穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ！」
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深夜の秋葉原,大通りから２，３本外れた裏路地。 その瞬間、違和感を感じた猫女は即座に身を引くが 「…無駄足だったわね」 …しばらくすると今まで降っていた大量の雨粒が段々とその数を減らしていき、 「あーそんな顔せんといてよ。止めるっていうまでうちは協力するから、死なんといてな？」 第1話「叶え！私たちの夢──」 海未「あの事件のことですか…こんどは秋葉原で起きたらしいですね」 ことり「なんでそう思ったの？」 海未「度々いってますがスポーツ、武道に能力を使ったことはありません」 穂乃果「事件？事件？」 ことり「ことりも今知ったばかりで詳しいことはわからないの…」 希「こんにちは」 穂乃果「ただいまー…」 雪穂「そうかなー」 穂乃果「…ところで今見てるの何？」 穂乃果「あっ…スマホかな」 穂乃果「…理由があってさ、それを止めれば廃校中止あり得るんだよね？」 雪穂「ねぇ、いつからお姉ちゃんは陰謀論者になったの？あの理事長さんがそんなことするわけないじゃん」 雪穂「…聞いてる？」ﾁﾗ ──────── ─────What’cha do what’cha do? ？？「うっるさいわねー！」 穂乃果「え？ま、まぁ」（アルミホイル頭に被ってたんだね…この人…） 穂乃果「…？」 ？？「でも、よく考えて…音ノ木が廃校になるわよね？」 第2話「能力者を見つけよう！」 穂乃果「…う～ん、ってそれより廃校する理由がわかったんだよ！」 海未「…はい？」 海未「はぁ…一応聞いてあげますが、根拠は？」 ことり「UTXは生徒少なくてもやっていけそうだしね…」 海未「フフっ…」 ことり（まぁ予想はしてたけど） 親鳥「それだけですか？出口はあちらですから」 ことり「ピリピリしてるのは少しストレス溜まっちゃってるのかも」 穂乃果「いつか教えてくれるって言ったって、その時には色々手遅れかもしれないじゃん」 穂乃果「ことりちゃん忘れてるかも知れないけど、穂乃果はその人が能力者かどうか分かるんだ」 海未「初対面の人に協力するとは思えませんが」 穂乃果（うーん、とりあえず校舎を歩き回ってみたけど） 穂乃果「ピアノの綺麗な音～」 真姫「で、なんの用？」 矢澤は毒電波から頭を守ってるの？ 穂乃果「廃校の阻止」 真姫「///う～、…まぁ見せてあげるわよ」 真姫「…そういうものなのかしら、ちなみにあなたは？」 穂乃果「うーん、見せた方が早いかな？」 穂乃果「どう？」 穂乃果「そっかー、じゃあまた決まったら教えてくれる？」 真姫「え…まぁそれぐらいね、他に思い当たる節が無いならあたってみるのもいいんじゃない？」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 真姫「うっ、友達くらいいるわよ…今日は先輩の友達が増えたの」 真姫パパ「おお、真姫おかえり」 真姫パパ「少し聞こえちゃってな」 ____________________________ 戦闘シーン、地の文は悪くないが ことり（なにもないなぁ） ことり「ちょっとハサミ借りようと思って」ﾊﾊ ことり「わかった待ってるねっ」ﾊﾞﾀﾝ ──────ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ 親鳥「でも、私にそんな事を決める権限は…しかも急すぎます。理由もなんて言えば……」 >>60 第3話「ファーストコンタクト」 ことり「まぁ見つかったんだし良いんじゃないかなぁ？」 海未「それは少し早計ではありませんか？たまたまその紙を捨てたと言うことも」 穂乃果「今日は昨日真姫ちゃんに聞いた子を探しに行こうかなー」 ？「はっはい、なんですか」 ？？「かよちんに話しかけないで頂けますか？」 穂乃果「能力者かもしれないって」 凛「うー、…じゃああなたの方から言ってくれたら教えてあげる」 凛「うーん、じゃあ言うしかないね、凛は高速で移動できるんだ」 穂乃果「じゃあ、この学校が廃校になるのは知ってるよね？」 凛「っていうか、なんで凛たちが協力しなくちゃいけないの？」 穂乃果「おおーっ、じゃあ協力してくれるかな？」 穂乃果「……よしっ！じゃあ、穂乃果が二人を守る！だからきょうりょくして！！」 穂乃果「内容は？」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 海未（4年ほど前でしたね、 ） そう…海未が弦を放すと、今まで張り詰めていた弓と弦がもとの長さに戻ろうとし、矢に力がかかる。 海未（穂乃果やことりには能力を武道などには使っていない、と言いましたがそれは公の場での話です） 海未「……あれ」ｸﾞｸﾞｯ 海未（次はいつも通り普通に射ましょうか） 『能力関係ないんじゃないかな～』 海未（全く…注意しましょう）ｶﾀﾝ 海未「園田海未です。こんにちはって言うか、もう少し声量落としてください。うるさいですよ」 海未「…いいじゃないですか、内容は？」 花陽「なるほど、それならいいかもしれませんね」 海未「もう少し人目がなくなってからやりましょうか」 海未「ことりは来てませんが…私で良ければそろそろ始めませんか？」（これ以上暗くなっては） 凛「かよちんどうする？」 穂乃果（ZZZ…） ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 花陽「…」 海未「ぐっ」ﾄﾞｽっ 海未「」ｸﾞｯ そのまま、スピードを落とさずに…外へ…… 凛「じゃあもう一回行くよっ！」 …このまま攻撃出来ないままでは……円の外沿いを回りながら進んで回避しても、いつかは当たって負けてしまいます。 凛「」ｼｭﾝｯ 凛「」ｼｭﾝｯ 凛「」ｼｭﾝｯ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 花陽「多分、同じクラスの西木野さんじゃないかな？」 真姫「良くわからなかったけど、まぁすぐいなくなったから大丈夫なんじゃない？」 穂乃果「あっそうだった」ﾊﾊ ことり「おくれてごめーんっ」ﾔﾝﾔﾝ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 穂乃果「…そうだっ、とりあえず部活申請！」 穂乃果「あっ…でもあの生徒会長かぁ」 海未「何か用事ですか？」 ことり「あの…生徒会長さんは廃校の理由とかわかったりするんですか？」 絵里「そうよ、私も行こうと思ったんだけど…その日に生徒会の会議が入っちゃって行けないの、だから代わりに行ってみないかって」 穂乃果「よしっじゃあ一年生も誘って皆で行こう！！」 絵里「…ふぅ」 絵里「ああ、今話してたこと？」 絵里「どういう意味？」 ここまで読んでくれたの 乙 単発茸は相手にせん方がいいぞss作者のやる気削ぎに来てるだけっぽい 1レス読んだだけでコイツ文章力ないなと分かる 第4話「学園訪問」 UTX学園、別館校門前へと来た一行。 海未「穂乃果、こちらですよ」 ことり「これは学食紹介だねっ」 穂乃果「イチゴパン？最高だよっ！」 海未「あの角を右ですね」 海未「遅れなくて良かったです」 そうこうしているうちに頭上のライトが消え、天井の光が差し込んでいる窓ガラスに暗いカーテンがかかる。光を遮断して暗くなった会場にステージのスポットライトが点いて明るくなり、その壇上に一人の学園の代表者らしき生徒が姿をあらわす。 そして話が中盤を過ぎたかという頃。 