です」 面接官「さて、小林さんは歌手を志望ということですが、昨今では歌手の方も様々な番組に出演する機会が多くなっています。弊社でも今後はそのような場でも力を発揮できるマルチな才能がある方を求めています。バラエティ番組などで活躍できる自信はありますか?」
小林「はい!友人の番組で狂気のトークを勉強しに行ったり、スベったりやる気が出ない日も堂々と開き直れる心を鍛えています!」
面接官(この目本気だ…たとえ自分の冠番組でも疲れたら途中で帰りそうな目をしてやがる…そにシビれる!あこがれるゥ!) 面接官「それでは最後の質問です。今後あなたがグループのリーダーになるとしたらどの様に振る舞いますか?」
小林「はい。私は何事にも怯えずに挑戦をしていくリーダーになりたいと考えています。そしてその背中をメンバーに見せたいです。もちろん何事もいつも上手くいくとは限らないと思います」
小林「しかし、その様な時は自分の背中を見て追いかけてくれたグループのメンバーが自分の背中を押してくれる。その様なグループを築けるリーダーになりたいと考えています」 面接官「なるほど。では続きまして歌の審査に移りたいと思います」
小林「ありがとうございました。それでは歌わせていただきます」
面接官「始めてください」
小林「はい。安室奈美恵さんの曲でBody Feels Exit」♪〜
面接官(ふむふむ。ダンスの表現力が豊かですね。それに以前より一つ一つの動きにキレがある)
小林「では次の曲です。宇多田ヒカルさんのFirst Love」♪〜
面接官(先ほどとは打って変わって大人の雰囲気になりましたね。それにビブラートが聴いていて実に気持ちいい) 小林「聴いていただきありがとうございました」
面接官「素晴らしかったです。また後日結果を通知いたします」
面接官(小林愛香か…想像以上の出来でしたね。こんか逸材が子会社で眠っていたとは…しかし何かが足りません…根拠はありませんが芸能界で生き残るにはこの「何か」がとても重要なのです…どうしたものか…) 小林「待ってください!実はもう1曲準備をしてきました!お聞きいただけないでしょうか?」
面接官「!わかりました。受けられる方に悔いが残らない様にするのも我々の責務です。ぜひ歌ってください」
小林「ありがとうございます!」 ともりる(小林!頑張ってください!私も心の中で一緒に歌いますから!)
小林(行くよ楠木!私たちの歌を届けよう!!)
小林「それでは聴いてください」
小林・ともりる「「眺めの空!!」」 小林・(楠木)「(ぬるま湯に足首まで使って一人静かに溶けたいだけなのに 氷ごと水をかけられちゃ僕は隣を歩くしかなくて セミの聞こえない裏路地 匂いがしない駄菓子屋もおまえのせいだってわかってんだ 僕の夏を返してよ)」
小林・(楠木)「(あぁくらくらする きっと暑さのせいじゃない とおい空のせいでもない 暑いねなんて 無理な笑み おまえの癖に嫌気がさしただけなんだ)」 数日後
小林「ふー、今日も暑いわね!さて、そろそろ着替えて出かける準備をしないと!うん!やっぱりyipyipの服は可愛いわね!私がプロデュースしただけある!ライラもそう思うよねー!?」
ライラ(小林)「うん!そう思うよ!愛香ちゃんはセンスが良いし可愛いね!」
小林「きゃー!ライラは良い子ね!大好きよー!」ヨシヨシ
ライラ(小林)「愛香ちゃん大好き!もっと撫でて!」
小林「もー!可愛い奴めー!このこのー!」
ともりる「なーに犬と喋ってるんですか小林w」 小林「ウゲ!楠木!いつからいたのよ!」
ともりる「ふー、今日も暑いわね!からいましたよ」
小林「最初からじゃないの!声かけなさいよね!じゃなくてどうやって家に入ったのよ!」
ともりる「どうやってって玄関からに決まってるじゃないですかwバカなんですかw」
小林「な!ちょっとママ〜!なんで楠木を家にあげるのよー!」
コバママ「だってこんなに可愛くて良い子だもの!仕方ないじゃない♡」
ともりる「お母様こそお若くてお綺麗で!お姉さまかと思いましたよ!(ちょっろww)」
コバママ「あらあらウフフ♡」
小林「ダメだこりゃ」 ともりる「そんなことより早く出かける準備をしてくださいよwもうこんな時間ですよ小林w」
小林「こんな時間って約束より2時間も早いじゃない…」
ともりる「時は金なりですよ小林!まぁ私は若いから余裕がありますけどアラサーの小林には貴重じゃないんですかw」
小林「なんだと楠木!このクソガキ〜〜〜!!!!」
ともりる「キャー!小林が怒ったー!」
コバママ「あらあらウフフ♡」 コバママ「それで今日は二人でどこに行くの?」
小林「楠木へのお礼に仕方なく夢の国に付き合うのよ」
ともりる「小林のソロデビュー祝いに夢の国に行くんですよwやれやれw」
小林・ともりる「「ん?」」
小林「いや、楠木へのお礼としてリクエストしてきた夢の国に私が付き合ってあげるんでしょ?」
ともりる「何言ってるんですかw事務所の後輩小林がどーしても夢の国で遊びたいって言うから、出来る先輩である私が付き合ってあげるんじゃないですか!わかってないですね〜w」
小林「違う違う!そうじゃ!そうじゃない!」
ともりる「私が合ってるんですよw後輩は黙って先輩に従ってりゃいいんですよw」
小林「なんだとー!年下のくせに生意気だぞー!」 コバママ「どっちでもいいけど、もうそろそろ出ないと時間なくなるわよ♡」
小林「あ!もうこんな時間!さっさと行くわよ楠木!」
ともりる「もう!小林がワーワー騒いでるからですよ!」
小林・ともりる「「いってきまーす!」」
コバママ・ライラ「いってらっしゃい♡」 小林「着いたらまずスプラッシュマウンテンに並ぶわよ!あれ好きなのよね!」
ともりる「わかってないですね小林wまずファストパスを取らないと!計画性がないとまた事務所をクビになりますよw」
小林「ふふ。もう大丈夫よ。今の私は仲間のおかげで強くなれたしこれからも努力は怠らないわ。それに楠木だってこの先ずーっと一緒にいてくれるんでしょう?」
ともりる「!!そ、そうですね!小林は今回本当に頑張りました!仕方ないから先輩である私がこれから先も面倒をみてあげますよ!」
小林「ふふ。楠木が素直だとなんだか気持ち悪いですねw」
ともりる「なんだと愛香!後輩のくせにーー!!」
小林「キャー!ともりが怒ったー!!」 私には大好きな人がいる。
その人は先輩であり後輩でもある。
同士でもありライバルでもある。
私たちの仕事上での関係はとてもややこしい。
でも本当はとても単純なんだ。
私たちの関係は親友。今までも。これから先も。
ずっとずっと。
おわり まさかのタイミングの毎日劇場は思わずスクショしてしまったわ 面白かった。別の人のこばりるも面白いけど、あっちは登場人物が多すぎ(キャストとラブライブ!キャラの混ざり合い)でごちゃごちゃしてるから、これ位の少なさがいい。 「体じゅう感じて 君と歩き続けたい in your dream」かと思った 小林「てむチンポしゅきぃ!」
ともり「なーに気持ち良さそうに感じてるんですかw」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています