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善子「ダイヤがお見合い!?」
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0001名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 18:25:34.81ID:+tSKFXLA
ルビィ「善子ちゃんあんまり大きな声出さないでっ」

善子「っ……ご、ごめん」

花丸「こう聞くとあれだけど……本当なの?」

ルビィ「うん……お母さんとお姉ちゃんが話してるのを聞いちゃったんだ」

ルビィ「お姉ちゃんに縁談が来てるって」

善子「でもダイヤは東京の大学に行くんでしょ? 縁談なんて無駄なんじゃないの?」

ルビィ「お姉ちゃんもそういってたけど」

ルビィ「今のうちに顔合わせをさせておきたいって、お母さんが……」

ルビィ「東京の大学に行くからこそ、今なんだって」

善子「………」

花丸「大学なら、女子大だったとしても男の人と接する機会は増えていく」

花丸「だから先に引き合わせておいて、ほかに靡かないようにって算段」

花丸「ダイヤさんが尽くしてくれる人だって理解しているからこそ、ずらね」

善子「それにダイヤはなんて? まさか、するとか言ったの?」

ルビィ「会うだけは会うって言ってた」

ルビィ「断るつもりですが。ってお母さんには念押ししてたけど……どうだろう」

善子「……場所は? 時間は?」

花丸「善子ちゃん……まさか」

善子「見に行くわよ。ソレ」

ルビィ「えぇっ!?」

善子「親から来た縁談なら親は頼りにならない。私達でぶち壊しにしてやるのよ!」
0003名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 18:33:38.97ID:+tSKFXLA
花丸「ぶち壊し……それは止めた方が」

花丸「ダイヤさんは断る予定なんだよね?」

ルビィ「う、うん」

花丸「そっか。なら、善子ちゃんが妨害しなくても良いんじゃないかな?」

善子「ダイヤが断る保証は?」

善子「相手が何もしないって保証は?」

善子「断られたからって脅してくる保証は?」

花丸「………」

善子「ダイヤが断ったら、次はルビィに縁談。そうなるって可能性は?」

ルビィ「それはっ」

善子「お姉ちゃんが止めてくれる?」

善子「でしょうね」

善子「そしてそれが理由で……付き合わなくちゃいけなくなるかもしれない」

ルビィ「ぁ……」

花丸「善子ちゃん!」バシッ

善子「っ」

花丸「謝って……」

ルビィ「花丸ちゃん」

花丸「今すぐルビィちゃんに――」

ルビィ「花丸ちゃん!」ギュッ

花丸「ルビィちゃん……」

ルビィ「大丈夫。ルビィは、大丈夫だから……喧嘩はしないで」

善子「……」

善子「……ごめん、少し、おかしくなってた」
0004名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 18:42:54.38ID:+tSKFXLA
花丸「マルも……ごめん」ガタッ

善子「良いわよ。言い過ぎたのは事実だから」

善子「………」

ルビィ「……本当に、邪魔しに行くつもりなの?」

善子「それはやる」

善子「ずら丸がなんて言おうと、ルビィがなんて言おうと」

善子「そんなこと、絶対に止めてやるわ」

善子「相手が鞠莉だとでもいうなら、どうせ冗談みたいなことになるだろうし」

善子「あぁ、心配して損したってなるけど」

善子「違うんでしょ?」

ルビィ「それはわかんない」

善子「そっ……まぁいいわ。時間と場所くらいは分かるのよね?」

ルビィ「お姉ちゃんの予定を調べれば大丈夫」

花丸「ダイヤさんはマメだから、鞄とか制服に手書きのスケジュール帳用意してるからね」

善子「いや、あれは……」

ルビィ「あはは……それはスマホとか携帯に慣れてないだけだよ」
0005名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 18:49:34.52ID:+tSKFXLA
善子「私はとりあえず、変装に使える道具を探しておく」

ルビィ「ルビィは会場と時間を調べておく」

花丸「………」

善子「あんたは?」

花丸「マル?」

花丸「マルもそれに参加しないといけないずらか?」

善子「しないなら、口封じする必要があるんだけど」グッグッ

花丸「はぁ……」

花丸「マルはこっそりダイヤさんや千歌ちゃんたちに話を聞いてみるずら」

善子「そんなことして、バレるんじゃないわよ?」

善子「千歌たちはともかく、三年組の察しの良さは危険よ」

花丸「大丈夫。そこは何とかするずら」
0007名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 19:08:13.72ID:+tSKFXLA
―津島家―
・夜


スッスッ
   タタッ

善子(……変装にマスクとかサングラスが有効なのは)

善子(作り物の世界ってわけね)

善子(むしろ、服装や髪形をありふれたものにする事)

善子(できる限り自信を持って挙動不審にならないこと……)

ヴィーッ
    ヴィーッ

善子「ルビィから……」

善子「時間は来週、場所は……料亭?」

善子(なるほど、ちょっといいお店ってわけね)

善子(……アルバイトする?)

善子(いや、来週じゃ明日面接して通って明後日だとしても)

善子(多分、そんなド新人をお見合いの場に使ったりしない)

善子(貸し切りとかやりそうだし……その線はなしね)
0008名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/07(日) 19:11:38.90ID:x3IsRSfV
>>2
留年しすぎだろ
0009名無しで叶える物語(庭)
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2019/04/07(日) 19:12:09.53ID:58fU0b+r
0011名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 19:14:35.27ID:+tSKFXLA
ヴィーッ
    ヴィーッ

善子「今度はずら丸? しかもLINEじゃなくて電話だし」

善子「もしもし?」

花丸『もしもし? 善子ちゃんずらか?』

善子「私以外に誰が出るのよ、この番号」

善子「それで?」

花丸『一先ず、放課後に果南ちゃんや千歌ちゃん、梨子ちゃんには話を聞いたずら』

善子「行動力あるわね……あんた」

花丸『うん、一応やるって言いはしたから』

花丸『……でも、確認させてほしいんだ』

善子「なに?」

花丸『これは本来、マル達が関わるべきことじゃない』

花丸『やろうとしていることは、やってはいけない悪いこと』

花丸『私たちの行いは、ダイヤさん自身を困らせることかもしれない』

花丸『それでも、やる?』
0013名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/07(日) 19:17:45.72ID:Zo4X3Rsa
いやだわこんな後輩
0014名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 19:19:11.42ID:+tSKFXLA
善子「………」

花丸『善子ちゃんの答えはもう聞いてる』

花丸『でも、確認』

花丸『善子ちゃん、本当は――』

善子「言ったでしょ、花丸」

花丸『…………』

善子「何と言われようと、止めるって」

善子「ダイヤが断ること前提だって時点で」

善子「これはダイヤ自信が望んでないことだっていうのは確実でしょ?」

善子「でも、親から持ってきた縁談」

善子「地元の名家の長女としての責務」

善子「私には理解しきれないことだけど」

善子「断り切れない状況にはいくらでも追い込めると思う」

善子「だから、止めるわ」

善子「何としてでも」
0015名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)
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2019/04/07(日) 19:20:11.36ID:V92KWg1Q
期待あくあくですわ
0016名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 19:30:25.25ID:+tSKFXLA
花丸『……分かった』

花丸『でも、起こしたことの責任は、取らないとダメだよ』

花丸『そして、それは善子ちゃんには背負いきれないことになるかもしれない』

花丸『それでも、やる?』

善子「………なによ」

善子「わざわざ電話してきた理由はそれ?」

善子「この話をしたときに言いなさいよ」

花丸『………』

花丸『ルビィちゃんに聞かれると、何か言われそうだったから』

善子「ま、言われるでしょうね」

善子「大方、お姉ちゃんはお見合いなんて望んでないから大丈夫。とか」

善子「……花丸」

花丸『うん』

善子「それでも、私はやるわ」
0017名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 19:45:43.12ID:+tSKFXLA
花丸『……わかった』

花丸『なら、改めてマルも協力するずら』

善子「ありがと」

花丸『……お礼なんて、要らないよ』

花丸『まず、梨子ちゃんと千歌ちゃんは特になにも聞いてなかったずら』

花丸『お見合いって興味ある? って聞いたけど、結婚はしやすくなるよね〜とか』

花丸『相手探しを頑張らなくて良いのは助かるとか。普通だった』

善子「そう……その感じだと曜も知らなそうね」

花丸『それで、果南ちゃんなんだけど』

花丸『鞠莉ちゃんではないことが確定した。かな』

花丸『あと、ダイヤさんからも話を聞いたって』

善子「ほんと!?」

花丸『ダイヤさん、朝から不安定だったみたいで、どうしたのか聞いたら教えてくれたみたい』
0018名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 20:14:28.30ID:+tSKFXLA
花丸『さすがのダイヤさんでも、悩んでたみたいずら』

善子「そりゃね」

花丸『断るつもりではあるけれど……』

花丸『断ったときに悪いことにならないか心配してるみたい』

善子「ネックなのはそこよね」

善子「だからこそ、第三者で壊すのよ」

花丸『……そうずらね』

花丸『その時に、鞠莉ちゃんが私とならどう? とか冗談で言ってたらしいずら』

善子「だから白だって」

花丸『うん』

花丸『というか、さすがに女の子を縁談に持ってくることはないと思う』

花丸『ダイヤさんあるいは鞠莉ちゃんが男の子でした。ってならない限りはね』

善子「それはないわね」
0020名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/04/07(日) 20:34:12.28ID:WmOgqOKd
はよ
0021名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 20:41:41.62ID:+tSKFXLA
ピッ

善子(ふぅ……)

善子(とりあえず、ダイヤさんが望んでないことは確実になった)

善子(これで、絶対にあきらめるわけにはいかなくなった)

善子(ダイヤさんには迷惑をかけるかもしれない)

善子(でも)

善子(望んでない縁談なんて、やめさせるべきでしょ)

善子(そこで親がアテにならないなら)

善子(……私が)グッ

善子「花丸はいろいろ言ってたけど」

善子「人を殺すとか、誹謗中傷で人生終わらせるとかするわけじゃないし」

善子「……いや」

善子「黒澤家からは、嫌われるかな」

善子「廃校になって学校が変わることになったらルビィとは……別の学校になったりするかも」

善子「………」

善子「それ、でも」

善子「それでもやるのよ、私は」
0022名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 21:05:25.77ID:+tSKFXLA
―翌日:浦の星女学院―


善子「はい、これ」

ルビィ「……えぇ」

善子「なによその微妙な反応」

ルビィ「だって……流石に無理じゃないかな?」

花丸「ルビィちゃんの言う通りずら」

花丸「さすがに潜入まではできないずら」

善子「潜入って……ただ隠れてみておくだけよ?」

花丸「店の前で?」

善子「中で」

ルビィ「それじゃ潜入だよぉ」

善子「中でダイヤが襲われたらどうすんの?」

善子「食事した後、お前がデザートだ。とか!」バンッ

花丸「いやいやいや!」

花丸「ないないないない!」

花丸「それはないっ」

ルビィ「それはさすがに、お母さんの見る目が……」
0023名無しで叶える物語(庭)
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2019/04/07(日) 21:12:01.32ID:zHP3LLur
期待
0024名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 21:13:27.19ID:+tSKFXLA
善子「それはそうだけど」

善子「うまく隠してるかもしれないじゃない」

花丸「……気持ち悪い」

ルビィ「そんなの、やだなぁ」

善子「…………」

善子(花丸は逆に襲われるし、ルビィは近づくことすらできずに戦力外)

善子「まぁ、冗談よ」

善子「でも、何があるか分からないのは本当」

善子「私だけでも潜入するわ」

花丸「本気?」

花丸「外で待機しておいて、悲鳴でも聞こえてからの方が……」

善子「それこそ本気?」

善子「それじゃ手遅れだし」

グィッ

花丸「!」

ガタッ
   ガタタッ――ガタンッ

ドンッー

花丸「っ」グッ

善子「……もし、こうやって襲われて、口をふさがれたら?」
0025名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 21:36:42.02ID:+tSKFXLA
善子「だから、私は中に行く」

スッ

花丸「っは」

ルビィ「花丸ちゃん大丈夫?」

花丸「う、うん……」

花丸「善子ちゃん、意外と力があるんだね」

善子「通信空手よ」

花丸「今のは空手ではないよね?」

善子「うそうそ」

善子「Aqoursとして少し運動してるから鍛えてるのよ」

善子「体力づくりの一環として、ね」

善子(まぁ、それも嘘だけど)
0026名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/07(日) 22:03:09.05ID:+tSKFXLA
善子「どうすんの?」

善子「ついてくる? こない?」

ルビィ「……ルビィは、行く」

花丸「ルビィちゃんっ」

ルビィ「男の人は、怖い」

ルビィ「でも、逃げ続けるわけにはいかないと思う」

ルビィ「昨日、善子ちゃんに言われて、思ったんだ」

ルビィ「善子ちゃんが言ってたことは間違ってない」

ルビィ「ルビィが逃げ続けていたら全部お姉ちゃんに行くことになっちゃう」

ルビィ「お見合いの邪魔をするのは……ダメだって言われるかもしれないけど」

グッ

ルビィ「やっぱり、心配だから」

花丸「……そっか」

花丸「なら、マルは外で待ってるずら」

花丸「少数精鋭。それに、外で何か動きがないとも限らない」

花丸「逃げ道を確保しておくよ」
0028名無しで叶える物語(らっかせい)
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2019/04/08(月) 06:34:03.50ID:FjzquQS1
善子「念のため……ね」

善子「それで行きましょ」

花丸「中に入る方法はもう考えてあるずらか?」

善子「この料亭、中庭があるみたいなのよ」

善子「で、この中庭なんだけど」

善子「どうやら、南西側の壁から入れるっぽいのよ」

善子「今日の帰りに、監視カメラの有無をチェックする」

善子「カメラがなければそこから潜入する予定よ」

ルビィ「不法侵入になっちゃわないかな?」

善子「バレなきゃいいのよ」

善子「万が一バレたとしても、お兄ちゃんのお見合いがあって〜」

善子「とか、適当に言い訳すれば可愛い妹よ」

ルビィ「お姉ちゃんじゃなくてお兄ちゃん?」

花丸「ダイヤさんの知り合いに思われるわけにはいかないからね」

花丸「ただ、リスクはあるしそれも悪いことだよ」

花丸「二人とも、無理だけはしないようにね」

花丸「全部バレたらダイヤさんに凄い迷惑をかけることになるから」

花丸「きっと、庇ってくれちゃうから」

花丸「いいね?」

善子「分かってる」

ルビィ「う……うん、わかった」
0029名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 07:59:29.76ID:7YZkMtkz
―昼休み―


スタスタスタ…

善子(ずら丸は心配しすぎなのよ)

善子(確かに、悪いことは悪いこと……だけど)

善子(ダイヤに迷惑かけることだけど……)

善子(………)

スタスタスタ…
      ドンッ

鞠莉「oh!」ドサッ

善子「いつつ……ご、ごめんなさい」

善子「余所見……って、鞠莉?」

鞠莉「イエス、鞠莉ちゃんでーす」

鞠莉「ぶつけたりしなかった?」

善子「私は平気」

善子「そっちこそ尻餅ついて平気?」

鞠莉「……触診する?」ニコッ

善子「しない」

鞠莉「もうっ、ノリが悪いんだから」

善子「触ったら変な声出すんでしょ?」

善子「嫌よ」
0030名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 08:33:13.63ID:xzmlrry1
鞠莉「ダイヤのこと?」

善子「っ」

善子「なんの話?」

鞠莉「私にぶつかるくらいにご執心なことよ」

鞠莉「ダイヤのことでしょ?」ニコニコ

善子(……なに考えてるのか分からない顔)

善子(ずら丸がしくじった?)

善子(いや、ダイヤから聞いた昨日の今日)

善子(不注意な理由にするのは当然かしら)

善子「いや、廃校になったあとどうなるのかって……」

善子(ここはあえて、攻める)

善子「ダイヤに何かあったの?」
0031名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 08:55:07.53ID:xzmlrry1
鞠莉「あら……ルビィから聞いてないの?」

善子「え?」

鞠莉「ダイヤ、ルビィにどう話せばいいか悩んでたのよ」

鞠莉「一応、アドバイスしたんだけど……まだ話せてないのかしら?」

善子「………」

善子(嘘? 本当?)

鞠莉「頑張ったのに……」

善子(いや、考えたらダメだ!)

善子「まさか……」

善子「大学受験失敗しそうとか言わないわよね?」

善子(……この問いかけは長考させること自体が目的)

善子(なにもなければ聞き返す)

善子(選択肢があれば考える……)

善子(私のダイヤに関しての情報を言わせようったってそうはいかない)

善子(……邪魔はさせない)
0032名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 09:07:52.03ID:IDaFYRIu
鞠莉「oh……それはショッキングな話ね」ニコッ

鞠莉「違うわ」

善子「じゃぁなんなのよ」

善子「気になる言い方しといて教えないとか止めてよ?」

善子「次は一人で階段踏み外せって言うなら別だけど」

鞠莉「それは困るわね」

鞠莉「ん〜」

鞠莉「他言無用でお願いできる?」

鞠莉「トップシークレット」シーッ

善子「わ、分かった」
0033名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 09:15:05.36ID:IDaFYRIu
チョイチョイ
     スッ

鞠莉「実はね」ボソッ

鞠莉「ダイヤには許婿がいるらしいわ」

善子「……は?」

善子「はぁぁあああっ!?」

善子「許婿? え?」

善子(聞いた話と違う……許婿ならお見合いとかどうとかじゃない)

善子(え……なんで……?)

鞠莉「黒澤家の長女として、そういうことはついて回るわ」

鞠莉「当然」

鞠莉「許婿とまではいかなくても、縁談くらいは私にもある」

鞠莉「名家って言うのは、そういうものよ」
0034名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 12:28:50.33ID:3jlcW64S
善子「……なにそれ」

善子「なによそれ!」ガシッ

鞠莉「痛っ」

善子「あんたはそれでいいとか思ってんの!?」ガクンッガクンッ

鞠莉「いたっ痛いっ」

善子「それを知っててそんなニヤついてたの!?」

善子「ダイヤがそれをーー」

グググッ

鞠莉「痛いっ!」

善子「ぁ……」

パッ

善子「ご、ごめん……ごめんなさい」

善子「私……」

鞠莉「っ……良いとは、思ってないわ」

鞠莉「でも、これは私達が決められることじゃない」

鞠莉「もちろん、思いは伝える」

鞠莉「でも、でもね善子」

鞠莉「それでも、ダイヤが頷けばそれが全てなの」ギュッ

善子「!」

鞠莉「茶化すように言ってごめんなさい」

鞠莉「許婿は嘘……でも、縁談があるのは本当」

鞠莉「……善子、悪いことは言わないわ」

鞠莉「危ないことはしないで」
0035名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 12:48:29.21ID:3jlcW64S
善子(……ずら丸)

善子(花丸が、チクったのね)

善子(鞠莉が知ってるわけがない)

善子(鞠莉が勘づく筈がない)

善子(……裏切り者)

善子(でもあくまで、知らないフリ)

善子「なに言ってるのよ」

善子「危ないことなんてしないし考えもしないわよ」

鞠莉「リアリィ?」

善子「当たり前でしょ」ニコッ

善子「想いを伝えるくらいはするけど」

善子「それくらいなら、別に良いでしょ?」

鞠莉「ええ」

善子「縁談ね……縁談か」

善子「ルビィにもあったりしてね」

善子(さて、花丸にはどう伝わるか……)

鞠莉「oh……それはまたダイヤが悩みそうね!」

善子(……邪魔しないで)
0036名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 14:34:49.37ID:L8oxoQNX
善子「オーム アー フーム
ヴァジラ ナマ シヴァヤ
ヴァジラ ナマ ブッダヤ
ヴァジラ ナマ グルヤ
ヴァジラ ナマ サティアンヤ
ヴァジラ ナマ タントラ・ヴァジラヤ ヤマ ニヤマヤ

オーム アー フーム
ヴァジラ ナマ シヴァヤ
ヴァジラ ナマ ブッダヤ
ヴァジラ ナマ グルヤ
ヴァジラ ナマ サティアンヤ
ヴァジラ ナマ タントラ・ヴァジラヤ ヤマ ニヤマヤ」

善子「さあ、タントラ・ヴァジラヤーナに帰依するぞ
タントラ・ヴァジラヤーナに帰依するぞ タントラ・ヴァジラヤーナに帰 依するぞ
わたしはタントラ・ヴァジラヤーナに帰依するぞ
わたしはタントラ・ヴァジラヤーナに帰依するぞ
わたしはタントラ・ヴァジラヤーナに帰依するぞ

そして、中間状態を安全に確実に抜け出し、正しい高い転生を行なうんだ
そして、わたしは正しい高い転生を行なうぞ わたしは正しい高い転生を行なうぞ
わたしは正しい高い転生を行なうぞ
そのためには、タントラ・ヴァジラヤーナの発願が必要である
そして、自分だけではなく、多くの人を高い世界に至らせるために、タントラ・ヴァジラヤーナの発願が必要である」
0037名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 14:35:24.77ID:L8oxoQNX
善子「このタントラ・ヴァジラヤーナの発願を十万回、百万回、一千万回と唱えるぞ
そしてすべての衆生が完全なるバルドを熟知し、
そして高い世界へ至れることを思念するぞ
思念するぞ 思念するぞ
そのためには、タントラ・ヴァジラヤーナの帰依が必要である
そのためには、タントラ・ヴァジラヤーナの帰依が必要である
タントラ・ヴァジラヤーナの帰依が必要である
タントラ・ヴァジラヤーナの帰依、
それは、グル、シヴァ大神、そしてすべての真理勝者方に帰依すること
そして、真理に帰依すること
そして、自分よりも少しでも霊性の高い者に帰依すること
そして、タントラ・ヴァジラヤーナの戒律に帰依すること
これを徹底的に実践するぞ これを徹底的に実践するぞ これを徹底的に 実践するぞ
帰依こそがすべてである 帰依は始めであり終わりである 帰依こそがすべて である」
0038名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 14:36:34.11ID:L8oxoQNX
善子「縁談ね……縁談か」

善子「ルビィにもあったりしてね」

善子(さて、花丸にはどう伝わるか……)

鞠莉「oh……それはまたダイヤが悩みそうね!」

善子(……邪魔しないで)

善子「一つの法則とは何か
それは、仏陀を思念することである
そしてタントラ・ヴァジラヤーナにおいて、仏陀とグルは同等である
グルと仏陀は同等である
さあ、グルに帰依するぞ
グルに帰依するぞ グルに帰依するぞ グルに帰依するぞ グルに帰依するぞ
では、いったいグルとは何か
グルとは、すべての魂をポワするために生まれてきた生命体である
グルとは、すべての魂をポワするために生まれてきた生命体である」