突如、穂乃果のいる辺りが明るくなる。 壇上の人「すいません、天窓が割れてるようですね。もし、ガラスが落ちてきた方がいらっ そして次はステージ近くの席、前列に座る人から数人かがめくり上がる様に上空へ二メートルほど投げ出され、地面へと鈍い音をたてて落ちる。 海未「早く逃げましょう！」ﾀﾞｯ 海未「これは……後ろへと下がってください！」ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ 海未「やっと出れましたか」ﾌｩ 海未「出られましたか」 海未は能力を発動、薄暗い中もう一度周りを見渡し周囲の状況を確認。 疑問に思っていると急激な風の流れを感じて思わず伏せ、刹那、頭上を鋭利な物が掠める感覚。 そこへ海未は続けざまに肩に殴られたような感触。 一方穂乃果、なにも考えずにステージ近くへ突撃し、相手と二メートルほどの距離になったところで。 二つともオーバーオールのようなものを着ており、胸の辺りが少し膨らんでいる。 もう片方の衝撃波は穂乃果の目標とは全く別の方向へと向かい、壁に当たって亀裂を作る。 穂乃果「針？」 穂乃果（うーん…） 穂乃果「…今だっ」 海未は未だ透明人間との駆け引きを行っていた。 第5話「まきりんぱな」 真姫「…なるほど、最近物騒ね。ちょっと私の後ろに来て」 真姫「…なるほど、最近物騒ね。ちょっと私の後ろに来て」 海未（火事になりませんかね…） 海未「気をつけて下さい、能力者がいますよ」 凛「凛の出番にゃ！」 花陽「そこですっ」 凛の早さに反応できなかった相手は気を失い能力が切れたのか、倒れた体勢のままじんわりと姿を現した。 ─── 三つ並んだ長方形のロッカー、一番右にあるのが彼女に割り当てられているもの。 今日は学校説明会等、他にも案件があったらしく学院にいる英玲奈の他にメンバーはおらず、廊下は彼女自身の足音のみが聞こえる。 英玲奈「…こんな時に」 「あのウェーブがかった女はどこ？」 英玲奈「ふむ……だが、お前に助けを懇願するほどではない」 英玲奈「」ﾊﾟｼｯ 英玲奈「行くぞ…」ﾌｯ 英玲奈「フ…」 …にゃ… 花陽「ステージの前で寝てましたよ」 英玲奈「…申し訳ないが、穂乃果？君からも話を聞かせてくれないか？」 穂乃果「そういう事なら…」 穂乃果「…？いやアイドルグループがなんで？」 絵里「それで学校説明会はどうだった？」 海未（騒ぎをあまり公表したくないのは分かります。しかし、目撃者はかなりいたように思うのですが…処理しきれるのでしょうか） 名前だけ出てきたesat heartがピックアップされてる 海未「穂乃果、そういってるんですから」 書くからにはある程度のバトル書いてたいんだけど、どう？自分だと分かんない。良かったら教えて 今日は学校説明会等、他にも案件があったらしく学院にいる英玲奈の他にメンバーはおらず、廊下には彼女自身の足音のみが響いていた。 仮面女は英玲奈の首に後ろから手を回し、もう一方の余った手は脇にさした刀に触れようとしていた英玲奈の手首を掴む。 英玲奈「もしかしてこのタイミングを狙ったのか？」 「質問に質問で返すのはNGよ」 不味いな… その些細な変化を英玲奈は見抜き、一瞬の動揺をいかして仮面女の胴を肘で付く。 英玲奈「行くぞ…」 英玲奈の刀は降りおろしたままの状態であり、ナイフが迫っているのにその本人は気付ききれていない。その為、ナイフが突き刺さるのは明白。 そして英玲奈は相手が空ぶったのを確認した後、振り落とされた状態のままの刀の柄を縦に引き上げ、ナイフを持った手首を打つ。 なんか時間あったから書き直してみた、こっちのが良いかな 穂乃果たちのストーリー、会話が読みたいから戦闘シーン力入れたかったら入れてほしい >>207 ‐212 >>211 第5話「にこ糖質」 海未「そんな部活動があるんですか」 海未「他の三人も呼びに行きしょうか」 海未「まぁ言った事は仕方ないですからね」 穂乃果「どうやって使うの？」 