花陽「…………?」


 爆風で飛ばされてきた瓦礫が私のほうに飛んできたけど……また…すり抜けた?
 とにかく移動しながら確認を……


花陽「ほんとに、村全体を無差別に……」タタッ


 ヒュンッ  ドスッ


花陽「っ! きゃあぁぁぁ!!」


 な、なにかが私めがけて……こ、これ……剣?
 ゲームでよく見かける……武器……これ、私に……


花陽「は……ぁ……」ブルッ


 瓦礫と同じように剣も私の体をすり抜けたおかげで無傷でした
 だけど……全身を冷たい感覚が走り抜ける

 私、今……殺されそうに……