0001名無しで叶える物語(やわらか銀行)
2019/01/28(月) 18:03:15.23ID:pqopAb1E「……くっくっくっ、久しぶりに外に出られたわ。この小娘は意思が強すぎて困るわね(笑」
などと乱暴な口調で叫んだりしていました。
ある日、夕食の時に「蒼玉」が出たことがあります。
突然おかずのハンバーグを手掴みでムシャムシャと食べ始めて、「久々の飯だわ(笑」と言いました。
食べ物関係のジョークを一切許さないお母さんが、蒼玉の頭にゲンコツ振り落とすと蒼玉は涙目になっておとなしくなりました。
それ以来、食事時に蒼玉が出たことは無いです。
そして別人格とやらは、ルビィが高校に入った辺りでパタリと出なくなりました。 大学生になった姉にその頃のことを尋ねたら、もう演じる必要がないのですわ…逢えましたからねと言って枕を涙で濡らしていました。