真姫「パパにまた聞いてみるわね」 ことり「なんかちょっぴり怖いかも」 穂乃果が勢い良く扉を開ける！すると部室の天井と壁一面にアルミホイルが貼り付けられており、光が反射してギラギラと光っていた。 ？？「いくら世界を支配しているからって、いきなり部屋を開けるのはどうなのかしら？」 ？？「とぼけてんじゃないわよ！あんたたちのやり口はわかってるんだからねっ！？」ﾊﾞﾝｯ 『にこっ』 『まてー』ﾀｯﾀｯ 『知ったかぶりしても無駄なんだから！』 ？？「でもね、あんたたち甘いわよ」 真姫「ここら辺は能力者多いわね」 花陽「あの～」 ことり「ポスター？」 真姫「アイドル好きなの？」 穂乃果「固いよ～海未ちゃん」 ＿＿＿＿ 穂乃果「読んで見たけど、途切れた前日はアイドルのライブ行ってたっぽいね」 花陽「なるほど、アライズですか分かります！」 ×月13日 真姫「ぶっ…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ 海未「あの、恐れながら日誌を拝見させて頂いていたのですが、にこ先輩に何が？」 希「せやな、…昔にこっちは、ここにも書いてあるようにアイドルを目指したり、追っかけをしてたんや」 花陽「そんな事が…」 真姫「……うーん、それ軽度の統合失調症になっちゃってるのかも…」 ことり「たしかに色々アイドルの追っかけとか、出待ちもしてたみたいだし」 穂乃果「おおっ、良いね！」 ───── 凛「電磁攻撃から身を守るためにゃ」ﾋﾞｼｯ にこ「もちろんよっ悪の組織だったの、おそらく影でフリーメイソンと繋がっているわ」 にこ「っとついたわね、あれ。あの扉に張ってたアルミホイルは？」 部室内は昨日のようなまがまがしさはなく、華やかな雰囲気を醸し出す。 穂乃果「…アイドル、好きなんですよね？」 ことり「こんなにアイドルのポスターが張ってあって…」 にこ「…でもっ」 穂乃果「だから、私たちをアイドル研究部に入部させてくださいっ！！！！」 にこ「でも、本当にいいの？」 にこ「………ﾌｯ…まぁ悪くないわね」 【生徒会室】 次からは雑談も交えながらのバトル回に入ります。展開とか能力で質問あったら答えます。 第6話「相手は誰だ？」前編 真姫「誰か捕まえちゃう？」ﾊﾟﾝｻｰ にこ「…今、会場を調べるから待ってて」ｶﾀｶﾀ 花陽「ビルの中ですね…」 真姫「そうよ、それと私にGPSのお守りもくれたの」ﾌﾌﾝ 真姫が取り出したそのグローブは下地が黒色の化学繊維で作られており、 真姫「はいこれ、海未にあげる」 海未「恩に着ます、真姫」 穂乃果「穂乃果、それまで何してよう？」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 彼女らが制服のまま、たっている場所はロビー、そこはライブが始まるまでの待機場所である。 一同はロビー内の壁際にある、布で覆われた円柱状の椅子へと並んで腰をかける。 海未「…もしかしてこの前の定期試験の事ですかね？」 真姫「そういう物なのかしらね」 海未「」👀 花陽「だんだん私にも聞こえて来ましたっ」 ことり「有事じゃないといいけど…」 真姫「一人じゃ危ないわ、私も行ってあげる。待つのも疲れたし」 花陽「わかった、皆が来るもんね」 花陽「私達の事は気にしなくてもいいよ」 ことり「気を付けてね」 ことり「そうだよね、今はARISEかなり人気だしね」 ことり「そうなんだ～海未ちゃんもｎ────── ザッ ことり「海未ちゃんたち頑張ってるんだし、私たちもここで待ってないと」 花陽「見つかったら連れ出されちゃいますっ」 海未と真姫の二人は各階を確認し、歓談しながら階段を上へ上へと駆け上がっていく。 