X



【スペクタクルSS】【構想2年】 エリーチカ 〜アイス・ブルーのたくらみ〜 【絵里推し集まれ】【号泣必至】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:24:41.71ID:kSr8qK79
 私の名前は絢瀬絵里。どこにでもいる普通の高校生――のはずだった。

 そう、あの日までは……。
0002名無しで叶える物語(アメリカ合衆国)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:25:04.99ID:dP8lBfGo
よきにはからえ
0003名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:29:40.04ID:YpDgSTmA
スペクタクルSSとは…
>>1がネタで言ってるのかガチで言ってるのか気になるところ…
0004名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:30:47.67ID:kSr8qK79
《西暦20XX年 6月1日》

 ピンポーン

 ガチャ

絵里「あら、雪穂ちゃん、いらっしゃい」

雪穂「お邪魔します」

絵里「亜里沙ー雪穂ちゃんが来たわよー」

 シーン

絵里「?」

絵里「亜里沙ー」
0005名無しで叶える物語(みかん)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:36:45.00ID:Bv4gIlVi
うわー面白そう
0006名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:38:32.94ID:kSr8qK79
絵里「変ね、出てこないわ」

絵里「ちょっと待ってて、いま呼んで来るから」

雪穂「はい」

 コンコン

絵里「亜里沙、入るわよ」

 ガチャ

絵里「!」

 そこには、床に倒れている亜里沙の姿があった。

絵里「亜里沙!しっかり!亜里沙!」

亜里沙「うう…」

絵里「大丈夫!?どうしたの一体」

亜里沙「あ、おねえ…ちゃん……」

亜里沙「うう!」

絵里「亜里沙!」

亜里沙「我ワ神ナリ」

絵里「!」
0007名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:40:41.60ID:YpDgSTmA
構想2年な割には書き溜めてないんだね…
0008名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:46:35.84ID:kSr8qK79
亜里沙「ヨウヤク降臨デキタ」

絵里「亜里沙、ど、どうしたの…?」

亜里沙「今ノ我ワ、オ前ノ妹デワナイ」

絵里「亜里沙!しっかりして!」

亜里沙「シッカリスルノワ、オ前ダ、絢瀬絵里」

亜里沙「否、終焉ヲ告ゲシ者エリーチカ、よ」

絵里「エリーチカ…」

絵里「うっ!頭が、痛い…」

亜里沙「マダ完全ニ目覚メテイナイノダナ」

亜里沙「エリーチカ」

亜里沙「かよちんヲ守レ!」

絵里「かよちん?花陽のこと?」
0009名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:56:24.84ID:kSr8qK79
亜里沙「かよちんコソ人類ノ希望!」

亜里沙「彼女コソ宇宙ヲ守リシ姫巫女ノ生マレ変ワリナノダ」

絵里「姫…巫女…」

 その言葉を聞いた途端、なぜか私の胸に懐かしさがこみ上げてきた。

亜里沙「エリーチカ、一刻モ早ク目覚メルノダ」

亜里沙「オ前ノ覚醒ナシニ、コノ宇宙ワ守レナイ」

絵里「目覚めるって言われても、私、どうしたら…」

亜里沙「時間ダ。エリーチカ、かよちんヲ頼ンダゾ」

 そう言って亜里沙はまた倒れ込んだ。

絵里「亜里沙、大丈夫!?」

亜里沙「あれ…お姉ちゃん…私、いったい…」

絵里「ふふ、何でもないわ。ちょっと疲れてただけよ」
0010名無しで叶える物語(しうまい)
垢版 |
2019/05/16(木) 19:57:08.77ID:9nWzZqie
あと2年構想していいぞ
0011名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 20:02:56.10ID:kSr8qK79
《西暦20XX年 6月2日》

絵里「それじゃ、行ってくるわね」

亜里沙「行ってらっしゃい」

亜里沙「あ!お姉ちゃん!」

絵里「ん?どうしたの?」

亜里沙「気を…つけてね」

絵里「どうしたの急に?」クス

絵里「ただ練習に行くだけよ」

亜里沙「うん、そうだよね、ごめんね、変なこと言って」

絵里「それじゃ、行ってきます」

 バタン

亜里沙(なんでだろう)

亜里沙(なんで私、このままお姉ちゃんがいなくなるなんて)

亜里沙(そんな予感がしたんだろう)
0013名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 20:22:20.08ID:kSr8qK79
 ワンツー ワンツー

海未「では、少し休憩しましょう」

穂乃果「だー!疲れたー!」

にこ「穂乃果ちゃんだらしないニコ」

希「まあ最後の仕上げやからね」

ことり「それなりにハードになるよ」

凛「かよちん、まだ飲み物ある?」

花陽「うーん、ちょっと少ないかも」

凛「じゃあ一緒に買いに行こ」

花陽「うん」

絵里「……」ジー

絵里(花陽を頼むぞって言われても…)

絵里(一体どうしたら…)

絵里(って、なに私真剣に悩んでるんだろう)

絵里(あんなの信じたりして)

真姫「絵里?どうしたの?」

絵里「え!?」

真姫「さっきから花陽のことばかり見てるじゃない」

真姫「言いたいことがあるなら言えばいいじゃない」

絵里「い、いえ、そういうわけじゃないのよ」

絵里(そ、そんなにガン見してたかしら)
0015名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 20:59:58.60ID:kSr8qK79
 ニャー!

穂乃果「い、今のは!?」

ことり「凛ちゃんの悲鳴!?」

 ダダダダ

海未「凛!どうしました!」

凛「あ…あ…」

希「しっかり!」サスサス

凛「かよちんが、かよちんが!」

絵里「花陽がどうかしたの!?」

 私の胸中に影が差す。かよちんを守れ、と私は言われた。

凛「かよちんがさらわれた!」

絵里「何ですって!」

にこ「誰に!?」

(・8・)「私だ」
0016名無しで叶える物語(おにぎり)
垢版 |
2019/05/16(木) 21:07:43.26ID:kSr8qK79
海未「何者です、あなたは!」

(・8・)「我らはカオモジ、我が名はトッリ」

(・8・)「この世の始まりを紡ぐ者」

凛「かよちんを返せ!」

(・8・)「この娘のことだな?」

 ドサ

 トッリの後ろには気絶した花陽の姿があった。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています