0698名無しで叶える物語(たこやき)
2019/01/12(土) 22:22:22.51ID:3sJDVsr0え、え……え?
「なんか周り見てるっていうか? いきなり態度変えてさ、私たちの話聞いてたんじゃね?ってww」
「そうなんですよねww」
「なんかあからさまに、私らになんも言われないように態度変えてきましたもんね」
「喋ってても黙っててもウザいって最悪だわww」
え────
これでも、ダメ……なの?
じゃあ、じゃあ私……どうしたらいいの……?
私、分からない。
わからないよ────たすけて、だれか。
もう、わたし、どうやってがんばればいいかわからない────
・・・
千歌「……今まで、お世話になりました。ありがとうございました」
私は1年半で、その会社を辞めた。
ある程度貯金ができるまで、それだけは我慢して続けた。
でも目標金額の目処がついたから、だから、辞めた。
もう誰も信じられなくて、ここには、いられなかった。
ううん、本当ならすぐにでも辞めたかったけど……これなら、まだがんばれた方だよね。
でも、これからはひとりで生きていかなくちゃいけない。
辞めるときに、大学の同期とも少し揉めてしまって……地元じゃない場所で、私にはもう頼る相手はいない。