真姫「あれ、海未の能力ってなんだっけ？」 真姫「いい調子だわ」 真姫「何？……ハァ…案の定、見つけちゃったわね、行きましょ」ﾃｸﾃｸ 真姫「結構ぬれるものね…これ、止まらないの？」ﾋﾟﾁｬ 海未「…いや、奥にいますよ」 「」 真姫「やるしか無いんじゃない？」 _______ それに対して、仮面女は一撃目の炎を手で殺し、 真姫「ごめん…ちょっと休ませて…」 海未「それは…？」 http://tinyangel.jog.client.jp/Arm/Partisan.html 海未「……」ﾌﾞﾝ 海未はその行動を持ち前の反射神経を活かし、刀剣でいなす。 パソコンや書類が並ぶ中、 海未「…」ﾌﾞｩﾝ 「…」ﾋｮｲ 海未の木刀からの圧力に耐えきれず、ペットボトルが内容物を吹き出す。 海未(冷、顔全体の感覚が有りませんっ)ﾊﾟｷﾊﾟｷ 海未は蹴られた勢いで、手足を前に向けながら、 第7話「相手は誰だ？」中編 真姫「…」 そのあとすぐさま真姫のムチによる連撃。 真姫「ふっ」ﾌﾞﾝｯ 真姫「何よそ見してんのよっ！」 真姫「…は？」ｼｭﾙｯ 「…」ﾀﾞｯ ことり「私たち以外、お客さん全員避難したっぽいね」 英玲奈「本部に連絡はしたんだから、でしゃばる必要はない」 花陽（二人とも能力者だったんですかっ！？）ｶﾞﾀｯ あんじゅ「椅子の所、見てくるわね」ﾄｺ 英玲奈「一応見といてくれ」 英玲奈「…おい！」 あんじゅ「相変わらずロボットみたいに堅物ねエレナは」 花陽（死ぬかとおもった…） 花陽「ありえるかも…」 ことり「…う……ち…」ﾊﾟｸﾊﾟｸ 階段へと急いで、駆け下りていく二人 穂乃果「おおっ！ことりちゃん、花陽ちゃんっ来たよっ！」ﾊﾞｯ にこ「…なにかあったわね」 ────浮遊感 ──────バァンｯ （不穏な空気です。起き上がらないと） 海未「！…」 花陽「落ちてくるのが見えて、来ました」 海未「ここに来た時は霧なんて有りませんでしたよね、それに今の時間帯にも場所的にもかなり不自然」 真姫「…クッ」 「……二人会ったわ、一人はビルから外に蹴飛ばしてやったけど」 にこ、穂乃果よりも速く移動できる凛は、ことぱな の話を聞いてからは全力疾走。二人よりも速く目的の二人がいるはずの階へと足を踏み入れた。 「お仲間かしら？」 真姫「凛…あまりスピードは出しすぎないで…」 攻撃に当たらない為と様子を見るために、距離を取る凛。 「…」ｸﾞｸﾞ… 凛「このっ」ﾊﾞｯ まだ纏まった分量書けてないんで、今日は読み直して、少し改良したのを。 にこ、穂乃果よりも速く移動できる凛は、ことぱな の話を聞いてからは全力疾走。 「お仲間かしら？」 真姫「凛…あまりスピードは出しすぎないでね…」 凛「…にゃ」ｼﾞﾘ… 「…」ｸﾞｸﾞ… 凛「このっ」ﾊﾞｯ >>354 訂正 第8話「相手は誰だ？」後編 車の上で横の状態になっていた海未は、ことり、花陽の肩へと両腕を回して場所を移動しようと動き出していた。 ことり「ねぇ…あそこになんか高くて白いのが見えない？動いてるような」 花陽「あっちの方向に行ってきます」 海未「………耐性ですか…無理しないで下さいね、」 ことり「先もあい変わらず見えないし」 海未「…ことりといれば、あんな傷大したことありません」 二人が歩いていく中、ことりはついと前方へ目を凝らした。 海未「ことりのことですか？」 「えー、うち痛い事とか嫌いなんよ」 「帰れるん？」 海未「…まぁ、動けますよ」 海未「では…」 海未「消えた？」 海未（…五感上昇） そこへ海未は突いた体勢のまま、刀を横に薙ぎ払い、女の横腹に当て、 （答えるわけないやろ。まぁ逃げてもいいんやけどね。本来の目的やないし…） 海未「…」ｼﾞ 海未「……」 ことり「そんなの知らないっ」 「…たまたま霧展開しとったからよかったものの、なかったらやられ───── 花陽「…じゃあ、もう一人女の子近くにいまたと思うんですけどその子は助けないんですか？」 