0274名無しで叶える物語(茸)
2019/04/16(火) 12:42:37.51ID:sXoyMVjm―――
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ルビィ「善子ちゃん!」
善子「ルビィ……花丸も先に来てたのね」
花丸「うん、電話が来てすぐに来たから……でも、善子ちゃんほどじゃない」ジッ
花丸「パジャマで出てくるなんて、焦りすぎずら」
善子「形振り構ってられないでしょ……」
善子「ルビィ、状況を詳しく教えて」
ルビィ「えっと、お母さんから聞いた話だけど」
ルビィ「お姉ちゃんが帰ってくる予定だったのは、19時」
ルビィ「今は22時」
ルビィ「20時の時点で何かあったんじゃないかって」
ルビィ「警察に連絡はしてたんだ」
ルビィ「でも、たった一時間だからってことで」
ルビィ「連絡を忘れているだけでは? 少し落ち着きましょうって」
善子「……はぁ!?」
善子「そいつなに考えてんのよ!」
花丸「善子ちゃん黙って、話が進まないよ」
善子「っ」
ルビィ「で、警察が役に立たないから21時までお姉ちゃんに電話したりしながら待ってたんだけど」
ルビィ「そこから30分経っても音信不通」
ルビィ「だから、もしかしたらって……」
善子「私に電話してきたわけね」
ルビィ「うん」
ルビィ「一応、21時の時点で鞠莉ちゃんたちにもお母さんが電話済み」
花丸「でも、そこにはいない」
花丸「……確かに、行方不明ずら」
善子「最初からそう言ってるでしょ!」