善子「ポワとは何か
ポワとはすべての魂を高い世界へ移し変えることのできる儀式、
あるいは教え、あるいは実践を指す
したがって、
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ
ポワの実践を行なうぞ」
0039名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 14:37:24.79ID:L8oxoQNX
善子「では、いったいグルの本性とは何か
それは、シヴァ大神の化身であり、すべての真理勝者方の化身であり、
そして、ルドラチャクリンの化身であり、キリストの化身であり、
つまり、来たるべき世紀未における聖なる法王である
さあ、聖なる法王に帰依するぞ
聖なる法王に帰依するぞ
聖なる法王に帰依するぞ
そして、必ずや高い世界へ転生するんだ 必ずや高い世界へ転生するんだ
必ずや高い世界へ転生するんだ
そのためには、日々の修行を怠らないぞ
そのためには、日々のヴァジラヤーナの修行を息らないぞ
そのためには、日々のヴァジラヤーナの修行を怠らないぞ
そのためには、日々のヴァジラヤーナの修行を怠らないぞ
決して、日々のヴァジラヤーナの修行を怠らないぞ」
0040名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 14:39:48.45ID:L8oxoQNX
善子「私がなぜ皆さんに対して、「黒澤ダイヤは死ぬ。必ず死ぬ。絶対死ぬ。死は避けられない。
どんなに権力を持っていても、あるいはどんなに高い地位についていても、
あるいはどんなに大金持ちであったとしても、あるいはどんなに愛するものがそこに存在していたとしても、
それは無価値になるんだ」と言っているのは、「この現象界を正しく生きなさいよ」と。この現象界を正しく見つめなさいよ」と。
そうすることによってのみ、私たちは、この世、そして来世というものを、正しく渡ることが出来るわけである」

善子「黒澤ダイヤは死ぬ。必ず死ぬ。絶対死ぬ。死は避けられない。
 そして、本当の愛とは、本当の哀れみとは、衆生が流転するその流転において悪趣に堕ちる事を防ぐ事である。
 もし、あなた方の周りに、「黒澤ダイヤは絶対悪趣に堕ちる」という人が分かっていたとしたら、それは、力ずくでも救済しなさい。
 それが本当の愛である」
0042名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/08(月) 18:52:16.52ID:hRmZXo1r
ー放課後ー

ルビィ「善子ちゃん、花丸ちゃん。帰ろー?」

花丸「あぅ」ガシッ

善子「悪いけど、ずら丸は借りるわ」

グィッ

花丸「わわっ」

ルビィ「善子ちゃん……?」

ルビィ「あの話ならルビィもーー」

バンッ

ルビィ「ひっ」ビクッ

善子「借りるって、言ってるでしょ」

ルビィ「善子ちゃん……なんか怖いよ?」

花丸「大丈夫だよ」ニコッ

花丸「大丈夫……また明日ね」

ルビィ「………」

ルビィ「う、うん……」グッ

タタタッ

ルビィ「………」

ルビィ「っ」フルフル

タタタタッ
0043名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/08(月) 19:05:18.25ID:hRmZXo1r
花丸「ずいぶん乱暴ずらね」

花丸「……目立つよ?」

善子「そのヘラヘラした顔……鞠莉みたい」

善子「一発殴りたいから、ついてきなさい」クルッ

花丸「そう言われてついていくのは物好きだけずらよ」

ガタンッ

花丸「マルは付いていくけどね」ニコッ

花丸「………」

花丸「……慎重にって言ったのに」ボソッ
0044名無しで叶える物語(みかん)
垢版 |
2019/04/08(月) 19:13:14.81ID:5Q+Uwv3I
  ぎいやあああああ
              ,-、          
 ,"´ ̄`ヽ     ,,'" ̄`ヽi
. l !fノリヾ)     fノ八リシ).|
.八|ノ>o<ノ|     l|^ヮ^l|八l  
(/ ̄ ̄ ̄>─、  /
>ー-/  ,、 `"
(___L_ノ
 (___/、  /  /
  (___ノ_ノ-─"ギュッ
0046名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/08(月) 21:04:05.26ID:L8oxoQNX
花丸「マルは付いていくけどね」ニコッ

花丸「………」

花丸「……慎重にって言ったのに」ボソッ

ミリィッ

ミリミリミリ

バキバキバキ

花丸「!?!?!?!?」

果南「国木田花丸は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ!!!!!!!!!!!!!」

グワバアアアアア!!!!!!!!!!!!!

花丸「────」

ドッバシャアアアアアア!!!!!!!!!!!

ビチャビチャビチャ!!!!!!!

果南「こんな、腟内部から股割きなんてエグい真似はさぁ、鞠莉にはとても出来ないね」

鞠莉「Oh!花丸の身体が縦に真っ二つね!!!ミラクル!イッツ・ミラクルよ!!!マイ・ダーリン!!!!!」
0047名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/08(月) 21:04:45.78ID:L8oxoQNX
果南「まぁ、離れさせる、って話だったからね」

果南「ちゃんと言った通り、右半身と左半身離れさせたよ」

鞠莉「有言実行ね、ダーリン♪」

鞠莉「にしても、凄い怪力ね。今の衝撃で、花丸の腸を打ち止めておいた釘もぶっとんだわ」

果南「お蔭で花丸の腸がそこらに飛び跳ねちゃったねえ。あー汚い汚い」

鞠莉「本当、汚い景色。でも、花丸には相手が出来てよかったんじゃない?」

果南「ああ、そうか。右半身と左半身で一人カプできるようになったね。ようやく全員カプが成立した訳だ」ゲラゲラ

鞠莉「皆にとって幸せな結末ね♪」

ちゃんちゃん
0048名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/08(月) 21:06:11.30ID:L8oxoQNX
こうして花丸は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死晒したので
キャラdisをする者は居なくなりましたとさ

果南「キャラdisはしちゃいけないよ?」

鞠莉「こわぁい恋人が居るかもしれないわよぉ?」

果南「さっ。汚い血も浴びちゃったし。鞠莉とのセックスで身体を清めようかねぇ」

鞠莉「ふふっ。かなぁんたら、そればっかり」

鞠莉「あっ、この挽肉工場みたいな風景の処理を依頼しとかないと」

果南「それが終わってからでいいよ。私は花丸みたいにキャラdisが趣味の食べることばかり考えてるような煩悩まみれの俗物じゃないんだ」

果南「但し、たっぷりと楽しませてもらうからね」

鞠莉「勿論よ、果南。私だって、身体を清めたいんだから」

かなまり「さて、退場の前に一言」

繰り返すがネタと称してキャラdisを繰り返す
国木田花丸は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ



お終い!♪
0049名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/08(月) 21:07:51.27ID:L8oxoQNX
果南「ほら、花丸。私がハグしてあげる」ギュッ

鞠莉「ああっ、かなぁんが私以外にハグを!?」

ギュゥゥゥゥ

花丸「ああっがっはぁっ」

ギュウウゥゥ メリメリメリ

花丸「あぐっはっはっがっ」

鞠莉「って。私が受けたら死んじゃうようなハグね」

果南「花丸も終わりさ。自分の過ちを悔いろ!」
0050名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/08(月) 21:08:47.54ID:L8oxoQNX
ギュウウウウウ!!!!!!!

花丸「あぐぅぅぅ……」ミシミシミシ

花丸「……」メリメリメリ

花丸「ゴボッゴボッ」

鞠莉「ああっ、花丸の口から血の泡が大量に出てきたわ」

ドクドクドク

鞠莉「肛門と性器からも血が溢れてきたわ」

果南「言ったろう?絞り出すって。ふんっ」

ギュゥゥゥ

花丸「」ゴボッゴボッ

鞠莉「口から吐く血が邪魔して、もう口も聞けなみたいね」

ミリミリ ドクドクビチャアア

鞠莉「下からは糞尿が絞り出されてて汚ぁい。ん?」

ズルッズルッ
0051名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/08(月) 21:10:18.55ID:L8oxoQNX
果南「おやおや」

鞠莉「肛門から大腸がひり出されてきたわ。凄い圧力が腹内に掛かって脱肛しちゃったのね」

花丸「」白目ピクピク

果南「ねぇ、鞠莉。その腸、引っ張り出してあげなよ」

鞠莉「えー?汚ぁい」クスクス

果南「ゴム手袋すれば大丈夫さ。ほら、早く。こいつの意識があるうちに」

花丸「」ゴボゴボ

鞠莉「もう白目向いて血の泡吐き散らしてるし、意識あるか微妙ねー」

鞠莉「まぁ、これで呼び戻してあげる。ゴム手袋も装備したし。えいっ」

ズルッズルルー

花丸「!?────!!!!!」ゴボボボボ

鞠莉「すごぉい!これが腸?どこまで出るのかしら。えいっえいっ!」

ズルッズルッ

花丸「ズラ☆p@%’#&☆’#&’@$’#+’#$!?!?!?!?!」ゴボボーッ

果南「喋れないかい?でも想像を絶する苦悶が伝わってくるねぇ」くっくっく
0052名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/08(月) 23:05:15.32ID:FjzquQS1
善子「アンタ、鞠莉に話したわね?」

善子「昼休み、鞠莉に言われたのよ……色々」

善子「探るつもりが探ろうとしてきた」

善子「私達がどこまで情報を掴んでるのか……」

善子「まるで分かっているかのような聞き方だった」

花丸「……うん」

花丸「善子ちゃんの思っている通りずら」

花丸「鞠莉ちゃんには密告したよ」

花丸「だって、善子ちゃんは潜入してダイヤさんを見守る気なんてさらさらない」

花丸「そのまま会場をぶち壊しにする予定ずら」

善子「………」

花丸「それを、見逃すわけにはいかない」

善子「自分じゃ止められないから、ほかの人も使おうって考えたわけ?」

花丸「それはあわよくば。だよ」

花丸「鞠莉ちゃんの言葉一つで止まってくれるなら」

花丸「善子ちゃんを止めるのは簡単だからね」

花丸「マルが鞠莉ちゃんに情報を流したのは、鞠莉ちゃんも止めたいと思ってくれているから」

花丸「当日の潜入と脱出。その成功率を上げるためずら」

花丸「そして、その場で善子ちゃんを押し留めるための人員になってもらうため」

花丸「さすがに、相手が危害を加えるようなら止めさせないけど、それ以外なら善子ちゃんの勝手は許さない」
0053名無しで叶える物語(アメリカ合衆国)
垢版 |
2019/04/09(火) 01:49:18.36ID:6dTX5nXH
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0054名無しで叶える物語(公衆)
垢版 |
2019/04/09(火) 02:23:37.90ID:Pm92pY4L
花丸「マルが鞠莉ちゃんに情報を流したのは、鞠莉ちゃんも止めたいと思ってくれているから」

花丸「当日の潜入と脱出。その成功率を上げるためずら」

花丸「そして、その場で善子ちゃんを押し留めるための人員になってもらうため」

花丸「さすがに、相手が危害を加えるようなら止めさせないけど、それ以外なら善子ちゃんの勝手は許さない」

ミリィッ

ミリミリミリ

バキバキバキ

花丸「!?!?!?!?」

果南「国木田花丸は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ!!!!!!!!!!!!!」

グワバアアアアア!!!!!!!!!!!!!

花丸「────」

ドッバシャアアアアアア!!!!!!!!!!!

ビチャビチャビチャ!!!!!!!

果南「こんな、腟内部から股割きなんてエグい真似はさぁ、鞠莉にはとても出来ないね」

鞠莉「Oh!花丸の身体が縦に真っ二つね!!!ミラクル!イッツ・ミラクルよ!!!マイ・ダーリン!!!!!」
0055名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/09(火) 06:21:44.62ID:nGnjlBtj
善子「……余計なこと、してくれたわね」

花丸「善子ちゃんが自分で自分のことを考えようとしてくれないからずら」

花丸「マルはダイヤさんの縁談が破談になればいいだけとは思ってない」

花丸「そこで善子ちゃんがいなくなっていいとは思ってない」

花丸「ダイヤさんの立場が悪くなっていいとは思ってない」

花丸「黒澤家によって、縁談を妨害するような友人から二人が隔離されるなんてことは起きて欲しくない」

花丸「……たとえ、マルの傲慢であってもそれは譲れない」

花丸「いいよ」

花丸「邪魔をするな、余計なことするな」

花丸「そう言ってマルのことを殴っていいよ」

花丸「それでもマルは、止めるけど」

善子「………」

グッ

善子「あんたを加えなければよかった」

善子「……でもまぁ、潜入をやりやすくしてくれたことだけは感謝しとく」

善子「ダイヤさんは断ること前提だって話だから、祈ることにするわ」

スタスタスタ……
        ガンッ

ガラッ……スタスタスタ

花丸「………」

花丸「……堕天使なんかにはさせないよ」

花丸「そう、させるくらいなら……」ニコッ
0057名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/09(火) 09:11:32.68ID:+ko4jGcH
―津島家―
・夜


善子(中庭を囲う壁付近に監視カメラはなかった)

善子(もちろん、擬態させてたりする可能性はあるけど)

善子(素人目で見て監視カメラは無し)

善子(多少不審な動きをして見たけど)

善子(誰かが様子を見に来るような事もなかった)

善子(この事から見て、防犯は正面玄関と裏口にしかない)

善子(中庭は壁に囲まれてるから)

善子(そんなの必要ないって考えてるのかしら)

善子(まぁ銀行とか金持ちの豪邸じゃあるまいし)

善子(厳重警備なわけないわよね)

善子(……ずら丸は潜入と脱出に鞠莉の助力が得られるって言ってたけど)

善子(どうするのかしら)

善子(店が貸し切りになってるのは電話で確認済み

善子(流石に小原でも貸し切りを解除して割り込むのは難しい)

善子(……あんまり、アテにはしないでおいた方がいいわね)
0058名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/09(火) 12:29:02.48ID:+S5rBvGf
善子(ダイヤ……縁談断るのよね?)

善子(相手がいい人だからって)

善子(考えたりとか……)

善子(………)フルフル

善子(付き合ってるわけでもないのに、なに言ってんだか)

善子(……いつかは誰かのものになる)

善子(名家の長女……当たり前のこと)

善子(なんで、ダイヤなのよ)

善子(もう一人、いるのに)

善子(2年……たった2年なのに)

善子「なんで!」

ヒュンッ
   ガシャンッ

善子「はぁっはぁ……はぁ……」

善子「っ」ギュッ

善子「断るから大丈夫…大丈夫…」
0059名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/09(火) 12:50:05.89ID:+S5rBvGf
―浦の星女学院―
・昼休み


鞠莉「じゃっじゃじゃーん!」

バサッ

善子「………」

花丸「………」

ルビィ「………」

鞠莉「あ、あら?」

鞠莉「みんなドールなの? 何か反応は?」チラッチラッ

花丸「反応はって言われても、マルはそれがなんなのか分からないずら」

鞠莉「えっ」

善子「正装よ」

ルビィ「せいそう?」

善子「そ。見合いがある料亭の仕事着」

善子「そうでしょ?」

鞠莉「イッグザクトゥリィ!」

善子(うざ……)

鞠莉「イエッス! そう、そうよ!」

鞠莉「頑張って手にいれたの!」

ルビィ「スゴいっ」パチパチ

鞠莉「うんうん」ニッコリ

鞠莉「当日はこれを使ってあくまで」

鞠莉「あ く ま で !」ジッ

善子「……」

鞠莉「合法的に見守ります。良いわね?」

善子「はいはい」

鞠莉「ハイは一回!」

善子「分かったってば」
0061名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/09(火) 18:52:12.45ID:nIpjL3Zx
善子「よくそんなの手に入れられたわね」

鞠莉「ふふんっ」ドヤッ

鞠莉「交渉を頑張ったの」

鞠莉「可愛い後輩に不法侵入なんてさせられないから」

鞠莉「それに、阻止するなんて理由を除けば」

鞠莉「可愛いものじゃない」ニコッ

鞠莉「オーナーさんも渋々だけど許可をくれたわ」

善子(握らせたわね、お金)

善子(もしくは小原の力を使ったか……)

善子(………)

善子「でもどうせ、制限があるんでしょ?」

鞠莉「ん〜?」

善子「惚けたって無駄よ」
0062名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/09(火) 19:05:52.33ID:nIpjL3Zx
善子「土地の有力者を完全に裏切るわけにはいかない」

善子「でも、小原の願いを蹴っても損害は計り知れない」

善子「だから、きっとこう言うはず」

善子「"あくまでも従業員でお願いします"って」

鞠莉「ふぅん……」ニコニコ

ルビィ「それだとダメなの?」

花丸「ダメじゃないよ」

花丸「ただ、少し予定と違うだけ」

花丸「でも安全だから」

鞠莉「善子は余計なリスクを負いたいの?」

善子「………」

善子(……予定は狂うけど)

善子「良いわ。それで行きましょ」
0064名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/09(火) 19:56:06.61ID:nGnjlBtj
鞠莉「決まりね!」

善子「制服は何着ある?」

善子「合法的にいくなら、花丸が外にいる理由もないんだけど……」

鞠莉「3着。あと1着って思ったんだけど、予備がこれ以上ないからって」

鞠莉「さすがに、使用中のを誰かから借りるわけにもいかないし」

鞠莉「専用のものだから数日で用意も難しいし」

鞠莉「3人で行ってきなさい」

ルビィ「えっ、でもっ」

鞠莉「話は通してあるからノープロブレムよ。ルビィ」

鞠莉「花丸もそれでいいでしょ?」

花丸「マルは待って――」

鞠莉「図書室の本、あげるの止めようかしら」チラッ

花丸「っ」

花丸「……それは狡い」

鞠莉「ふふっ決まりね?」ニコッ

花丸「分かった。分かったずら」

花丸「マルも行く」
0065名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/09(火) 20:21:23.63ID:nGnjlBtj
鞠莉「今渡す?」

ルビィ「ルビィはお姉ちゃんに見つかると困るから、当日が良いかな」

善子「ルビィに合わせるわ。ずら丸もそれでいいでしょ?」

花丸「うん」

花丸「鞠莉ちゃん、お願いして良いずらか?」

鞠莉「オッケー、任せておいて」

鞠莉「この命に代えても守ってあげるわ!」ドヤッ

善子「そこまでしなくてもいいわよ」

善子「そっちがダメでも、私の作戦があるから」

ルビィ「Aはダメだ、Bで行く! みたいな感じ?」ビシゥ

善子「そうね。そんな感じよ」

善子「でも、鞠莉の作戦がバレたら警戒される」

善子「しくじらないで」

鞠莉「大丈夫大丈夫。まっかせなさい」ニコッ

善子(……ヘラヘラヘラヘラ)

善子(………)フルフル

善子「ええ、任せるわ」
0066名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/09(火) 20:32:24.27ID:nGnjlBtj
ルビィ「そういえば、花丸ちゃん図書室の本貰うの?」

花丸「ん?」

花丸「うん、廃校になった際に全部は持っていけないだろうからって」

鞠莉「処分するのも勿体ないし」

鞠莉「1年間図書室の係頑張ってくれたでしょ?」

鞠莉「欲しければプレゼントするって言ったの」

鞠莉「本もきっと、その方が幸せだろうし」

ルビィ「良いなぁ」

ルビィ「アイドルのご本とか、ルビィも貰っていい?」

鞠莉「良いわよ、ジャンジャン持って行って!」

鞠莉「善子もいる? 黒魔術の本とか――」

善子「要らない」

善子「めぼしい奴は家にあるわ」

鞠莉「そう? 痕から欲しいって言っても上げないわよ?」

善子「要らないって言ってるでしょ」

鞠莉「……そう」

ルビィ「善子ちゃん、何かあったの?」

ルビィ「ルビィに――」

花丸「ダイヤさんの縁談を阻止することで頭いっぱいなだけだよ」

花丸「だから、気にしないで」ニコッ
0067名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/09(火) 21:05:38.81ID:nGnjlBtj
ルビィ「う、うん……」

鞠莉「ダイヤのこと、本当に好きね」

善子「………」

花丸「ダイヤさんが望んでないってことも重要ずら」

花丸「ダイヤさんのことは好きだし、大切だから」

花丸「そういうことは、させたくない」

花丸「鞠莉ちゃんだって同じだよね?」

鞠莉「ええ」

鞠莉「でも……」

鞠莉「ううん、そうね」

鞠莉「ダイヤも喜ぶ……かもね」

鞠莉「危ないことしないでとか、怒られるかもしれないけど」

鞠莉「内心では喜びそう」

善子「ダイヤが喜ぶかどうかじゃないでしょ」

善子「どこの何かも分からないような奴なんかに、ダイヤは渡さない」

善子「親が決めた縁談なんて、ぶち壊すわ」ギリッ

鞠莉「………」

鞠莉「ほどほどにね?」
0068名無しで叶える物語(禿)
垢版 |
2019/04/09(火) 21:16:09.90ID:SJKLPHrv
  ぎいやあああああ
              ,-、          
 ,"´ ̄`ヽ     ,,'" ̄`ヽi
. l !fノリヾ)     fノ八リシ).|
.八|ノ>o<ノ|     l|^ヮ^l|八l  
(/ ̄ ̄ ̄>─、  /
>ー-/  ,、 `"
(___L_ノ
 (___/、  /  /
  (___ノ_ノ-─"ギュッ
0069名無しで叶える物語(禿)
垢版 |
2019/04/09(火) 22:28:24.18ID:jQE9Nf80
ダイよしええな
0070名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/10(水) 06:00:24.36ID:fsQN/tPG
善子「分かってるわよ」

善子「相手が変なことさえしなければ何もないわ」

善子「ダイヤは断るつもりなんでしょ?」

善子「それで無理強いするとか、迫るとか」

善子「そういうことさえなければ大丈夫」

鞠莉「さすがにそれはないと思うけど」

鞠莉「でも、男の人にとってダイヤは魅力的だわ」

鞠莉「厳しいところはあるし、ちょっと面倒くさいところもあるけど」

鞠莉「だからこそ一途だし、尽くしてくれるし、応えてくれる」

鞠莉「そういうのが嫌と言う人もいるだろうけれど」

鞠莉「ダイヤって心を許した相手には厳しく優しい可愛いところもあるのよ」フフッ

ルビィ「お姉ちゃんが聞いたら急に何言ってるのって、顔真っ赤にしてそう」

花丸「想像できるずら」

花丸「それで、何か別の関係ない注意する」

花丸「煽てたって練習は厳しくしますわ。とか」

花丸「鞠ちゃんの言う通りだと思う」

花丸「仲良くなればなるほど、素が見える」

花丸「逆に言えば、容姿だけしか見てない人には付き合いきれない気難しさがある」

花丸「お見合い程度で見ることが出来るものじゃないずら」
0071名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/10(水) 06:12:38.89ID:fsQN/tPG
善子「どうかしらね」

善子「そういうのを屈服させたいとか考えるクズがいるかもしれない」

善子「体しか見ないで、中身なんてどうでもいいとか思ってるやつもいるかもしれない」

善子「エロいことができればいいなんて虫以下の頭しかないやつだっている」

善子「ダイヤの本当の良さなんて全く見ないで、考えないで」

善子「ダイヤの本当の笑顔が見られる幸せなんて考えもしないで」

善子「笑えなくなるようなことをするかもしれない」

善子「男なんて、そんなことばっかの汚らわしいやつなのよ」

鞠莉「o……oh」

鞠莉「辛辣ね、善子」

鞠莉「男の人苦手だったっけ……?」

善子「別に」

鞠莉「なにかあった?」

善子「ない」

善子「ただ、そう思うだけ」

善子「勝手な想像よ。悪い?」
0072名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/10(水) 07:22:00.48ID:fsQN/tPG
鞠莉「悪いわ」

