絵里「えぇ、理事長に頼まれて今度の金曜日にやるんだけど私一人じゃ心細くて……」

果南「どうして私なのさ?」

絵里「鞠莉が言ってたのよ」

鞠莉『そういう事なら果南が適任よ〜ん』

絵里「なんだかやけにニヤニヤしてたけど」

果南「鞠莉のヤツ…後で覚えてなよ……」ボソッ

絵里「それで、どうかしら?他の皆は忙しくて断られちゃったのよ。お願い果南」

果南「う〜ん……」

果南(宿直って夜の学校を見回りとかするんだよね)チラッ

果南(ちょっと怖いけど、絵里が一緒なら大丈夫かな)

果南「いいよ。ここで断るのも悪いし、付き合ってあげる」

絵里「本当?助かるわ。それじゃよろしくお願いね」

絵里(断られなくてよかった……果南ってなんか度胸ありそうだし、頼りになりそうね)