「どうやろなぁ？」 花陽が後ろへ転倒するだろうとおもい、 「どんな能力なん？」 「いいから、いいから」 「そうそう、で。うちらとあんたらの目的は多分同じ方向を向いてる気がするんよ」 花陽「…分かってくれるならいいです」 花陽「…えっ？会うんですか？」 にこ「ちょっとまちなさいっ穂乃果。行きすぎ、多分ここの階よ」 穂乃果が扉を開けると真姫が壁際に屈んで、何やら足に手を当てていた。 にこ「わかったわ」 穂乃果「ここを左に曲がったっぽいね」 穂乃果「私も聞こえたよ、近くにいる？」 穂乃果「凛ちゃーんっ何かあったの？」ｵｰｲ 穂乃果「どう言うこと？」 穂乃果「凛ちゃん大丈夫？」 穂乃果「どう？……あっ…」 にこ「凛が氷で動けなくなっちゃったの、溶かしてあげて」 凛「そういうのいいにゃ」 穂乃果「どんな人だったの？」 凛「それは分からないなー、でもまだいるかも」 真姫「便器に手突っ込むなんてね…」 真姫「ここ作られたの最近みたいだし、新品同然でしょ」 にこ「凛が仮面つけた女って言ってたけど、かなりイタくない？」 穂乃果「じゃあ、さっき来た道行ってみない？」 第9話「相手は誰だ？」終編 https://i.imgur.com/K0fJ5kO.jpg 外の様子が見えるガラス壁を後にして颯とほのにこに振り返る女、仮面の中の瞳が二人を捉える。 「…」ｸﾙ… 女は逃走経路をふさがれ、少しだけ狼狽えるような様子を見せた。 仮面の女がほのにこに体を向けながら右手に、先ほど穂乃果に通過を阻まれた通路を通りすぎる。 「…」ｻ にこ2「こっちもいるわよっ」ﾀﾞｯ にこ「もらったっ！」ﾌﾞﾝｯ にこ「穂乃果、UTXについて何か知ってるのかも」 そこでにこが女に問いかける。 にこ「…」ﾄ… しかし、 穂乃果「えいっ」ﾌﾞﾝ にこを振り払った女は後ろの窓壁に向き直り、そちらへ一気に駆け出し、 にこの耳に、ガラスが割れる音が聞こえ、 そして、にこは穂乃果を掴んだ「にこ2」の腰辺りをつかみ、 にこ2に足を捕まれながら、空中で頭を下にして、ビルの側面で宙ぶらりんになる穂乃果。 そうこうしているうちにずりずりと、にこは窓の外側へと吸い寄せられていく。 にこ「…真姫と凛が来てくれれば、」 にこ（まずいわね、掴む力も段々なくなって来たし。っていうか真姫と凛早く来なさいよ） すると先ほど現れたにこは二人がきた道を戻り、真姫、凛がいるトイレの方に急いで向かった。 にこ「…今凛と真姫呼びいってるから、もうちょっと待ってて」 にこ「いいわ、教えてあげる。」 穂乃果「それならわかるかも…」 ─────── 凛「今日はもう疲れちゃったよー」 「…もう今日はクタクタや、」 「…今日な、あの状況で理事長の娘と会ったんよ」 「…ちょっとこれからの行動がやりづらくなりそう」 「そんな気がするって…」 「今まで通りの私たちのやり方で問題無いわ」 ───────── 真姫「それにしても、ここの階段。長いわね…」 「ああ、こういうものだ」ｽ 【ビル一階】 穂乃果「あとさ、今日会ったあの仮面の女の人会ったことあるような気がするんだけど」 凛「確かに金髪だったにゃ」 ことり「分かりやすいね」 にこ「じゃあ、明日会いに行きましょ」 真姫パパ『能力者関係で何かあったらしいが』 真姫「まぁまとめると大丈夫か？って内容ね」 翌日 異能力のみ使うバトルじゃなくて、それを活かしたバトルの方が個人的には好きです。 ＼ さいごのガラスをぶち破れ～ ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ / ） ／￣￣￣￣￣￣￣ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