善子「………」

鞠莉「勝手な想像をするだけならまだいい」

鞠莉「それもできるなら、やめて欲しいけど」

鞠莉「でも、憶測だけでそこまで言うのは見逃せないわ」

善子「……縁談を見てから決めるわ」

善子「そんなやつじゃないって希望的観測だけで傍観して」

善子「いざって時に動けないような大馬鹿者になるくらいなら、私はクズで良い」

善子「あんたにはアンタの考えがあるだろうから強制はしない」

善子「この考えが認められないなら、協力もしなくていい」

善子「私は私のやり方でやらせてもらうから」

スタスタスタ……ガチャッ
      タンッタンッタンッ……

鞠莉「善子……」

鞠莉「花丸。どうして止めないの?」

花丸「マルにも、マルの考えがあるからずら」

ルビィ「でもっ」

花丸「大丈夫。マルもついてるから、善子ちゃんに最低なことまではさせないよ」

花丸「……大丈夫」ニコッ
0073名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/10(水) 08:33:10.46ID:VSlkbLb3
善子(甘いのよ……どいつもこいつも)

善子(ここは女子高で、男女間の恋愛なんて微塵も経験してない)

善子(もちろん、まったく男と関わらなかったなんてことはないだろうけど)

善子(それでもダイヤが純潔なのは変わらない)

善子(男がそれを見逃すわけがない)

善子(顔に出さなくても舌舐めずりしてるに決まってる)

善子(そんなやつらに、温情なんて……)

ダイヤ「あら、善子さん」

善子「!」ビクッ

善子「だっダダイヤ!」

ダイヤ「なんですの? そのお帰りなさいと言いたくなるような言い方は」クスクス

ジッ

ダイヤ「ま さ か」

ダイヤ「私に隠れて浮気……してますの?」

善子「はっ……はぁっぁ!?」

善子「なに言ってんのよ! するわけないじゃない!」

善子「ダイヤと付き合えてたら勉強だってバイトだって頑張るし」

善子「もちろん家事だってちゃんと手伝うし」

ダイヤ「よ、善子さん?」

善子「休みの日は二人でどこか出掛けたり」

善子「たまには家でゆっくりとかしてこんな日も良いって笑ったりして」

善子「頑張ってる私のささえになってくれて尽くしてくれてるのに浮気なんてそんな――」

ダイヤ「わ、分かりました!」

ダイヤ「分かりましたから……///」

ダイヤ「その……落ち着いてください」

善子「あっ」

ヒソヒソ
    ザワザワ

ダイヤ「あらぬ誤解をされてしまいます///」フイッ
0074名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/10(水) 09:05:59.76ID:DtKddaCZ
善子「ご、ごめん///」

善子「でも、ダイヤが浮気なんて言うからいけないのよ」

善子「するわけないでしょ」

善子「されるわけないでしょ」

善子(仮にそんなやついたら、私が……)

ダイヤ「すみません、つい」ニコッ

善子「っ」

善子「そ、それとも何?」チラッ

善子「浮気だなんだ茶化すってことは……さ」

善子「私と付き合いたいとか思ってるの?」ドキドキ

ダイヤ「いえ……そんなことは……」

ダイヤ「本当にただの冗談ですわ」

ダイヤ「わたくしも善子さんも女性ですから」

ダイヤ「恋愛なんて考えられませんわ」

善子「………」

ダイヤ「もちろん、そういう方もいますし、否定はしませんが」

ダイヤ「少なくともわたくしは、そのようなことは考えられません」
0075名無しで叶える物語(庭)
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2019/04/10(水) 11:33:21.47ID:LGk9ygm0
進むようで進まないな
0076名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 12:20:26.11ID:oOOKWiG6
善子「っ」ズキズキ

グッ

善子「相変わらず真面目なんだから」

善子「まるで私がホントに振られたみたいじゃない」

善子「なんか傷付くんだけど」

ダイヤ「すみません、つい……」

ダイヤ「聞き耳立てている方もいますし」チラッ

ダイヤ「釘を刺しておこうかと思いまして」

善子「なるほどね」

善子「モテる生徒会長は辛いのね」

ダイヤ「別にそういうわけではありませんが……」

ダイヤ「家の事もありますから、恋愛は中々難しいんです」
0077名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 12:25:17.43ID:oOOKWiG6
善子「……そう」

善子(疲れたため息、悩む表情)

善子(十中八九、縁談のことよね)

善子(……縁談)

善子(黒澤家として……)

善子(……私のものにならないなら)

善子(誰かのものになっちゃうくらいなら)

善子(いっそ……)

ダイヤ「でも、今しばらくは恋愛よりも学業、そしてaqours」

ダイヤ「現を抜かす気はありませんわ」ニコッ

善子(これを、永遠にしてしまいたくなる)
0078名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2019/04/10(水) 12:33:10.29ID:DL5hUtu4
病んでるし妹だからって理由だけでルビィを恨んでる節もあるし
ダイヤを殺すかルビィを生贄に捧げるかの行動に出そうな危うさがある
0079名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 12:50:14.60ID:oOOKWiG6
―料亭―
・お見合い当日


善子(あっという間だった)

善子(気づけば当日で、店の前)

善子(ルビィとずら丸そして……)

善子(結局、鞠莉が現地に集合した)

善子「別に来なくてよかったのに」

鞠莉「そういうところよ」

鞠莉「そういう部分を我慢させるために来たの」ガサッ

鞠莉「……善子の考え方はやっぱり間違ってる」

鞠莉「でも、犯罪がある以上否定は出来ないから」

鞠莉「せめて、貴女は我慢して」

善子(……仕事着)

善子(合法的で安全な作戦)

善子「……」チラッ

ルビィ「……」ギュッ

善子(そんな祈られても困るけど)

善子(あそこまで言って、協力してくるのなら)

善子「……借りるわ」

善子「ただ、何かあったら容赦はしない」

鞠莉「ええ……それが条件でしょ?」

善子(何もなければ良い)

善子(何もなければ、私も鞠莉も杞憂で終わるんだから)
0080名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 12:56:29.81ID:oOOKWiG6
善子「あんた、相手の顔とか分からないの?」

ルビィ「うん……見せて貰えなくて」

ルビィ「お姉ちゃんに直接聞くとバレそうで……」

ルビィ「役に立てなくてごめんね」

善子「……ほ」フルフル

善子(ほんと、役立たず)

善子「情報を得たのはあんたでしょ」

善子(あんたに変われば良いのに)

善子「それがなかったら今頃、なにも知らなかったかもしれない」

善子(ダイヤの苦労も知らなそうな顔して)

善子「それで十分よ」

善子(役立たず)

ルビィ「う、うん……」

花丸「………」
0086名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 18:25:08.98ID:08np5mri
花丸「……二人に聞きたいことがあるずら」

ルビィ「聞きたいこと?」

善子「なに?」

花丸「もしも、ダイヤさんが交際するって言ったらどうする?」

花丸「親がどうとか」チラッ

花丸「ルビィちゃんがどうとか」

花丸「意思を歪める要因は無くて」

花丸「ただ本当に、相手を気に入って……付き合うことになったら」

花丸「善子ちゃんはそれでも邪魔する?」

善子「……今はそういうことに現を抜かすことはしないって言ってたわ」

善子「そういうのも、無しで?」

花丸「うん」
0087名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:03:54.00ID:08np5mri
ルビィ「ルビィは……」

ルビィ「ルビィはお姉ちゃんが好きになった人でも嫌だなって思っちゃうかもしれない」

ルビィ「邪魔はしないし、良かったねって言うけど」

ルビィ「でも多分、少しは嫌な気持ちになると思う」

ルビィ「……悪いよね」

善子「別に普通なんじゃないの?」

ルビィ「え?」

善子「ダイヤの一番が自分からそいつに移って」

善子「今まで見せてくれてた笑顔がそいつに向けられるようになって」

善子「二人だけの秘密が三人の秘密になって」

善子「自分の知らない秘密ができて……」

善子「……自分の居場所を奪われるのは誰だって嫌でしょ」
0088名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:07:46.49ID:vpPOqxn4
善子「自分の知らない秘密ができて……」

善子「……自分の居場所を奪われるのは誰だって嫌でしょ」

ミリィッ

ミリミリミリ

バキバキバキ

花丸「!?!?!?!?」

善子「国木田花丸は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ!!!!!!!!!!!!!」

グワバアアアアア!!!!!!!!!!!!!

花丸「────」

ドッバシャアアアアアア!!!!!!!!!!!

ビチャビチャビチャ!!!!!!!

善子「こんな、腟内部から股割きなんてエグい真似はさぁ、梨子にはとても出来ないね」

梨子「花丸の身体が縦に真っ二つね!!!奇跡よ!!!!!」
0089名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:09:10.09ID:vpPOqxn4
そのドライバーは、まるで「キリ」のような形状をした、尖った先端ものもだった。

おそらく、貫通用のドライバーだろう。

ルビィ「これでピアス開けてあげようよ(笑)」

花丸「え……ピアス……?」

善子「ブス木田のくせにピアス?(笑)でもそれも面白そうだわ!」

花丸「いや!!やめるずら!!」ジタバタ

花丸「いや、お願い……やめるずら……」ポロポロ

ルビィ「暴れるなブス木田っ!!」ガンッ

花丸「痛いっ!!!」

善子「そのまま抑えててね」

花丸「やだぁああああ!!!!助けるずら!!誰か助けて!!!!」ポロポロ

花丸「いやぁああああああ!!!!!」
0090名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:11:05.82ID:vpPOqxn4
ズブブブブッ!!

花丸「―――!!?」

ルビィ「ぎゃははは!!!入った!!!」

花丸「いや……痛いぃいいいいいいいいい!!!!!!」ポロポロ

花丸「痛い!!!!痛い痛い痛い痛いずらっ!!!!!」ジタバタ

善子「ぎゃははははは!!!!最高よ!!ルビィ!!」

ルビィ「屠殺される豚みたいな悲鳴ね(笑)凛、もっとドライバー押し込んじゃいましょうよ」

善子「もちろん!」ぐりぐり

善子が手首をねじるごとに、花丸の耳たぶの肉は裂けていく。

そして、肉が裂けたあと、耳たぶからは考えられない量の、赤い血が出てきた。

何よりも、痛い。

いままでに経験した、どんなことよりも痛くて、花丸はさっきよりも激しく泣き叫んだ。

ルビィ、善子「あはははははははは!!!!!」
0092名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:15:47.12ID:vpPOqxn4
ルビィ「でも多分、少しは嫌な気持ちになると思う」

ルビィ「……悪いよね」

善子「別に普通なんじゃないの?」

ルビィ「え?」

善子「ブス丸の身体を縦に真っ二つすること」

ミリィッ

ミリミリミリ

バキバキバキ

花丸「!?!?!?!?」

善子「国木田花丸は五体引き裂かれて内蔵引き千切られて血反吐撒き散らしてのたうち回って死に晒せ!!!!!!!!!!!!!」

グワバアアアアア!!!!!!!!!!!!!

花丸「────」

ドッバシャアアアアアア!!!!!!!!!!!

ビチャビチャビチャ!!!!!!!

善子「こんな、腟内部から股割きなんてエグい真似はさぁ、ルビィにはとても出来ないね」

ルビィ「本当にブス丸の身体が縦に真っ二つになっちゃった!!!善子ちゃんすごい!!!!!」
0093名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:17:02.19ID:08np5mri
善子「私だったら、嫌ね」

善子(全力でぶち壊しにする)

善子(良いやつなんかじゃないって……)

善子(話をでっち上げてでもぶち壊すわ)

善子(ダイヤを渡すなんて、あり得ない)

善子「だから……」

花丸「でも、ダイヤさんの幸せだよ?」

花丸「善子ちゃんは、ダイヤさんに幸せになって欲しくないの?」

善子「決まってるでしょ」

善子「幸せになって欲しい」

善子(でもそれが、自分以外の誰かによるものなら)

善子(そんな、吐き気を催すことなら)

善子(………)

善子「査定は、厳しくいくわよ」
0094名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:18:42.75ID:vpPOqxn4
こうしてキャラdisを繰り返す国木田花丸は新幹線の通過する線路に首だけ出して埋められましたとさ
でも一撃で頭部が破砕することはないのでご安心を
新幹線の最低部のが花丸の頭頂部を一ミリ削る程度にしか、花丸の首は地上に出ていません
というか、地中で花丸に巻き付く装置によって、一ミリ削る程度にしか出さない仕組みです
そうやって新幹線が通る度に一ミリずつ花丸の頭部を削っていくのが、津島善子の組んだ処刑法なのです
昔あった、鋸挽きの刑に着想を得たらしいです

花丸「出して……出して……」ウワァァァァ

あっ、新幹線が通りました
こだまです
沼津に停まるものはないので、花丸の頭を高速度で削ります

花丸「ぎゃっ!!!!!!」プシャアアアッ

花丸の頭は既にハゲ散らかってしまいました
頭皮からも血が滲んでいます
でも辛いのはここからです
新幹線が通る度、頭皮は削られ頭蓋も割って、脳漿を少しずつ抉っていくのですから
富士山が見える絶景なのに、線路は凄惨ですね

♪おわり♪
0095名無しで叶える物語(茸)
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2019/04/10(水) 19:28:41.42ID:vpPOqxn4
おいw国木田花丸とかいう豚がウンコ食ってるぞwww
汚ねえええええええええwwwwwwww
0097名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/10(水) 19:34:09.13ID:vpPOqxn4
次のセンターはこの醜顔デブス国木田花丸か
PVは国木田花丸が屠殺されるシーンノーカットだからな
ご丁寧に生きたまま頸動脈を切って血抜きをするシーンからスタートだぞ
ファンはありがたく買ってやれよ
0099名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2019/04/10(水) 20:02:08.55ID:08np5mri
花丸「そっか」ニコッ

花丸「善子ちゃんの査定は厳しそうずらね」

ルビィ「その前にお姉ちゃんが気に入る人いるかなぁ……」

ルビィ「お姉ちゃん結構厳しいから……」

花丸「確かに自分に厳しく他人に厳しくだもんね」

花丸「黒澤家に関わるなら尚更」

花丸「ダイヤさんが男の人だったら」

花丸「もう少し……普通だったのかな」

善子「さぁ?」

善子「ダイヤはダイヤなんじゃないの?」

善子「厳しさの度合いに違いはあるだろうけど」

善子「厳しいのは変わらないんじゃない?」

花丸「それはそうだけど――あっ」

善子(お店の人のお見えになりました。という合図で黙る)

善子(ダイヤと、どこかの男)

善子(消して許すことの出来ないお見合いが、始まった)
0101名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/04/10(水) 21:07:08.87ID:fsQN/tPG
善子(ダイヤたちが連れて行かれた客間が見える別の客間)

善子(そこを待機室として借り、バレないように覗く)

善子(ダイヤの親と、ダイヤ)

善子(相手の親と……)

善子「うわ……何あの優男」

花丸「どっちの意味?」

善子「悪い意味に決まってるでしょ」

善子「……なんていうか、亭主関白っぽい」

ルビィ「そうかなぁ?」

ルビィ「優しそうに見えるけど」

善子「そういうやつに限って、お前は従ってればいいとか言い出すのよ」

善子「特に、ダイヤは厳しいから」

善子「逆上したりすんのよ」
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