海未「今日は、黛敏郎の『10個の楽器のためのディヴェルティメント』を分析しましょう」
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音楽室
海未・花陽「〜!〜〜♪」キャッキャッ
花陽「あ、もう16:00!」
海未「何か用事があるのですか?」
花陽「うん、ちょっと歯医者さんの予約があって…」
海未「そうですか。では、また明日」
花陽「うん、またお話しようね!バイバーイ」
タッタッタッタッ ガチャッ バタン
海未「花陽と音楽のお話をするのは楽しいですね」
海未「花陽がバッハに詳しいと聞いた時はビックリしました」
海未「趣味があう相手と深く語り合っていると、何か相手がとても魅力的に見えてきて、好きになってしまうんですよね……いや、恋愛感情とかじゃないんですが…!///」
海未「…さて、今日も音楽の勉強をしますかね」
海未「今日は、黛敏郎の『10個の楽器のためのディヴェルティメント』を分析しましょう」 海未「黛敏郎といえば、題名のない音楽会の初代司会者として有名な、昭和日本を代表する作曲家の1人ですね」
海未「ルンバラプソディ、トーンプレロマス55、舞楽、涅槃交響曲……」
海未「どれも爆発的とさえいえるエネルギーに満ち溢れていて、日本人の魂が炸裂しており、日舞を嗜む大和撫子の私としては、圧巻ですね」
海未「また、当時はまだ殆ど使われていなかったトーンクラスターを取り入れたり、オケに積極的に和楽器やサックスを使用したり、実に前衛的で創造的な作品に満ちています」
海未「でも、私イチオシのこの作品は、これら鉄板曲ではなく、少しマイナーな楽曲になります」
海未「『10個の楽器のためのディヴェルティメント』は、彼の東京音楽学校時代の卒業作品だそうです」
海未「この曲の卓越した作曲技術で、彼は作曲の才能を認められ、鮮烈なデビューを飾ったそうですね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています